「ふみゅ…ふぁぁ…」
俺のベッドの上で、俺は大きな欠伸をする。
時計を確認する。時間は…3時15分。
「起きるのが早すぎたなぁ…かといって二度寝したんじゃ練習に間に合わないだろうし…」
こんな時は、軽く素振りでもするか、そんなことを思ったとき。
「ふふふ…可愛い欠伸でしたよ、小波さん!」
「ああ、自分でも気にはなるんだけどどうしようもないし…
 ってアカネ!?どうしてそんなところに!」
可愛らしい笑顔を浮かべた女の子が、窓の外にいた。
「おはようございまーす!小波さーん!」
「…まずはなぜそこにいるのかを、簡潔に教えてくれ。」
「あうう。アカネの愛のあいさつがスルーされました。悲しいです。」
「分かった分かった。はい、おはよう。それで、もう一度聞くが。
 …なぜ、ここにいるんだ?」
「はい!実はですね、アカネハウス11号がいつの間にかなくなってたんです!
 風の噂によると、金髪のお嬢様のような人がアカネハウスをじーっと見ていたらしいのです!」
…冬子さん。またやったんですか。
「…はぁ。もういい。それで、家がなくなったからここに来たって言うのか?」
「はい!小波さんの寮に泊めてもらって、あわよくばあんなことやこんなことを…」
「まぁ、迷うことなく俺の寮に訪ねて来てくれたのは嬉しいな。うん。」
「あうう。またですか…」
「それで、もう一つ聞きたいことがあるんだが…」
「なんですか?」
そして俺は、最も疑問に思っていたことを尋ねた。
「…その猫耳は、いったい何だ?」



「ああ、これですか?
 最近流行の、コスプレです!」
「………」
「どう思います?」
「あ…いや、可愛いとは思うぞ?うん。」
「そうですか!良かったです!」
うん。可愛いと思うだけだ。猫耳が好きなわけじゃない。うん。
…嘘じゃないぞ!
「よく見たらしっぽもつけてるのか。
 …なんでコスプレなんかしてるんだ?」
「ふふふ。実はこの前リンお姉さんに教えてもらったのですよ!
 小波さんは、猫のコスプレが好きだと!」
「な…っ!?」
あいつ、余計なことを…
この前無理やりつけさせたからか?それで怒ってるのか?
「…で?」
「え?」
「俺の好きなコスプレをして、なにを企んでるのかっていうことだ。」
「たっ、企んでなんかないです。
 ただ、小波さんとあんなことやこんなことを…」
「それを企んでるって言うんだ!まったく…」
そろそろヤバい。俺の理性がヤバい。
だけど顔には出さない。これがCCRで鍛えた精神力だ。


「なあ、アカネ。」
「なんですか?」
…ふう。こいつももう高校生じゃないし、もう何度もやってるし。
…我慢しなくても、いいよな。
そう思った俺は、アカネをベッドに押し倒した。
「ひゃぁっ!小波さん!?」
「アカネ…もう俺、我慢できないよ。
 …していいか?」
「…はい。それに、アカネはその為に来たんですから…」
「…そうか。分かった。」
それだけ言うと、俺はアカネの服を脱がし始める。
上着とシャツを脱がすと、アカネの可愛らしい胸が露わになった。
「…ブラ、着けてないのか?」
「あ、はい。アカネハウスに置きっぱなしだったので…」
…冬子さん。中くらい確認させてあげてください。
そう思いながら、俺はアカネの胸を揉み始める。
「はぁ…ふぁ…やっぱり上手いですね…」
「そうか?」
まあ、俺いつも饅頭かあんまん食べるし。実は甘党なんです。
「ふっ…んんっ!し、下も…お願いします…」
「ああ…」
次はアカネのスカートを脱が…さず、パンツだけを脱がせる。
この方が俺にはいい。
まずは、指で擦っていく。
「はぁ…はぁ…小波さん…もっと…」
次に、指を中に入れて、ゆっくり出し入れする。
「ひゃぁっ!んっ!はっ!ふぁぁっ!」
とどめに、全力で指を動かす。
「んぁぁぁっ!こっ、小波さん…もう…ふぁぁぁぁぁっ!!!」
指が強く締め付けられる。どうやらイったようだ。
「…大丈夫か?」
「は…はい…」
ずいぶん疲れてるようだ。少し激しくしすぎたらしい。
「小波さぁん…そろそろ…お願いします…」
「いや、もう少し休んでからの方が…」
「…お願いしますにゃん☆」
「…よし、分かった。」
…決して俺は変態じゃない!…と思う。



俺は、少しずつモノをアカネに入れていく。
「ふぁっ…はぁ、はぁ、はぁ…」
「動くぞ、アカネ。」
それだけ言うと、俺は動き始めた。
「んあっ!はぁっ!ひっ!ひぅっ!あぁっ!」
「はっ!くぅっ!どっ、どうだ、アカネ…!」
「はぁっ!き、気持ちいい、ですっ!んぁっ!」
「そう、か…!」
さらに俺は、動きを速める。
「小波さん、また…っ!」
「ああ、俺もだ…っ!」
「ふぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「くっ、くぁっ!」
俺たちは同時に果てた。

そして数分後。
俺はアカネと、自分のベッドの上で休んでいた。
「小波さん!」
「ん?」
「もう一回しましょうよ!」
「いや、でも、俺これから練習だし…」
「…もう一回したいにゃあ☆」
「OK。やろうか。」
俺は再び、アカネを押し倒した。

…変態じゃないぞ!…きっと!

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