[506] ユーノくんと不思議なお姉さん 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:40:08 ID:0jm7p0oH
[507] ユーノくんと不思議なお姉さん 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:40:39 ID:0jm7p0oH
[508] ユーノくんと不思議なお姉さん 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:41:08 ID:0jm7p0oH
[509] ユーノくんと不思議なお姉さん 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:41:55 ID:0jm7p0oH
[510] ユーノくんと不思議なお姉さん 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:42:28 ID:0jm7p0oH
[511] ユーノくんと不思議なお姉さん 6 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:43:07 ID:0jm7p0oH
[512] ユーノくんと不思議なお姉さん 7 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:43:42 ID:0jm7p0oH
[513] ユーノくんと不思議なお姉さん 8 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:44:43 ID:0jm7p0oH
[514] ユーノくんと不思議なお姉さん 9 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/05(火) 11:46:12 ID:0jm7p0oH

なのはが初めてユーノと交わったその晩、ユーノの口から衝撃的な事実を聞かされた。
「なのは…実に言い難い事なんだけど…僕…今日が始めてと言うワケじゃないんだ…。」
「え……。」
なのはは絶句した。なのはは愛するユーノに初めてを捧げたと言うのに
ユーノの初めての相手とは一体何者なのかと……
「と言っても…それはもう随分昔の事だし…なのはと会うよりも昔の事…。
それに殆ど逆レイプも同然だったし…相手がどんな人だったかも覚えて無いんだ。」
「な〜んだ…逆レイプじゃ仕方ないよ。てっきりユーノ君が浮気したのかと思っちゃった。
それにずっと昔の事なんでしょ? 私がユーノ君の初めてじゃなかったって言うのは悔しいけど…。」
それなら仕方が無いとばかりになのはは内心悔しいと思いながらもそれ以上ユーノを咎める事は無かった。
しかし、やはりユーノは申し訳無さそうにしている。
「ごめんなのは…いずれは言っておかなきゃならない事だと思っていたから…。」
「大丈夫だよ。気にしないで…。今は私がユーノ君と一緒にいるんだから。」
なのはとユーノはお互い9歳の時に出会った仲である。それよりも前のユーノを逆レイプするなんて
一体どんなショタコン女なんだろうと内心なのはは考えていたが、直ぐに考えるのを止めた。

それから数日後…なのはは何時もの様に自主トレーニングに励んでいた。
教導隊の一員として若手魔導師を鍛える立場にある身故、自分自身も
しっかり鍛え込んでおかなければならない。もはや日常と化した自主トレーニング。
それでも気を抜かず鍛錬に精を出していたのであったが……
「ん? 何か天気が思わしくないな〜。」
先程まで晴れていたと言うのに何時の間にかに空に雨雲が掛かって来ており、
ゴロゴロと雷の音さえ聞こえて来ている始末。勿論他の物がサンダーフォールの
魔法を使っている様子も見られず、純粋に自然現象による物なのだろう。
そうなのはが考えていると…次の瞬間なのはの全身が強烈な光に包まれた。
雷がなのはに向けて落ちたのであろうか? もはや悲鳴を上げる暇さえ無い。
なのははこのまま雷の電流によって死んでしまうのかと思われたが………

「こ…ここは?」
なのはが気付いた時、彼女は見た事も無い山奥にいた。今は止んでいるが、
先程まで雨が降っていたのだろう。周囲の土や木々が濡れている。
「何で私がいきなりこんな山奥に? 確か訓練場にいたはずなのに…。」
なのはは一体何が起こったのかさっぱり分からなかった。
誰かの手によって転送魔法が使われた様子も見られない。
そして一体ここは何処なのか…とにかく誰かいないのかと
一人濡れた山道をトボトボと歩いていたのだが…そこである物を発見した。
「あ! 危ない!」
岩壁の近くで小さな子供が何かしており、その真上から巨大な岩石が落ちて来ていたのだ。
小さな子供は恐怖の為に足がすくんでいるのか…その場から動こうとしない。
このままでは小さな子供は岩石に潰されて死んでしまう。そう思った直後、
なのははその岩石へ向けて攻撃魔法を発射し、さらに自身も飛んで小さな子供を抱き抱え
その場から飛び去った。攻撃魔法は岩石を粉々に吹飛ばし、飛び散った破片も
プロテクションによって防いだ為子供に怪我は無かった。
「お…お姉ちゃん…ありがとう…。」
「坊や大丈夫…って…ん?」
自分が助けた小さな子供の顔を見た瞬間なのはは驚いた。肩まで伸びた金髪に
緑色の瞳をした…まるで女の子の様な顔をしたそれはそれは可愛らしい男の子だったのだが…
同時になのはにとって見覚えのある顔でもあった。そう、子供の頃のユーノに似ているのだ。
「(でも…まさかね…。)」
目の前の男の子はなのはの記憶にある子供の頃のユーノよりもやや幼い。
と言うか何よりも今のユーノは立派な大人だ。きっと他人の空似なのだろう。
なのははそう考えていたのだが…男の子の方は首を傾げていた。
「どうしたの? 僕の顔に何か付いてるの?」
「い…いや…何でも無いよ。それよりこんな所で何をしてたのかな? まだ小さいのに…危ないよ。」
なのはは優しく男の子を注意するが、そこで男の子は先程の岩壁を指差して言った。
「僕はあの地層を調べてたんだよ。何か埋まって無いかな〜? って…。」
「へ〜まだ小さいのにしっかりしてるんだ〜ってそうじゃない! 坊やみたいな
小さい子供がこんな山奥に一人でいるなんて危ないでしょ?」
なのははなおも男の子を注意するが、男の子は表情を変えずに答える。
「一人じゃないよ。だってここにお姉ちゃんがいるじゃない。」
「私は数に含めちゃダメだよ! とにかく坊やが一人で山奥にいるなんて危ないよ!」
「じゃあお姉ちゃんはどうしてここにいるの?」
「え……。」
これは痛い所を突かれた。そもそも自分が何故こんな山奥にいるのかなのはも分かっていないからだ。
「それにお姉ちゃんだって一人みたいじゃない。お姉ちゃんも一人じゃ危ないよ。」
「私は良いの! もう大人だから!」
なのははおっぱ…胸を張って力強く答えるが男の子は不機嫌そうに頬を膨らませていた。
「え〜? お姉ちゃんずるいよ〜。」
「ずるくない。って言うか私がいなかったら坊やは岩に潰されて死んでいたかもしれないんだよ。」
「あ…それは…ごめんなさい…。」
「うんうん子供は素直が一番。」
何だかんだで素直な所もある男の子の頭をなのはは笑顔で優しく撫でるが
初めて会った相手のはずだと言うのに不思議と見知った相手と会話している様な
何かをなのははこの男の子から感じていた。と、その時だ。
突然何の脈絡も無く男の子が倒れたのである。
「え!? どうしたの!?」
慌てて男の子を抱き上げようとするなのはだが…ここである事に気付く。
「う…凄い熱! それに服がこんなに濡れてるじゃない!」
周囲が濡れているのを見れば分かる通り、先程までここは雨が降っていたと思われる。
その雨の中を雨具も無しに地層調査等を一人でやっていたのだろう。
そうなってしまえば全身びしょ濡れになって体が冷え、発熱を起こしてうのも無理は無かった。
「寒いよ……お姉ちゃん…寒いよ……。」
男の子は苦しそうに身体を振るわせる。顔色も悪い。恐らくは先程までは地層の調査に熱中していた故に
全く気にはしていなかったのであろうが、なのはと会った後で気が緩んだ事が原因で
自身の熱を自覚したのだと思われる。
「た…大変! とにかく何とかしなきゃ!」
なのはは男の子を抱き抱え、何処か濡れていない場所へ運んで寝かせた。
「寒いよ…お姉ちゃん…寒いよ……。」
「待ってて…今火を付けてあげるからね!」
苦しそうに寝ている男の子に自分が着ていた上着を被せ、なのはは
周囲から集めて来た薪に軽く攻撃魔法を当てて火を付けようとするが
先程まで雨が降っていたと思われる故に湿気っているのか火が付かない。
しかもその間にも男の子はどんどん衰弱して行くのだ。
このままでは下手をすれば命の危険さえある。
「ああ…寒いよ…寒いよぉ…。」
「そんな! また熱が上がってる! それに火も中々付かないし…どうすれば良いの!?」
なのはは必死だった。しかしそれでも解せない所もある。それは何故自分が
この男の子相手にここまで必死になっているのか? である。
確かに時空管理局の魔導師として人を助ける事は当然の事だ。しかし……
それとは関係無しになのはは必死になっていた。何故?
相手はただユーノに似ているだけなのに…ただの他人の空似だと言うのに…
何故自分はこうも必死になってしまうのか…それが分からない。
ただこれだけは分かる。この子を絶対に助けなければならない。
この子を死なせてしまっては絶対にいけない。もしこのままこの子を死なせてしまう様な
事になれば…絶対に取り返しの付かない事になる。そう言う予感を感じさせるのだ。
「もうこうなったら…これしかない…。」
なのははある決断をし…服のボタンを外した。
「大丈夫…私が…坊やを温めてあげるからね…。」
なのはが取った行動。それは裸になって自らの肌で温めると言う物だった。
なおも苦しそうに寝ている男の子の目の前で服を脱ぎ捨て、その美しい肌を露としたなのはは
次に男の子の服も脱がし始める。男の子の服は濡れているのだ。火を焚けない状況では
ますます男の子の身体を冷やしてしまう事になる。何よりも…人肌で温める為には
直接相手の肌に触れる必要があるのだ。だからこそなのはは丁寧にかつ迅速に男の子の服を脱がした。
「うわぁ…可愛い…なんて言ってる場合じゃないよ。」
下着や靴下まで全て脱がし終えた後…なのはは男の子の可愛らしい裸体に一瞬興奮してしまった。
女の子の様な顔をしているのだけども…首から下を見れば男の子だと分かるその裸。
しかし…だからこそなのはにはとてもとてもこの上無い程にまで可愛らしく思えた。
「寒い…寒いよぉ…。」
だがその間にも男の子は苦しんでいる。故になのはは優しく男の子の身体を抱いた。
「私が温めてあげるからね…。」
「え? んん!」
男の子が虚ろな目でなのはを見た時、そこでやっと初めて自分の置かれている状況に
気付いたのだろう。目の前にいる裸の女性に驚きを隠せないでいたが…その直後…唇を奪われた。
「ん…ん…ん…。」
なのはは男の子の体を優しく抱きしめながら唇同士を密着させ、さらに口の中に舌を滑り込ませ
絡ませて行く…。こういう体験は初めてなのだろう。男の子も戸惑っている様子であったが
熱で衰弱してる為に体が思うように動かないと思われる。
「んぁ…。」
「どう? 少しは温まった?」
なのはが唇を離した時…二人の口の間には唾液の架け橋が繋がっていた。
そしてそれを繋げたまま優しく訪ねるなのはだが…男の子の目には涙が浮かんでいた。
「うん…温かいよ…でも…どうしてこんな事するの?」
「それはね…坊やを温めてあげる為だよ。」
なのはは今度は男の子の顔を自身の豊満な二つの乳房の間に埋め込んだ。
こうして男の子の体を満遍なく温めてあげるつもりらしい。
「ん…ん…ん…。」
「ほ〜ら温かいでしょう?」
やっぱり顔を乳房に埋められるのも初めてなのだろう。男の子は戸惑っている様子であったが…
次の瞬間男の子は顔をなのはの乳房の谷間から出し、左乳の乳首に吸い付いたのだ。
「きゃ!」
なのはの体が思わずピクンと震えた。そして男の子は乳を吸い出さんばかりに吸い続ける。
「(う…うぁ…上手……何で…こんなに感じちゃうの…?)」
幾ら乳首が敏感な所だと言っても男の子の吸いっぷりは凄まじい物がある。
ここまで感じてしまうのはユーノと交わった時に吸い付かれて以来の事であった。
「坊や…ママが恋しいのかな? そんな事してもまだ出無いよ。」
「僕にはお母さんは…ううん? お父さんもいないんだ…。」
「え…。」
寂しそうな顔で言う男の子になのはは一瞬驚きの顔を見せた。この子も孤児なのだろう。
そう言えばユーノも育ての親はいても産みの親はいないと言う話を聞いた事がある。
そう考えるとますます他人の様な気がしない。不思議な物だとなのはは思った。
「わかった。じゃあ今だけは私が坊やのママになってあげる。だから…沢山温めてあげるからね…。」
「う…うん…ありがとう…。」
男の子はまるで赤ん坊に戻ったかのようになのはの左乳首に吸い付き始めた。
その上さらに小さな左手で右乳の方を握り締め、あろう事か乳首さえ弄くり始めたのだ。
「(うあ! 凄! この子上手…。どうして? まだ子供だからこういうのって初めてでしょ!?)」
なのはは驚きに耐えなかった。まだ子供だと言うのにどうしてこうも上手なのだろうと。
これはもはや天性の物としか言い様が無い。何よりもまるでユーノとエッチをしている時の様な
感じがする。相手はただユーノと他人の空似なだけの赤の他人だと言うのに…。
と、そこで自分のお腹に固い物が当たっている事になのはは気付いた。
良く見て見るとそれは男の子のモノ。まだ毛も生えてないし、皮に包まれた幼いモノであったが
男の子の可愛らしい顔からは想像も出来ない程大きくて…そして硬く勃起していた。
「うわ〜…坊やのオチンチンって凄く大きいんだね。」
「あ…な…何をするの?」
「フフフ…坊やのオチンチンも温めてあげる。」
男の子は慌てていたが、なのはは優しく微笑みながら男の子の幼いモノを
自らの豊満な乳房の間にゆっくりと挟みこんだ。俗に言う『パイズリ』である。
そして両手で乳房を持ち上げながら男の子のモノを扱いて行くのだ。
「あ…やめ…ああ…。」
「どう? 温かいでしょう?」
乳房でモノを扱かれると言う初めての感触に男の子は戸惑い、身体を震わせていたが
なのははなおも優しく…かつ大胆に扱き続けた。
「温かいよ…でも…でも…やめてよ…オシッコ出ちゃう…あ!」
幼いモノを扱かれていく内に男の子は尿意を感じた。と次の瞬間、
男の子の幼いモノから真っ白な濃い精液がまるで水鉄砲の様に勢い良く発射され
なのはの顔面を白く染め上げていた。男の子はまだ幼いと言うのに異常すぎる程である。
「な…何この白いの…オシッコじゃないよ…。」
「フフフ…これは精子って言うんだよ坊や。」
「せいし?」
男の子は始めて見る精子に戸惑いを隠せないでいたが、なのはは自らの顔にかかった
真っ白な精液を美味しそうに嘗め、幼いモノを手で掴みながら男の子の身体を跨いだ。
「男の子のオチンチンって言うのはね? おしっこ出したりする以外に
こういう使い方があるんだよ…。」
「え? 何をするの? あ…やめて!」
先程派手に出したと言うのになおもカチコチに硬いままの男の子の幼いモノを
掴んだ状態でなのはは自らの股を大きく開いた。初めて見る女性のソレに
男の子も思わずビックリしてしまっていたが、なのはは男の子の幼いモノを
自らのソレにゆっくりと押し付けた。
「こうやってね…女の子のオマ○コに入れたりするんだよ。」
「え? 入るの…? あ…ああ…ほ…本当に入ってる……。」
自分の幼いモノがなのはのソレの中へゆっくりと沈み込む様を見て男の子も驚いていたが…
直後に襲い来るのはこの上無い程の快感だった。
「あ! あああぁ……。」
「どう? 気持ち良い?」
「ああぁぁぁ…。」
もはやどう言って良いのか分からず、男の子は頬を赤くしながら喘いでいた。
先程幼いモノを乳房に挟まれていた時も男の子は今まで感じた事の無い何かを感じていた。
しかし今はそれ以上に凄まじい。男の子の幼いモノをなのはのソレが満遍無く包み込んでいるのだ。
なのはの体温がそのまま男の子の幼いモノに伝わり…男の子を温める。
「それじゃあ動かすよ〜。」
「え? ああ!」
なのははゆっくりと腰を動かし始めた。これも男の子にとって初めての経験。
幼いモノが己を包み込んでいるソレと擦れ合うのである。
「気持ち良い…気持ち良いよ〜…。」
「それに温かいでしょ?」
「うん…温かい…温かいよぉ〜…。」
男の子はなのはの身体を抱きしめ、なのはも男の子を抱き返した。
そしてなのははなおも腰を激しく動かす。だがなのはは不思議な何かを感じていた。
エッチはただ一人…ユーノとしかしないと決めたはずなのに…この男の子と
している事に何の罪悪感も感じないのである。一体何故……そう疑問に思っていた時だ。
「アッ!!」
今度はなのはが喘ぎ声を上げた。良く見ると男の子の方も腰を動かし始めていたのだ。
しかもまだ小さい子供とは思えない程激しい。
「アッ! なっ! 凄!」
「お姉ちゃん! 気持ち良いよ! 気持ち良いよぉ!」
男の子はますます激しく腰を動かし、今度はなのはが逆に突き動かされた。しかも…
「や! おっぱ…ああ!」
男の子は腰を激しく動かしながら…またもなのはの乳首に吸い付いたのである。
「凄い! 凄いよ坊やぁぁぁ!」
この男の子は初めてなはずだと言うのに何故こうも凄いのか…なのはには分からなかった。
「(で…でもこの感じ…誰かに似てる気がする………そうだ…ユーノ君! ユーノ君に似てるんだ!)」
なのはを激しく突く男の子の様が…なのはにはユーノと被って見えた。
しかしこの男の子はユーノでは無い。似てはいるが…赤の他人。全くの別人…のはずなのだが…
何故こうもこの男の子はユーノに似ているのだろう……それが全く不思議で仕方が無かった。
「あ…あ……あ………ああああああああぁぁぁぁ!!」
結局なのははイってしまった。相手はまだ小さな子供だと言うのに………。
しかし同時にある事に気付く。それは男の子が元通り元気になっていると言う事だ。
なのはが抱く以前はあんなに衰弱していたと言うのに……。

「気持ち良いよ! 気持ち良いよお姉ちゃん! 気持ち良いよぉ!」
「あっあああー!! あー! あー! 凄! 坊や凄っ! ああああああー!!」
男の子は元気になってますます夢中になって腰を激しく動かし、なのはを何度もイかせた。
もはやすっかり立場が逆転してしまっていたのだ。

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。」
「ねぇ…お姉ちゃん…大丈夫?」
男の子はすっかり元気になっていたが、そのせいで逆になのはは中々立ち上がれなかったが、
何はともあれ、これで男の子が無事で良かった。二人が何度も交わっている内に
雨で濡れていた周囲の地面や男の子の服も乾いていたし、後は山を降りれば良い。
「お姉ちゃんありがとう。」
「こちらこそ…坊や本当に凄かったよ。」
なのはは男の子の将来が楽しみであり…同時に心配してもいたが、二人は笑顔で手を繋いだ。
「そう言えば…坊やの名前は何て言うのかな?」
「え? 僕の名前?」
ここまで激しく交わりあったのだから…これも縁。名前を聞いていても罰は当たらないはずだが…
「僕の名前はユーノ=スクライア。でもスクライアは部族名だから…ユーノで良いよ。」
「え……………。」
なのはは絶句した。この男の子の名前もユーノ=スクライア。
顔が似てるだけじゃない…名前まで一緒とは凄い偶然…ってレベルの話じゃない。
そしてさらにある事になのはは気付く。それはユーノと名乗った男の子の首に
紐に括り付けられた赤い宝石が下げられていた事。あの時はとにかくこの男の子の
身体を温める事に一生懸命で気付かなかったが…これは間違い無くレイジングハート。
かつてユーノが持ち、後になのはの手に渡ったレイジングハートである。
「と…言う事は…………。」
ここまで来てなのははやっと気付いた。今置かれている状況に………。
しかし、次の瞬間なのはは光に包まれ…男の子の前から忽然と姿を消していた。
「あ…お姉ちゃんが…消えちゃった……。」
突如姿を消したなのはに男の子は呆然とするしか無かった。

「………………。」
なのはが気付いた時、最初にいた練習場に戻っていた。
あの一連の事態は一体なんだったのか…なのはにはさっぱり分からなかったが…
とにかく元の場所に戻る事が出来て良かった良かった。

「でも…あれって一体何だったんだろう…。」
自分の部屋に戻った後もなのははあの時の余韻に浸っていた。一体あれは何だったのか…と…。
そこでなのはは以前本で読んだある記述を思い出した。
それは極稀に自然現象的に時空に穴が開き、そこに吸い込まれ別の時代や世界に
飛ばされてしまう事もあると言う物。97管理外世界の日本で言う所の『神隠し』が
そうであるし、また『バミューダトライアングル』と呼ばれる海域で船や飛行機が
行方不明になるのもそれが原因と言う。その本を読んだ時にはオカルトだと真に受ける事は
無かったが、今なら分かる。なのはが経験したこの一連こそ…自然現象的に開いた時空の穴によって
過去に飛ばされ…そして元の時代に戻って来たのでは無いか? きっとそうに違いない。
あの男の子も…恐らくはユーノに良く似た他人では無く…昔のまだ幼かった頃のユーノなのだろう。
「え………って言う事は…………。」
なのははそこである事を思い出した。最初にユーノが言っていた『なのはと会うより以前に
謎のショタコン女に逆レイプされちゃった事件』の事を……………
あの時の男の子が本当に過去の幼かった頃のユーノと言うのならば…………
「あ…アハハハハハ……アハハハハハハハハハハハハハ!!」
なのはは笑った。もはや笑うしか無かった。無理も無い。ユーノの童貞を逆レイプして
奪って行った謎のショタコン女とは…………なのは自身の事だったからである。
これで笑わずして何としようか!
「そっか…私か……私はショタコン女か! アハハハハハハハハハハハハ………はぁ……。
でも……子供のユーノ君も……凄く可愛かったな〜………。」
なのはは幼いユーノの裸を思い出し……少し興奮した。かつてはロリコンと呼ばれる人種を
気持ち悪いと考えていたなのはだが…今なら少しだけ許してもいいかもしれない…。
きっと今の自分も似たような気持ちだから………そうなのはは考えていた。

それから一時するのだが…なのははある事が頭に浮かんでいた。
「そ…そう言えば…もし私が時空の穴に吸い込まれたりしてなかったら…ユーノ君は
どうなってたんだろう………。」
あの男の子が本当にユーノだとして……なのはが助けなかったら……
もしかするならば…あの落石の下敷きになって死んでいたのかもしれない。
そうで無くても山中で熱を出して倒れ、誰にも助けられないまま衰弱死していたかもしれない。
そう考えれば考える程……なのはは怖くなった。もし自分が時空の乱れによって
過去に飛ばされていなければ…ユーノは死んでいたかもしれないからだ。
あの時点でユーノが死んでいたとすると…なのはとユーノが出会う事は無かった。
ジュエルシード事件は起こらなかったかもしれないが…プレシア=テスタロッサは
恐らく別の方法でアリシアを蘇らせようとし、それによってフェイトは
最後まで道具と使われ、今の様に管理局で執務官をやるなど絶対に無いだろう。
そして夜天の魔導書事件。なのはとフェイトと言う存在を欠いた事によって
凄惨な結果になっていたかもしれない。当然のごとくはやては死に、下手をすれば
闇の書の手によって97管理外世界そのものが消滅していたのかもしれない。
さらにスバルやエリオ・キャロが管理局に入る事も無かっただろう。
ジェイル=スカリエッティ事件を解決する事も出来なかっただろう。
あの時ユーノが死ぬか生存するかで…後の未来に天と地程の差があるでは無いか。
「でも…これで本当に良かったのかな?」
なのはにまたも新たな疑問が浮かぶ。そもそも過去を変えて歴史を改変すると言う行為は
罪悪とされている。ならばなのはが意図的では無いにせよ過去のユーノと接触し
その後の運命を大きく変えてしまった事は結果的にはともかく、本来の歴史を改変する
罪悪になるのではないか? そう考えていた。しかし…こうも考える。
「けど…私が過去のユーノ君を助けたからこそ『今』があると言うのなら…
こういうのも実は『歴史の必然』だったのかも…。」
そう、一連のなのはによる過去の改変そのものが…歴史の必然であったとしたら…
それは決して罪悪にはなり得ないのではないか? なのはの知る現在に至るまでの
歴史そのものがその証拠である。
「ま…どっちにしてもこの際どうでも良いか…。きっとあの後であのユーノ君も
昔の私と出会って…ジュエルシード事件や夜天の魔導書事件を経験する事になるんだね…。」
なのはは手に頬を当てて窓の外を眺める。既に空には丸々とした月が浮かんでいた。
               おしまい



著者:◆6BmcNJgox2

このページへのコメント

ユーノくんレイプ!!ショタコンと化したエースオブエース!!

0
Posted by 名無し 2013年05月07日(火) 06:30:24 返信

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