315 名前:ロリータオナニー! 八神はやての触手遊び! [sage] 投稿日:2011/06/04(土) 23:11:43 ID:Jsa7SFNA [2/6]
316 名前:ロリータオナニー! 八神はやての触手遊び! [sage] 投稿日:2011/06/04(土) 23:12:16 ID:Jsa7SFNA [3/6]
317 名前:ロリータオナニー! 八神はやての触手遊び! [sage] 投稿日:2011/06/04(土) 23:13:05 ID:Jsa7SFNA [4/6]

ロリータオナニー! 八神はやての触手遊び!


「ん……はぁ……ぁぁ」

 薄暗い部屋の中で、吐息が漏れる。
 押し殺そうとしていながらも抑えきれない、官能の声音だ。
 悶えるのは、ベッドのシーツの上に投げ出された矮躯である。
 飾り気のないベージュのパジャマを身に纏った細い四肢。
 胸も薄く、ウエストもくびれはなく、尻も同様に小さい。
 シーツの上で千々と乱れるセミロングのブラウンヘア、快感に酔い痴れる愛らしい顔立ち。
 それは少女だった。
 彼女の白魚のような指が這うのは、己自身の柔肌だ。
 下着ごとズボンを下ろし、むき出しにされた秘裂に指が滑り込んでは粘着質な水気で濡れたそこをクチュクチュと弄る。
 もう一方の手ははだけた上着から挿し入れられて、薄い胸の上にある桃色の蕾を愛撫する。

「んッ……く、ぁ」

 次第に指に込められる力が強くなっていき、細やかな肢体が小刻みに震える。
 濡れそぼった蜜壷を指が掻き分け、割れ目の上で充血した陰核が押し潰される。

「――ッ!」

 その瞬間、全身に駆け抜けた甘い快楽の電流に、少女がびくりと痙攣した。
 甘美な絶頂の恍惚に脱力し、少女はベッドの上でくたりとなる。
 僅かに荒くなった呼吸、唇から漏れる切なげな吐息。
 ぼぅ、っと蕩けた瞳は、絶頂後の気だるげな余韻に満ちていた。
 そして少女はぼんやりと天井を見上げながら、ぽつりと呟いた。

「ああ……またヤってもうた……」

 と。
 静かな部屋の中で、ただベッドの横に鎮座する車椅子だけが幼い痴態を見ていた。



 少女の名は、八神はやてという。
 ひどく数奇な運命の元、魔法という超常の理の中に身を置く乙女である。
 元は天涯孤独の身の上であったが、今では夜天の書の守護騎士達という新しい家族を得て、幸福な日々を送る娘だ。
 闇の書事件を通じて不治の病による薄命も退け、ヴォルケンリッターの皆と一緒に平穏な毎日を過ごすはやてであるが。
 そんな彼女にも一つ悩みがあった。
 それはいわゆる――――性欲に関する事だ。
 幼い頃から身体的不自由を抱え、一人で病室や家に篭って生活する事の多かったはやてにとって、性の悦びは簡単にストレスを発散する事のできるすばらしい行為だった。
 本やインターネットに触れる機会が多ければ、その種の知識を得る事は難しくない。
 最初は恐る恐る秘部を弄っていたはやてだが、自分でコントロールできる快楽の美酒に溺れるのにそう時間は掛からなかった。
 ところが、家族が出来て問題が生まれる。
 彼らの目から隠れて慰めるのが、少々難しい事だ。
 年の近いヴィータとは夜一緒に寝るし、シグナムにしろシャマルにしろ家にはいつも誰かしらいる。
 以前は日に何度も耽っていた自慰行為も、最近ではめっきり回数が減ってしまった。
 無論、家族が邪魔だなんて思いはしない。
 みんな掛け替えのない、大切な存在で、もう失いたくなんてない。
 だがそれとはまったく別の問題として、一度性の悦びを覚えた体は頻度の減った肉欲に、酷く餓えるようになってしまった。
 最近では一人になる時間があれば、その反動の分激しく溺れてしまう事が多々あった。
 そして今日もまた、そんな日だったのだ。

「……はぁ」

 軽く溜息をつき、はやてはベッドの上で漫然と汗に濡れた素肌を晒していた。
 家族の皆が管理局の仕事で出かけた貴重な一日、今家にいるのは自分だけ。
 久しぶりに訪れた孤独な時間を、少女は惜しげもなく性の一人遊びに費やした。
 胸を、秘所を、愛撫しなれた性感帯をはやては指で何度も弄った。
 慣れ親しんだ行為だ、言うまでもなく絶頂に達した。
 達しはしたのだが、しかし……何か物足りないと感じる。
 お預けを喰らっていた餓えた体は、もうこの程度の快楽では簡単に満足しないようになっていた。
 むしろ何度か絶頂に達した事で、余計に熱を帯びて火照ってしまった。
 皆が帰宅するまでに、果たして満足できるだろうか。
 自分の愛蜜で濡れた指先を見ながら、はやてはぼんやりと考える。
 ふと、そんな時だった。
 彼女の視界に、己の愛機が、デバイスが見えた。
 剣十字のペンダント、夜天の書の最後の残り香とも呼べるそれが、少女の目に留まる。
 そして思考する。
 かつてシグナム達が蒐集した魔法やその特性は、はやてもまた使用できるのだ。
 追想するのは闇の書事件におけるそのそれぞれ。
 乙女の逞しい想像力は、一つの発想を得た。

「ためして……みよかな」

 何気なく呟き、はやての手は自然とデバイスを手繰り寄せる。

 鎖の先にぷらんとぶら下がった金色の十字架を、白い手がギュッと握り締める。
 その瞬間、眩い白光が生まれ、少女を中心に円環を形成。
 魔法術式を紡ぐ際の魔法陣である。
 使ったためしのない術であるが、蒐集されたデータに従ってそれは瞬く間に構築される。
 術式が成った時、陣より出でたのは異形なる影だった。
 濡れた肉同士が重なり合うような、粘着質な音を立てて幾重にもそれが広がった。
 まるで枝のように伸びるその正体は――触手であった。
 表面に怪しげな粘液を滴らせ、ぐちゅぐちゅと音を立てて蠢く有機的な肉塊。
 かつてリンカーコアを蒐集した生物の、生態的な具現化である。
 それを使ってどうするのか?
 いや、もはやそんな質問は愚問だろう。

「ひゃぁ! ああ……ええよ……きてぇ」

 甘く蕩けた少女のいざないに応え、はやての白い肌の上に滑り気を帯びた肉色の枝が這いずる。
 主に命ぜられるまま、触手ははやての肢体に群がり、その柔肌に吸い付く。
 白く穢れのない少女の体、グロテスクに蠢く触手の肉塊。
 まるで反対の二つの肉が、ただ快楽という名の美酒の元に交わる。
 はやての意思を反映された触手は、実に彼女の体の快感のツボを心得た動きをした。
 へその辺りをくすぐったかと思えば、するりと伸びてなだらかな胸の頂点にある乳首をちろちろと舐め上げた。
 太腿の間を這いずり、股の間の秘所へと向かって先端が群がる。
 陰唇をぱっくり開いたかと思えば、驚く程の繊細さと慎重さで蜜壷の入り口やクリトリス、肛門の縁に纏わり付いて、むず痒く甘い愛撫を行う。
 それだけでも神経が凍りつきそうな快感なのだが、彼はより忠実に主人の命令を遂行せんと、努力した。
 じゅるじゅると水音を立て、粘液を絡ませて次々と分裂し数を増やす触手。
 今度は両腕に絡みつき、指の一本一本から、二の腕、汗で蒸れた腋まで舐め上げた。
 まるで甘露でも味わうかのように、触手は念入りに少女の腋を舐め立てる。
 普段誰かに晒す事のないそんな場所を味味わわれ、快楽に羞恥の色を混ぜてはやての顔が紅潮した。

「あ、あかんてぇ……そんな、わきなんて……ひゃぅん!」

 口から出た言葉は否定であったが、その真の意味は違うと従順な異形は理解した。
 言葉こそ拒絶であるが、声音は甘く蕩け、秘裂からはしとどに悦びの蜜が溢れている。
 形骸化した羞恥心の否定など、触手は一顧だにしない。
 むしろさらに辱めて悦ばせようと、愛撫はより激しくなった。
 媚薬混じりの粘液の量を増やし、白い肌に塗り付けては染み込ませる。
 淫汁に濡れて光る柔肌は、それだけでも過剰なほど淫靡であった。
 火照って淡く紅色に染まるともなればなおさらだ。
 しゅるりと伸びた、とりわけ細く緻密な動きをする触手が、少女の唇を割って口腔に入り込む。
 歯茎の合間さえ舐めたかと思えば、それははやての舌に絡み付いて濃厚に愛撫を始めた。

「ん、ぁぁ……ちゅぷ……ええ、よぉ……ひょくしゅとキス、すろくええよ……」

 初めての口付けを触手に奪われながら、はやての意中にそんな事を気にする思考は残っていなかった。
 あるのはただ、流し込まれる媚薬と濃密な絡み合いのもたらす快感のみ。
 最初はされるがままだった動きが、徐々に彼女からも舌を絡めて求めていく。
 どこまでも、貪欲に。
 挿入さえされていないのに、はやてはもはや忘我の淵にいた。
 腋を舐められる度、乳首を舐められる度、クリトリスを舐められる度、陰唇を舐められる度、肛門を舐められる度、口の中を舐められる度。
 未成熟な肢体に培われた性感帯の悉くが火を点けられたかのように燃え上がる。
 官能の火が生む大火の洪水だ。
 彼女に出来る事と言えば、ただその波に浚われて悶え、喘ぐことだけ。

「もっろ、もっろぉ……ひてぇ、もっろひれぇ……ッ!」

 口の中を触手に犯されて、まともに喋れない状態のままはやては己の使役する異形に哀願する。
 従順な触手はそれに応え、より愛撫を強めた。
 乳首が千切れそうなほど抓り上げたかと思えば、クリトリスに吸盤型の触手が吸い付く。

「……〜ッ!」

 その瞬間、声にならない声を上げて、彼女の細い肢体がびくんと跳ねた。
 背筋から脳髄までを、絶頂に達した悦楽の電撃が貫いたのだ。
 だが主の求めを受けた肉塊は、この程度では終わらない。

 一度絶頂に達した少女の柔肌に、さらなる愛撫が襲い掛かる。
 今度追加された愛撫は、菊座への攻めだった。
 極細の繊毛を宿した触手が肛門の淵を執拗に舐めたかと思えば、ぬるりと僅かに侵入を試みる。
 入り口を念入りにほぐして、ほぐして、ほぐし抜き……ゆっくりと侵入していく。
 排泄にしか使わない不浄の穴を辱められるのは、堪らなく恥ずかしくて、そして気持ち良かった。
 してはならない事をされるという被虐の心に火が点いてしまい、愛蜜がだらしなく溢れ出た。

「ら、らめ、そんな……うんちの穴いれたら……ひゃぁあう!!」

 主がする無意味な抵抗の言葉など、むしろそれをより辱める愛撫で触手は応じた。
 ほぐされた尻穴に深く触手を捻じ込み、媚薬を注ぎながら肛門の淵をイボと繊毛で撫で回す。
 初めて犯された場所だというのに、快楽に貪欲な少女の体はそれだけで一度達した。
 小刻みに痙攣する体が、汗と淫液で濡れ光り、とてつもなく淫猥だ。
 主人の悦びに、肉の下僕もまた歓喜したかのようにビクビクと蠕動する。
 そして一層の愛撫に励むのだ。
 菊座を犯す触手が、一本から二本に増えて、螺旋を描いてグチャグチャと掻き回す。
 処女膜を傷つけないように注意しながら、細い触手が膣を浅く弄る。
 クリトリスを吸い、乳首を転がし、腋を舐め、口付けを味わう。
 快楽の小波が幾重にも重なって、もはや津波のように少女の矮躯の中を駆け巡った。
 はやてに出来る事と言えば、ただ与えられる甘美な肉の悦びにのたうち喘ぐ事だけ。

「ぃぃいッ! あ、ひぃあぁ! ぁぁあああ!! にゃぁ! いふ、いぐぅ!!」

 涙と唾液と、触手の粘液で濡れた顔をこれ以上ないほど蕩かせて、はやては震えた。
 もう思考なんてまともに働くわけもない。
 頭の中にあるのは、貪欲な欲求と忘我の快楽のみ。 
 徐々に徐々に、高まっていく性感はその波涛となり、大波になり、津波へと代わって彼女を飲み込んだ。
 ひときわ強く、絡まった触手が尻穴を挿入された時、ついに波は決壊する。

「いひぃ、いふ……いふぁああああああああ!!!」

 ほとんど絶叫に近い声を迸らせ、少女の矮躯がベッドの上で跳ねた。
 目は白眼を剥きかけて、意識を飛ばし掛けてはアヘ顔を晒してアクメに溺れる。
 ずるりと口の中を犯していた触手が離れると、名残惜しげに口から伸ばされた舌がひくひくと蠢く。
 触手の先端と舌先の間に粘液と唾液の混ざり合った橋が架かり、ぼぅ、っと蕩けた眼ではやてはそれを見上げる。
 未だかすかに蠕動をする触手達は、主の命を待っていた。
 従順で激しく、呵責なる快楽の肉塊達。
 なんて愛らしいのだろうか。
 桃色の霞に包まれた頭は、禍々しい異形への愛でいっぱいだった。
 もっと欲しい、もっとしたい……気持ちい事を、もっと……。
 とろんとした眼を細めて、はやてはとても処女の乙女がするとは思えない、淫猥で美しい笑みを浮かべ、迎え入れるように腕を開く。

「おいでぇ……もっともっと、わたしのこと、きもちよぅしてぇ……」

 そうやって八神はやては、甘美な声音で異形なる従僕をいざなった。
 触手達はそれに懸命に応え、さらに肉根を広げて彼女に群がった。
 後には少女の甲高い嬌声と、粘着質な水音だけが響く。




 ただ、はやては快楽に溺れるあまり気付かなかった。
 この時階下から、家族が帰宅を告げる声を上げて、ドアを開けていた事を。
 そして十数秒後、彼女の部屋に訪れる事を。
 己の痴態が晒される事など今は知らずに、はやてはひたすら快楽の海に溺れていた。
 ただ、ひたすらに。



終幕


著者:ザ・シガー

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