432 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:27:16 ID:5WNiIdQU
433 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:28:14 ID:5WNiIdQU
434 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:29:12 ID:5WNiIdQU
435 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:30:11 ID:5WNiIdQU
436 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:30:52 ID:5WNiIdQU
437 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:31:53 ID:5WNiIdQU
438 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:33:16 ID:5WNiIdQU
439 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:36:00 ID:5WNiIdQU
440 名前:なのはさんの、ほんとのところ [sage] 投稿日:2009/06/29(月) 01:36:59 ID:5WNiIdQU

 その手のことには疎く、恋愛事についてはまったく呆れた朴念仁っぷり。
 親友達による高町なのはの評価は、だいたいそんな感じである。
 小学4年生にもなるとその辺りのことについて好奇心を持ち始める年頃であり、なのは達仲良し5人組も例外ではない。
もっとも、彼女達の間でその手の話題が出るようになったきっかけは、フェイトが偶然にもクロノとエイミィの濃厚な
キスシーンを目撃してしまい、それについてうっかり口を滑らせたのが原因だったりするのだが。
 それはともかくとして、仲良し5人組の中でそっち方面の話について、もっとも疎いのはなのはである、
“ということになっている”。
「なぁなぁ、なのはちゃん」
「なぁに、はやてちゃん」
「なのはちゃんって、好きな男の子とかいないん?」
「好きな男の子? いるよー、ユーノくんとー、クロノくんとー、ええと、お兄ちゃんとお父さんは……あはは、もう男の子
って年じゃないよねー」
「や、そーゆー意味やなくて……」
 だの、
「ねぇ、なのは」
「なぁに、アリサちゃん」
「結局さ、あんたとユーノってどうなってんの?」
「どうなってる、って?」
「だーっ、もう! ユーノのことどう思ってんの、って聞いてるのよーっ!」
「いたっ、いたいよアリサちゃんっ。うう……どう、って、ユーノくんは大事なお友達だよ?」
「……なんかこう、ユーノが不憫になってくるわ……」
 だの、いつもそんな感じで、無邪気な笑顔を振りまきながらしれっと言っているものだから、親友達による高町なのは評が
そんな形になるのも、無理からぬことではあった。

 ☆☆☆

「えへへぇ……」
 自室のベッドの上、なのはは身体を丸めて締まりのない笑みを浮かべていた。
 胸に抱くのは、自作のフェレットさん人形である。当然モデルはユーノだった。粗も見受けられるが、誰に助けを請うでもなく、
1人で作ったということを考えれば十分以上の出来であった。
「ユーノくん、ユーノくん、ユーノくん、ユーノくん、ユーノくん……今度はユーノくんの等身大抱き枕でも作っちゃおうかなぁ」
 人間バージョンの。作るのは大変だろうけど、完成の暁には最高の安眠を提供してくれるに違いない。フェレットさん人形に
すりすりと頬ずりしながら、なのははその光景を夢想する。
「……んー、大きすぎて隠せないかも」
 夢想の結果、いささか無理があることが判明する。
 それに、フェレットの人形ならともかく、抱き枕では誤魔化しきれないだろう。誤魔化す必要なんてないのかもしれないけれど、
それでも今はまだ、隠しておきたい想いがある。
 高町なのはにとって、ユーノ・スクライアという少年は、友達を通り越してすでに心の恋人、否、心の旦那様と言っても
過言ではない存在だった。要するに、
「ユーノくん、だい、だい、だ〜いすきっ!」
 ということである。
 着替えは見られたし一緒にお風呂にも入っちゃったし、挙句の果てには同じベッドで抱き合って眠ったことまであって、
なのはからしてみれば、これはもうお嫁に行くしかないというレベルの事態である。まあ、それらの出来事は全て、まだ
ユーノのことをフェレットだと思いこんでいた時の話ではあるのだが。
 しかして彼は、人間の、同い年の男の子だった。
 年がら年中新婚夫婦みたいにいちゃついている両親の影響か、はたまた兄妹というには仲が良すぎやしないかという
兄と姉が原因なのか、ともかくそういった面子に囲まれて日々を過ごすなのはは、年齢に比して異性への意識が強く
育っていた。
 そこにユーノである。正真正銘のフェレットだと思っていたとはいえ、明らかに尻込みしていた彼に対して自分の
ほうが積極的だったということも恥ずかしさを助長した。なのははいつも通りを装いながらも内心ではユーノのことを
強く意識せざるをえなくなってしまい――それが積もりに積もって、なのはの乙女心を大々的に覚醒させたのだった。
 しかし、なのはがユーノへの溢れんばかりの想いを露わにするのは、自室に1人でいる時だけだ。それ以外の場所では、
ユーノのことを訊かれても知らんぷりだし、それ以前に「コイ? なにそれおいしいの? あ、鯉のあら煮とか
鯉コクとかは好きー」的態度を装っている。“大好きな男の子”を“大好きな友達”に置き換えるだけだから、
そこまで苦というわけでもない。好き、という気持ち自体を隠す必要はなく、そのベクトルを少しズラしてやればいいのである。
 そんななのはの本当の想いを唯一知るのは、彼女の愛機たるデバイス・レイジングハートである。部屋にいる間、ずーっと
色ボケている主の姿を毎日のように見せつけられているレイジングハートは、うんざりを通り越してもはや諦めの境地に
あった。PT事件後からずっと続けている魔法の練習が疎かになったわけでもなく、ましてや管理局での業務や学業に支障が
出ることもなかったため、特に諌めるような理由がないのである。
 それでも、デバイスの身で不躾だと思いながらも、どうしても気になって訊いたことがある。
 なぜその想いを彼に明かさないのか。誰にも悟られないようにしているのか。
 返ってきた愛すべき主の答えは。

「だ、だって……恥ずかしいんだもん……」

 ☆☆☆

「はぁ……ユーノくぅん……」
 彼の名を呼ぶ声に、切なげな色が混じる。
 もそもそと起き上がり、なのはは勉強机の上に置いてあるバスケット、そこに敷かれているピンクの布を手に取って、
再びベッドに戻る。それは、ユーノがフェレットとして高町家で生活していた時、寝床として使っていたものだった。
 柔らかいベッドに身を委ねて、なのははそっと、その布を顔に押し当てる。そのまま、すぅっと息を吸った。
「ん、ふぅ……ユーノくんのにおいだぁ……」
 ユーノが高町家から離れてけっこうな時間が経っているし、なのはが毎日のように使っているから、本当はユーノの
匂いなんて残ってはいない。それでも、倒錯的な気分になるのは確かだった。
「ねぇ、レイジングハート……いつものやつ、お願い……」
《……All right, my master》
 ゆっくりとスカートをめくり上げ、少女は自身の大切な場所へと指を伸ばす。触れたそこは、すでに湿り気を帯びていた。
 なのはは、いつものように、彼を想いながら目を閉じた。意識が沈んでいくのがわかる。抵抗せずに、それに身を任せて――。
 再び目を開けた時、場の空気が一変していた。
 それは、普段学校の授業中、マルチタスク訓練の一環として使っているイメージトレーニングだった。レイジングハートが
直接転送してくる仮想データにより、限りなくリアルに近い経験を積むことが可能となる。
 場所はそのまま、なのはの部屋だった。見慣れた、代わり映えしない自室。
 そこに、3人のユーノがいた。
 その内の1人(ユーノAとする)が、覆い被さるようにして、なのはをベッドの上に押し倒す。そのまま、口を耳元に
寄せて囁いた。
「なのはって、本当にいやらしい子だね」
「あ……」
 ユーノの言葉に、ゾクリと、背筋が震える。
「もう、1人じゃ満足できなくなっちゃった? なのはってば、まだ10歳なのに変態すぎるよ」
「ち、ちがう……ちがうの……」
「違わない、でしょ?」
 背後に控えていた、2人目のユーノ(B)が断定した。
「わかってるはずだよね? 僕の言葉は、そのままなのはの言葉でもあるんだよ」
 続いて、3人目(C)が。
 そう、このユーノ達はいずれも本物ではない。なのはの心が作りだした仮初の存在、幻影だ。口にする言葉も、
取る行動も、全てなのはが内心で望んでいるもの。なのはが望む通りに動く、望んだ通りにしか動かない、
操り人形のようなもの。
「ねぇ、なのは。おかしな話だよね……なんにも知らない、純真無垢な女の子のふりしてるなのはが、一番
いやらしくて、どうしようもない変態だなんてさ」
「ひゃっ、あん!」
 なのはを押し倒している1人目が、なのはが望んでいる責め句を囁きながら、スカートの中に手を潜り込ませていた。
「あれ、もうこんなに濡れてる」
「言葉で責められてるだけで気持ちよくなっちゃったんだ? ほんとに変態だねぇ」
「なのはが本当はこんなに変態な女の子だって、ホンモノの僕やフェイト達が知ったらどう思うだろうね?」
「あ……あ……やぁ……やだよぉ……」
「泣いたって駄目だよ。なのはが変態だっていうのは変わらないんだから」
 ピシャリ、と容赦なくなのはの逃げ道を塞いだユーノ達は、三者三様にサディスティックな笑みを浮かべて。なのはが
望んだ通りに、なのはが望んだままの言葉を、その口から吐き出す。
「なのはみたいなイケナイ子には、お仕置きが必要だよね」
「おし、おき……」
 その言葉は、恐ろしく、同時にとても甘美な響きを以ってなのはの心に沁み込んでいく。瞳に浮かぶ涙の奥には、
淫欲の色が混じり始めていた。

 ☆☆☆

 ユーノ達に命じられるがまま四つん這いになったなのは。そんななのはの後にユーノが1人、前に2人。
 後に陣取るユーノAはまずスカートを思い切りまくり上げ、次いでなのはの秘所を覆い隠すショーツを勢いよく引き下ろした。
「あっ」
「ほら、いくよっ」
 そのまま、問答無用で――
「はぅ、あぁぁぁんっ!?」
 前座もなしにいきなり、硬く、太い“何か”が、なのはの膣内に突き入れられた。
「あ、あ……! いきなり、そんなぁ……は、あぅん……」
「すごい締め付けてくるよ、なのは……それっ」
「ひっ、いぁあああっ!」
 一度腰を引き、すぐさま、ズン、と押し込む。それを繰り返すユーノAになのはへの気遣いはまったくなく、しかしそれすらも、
なのはが望んでいることだった。
「や、やさしく、はぁうんっ、やさしく、してよぉ……っ」
「優しく? どうして? これはお仕置きなんだよ。そんな必要ないよね、なのは」
「あっ、やぁんっ、んあぁああ!」
 いけないことをしているのだという自覚がある。こんな、イケナイ遊びに耽っている自分を叱ってほしいと、無意識に
思っている。そんななのはの心の内が、ユーノの言動に強く影響していた。
「ほら、なのはっ、なのはのえっちなお汁、溢れてきたよ! じゅぷじゅぷ言ってるの、聞こえるでしょ!?」
「やだっ、やだぁ! いわないでぇ!」
 大好きなユーノに、意地悪なことを言われて、乱暴に扱われて。優しいユーノは、絶対にこんなことは言わないし、しない。
だからこそ、それはなのはが自分自身に課した罰として機能する――はず、だったのだが。
「なのは……喘いでばっかりいないでさ」
「僕たちのことも、気持ちよくしてほしいな」
 ユーノAがなのはを犯す様を眺めていたユーノBとユーノCが、自らの勃起したモノをなのはの眼前に曝け出していた。なのはは
実物を見たことがないのでモザイクがかかっているが、その大きさは確かな存在感を放っている。
「あ、はぁっ! あぅんっ、あ、あぁ、ゆーのくんの、おちんちん……っ、ひ、ぃん!」
 犬のような格好で、後からユーノAに突かれ続けているなのはは、身体を支える両手のうち、まずは左手をゆっくり浮かせて
ユーノBのモノへと伸ばす。ガチガチに硬くなっているそれをしっかりと掴んで、支えとする。同様に、残った右手をユーノCへ。
 突き入れに身を震わせ、喘ぎながら、2本の肉棒を小さな手で掴んで。前後に身体が揺らされることにより、肉棒にも
刺激が与えられる。年の項2桁に達したばかりといった年齢の少年少女の絡みとしては、あまりに扇情的な光景であった。
「ははっ、なかなか良い眺めだね。なのは、そのまましゃぶってあげなよ」
「はぅ、あっ、あぁん! は、い……ん、ちゅ、ちゅぅ……ん、はぁ、っん!」
 より激しくなるユーノAの責めを受け止めながらも、なのはは言われた通りにユーノB、ユーノCへの奉仕を始める。
小さな口をいっぱいに広げて咥え込み、舌を絡ませるようにして舐め、それをユーノB、ユーノCと交互に繰り返す。
 幼さに似合わない恍惚の色を顔に浮かべ、なのはは色欲へと溺れていく。
 自分自身への“罰”は、いつからか、高町なのはという少女に被虐心の種を植え付け、大輪の花を咲かせていた。それが
少女の天性のものなのか、後天的なものなのか――いずれにせよ、なのははユーノに詰られ、犯されることに悦楽を覚える
ようになってしまっていたのである。

「ああ、すごいよ、なのは……どんどん締め付けが強くなってくる……」
「ひぅっ、んんあぁうっ! やはぁ……っ!」
「ほら、なのは、お口が疎かになってるよ」
「あふ、ん……ごめん、なさ……ちゅ、んん、んちゅぅ……」
「変態だね、なのは……大丈夫、僕たちが、なのはのこと、もっともっと変態な女の子にしてあげるから」
「あ……ああ……もっと、もっとぉ……んちゅ、ふ、んやぁあぁぁぁっ!」
 なのはの身体が、びくん、と大きく痙攣する。ユーノの肉棒を握る両手に力が入らなくなり、そのまま上体はベッドの
上に沈み込んだ。
 絶頂に達したのだ。
 もちろんユーノAは、そんなことお構いなしでなのはを責め続ける。
「まったく、ダメじゃないか。僕たちはまだまだなのに、一人で先にイっちゃ」
「ひっ、あっ、やぁん! あ、あ、やだっ、やらぁぁぁ! イったばかり、なのぉ! 
やめぇ、やめへぇぇぇぇぇ! あっ、あはぅんぁああぁぁぁぁぁっ!」
 敏感になっている身体は、あっさりと2度目の絶頂に達した。
 この段にきて、ユーノAはようやくなのはから自らのモノを引き抜く。決して満足したわけでもなければ、なのはへの
気遣いなどでもない。
 偽りの存在たる少年3人は、ただひたすらに、創造主の願望を反映することのみを行動理念とする。それはすなわち、
創造主――なのはに、さらなる辱めを与えること。
「なのは」
「ひっ……あ……」
 なのはの表情から窺えるのは、怯えと、それ以上の期待の色。それに応えるように、ニヤリと口の端を歪めるユーノ達。
そう、これからが本番だ。
「なのはは、僕のこと好き?」
「う、うん……すき……だいすき……」
 自分から口に出すのは恥ずかしいから、ユーノのほうから質問させて。恋に臆病ななのはには、今はこれが精一杯だった。
「身も心も、僕のものになりたい?」
「な……なり、たい……」
 ユーノの言動には、なのは自身にも自覚のない深層心理が反映されることもある。ユーノの口から、ユーノの声でそれを
告げられて、なのはの顔は羞恥で真っ赤に染まった。
「じゃあ、さ。僕達に、なのはの全部を、くれる?」
 3人のユーノ、誰がどれを言っているのか、もはやなのはにはわからない。わかる必要もなかった。
「……あ、あげる……」
 羞恥の中に、10歳とは思えないほどの妖艶さを見せる。そこにいるのはもはや、恋する乙女などではなく――
「なのはの全部、ユーノくんにあげる……ううん、違う……もらって、ください……」
 ――淫欲に溺れた、一匹の雌でしかなかった。

 ☆☆☆

 ユーノAが、ベッドの上に仰向けになって寝そべっている。つい先ほどまでなのはの中を突いて突いて突きまくっていた
肉棒にはやはりモザイクがかかっていて、しかし、天に向かって力強く屹立している。
 イったまま脱力して動けないでいたなのはを、ユーノBとユーノCはまず残っていた服を全て剥いで、生まれたままの
姿にした。その後、両側から抱き上げ、ユーノAの上に誘導する。
「じゃあなのは、自分で入れてみて」
「う、うん……はぁっうんん!」
 愛しい太くて硬い棒に手を添えて自らの陰唇に宛がい、そのまま腰を下ろす。肉棒がなのはの内面を擦り上げ、それだけで
なのはは軽い絶頂に達してしまった。そのまま、ユーノの上に倒れ込む形になる。
「はぁ……はぁ……ゆーの、くぅん……ゆーのくんのおちんちん、んっ、ぜんぶ、はいったよ……」
「よくできたね、なのは。でもまだ、腰振っちゃダメだよ」
「あう……」
 くねくねと腰を揺らし始めていたなのはだが、ユーノAが両手でお尻をがっちりと掴んで、それを許さない。
「さて、次は僕の番」
 ユーノBはそう言って、なのはとユーノAとの結合部に手を伸ばす。
「ひゃんっ」
「大洪水だねぇ」
 指で掬いあげたなのはの甘蜜を、ローション代わりに自分のモノへと丹念に塗り込んでいく。そうしてから、今度は
濡れた指を――
「ひっ、いあぁ! そっ、そこだめぇ!」
 ――なのはの菊門へと伸ばす。数度、穴の周囲を撫でるように愛撫してから、ゆっくりと中へと進入させる。なのはの
アナルは、然したる抵抗もなく異物を迎え入れた。
「あはぅ、んひぃ! やっ、あぁ、らめ、らめぇ!」
「さて、こんなものかな」
 解すように何回か出し入れしてから、指を引き抜く。続いて、指の何倍も太い肉棒を、狭い菊の窄まりへと
半ば力任せに押し込んだ。
「ふっうああぁあぁぁぁぁぁっ!!」
 指とは比べものにならない圧迫感に、なのはが大きく背中を反らせる。
 事前に塗りたくっておいた愛液が潤滑剤代わりになり、ユーノBの肉棒は意外なほどスムーズになのはの後ろの穴を
犯していった。そう時間がかかることもなく、ユーノBのモノはなのはの中に入りきった。
「あ……あ……はっ、あぅ……」
「前後両方同時って初めてだよね。どう、なのは?」
「気持ちいいのは確かみたいだね。おまんこの締め付け、すごいよ」
 ユーノBとAの言葉に、なのはは応えることができない。なのはの小さく幼い身体は前後から容赦なく犯されている。
初めての経験の前にまるで余裕なんてなく、金魚のように口をパクパクさせるだけで、気持ちいいかどうかなんて、
わかるはずがなかった。
(ああ……でも……ゆーのくんが、そういってるなら……)
 そういうことなんだ。ぼんやりとした頭の中で、思う。ユーノは、なのはの心の奥底までを映す鏡のような
ものだった。なのはは、この場所で、ユーノに犯されている間、決して自分に嘘をつけない。
「……ち……い……」
「ん? どうしたの、なのは」
「……きも……ち、いい……っ! きもち、いいよぉっ! う、うごいてっ、おかしてっ、なのはのことめちゃくちゃにしてぇ!」
 それは、なのはの、心からの懇願だった。
 しかしユーノ2人は無情にも、そんななのはの願いをすぐには聞き入れない。
「そうしたいのは山々だけどね。君はどうする?」
 声をかけられたのは、残る1人、ユーノCである。
「ああ、僕は後からでいいよ。せっかくだからなのはの鳴き声、楽しみたいしね。今口を塞いじゃうのはもったいないよ」
 嗜虐的な笑みを浮かべながらのユーノCの言葉に、なのははまた自分の身体が熱くなるのを感じた。
「わ、わたしっ、いっぱいなくから! えっちなこと、たくさんいっちゃうから! あ、んんぅ、だ、だからっ、ゆーのくんっ」
「わかってる、ちゃんと聞いててあげるよ。だから思う存分、犬みたいに鳴いたらいいよ……僕だけの雌犬さん」
 ユーノCが言うと、同時に。
「ひっ、ひゃあああああっ!?」
 ユーノAとユーノBが、タイミングを同じくして動いた。
「あっはぅああぁぁぁ! すごっ、しゅごいよぉぉぉっ! こわれちゃうぅぅぅっ!!」
「いいよ、壊れてもっ! もし壊れちゃったら!」
「僕が魔法で治してあげるから! それで、何度でも壊してあげるから!」
「あぁん、ふぇあぁぁぁっんぁぁぁ! こわしてっ、いっぱいこわしてぇぇぇぇぇ!」
 同時に、時に交互に。一方が強く、一方が弱く。両方が弱いかと思えば、次の瞬間にはどこまでも激しく。1人による
責めとは比べ物にならないほどの緩急のつけ方、そのパターンの多さになのははひたすら翻弄される。
 さらに、前後で異なる突き入れの角度。なのはの中で肉壁越しに肉棒同士がぶつかり合い、抉るような刺激を与える。
今のなのはには、それすら快楽としか感じられない。
「ああっ、はうぁあ! いっちゃう、いっちゃうよぉ、またいっちゃうのぉぉぉっ! ふぁああああぁぁあああっ!!」
 すでになのはは、イきっぱなしと言って過言ではない状態だった。前で一突きされる度にイき、後で一突きされる度にイく。
その度に意識が白く染まり、何も考えられなくなっていく。その様は、まさに雌犬と呼ぶに相応しいものだった。
「なのはっ、なのはは僕のこと好き!?」
「すきっ、すきぃぃぃ、ゆーのくんだいしゅきぃぃぃぃぃっ!」
「じゃあ、僕のおちんぽは!?」
「んあぁっ、おちんちんっ、おちんちんだいしゅきぃっ! あのねっ、わたしねっ、はぁうん! 
ああっ、もう、おちんちんなしじゃいきてけないよぉぉぉぉぉっ!!」
 前後の穴だけでは飽き足らず、ユーノAの両手はなのはの未成熟な胸とその頂点でカチカチになっている乳首へと伸び、
ユーノBは背中から手を回して、なのはのクリトリスを弄る。
 性器である秘裂、すっかり第二の性器と化した菊穴、さらには敏感な3つの突起を同時に弄られ責められ犯され、なのはは
限界を大きく超えて昂ぶっていく。
「あ、あ、あああああっ! おまんこも、おしりもぉ! おっぱいもくりちゃんもぉっ! 
ぜんぶ、ぜぇんぶ、わたしのぜんぶっ、ゆーのくんのぉぉぉっ! ひあっ、んゃああぁあああああぁぁぁっ!!」
 一際大きな快楽の波が押し寄せて――なのはは、意識を失った。しかしそれはほんの一瞬のことで、お構いなしに
ピストン運動を繰り返す前後の肉棒による刺激で、すぐに覚醒を促される。
「あっ……あっ……あ、はぁん……」
 ビクンビクンと痙攣する身体は、変わらずに快楽を感じつつも、なのはにはもはや嬌声をあげる体力すら残っていなかった。
 しかし、3人のユーノによる凌辱はまだ終わらない。なのははまだ、満足していないのだ。
 それまで傍観者であったユーノCの手から、翠色の魔力の鎖――チェーンバインドが伸び、なのはの細い首に巻きついた。
「はっ、う……な、に……」
 それはさながら、首輪のようで――ユーノCが、鎖をぐいっと手元に手繰り寄せる。
「あぅっ……いたい、よぅ……」
「よく似合ってるよ、なのは。ふふ、本当に犬みたいだ」
 悪辣な言葉は、しかしなのはの心を傷つけることはなく、甘美な響きをもって沁み込んでいく。ぞくり、とした。
「そろそろ、僕も気持ち良くしてほしいかな」
 ずい、と目の前に差し出される、太くて大きな肉の棒。それだけでなのはは、自分が何をすべきなのか理解した。
「はい……」
 愛しくてたまらないそれを、残った最後の穴、口で咥え込む。
「ん、んんっ……ちゅ、じゅる、んちゅぅ……」
 上の口と、下の、前後の口。全てがユーノの肉棒を咥え込み、全てがユーノに犯されている。それが、なのはには
たまらなく、幸せだった。
 いつか、本当に、こんな風になれたなら。
 口も、おまんこも、アナルも、全ての処女を大好きなユーノに捧げて。身も心も、すべて彼のものにしてもらって、
毎日愛し合う。そんな日々を、心に思い描いて。
 それはとても、幸せな光景だった。

 ☆☆☆

「……なのは。なのはってば!」
「ふぇ!?」
 いきなりの大声に、なのはは飛び上がりそうになった。
「ゆ、ユーノくん、ひどいよ。そんな、いきなり大声出して……」
「いや、何度呼びかけても返事がなかったからなんだけど……」
 抗議はあっさりと返されて、なのはは、あう、と顔をうっすらと赤くした。
 管理局本局の自販機コーナーのひとつ。ユーノとなのは以外に人影のないこの場所で、2人はベンチに並んで座っていた。
特に待ち合わせたわけでもないのだが、お互い仕事上がりにばったりと出くわせて、今に至る。
「珍しいね、そんなにボーっとして。体調悪かったりする?」
「う、ううん。それは大丈夫」
 ユーノの優しい気遣いになのはの心は高鳴るが、それ以上に申し訳なさを感じてしまう。
(うう……やっぱり昨日のはちょっと、激しすぎたよね……)
 思い出して、また顔が赤くなる。
「顔赤いけど、熱でもあるんじゃ……」
「な、ない! ないよ!」
 ユーノくんにお熱なんです、なんて口が裂けても言えなかった。恥ずかしすぎる。
 それにしても、となのはは思う。思うだけならよかったのだが、昨晩の過激な自慰の影響でいろいろ心が緩んでいる
せいか、つい口に出してしまっていた。
「ユーノくんに優しくされると、なんだかむずむずする……」
「え」
「え? あ、ああっ!?」
 気付いた時には後の祭りだった。あわあわと両手を振るなのはと、どんよりと影を背負うユーノ。
「それって……僕、普段そんなに冷たいかな……」
「ち、違う、違うの! そうじゃなくてー!?」
 あの意地悪でドSなユーノ達は、なのはの妄想の産物である。本物のユーノがあんな人ではないことは、
なのはもちゃんとわかっている。
 じゃあ、あんな明らかに別物なユーノくんでオナっちゃうわたしってなんなんだろう、やっぱり変態なのかな、
ド変態なのかなわたし、と別方面に思考が転がっていくなのはである。
「ほ、ほら、わたしって叱られて伸びるタイプだから!? あんまり甘やかされるとダメになっちゃうというかですね!」
 テンパっておかしな口調になりつつあるなのはだが、それなりに効果はあったらしい。
「……えっと、そうなの?」
「そ、そうそう! だからユーノくんは、わたしに対してはもうちょっと意地悪なぐらいがちょうどいいんだよ、うん!」
「ま、まあ、なのはがそう言うなら頑張ってみるけど……」
 なんとか誤魔化せた、となのははホッと一息つく。
 しかしその誤魔化しも、半分ぐらいは願望が混じっている。なのはは、ユーノに意地悪なことを言われたり、意地悪なことを
してもらいたいのだ。
(ほら、あれだよ……男の子って好きな子ほどいじめたくなるって言うし。男の子と対の存在である女の子なら、好きな子にほど
いじめてもらいたくなるって思ってもおかしくないよ、うん)
 そうやって、どう考えても無理のある論理で自分を納得させる。それじゃダメだとわかってはいるのだ。ちゃんと自分の気持ちを
真正面から正直に伝えなくては――妄想は妄想のまま、現実になるなんてことは、ありえないのだ。
 いやまあ気持ちを伝えてもユーノが3人になったりはしないだろうけれど。
(ちょっと……ほんの、ちょっとだけ……)
 勇気を、出してみようか。一歩、踏み出してみようか。
「なのは?」
「ひゃうっ!? ご、ごめんなさい、わたしまたっ」
「いや、まあ……ねぇ、意地悪ってどのくらいがいいのかな」
 ユーノの珍妙な問いに、ふぇ? となのはは間抜けな声を漏らした。
「や、さすがに限度はあるでしょ?」
「え、えーっと……」
 これはチャンスなんじゃないかと思う。勇気を出すなら、一歩を踏み出すなら、ここではないか。
 恋する乙女は、意を決した。
「た、大抵のことなら、大丈夫だよ。チェーンバインドで首輪とか……」
「え?」
「違います違います言葉の綾ですごめんなさい! そ、そうじゃなくて……」
 ついさっきまで飲み物を飲んでいたはずなのに、喉はカラカラだった。口の中は渇きに渇いて、唾すら飲み込めない。
「だいじょうぶ、だよ。わたし、その……」
 それでも、言う。言うと決めたのだ。ほんのちょっとの勇気だけど、これがきっと、これからに繋がっていくから。

「……ドM、だから……」

「…………」
「…………」
「……あの、なのは」
「ど、ドMは“どちらかというとM”の略ですごめんなさいー!?」
「あっ、ちょ、なのは!? なのはーっ!?」
 脱兎のごとく。なのはは逃げ出した。運動音痴ななのはとは思えないほどの速さである。
 背後からかかってくるユーノの声を振り切るように走って走って走って。なのはは思う。
(ううっ……ユーノくん限定で、って言えなかったよぅ……)
 何かがズレていた。

 そんなこんなで、今日も明日も、恋する少女は走り続ける。

「あうっ!?」
 転んだ。



 おわり


著者:ウルー ◆UtE9cq2Ioc

このページへのコメント

なのはさん、早く告白すれば良いのに(^o^)
今度は実際にお付き合いをしているユーなのが読みたいです(^-^)
勿論、ドSなユーノ君とドMななのはさんで(笑)

0
Posted by ななしのよっしん 2009年09月14日(月) 18:06:59 返信

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