[55] むしろ暴走に救われた 6 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:47:47 ID:0J2Bb8gw
[56] むしろ暴走に救われた 7 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:49:01 ID:0J2Bb8gw
[57] むしろ暴走に救われた 8 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:50:23 ID:0J2Bb8gw
[58] むしろ暴走に救われた 9 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:51:18 ID:0J2Bb8gw
[59] むしろ暴走に救われた 10 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:52:01 ID:0J2Bb8gw
[60] むしろ暴走に救われた 11 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:52:56 ID:0J2Bb8gw
[61] むしろ暴走に救われた 12 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:53:56 ID:0J2Bb8gw
[62] むしろ暴走に救われた 13 ◆6BmcNJgox2 sage 2007/12/06(木) 14:55:35 ID:0J2Bb8gw

ユーノが何者かに拉致されたと管理局が気付いたのはユーノが拉致されて数十分が経過した頃であった。
「ユーノ君が何者かにさらわれたって本当!?」
無論こうなれば今のなのはが慌てて無限書庫に駆け付けて来るのは当然だったのだが、
そこで先に執務官として現場に来ていたフェイトと、フェイトの付き人として
執務官になる為の勉強中のティアナに止められていた。
「落ち着いてなのは!」
「そうです落ち着いて下さい!」
「こんな時に落ち着いていられないよ! ユーノ君は一体誰に! 何処にさらわれたの!?」
なのはは滅茶苦茶に焦っており、もはや冷静な考え方等出来ずに現在調査中故に
封鎖されている無限書庫に無理矢理に押し入ろうとし、フェイトとティアナも必死に止めていた。
「落ち着いてなのは! 本当に落ち着いて! ここは私達に任せて!」
「そうですよ! フェイトさんの言う通りです!」
そう言って二人は何とかなのはを落ち着かせようとするのであるが、なのはは止まらなかった。
「ダメだよ! 二人だけに任せてられないよ! ユーノ君は私が助ける!」
「だからダメなんだって! 本当に落ち着いてよ!」
この手の仕事に関して、本来ならば教導隊が出る幕は無いと言うか管轄外の仕事なのだが
今のなのはにはどうしても自分自身の手でユーノを助け出さなくてはならないと
言う思いで一杯だった。そして…
「もしかして…二人とも…私からユーノ君を取ろうとしてるの? そうなんでしょ?
私からユーノ君を寝取ろうって画策してて…それで私を邪魔してるんでしょ?」
「え?」
突然二人にとってワケの分からない事を言い出したなのはにフェイトもティアナも
首を傾げるばかりであったが、今のなのはにはもしも自分以外の誰かがユーノを助けたりしたら…
そいつが自分からユーノをかっさらって行くんじゃないか? もしそれがフェイトや
ティアナであろうとも許さない…と言う普通なら無茶苦茶も甚だしい被害妄想を抱いてさえいたのである。
「とにかくユーノ君は私が助けるぅ!」
「だから落ち着いて! 落ち着いてなのは!」
今にも飛び出していかんばかりの勢いで暴れるなのはをフェイトとティアナは必死に押さえ込もうとするが
それでもなのはは二人に押さえられながらも暴れていた。
「離して離して! 私がユーノ君を! 私がユーノ君を助けるんだから!」
「いい加減にして!!」
次の瞬間、フェイトの平手打ちがなのはの頬を強く引っ叩き、甲高い音が周囲に響き渡った。
「…………!!」
これにはなのはも頬を押さえながら唖然とするばかりであったが、フェイトの目には涙が浮かんでいた。
「落ち着いて…落ち着いてなのは……。私は別になのはの邪魔をしたいワケじゃない…。
なのはの為なんだよ……。私もユーノを助けたいって思ってるから……。なのはがそれだけ
わがままを言えば言う程…事件の解決が遅れて…その分なのはが余計に悲しむ事になるんだよ…。」
なのはもユーノの為に必死なのだろうが、フェイトもまた必死だった。
この手の事件に関しては教導官のなのはより執務官であるフェイトの方が適任と言う事は
当然として、それ以上に将来大切な親友の夫となるであろう人を助けたいと言う気持ちを
フェイトもまた持っていたのであるが………
「やっぱり…そうなんだね……フェイトちゃんもユーノ君を寝取ろうと狙ってるんだね……。」
「だーかーらー!! ユーノは一体誰が何処に拉致して行ったのか分からない状況で
闇雲に探し回った所で埒は開かないって言いたいんだよ私は!」
もうユーノの事しか考えられず、相変わらずフェイトが自分からユーノを寝取ろうとしてる
んじゃないのか? と考えるなのはに対し、必死にフェイトは説明をしようと頑張っていた。
それなのになのはと来たら……
「ああそっか…そうだよね……フェイトちゃんはあの時みたいにこの事件のゴタゴタに
乗じてユーノ君を始末するつもりなんだね……そんな事は許さないよ………。」
ついには今更になって過去のなのはとユーノの仲を認めてなかった頃のフェイトの
所業を引き合いに出す始末。ここまで来たらもう何を言っても無駄なのかもしれない。
今のなのははユーノを愛する余り…心配する余り…自分以外の全ての者は皆ユーノを
狙っているとしか考えられなくなっていたのある。故にフェイトは事を収束させる為に…
なのはをバインドで締め上げていた。
「むぐー! むぐー! んんー! んー!」
「ほとぼりが冷めるまで誰かなのはを独房辺りにでも突っ込んどいて?」
「え? 良いんですか?」
「責任は私が取るから。今のなのはを放っといたら事件の調査どころか余計に
事態を悪化させる事になりかねないからね。」
正直言うとフェイトとしてもなのはをバインドで締め上げるのは申し訳無く考えている。
しかし、かと言ってこのままなのはを野放しにしていれば事件の解決が遅れ、その分
なのは自身が悲しい思いをする事にも繋がると判断し、心を鬼にして締め上げたのであった。
そしてフェイトが部下の数人に命令してなのはを独房の方へ運ばせた後で
再び事件現場の調査に入った。

「この! こんなバインド! うぁ!!」
バインドで身動き取れない状態にされたまま独房に閉じ込められてもなお
なのははユーノを助け出そうと必死に暴れていたのだが…フェイトは余程
厳重なバインドを行った様子で、外れる気配が無かった。
「はぁ…こうしている間にもユーノ君は……。」
くどい様だが、やはりなのはにとってそこが怖かった。
今こうして自分が暗い独房の中でくすぶっている間にもユーノは
拉致した相手に酷い目にあわされているかもしれない…そう思うと
なのはは恐ろしくて恐ろしくて仕方が無かった。
「ユーノ君…ごめんなさい…助けにいけなくてごめんなさい…。」
なのはの目には涙が浮かび、そして知らず知らずの内にユーノとの思い出を振り返っていた。
初めて出会った時やジュエルシード事件の時に二人で飛びまわった事…
そしてお互いに自分の本当の気持ちに気付いて恋人同士になって、恥かしくも嬉しかった事…
色んな事をなのはは思い出していた。そして…ユーノのもう一つの姿とも言える
フェレットの姿もその中にはあった。
「普通のユーノ君も格好良くて好きだけど…フェレットの時のユーノ君も
可愛くて好き…。小さくて…柔らかくて…ふさふさしてて……。
そう言えばフェレットのユーノ君と一緒に野山を駆け回って遊びたいからと…
私もフェレットに変身する魔法を練習したんだよね〜………って……そうだ!
それがあるじゃない! 私の馬鹿! 何でこう言う時に大切な事忘れちゃうかな!?」
なのは自身が言った通り、なのはは何時の日か自分もフェレットに変身して
同じくフェレット形態のユーノと共に童心に返って野山を駆け回って遊ぶ事に憧れていた。
その日の為にフェレットに変身する魔法の練習もしていたのだが、そうやって
フェレットに変身すれば人間形態より遥かに小さくなるのだから、バインドはおろか
独房の窓からだって簡単に抜け出せるではないか! 案の定、白いフェレットに
姿を変えたなのはは独房から脱出し、ユーノを救う為に駆け出すのであった。
「ユーノ君待ってて! 私が助けるから! 誰よりも先に私がユーノ君を助けるから!」

一方その頃、無限書庫では事件の痕跡などの調査が行われていたが、全く埒が明かなかった。
「何者かがユーノを拉致したって事は分かるけど…やっぱり犯人と場所が特定出来ない…。」
そうフェイトが頭を悩ませ、ティアナも必死にあれこれ調べていたのであったが、
フェイトの部下の一人が突然飛び込んできた。
「大変です! 独房に高町教導官の姿がありません!」
「ええ!?」
「ですが独房及びバインドが壊された痕跡が無いんです。まるで高町教導官だけが忽然と姿を消した様な…。」
「いくらなのはさんでも転送魔法は使えなかったはず…。」
突然のなのは行方不明に皆は戸惑うのだが、フェイトの部下はさらに言った。
「ですが、代わりに白いフェレットが走っていたのを見たとの証言が…。」
「それだ!! それだよ! その白いフェレットがなのはだよ! 今直ぐ捕まえて!」
「そうなんですか―――!?」
フェイトだってなのはがフェレットに変身する練習をしていた事を知っていたし、
実際に変身する所を見せられた事もあった。だからこそそのフェレットがなのはだと悟ったのである。
「今なのはに飛び出させたら事件解決所か余計に悪化させる結果にしかならないんだから!
もうこうなったら私も直接止めに行く! ここはティアナお願い!」
「了解です!」
無限書庫の調査の方はティアナに任せ、フェイトはなのは捕獲の為に出動した。

管理局から脱出したなのははフェレット形態を解除し、さらにバリアジャケットを
装着して全速力である方向に飛んでいた。
「ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君!」
なのはは『ユーノ君』を連呼しながらある方向目掛けてひたすらに飛んだ。
確かになのははユーノが拉致された場所を知らない。しかし、何かにこの方向へ飛べと、
この方向にユーノが捕まっていると告げられているかの様な感覚をなのはは感じていた。
そしてもう一つ…下腹の子宮の部分が疼いている感覚もあった。これは普通の腹痛とは違う。
まるで子宮そのものがなのはの意思とは無関係にユーノを求めている様な…そんな感覚。
とにかく何故だかは分からないが、今なのはの進んでいる方向にユーノがいる
予感を感じ、ひたすらになのはは一直線にその方向へ向けて飛んだ。
「ユーノ君! 待ってて! ユーノ君! 今直ぐに行くから!」

ユーノが捕らえられている時空犯罪組織秘密アジトでは、ハニーが自慢の性技で
ユーノを性の奴隷へとするべくそのズボンを下ろそうとしていた。
「ほ〜ら…司書長さんの可愛いオチンチンを見せておくれ?」
「うわぁ! やめろぉ!」
ユーノも抵抗しようとするが、手も脚もロープで縛られ動けない。
そしてついにハニーによってズボンはおろか、パンツさえ下ろされて
その股間の聳えるモノが露となるのだが、これがまた小さい物。
「おやおや、身体も細いがオチンチンも小さいんだねぇ。こんな小さいのが
勃った所で高が知れてるんだけど…一応これも仕事だからねぇ…行かせてもらうよ?」
「やめろ! ってああ!」
ハニーの口がユーノの小さなモノを優しく口に包み込み、右手で睾丸を揉み解していた。
「ほぉら〜! 司書長さんの小さな可愛いオチンチンを勃たせてあげるよ〜!」
「うわぁ! やめろぉ!」
まずハニーはフェラチオでユーノのモノを勃たせて攻めるつもりらしかった。
そして口の中に包み込んだモノを舌で優しくも大胆に嘗め回し、右手で睾丸を揉み解して行った。
「さっきも言ったけど所詮こんな小さなオチンチンが勃った所で
本当高が知れてるんだけ…ど………え……え………ウギャァァァァァァァ!!」
ユーノのモノが勃った瞬間、部屋中にハニーの絶叫が響き渡った。何故ならば…
「なななな何だいあんたのこのチンチンは! さっきまであんなに小さかったのに
どうやったらここまで大きくなるんだい!?」
「そんなの僕に言われたって分からないよ! 生まれ付きなんだから!」
勃つ前の普段のユーノのモノは小さくて柔らかいと言うのに、一度勃てば何倍にも巨大化していた。
これは流石のハニーも驚きを隠せない。
「まったく! 可愛い顔して何てバケモノみたいなチンチンしてるんだい!?
口から離すのが後一秒遅れてたら私の顎が外れてたかもしれないよ!」
勃起したユーノのモノはただ大きいだけでは無く、まるで人間離れしたグロさも持っていた。
幾多の男を性的な意味で食い物にして来たハニーさえ怖気付いてしまう程にまで…。
しかもユーノ自身が細身で、男であるにも関わらず美少女めいた顔してるからなおさらに
モノの巨大さ、凶悪さが際立つ!
「け…けどねぇ…ここで怖気づいちゃ女が廃るんだよ! 性技の天才! 魔性の女と
呼ばれたこのハニー=トラップがこんな優男のチンチンくらいでビビッちゃ……。」
口でそう言って勇気を奮い立たせていたのだが…やはりハニーは怖気づいていた。
「とにかくこの男に快感を与えて性の虜にしちまえば私の勝ちなんだ…。
それじゃあ…さっそく行かせてもらうよ?」
「あっ! やめ! やめ!」
ハニーは恐る恐るユーノのモノを掴みながらゆっくりと脚を開き、跨った。
ユーノのモノを己の股間のソレの中へと挿入する為に………

ハニーがユーノのお相手をしている特別室の外では時空犯罪組織のボスやその部下が雑談中だった。
「さて、これであの男は我々の操り人形になるのは確定。そうすれば無限書庫の膨大な
情報が一手に俺達の物になるんだ。」
「無限書庫って言う位ですから難しい内容の本ばかりじゃなくて、やっぱエッチな本なんかも
置いてあるんでしょうかね〜?」
とか皆で笑いながら冗談交じりで今後の計画を練っていたりしていたのだが…
そこで突然物凄い爆発音が響き渡ったのであった。
「何だ!? 一体どうしたんだ!? 何か凄い音がしたけど…。」
これには誰もが慌てるが、そこで時空犯罪組織構成員の一人が慌てて走って来た。
「侵入者です! 管理局魔導師が強襲して来ました!」
「何ぃ!? どうしてこの秘密アジトの場所が分かったんだ!?」
「分かりません!!」
「とっとにかく迎撃しろ! 魔導師で無い者は97管理外世界から輸入した銃器があるからそれ持たせろ!」
現在ユーノを閉じ込めている特別室は魔力を遮断する物質で作られているし、何より彼等の
アジト自体が秘密アジトと言うだけあて、ミッドチルダ奥地の普通では分からない位に目立たない場所に
置かれている。だと言うのにこうもあっさり侵入されたのは余りにも信じられない事だった。

突如時空管理局秘密アジトを強襲したのは他でも無い。高町なのはその人であった。
どうやってこの秘密アジトの場所を突き止めたのかは本人にさえも分からない。
ただひたすらにユーノを求めて飛び続けていたらここに来ていた。そう表現した方が良いのかもしれない。
「うおおお! 殺せ! 侵入者を殺せぇ!」
「撃て撃て!」
時空犯罪組織構成員で魔法を使える者はデバイスを、使えない者は97管理外世界製の
銃器を持って四方八方からなのはを撃ちまくった。しかし、なのはの全周囲を覆う
強靭な防御魔法が全ての攻撃を弾き返していくのである。そして……
「ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…
ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…。」
なのははユーノの事しか見えていないと言わんばかりの虚ろな目でひたすらに
ある方向目掛けてゆっくりゆっくりと進んでいた。なのはの進む先に存在するのは
ユーノが閉じ込められている特別室。勿論前述の通り、魔力を遮断する材質で覆っている部屋で
あるが故にユーノの魔力反応や思念通話によって場所を特定する事など不可能。
しかし、なのはは…いやユーノを求めて疼くなのはの子宮がまるでユーノの存在に
反応しているがごとく…なのははユーノのいる特別室までゆっくりと進んでいた。
「まずいです! 奴は特別室に向かっています!」
「させるな! 何としても阻止しろ! そして殺せ! 八つ裂きにしろ!」
自らの今後の運命を左右する事態に時空犯罪組織ボス自身もまた銃器を両手で持って
なのはを撃ちまくるが…それでも防御魔法に阻まれるだけだった。
「ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…
ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…。」
なおもなのはは虚ろな目でその様な事を呟き、次の瞬間自らを阻む者達に攻撃魔法を撃ち込んだ…

特別室の外では大変な事になっている事も知らないハニーは構わずに
己の性技でユーノを性の虜へと変えようとしていたのであったが…
「痛ぁ! なんて馬鹿でかいチンチンなんだコイツは!」
ユーノの勃起したモノが余りにも巨大過ぎて中々股間のソレの中に挿らない。
これには幾多の男を食い物にして来たハニーにとっても信じられない事だった。
「こ…こんなの挿れたら私のオマ○コ裂けちまうよぉ! 一体どうしたら良いんだい?」
「そ…そんな事言われても……。」
ハニーは焦っていた。このままユーノのモノを己のソレの中へ挿入出来なければ
ユーノに快感を与えて性の虜にする事は出来ないし、かと言って無理矢理に挿入すれば
余りの太さにソレが耐え切れずに裂けてしまうかもしれない。
「ああああ!! もう一体どうすれば良いんだい!?」
二つのジレンマに悩まされたハニーはそう叫んでしまうのであるが、次の瞬間
特別室のドアが開き、外からなのはが入って来た。しかも…純白のバリアジャケットを
大量の返り血で真紅に染め上げた状態で………
「あ………。」
「ユーノ君に………何してるの………。」
なのはに冷ややかな目で睨み付けられたハニーは蛇に睨まれた蛙の様になっていた。
「やっぱり私の思っていた通り…ユーノ君をさらったのは私からユーノ君を
寝取る為だったんだね……。そんな事……そんな事は私がさせないよ……。」
「は? 一体何を言ってるんだい?」
なのははハニーが自分からユーノを寝取ろうとしているとしか認識していない為、
ハニーも意味が分からずに首を傾げていたのだが…次の瞬間なのはの魔法によって
壁へ叩き付けられていた。
「がはっ!」
「痛い? けどね…大切なユーノ君を取られた私の心はもっと痛いんだよ…。
ユーノ君は誰にも渡さない……ユーノ君は私の物だから………。」
壁に寄りかかって呻いていたハニーになのはは一歩一歩近付き…
同じく返り血で真っ赤に染まったレイジングハートを……ハニーのソレへ付き込んだ。
「アッ! アアアアア!!」
「貴女なんかにユーノ君とはさせない……これでやってやって頭冷やそうか……。」
なのははレイジングハートでハニーのソレを掻き回し、ハニーは呻いた。
「アッ! アッ! アアアアアアアッ!!」
余程激しくやられたのか、ハニーはイッてしまい、ソレから大量の愛液をぶちまけていた。
その後でなのははレイジングハートを引き抜くが、当然レイジングハートにも
大量の愛液で濡れているワケで、なのははハンカチでそれを拭いていた。
「あ〜あ〜レイジングハートが汚れちゃった…。ごめんね? レイジングハート…。」
なのはは申し訳無さそうにレイジングハートの汚れを拭いていたのであるが、
何故か自分自身に付着した大量の返り血は全くと言って良い程気にしてはいなかったりする。
「さて…と…ユーノ君…もう大丈夫だよ…。」
「なのは…。」
再会出来たなのははとても嬉しそうにユーノに近付くのであるが…その時の
なのはの目は明らかに何処かにイッており、とても正気の目とは思えない。
無論ユーノも思わず恐怖してしまうのだが…なのはは次の瞬間、ユーノを跨ぎ、
己の股間をユーノの未だ勃ったままの状態にあるモノの真上へになる様にしていた。
「ユーノ君のオチンチン…凄く…大きい……。」
「な…なのは…何を……ってうわぁ!」
ユーノは驚愕した。何しろ自分のすぐ目の前でなのはがパンティーを下ろして
股間のソレをユーノに見せていたのだから…。そしてユーノが焦るのも構わずに
なのはは腰を下ろしてユーノのモノを己のソレへ押し付けていた。
「わ! なのはやめて! 落ち着いてなのは!」
「ダメだよ…もう私…我慢出来ないよ……。」
なのはは明らかに正気とは思えぬ目でユーノを見つめ、左手で自分の下腹を摩った。
「さっきから…子宮が疼いてたまらないんだよ……ユーノ君が欲しいって……だから……。」
今のなのはにはユーノが何を言っても無駄だった。そして構わずになのははユーノの
モノをソレの中へ押し込もうとするのであるが…
「無茶だよ! 処女でいきなりそんなバケモノチンチン挿入したらオマ○コ裂けちまうよ!」
ハニーは思わず叫んでいた。彼女は幾多の男を食い物にして来たSEXの天才だったからこそ
処女・非処女を見分けられる技を既に身に付けていた故になのはが処女であると分かっていたのだが、
普通なら敵であるなのはにそんな忠告をする様な義理は無い。であるにも関わらずそう
言ってしまったのは、やはりユーノの余りにもバケモノじみたモノが原因であろう。
巨根相手のSEXに関しても経験豊富だったハニーでさえ挿入する事が出来なかった
余りにも巨大なモノ。処女でいきなりそんなモノをぶち込んでしまえば…ソレが
引き裂けるのは必至。だからこそハニーもつい忠告せずにはいられなかった。しかし…
「オマ○コ裂けても…良いよ。ユーノ君とエッチ出来て死ねれば…本望……。」
「なのは………。」
やはり今のなのはは正気では無く、ハニーの忠告も叶わずになのはのソレの中へ
ユーノのモノが押し込まれ…
「ああああああああ!!」
ユーノのモノによって処女膜を貫かれ、破瓜したにも関わらず…なのはの顔は笑っていた。
「ふ…フフフフ…私のオマ○コ……裂けてないよ……それに…凄く気持ち良い……。」
「うそ…あのバケモノチンチンが…全部挿った…? 何て女なんだい?」
これにはハニーも思わず驚愕するしか無かったのだが、ただでさえ巨大だったユーノの
モノをいきなり奥まで押し込めば、例え股が裂けなかったとしても凄く痛いのは必至。
しかしなのはは痛みなど少しも感じておらず、むしろ快感を感じる程だった。
これは言わばなのはが正気では無かった事が功を奏したのかもしれない。
なのはがユーノを愛する想いと、ユーノを求める想いとがそれぞれ脳に作用して
脳内麻薬エンドルフィンを分泌させ、それによる陶酔感が痛み消し、
むしろとてつもない快感を与えていたのであった。
「ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…私…ユーノ君とエッチ出来て…嬉しいよ!」
「なのは落ち着いて…ってあああ!!」
ユーノのモノを下の口で咥えたまま上下に腰を動かし始めたなのはに、ユーノも
思わず快感を感じるようになっていた。確かに頭ではなのはを落ち着かせようと
する気持ちもあったのだが…余りにもモノとソレが擦れ合う感触が気持ち良すぎる。
そしてなのははユーノを強く抱きしめながら、より激しく腰を動かして行った。
「ユーノ君…ユーノ君…ユーノ君…もう離さない……私達は一生…いや死んだ後だって
ずっと一緒だよ……私達二人一緒なら……地獄の責め苦にだって耐えられるよ……。」
「ちょ! 何で今からもう二人とも地獄に堕ちる事確定みたいに言ってるの!?」
ユーノもちょっと呆れるのだが、既に身体の方はなのはを求めてしまっているらしかった。
ついにはユーノの方にも脳内麻薬エンドルフィンが分泌され……
「でももう今となってはどうだって良い! なのはと一緒なら何処までだって行くよ!
もうなのはの言う通り地獄だって何処だって良い! なのはと一緒なら何処だって!」
「ユーノ君!!」
「うああああああああ!!」
ユーノも完全に正気を失い、ただただひたすらになのはと交わりあう獣と化した。
こうして二人は激しく野性的ってレベルじゃねーぞって位に凄まじく交わり合うのであるが…
「ヒィィィィィィィィィィ!!」
なのはとユーノの人のSEXを超越した余りにも恐ろしい交わ様に……恐怖して腰を抜かし、
あろう事か失禁までしていた。
「なのは! なのは! なのは! なのはぁぁぁぁぁぁ!」
「ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君! ユーノくぅぅぅぅぅぅん!!」
「嫌ぁぁぁぁぁ!! 誰か! 誰か助けておくれぇぇぇぇ!!」
部屋中になのはとユーノの喘ぎ声と交わる音、そしてハニーの絶叫が響き渡った。

その後、なのはを追跡していたフェイト率いる武装局員の部隊によって
秘密アジトの場所が発見され、時空犯罪組織は完全に壊滅した。
そうなれば当然ハニーも逮捕されるのであるが、他の者達と違い全く抵抗する
素振りは見せず、むしろ潔く逮捕されたと表現した方が良い程であった。
「何と! 幾多の世界で大物権力者に近付いて性の虜にし、狂わせて来た時空犯罪者の
ハニー=トラップがこうも大人しく捕まるとは…一体どうしたんだ?」
「ふ…あの二人のSEXを見てたら…もう男を食い物にするのが嫌になって来てね…
アレはもう人間の…いやもはやこの世のSEXじゃない………。まるで地獄の
化物同士が互いを喰い合いながら交わり合う様な…本当に恐ろしい物だったよ…。
今まで散々SEXの天才だとか神だとか言われてたけど……あんな物見せられたら…
私がやって来た事…って全部無駄だったんだなって思っちまうよ…。」
「え……?」
大人しく手錠をかけられながら言うハニーに武装局員も首を傾げるのだが、
ハニーはさらに言った。
「それにね…あの二人を見てると…この世の何処かに運命の相手がいる……
なんて迷信も信じても良いんじゃないか? なんてそう思っちまったよ……。」
確かにあながちその言葉は間違ってないのかもしれない。
幾多の男と交わって来たハニーでさえ挿入出来なかったユーノのモノを
なのはは初体験でいきなりソレに受け止める事が出来た。そういう意味では
元々二人の出会いが互いの運命を大きく変えていた事であるが、やはり
なのはとユーノの二人は互いの運命によって結ばれた者達なのかもしれない。

さてその肝心のなのはとユーノであるが……
「ハラオウン執務官……この部屋でお楽しみ中の二人はどうしたら良いでしょう?」
「勝手にやらせときなさい…その内自分達で帰って来るでしょう?」
気まずい顔の武装局員の言葉に対し、フェイトは今にも激怒して二人の間に
割って入りたい気持ちを押さえながらそう言っていたが、
その間にも特別室の中では二人の化物じみたSEXが続けられていた。
「なのは! なのは! なのは! なのはぁぁぁぁぁぁ!」
「ユーノ君! ユーノ君! ユーノ君! ユーノくぅぅぅぅぅぅん!!」

一連の『ハニー=トラップによるユーノ逆レイプ未遂事件』よりしばらくの時が流れるのだが、
ユーノと思う存分交わりあって鬱憤を晴らしたのか、なのはは元通りになっていた。
別にユーノとの愛が冷めたワケじゃない。相変わらずラブラブなままだ。
ただ、『誰か他の女がユーノを寝取ろうとしてるんじゃないのか?』と言う被害妄想を
抱いて他の女を敵視する様な事は無くなった。恐らくは自分とユーノの関係が
どんな事があろうとも崩れる事は無い完全無欠な物であると悟ったのであろう。
いずれにせよこれで平和が戻りめでたしめでたし……なのだが……
少しだけ……ほんの少しだけ続くんじゃ。

ユーノが仕事を終えて自室に戻って来て間も無く、なのはがユーノの自室を訪れていた。
「ユーノ君! ちょっと良いかな?」
「どうしたんだいなのは、何か凄く嬉しそうな顔して…何か良い事あったのかい?」
その時のなのはの顔は本当にとても嬉しそうだった。
「うん。本当に良い事があったんだ。だって凄く良い物が手に入ったんだもん!
どんな金銀財宝や便利なロストロギアだって敵わない様な良い物が……。」
「へ〜、その良い物って言うのは一体何なんだい?」
嬉しそうに言うなのはにユーノがそう質問するのだが、なのはは笑いながら下腹を摩った。
「あ…まさか……。」
「そう! そのまさか! 赤ちゃん出来ちゃった! ユーノ君の赤ちゃん!」
下腹を優しく摩りながら笑うなのはは本当に嬉しそうだった。
確かに今のなのはにとってはユーノとの間に出来た子供こそ
どんな金銀財宝や便利なロストロギアも敵わない宝なのかもしれない。
「この子が無事に生まれれば…ユーノ君も晴れて立派なパパだね! これからもよろしくね!」
「あ…う…うん…。」
さわやかな笑顔をユーノに向けるなのはであったが…ユーノの目には悪魔の微笑みに見えた。
決してなのはの事が嫌なワケでは無い。だが…どうしても彼にはそう見えてしまっていたのだ。
「(もしかしたら…本当に死んだ後も永遠に一緒…何て事になりそうな気がする………。)」

その後、間も無くして二人は出来ちゃった結婚やらかしちゃったとさ。
                 おしまい


前へ
目次:むしろ暴走に救われた
著者:◆6BmcNJgox2

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます