463 名前:ヴィータ 新たなる出発! 1 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/17(月) 11:44:33 ID:W.SpVP0. [2/7]
464 名前:ヴィータ 新たなる出発! 2 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/17(月) 11:45:29 ID:W.SpVP0. [3/7]
465 名前:ヴィータ 新たなる出発! 3 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/17(月) 11:47:16 ID:W.SpVP0. [4/7]
466 名前:ヴィータ 新たなる出発! 4 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/17(月) 11:48:37 ID:W.SpVP0. [5/7]
467 名前:ヴィータ 新たなる出発! 5 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/17(月) 11:50:02 ID:W.SpVP0. [6/7]
495 名前:ヴィータ 新たなる出発! 6 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/18(火) 10:06:02 ID:h2aO//cY [2/7]
496 名前:ヴィータ 新たなる出発! 7 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/18(火) 10:08:00 ID:h2aO//cY [3/7]
497 名前:ヴィータ 新たなる出発! 8 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/18(火) 10:09:17 ID:h2aO//cY [4/7]
498 名前:ヴィータ 新たなる出発! 9 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/18(火) 10:11:06 ID:h2aO//cY [5/7]
499 名前:ヴィータ 新たなる出発! 10 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/18(火) 10:13:30 ID:h2aO//cY [6/7]
515 名前:ヴィータ 新たなる出発! 11 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/19(水) 11:14:11 ID:5U9fOZBY [2/6]
516 名前:ヴィータ 新たなる出発! 12 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/19(水) 11:16:31 ID:5U9fOZBY [3/6]
517 名前:ヴィータ 新たなる出発! 13 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/19(水) 11:18:38 ID:5U9fOZBY [4/6]
518 名前:ヴィータ 新たなる出発! 14 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2010/05/19(水) 11:20:22 ID:5U9fOZBY [5/6]

 世の中何が起こるか分からない。こんなはずじゃない事ばかり。頭ではそう分かっていても、
やはり実際にそういう体験をしない限りは完全に分かった内に入らないだろう。
そう、彼女ヴィータがまさにそうだった。

 ヴィータは大怪我をしてしまった。かつてなのはが体験した…のとはまた違うとしても
その位に大きな傷を負ってしまったと言ってもまず間違ってはいない程の大怪我だった。
確かに懸命のリハビリの結果、普通に日常生活を送る上では問題無い程度には回復した。
が、リンカーコアは別だった。すなわち、もう魔法を使う事は出来なくなってしまったのである。

 夜天の魔導書のプログラムだった頃の時代の彼女ならば、この様な大怪我を負ったとしても
回復は容易であっただろう。しかし、今はもうそれとも切り離され、少なくとも回復力に関しては
常人と大差の無い所にまで人間に近くなっている。ならば、もうこれ以上は回復出来ないも同義であろう。

 ヴィータがもう魔導師としての再起が不可能と分かってから間も無く、管理局からヴィータが渡されたのは
解雇通知であった……………………

「戦えない魔導師に用は無いって事かよ…畜生…。」

 ヴィータは涙ながらにそう呟き、その解雇通知書を握り潰した。悔しくて悔しくて仕方が無かった。
これこそ魔導師至上主義社会の弊害。地球には『金の切れ目が縁の切れ目』と言う言葉があるが、
ミッドやその他魔法文明によって発展した管理世界においては『魔力の切れ目が縁の切れ目』と
言うべき事が起こっていたのである。魔力によって手に入れた栄光や絆は、魔力の喪失と共に
失われると言う事である。これが元々から大した事の無い魔導師だったならば問題も少ないだろうが、
ヴィータは教導隊の一員にもなっていた程の優れた魔導師。それが魔力を失ってみれば…
それは惨めな物だった…………………


「それじゃあヴィータ、行って来るよ。留守番よろしくな?」
「行ってらっしゃいはやて…。」

 職を失って以降、ヴィータは家で留守番をする事が多くなった。そして仕事に出かけるはやて達を
玄関前で見送る毎日。それはヴィータにとってやるせなくて仕方が無かった。

「今のあたしは騎士としてはやてを守る事も出来ねぇ…。」

 はやて達が去った後、玄関前でヴィータはグラーフアイゼンを強く握り締めていた。
かつてはヴィータと共に幾多の戦場を駆け抜けた歴戦のデバイス・グラーフアイゼンも
ヴィータが魔力を失った今となってはちょっと豪華な金槌やゲートボールスティック程度の使い道しか無い。
それがヴィータには悔しくて悔しくて仕方が無い。

「はやては何も言わないけど…きっと心の中ではあたしの事を穀潰しだって馬鹿にしてるはずだ…。
畜生…あたしも何とかして新しい仕事を見つけないと…。」

 新しい仕事は無いかと彼方此方回る様になったヴィータであるが、実年齢はともかく
外見的にはまだまだ小学校に通っていてもおかしくなく、また魔力を失った時点で
腕力等もその辺の幼女と大して変わらなくなってしまったヴィータを雇ってくれる所等あるはずがない。
不採用に次ぐ不採用。その繰り返しがヴィータを余計に焦らせて行くのだった。

「ま…また不採用だった…一体どうすりゃ良いんだよ…。」

 ヴィータは公園のベンチに座り、呆然としてしまっていた。何とかして自分も八神家の一員として
家に金を入れなければならないのに、就職活動→不採用→また就職活動→不採用の繰り返しに
ヴィータはすっかり疲れてしまっていた。

「こ…こうなったら…あたしの…このカラダを売るしか…無いのかな…。」

 ヴィータは自分の肩を掴みながらそう呟いた。ヴィータは自分自身がそれなりに需要がある事を自覚している。
ならばそういう人達相手に自分のカラダを売ってお金を得ようと考える様になっていた。
幸い、いくら回復力が人間と大差無い程になってしまったと言っても完全に人間化してしまったわけでは無く
老けてしまう様になってしまったわけでは無いのであるから、普通の人間の女性と違って
ヴィータは老ける事無くずっとそういう事を続けて行く事が出来る。

「そうだ…それが良い…ははは…そうやってあたしのカラダで…男どもから金を巻き上げるんだ…。」
「そんな事をしてお金を手に入れても、はやては喜ばないと思うよ。」
「誰だ!?」

 いきなり何者かに話しかけられ、ヴィータが思わず隣を向いた時、そこにはユーノの姿があった。

「な…畜生…あたしとした事がユーノの気配にすら気付かねぇなんて…あたしもいよいよ終わりか…。」
「終わりかって…。それはともかくとして、ヴィータ。君は管理局を首にされて以降の再就職に苦労している
みたいだけど、だからといって体を売る様な真似をするのは良くないと思うよ?」
「うるせぇ! 今となってはもうこれしか方法がねぇんだよ! 確かに管理局にいた頃は
堅気から犯罪者まで色んな男に手出されそうになってあたしのこのカラダを煩わしく思ったもんだが
今なら好きになれそうだ。何故ならそういう男達を相手に金を巻き上げる立派な商売道具になるからな!」

 口では強がっていても、その目に涙が浮かんでいる事にユーノは気付いていた。

「本当にそうかい? いくらお金を得る為と言っても、名も知らない不特定多数の男に抱かれて嬉しいかい?
ヴィータだって女の子なんだから…それは悲しい事だよ。仮に君自身がそれを気にしなかったとしても、
そんな事をして手に入れたお金をはやては喜んで受け取ってくれるかな?」
「うるせぇうるせぇ! あたしはもう後には引けないんだ! 何処も雇ってくれねぇ以上こうするしか
仕方が無いだろ!?」

 ヴィータは必死に叫んだ。しかし、ユーノはそんな彼女の叫びに気圧される事無く歩み寄る。

「なら…無限書庫に来ないかい? 無限書庫もまだまだ人手が足りないから、入ってくれると嬉しいかな。」
「で…でも…あたしは検索魔法なんて使えねぇ…。」
「大丈夫だよ。無限書庫の仕事は検索だけじゃないんだよ。それに君は意外にもデスクワークも上手だった
って言うじゃないか。ならばきっと無限書庫でも通じるはずさ。」
「意外にもは余計だ! けど…本当に…良いのか? あたしでも…無限書庫で働けるのか?」
「それはやってみないと分からないけど…きっと大丈夫だと思うよ。」

 ヴィータの表情から涙が消えた。地獄に仏とはまさにこの事。
確かにまだ完全に上手く行けるか分からないが、ユーノはヴィータを
無限書庫の職員として雇っても良いと言うのである。

「でも今の時点ではまだ本当に雇うかどうかは分からないから、期待しないでね。
とりあえず実際にどうするかは後々追って沙汰があると思う。」
「ああ! ありがとうユーノ! その気持ちだけでも嬉しいよ!」

 ヴィータが喜んで家に帰ると、そこには仕事が早めに終わったのかリインとアギトの二人が帰ってきていた。

「ヴィータちゃんお帰りなさい。」
「姉御何かやけに嬉しそうだけど何か良い事あったのか?」

 早速アギトにそこを指摘されてしまう程笑んでいたヴィータは、思わず先程の事を二人に話していた。

「まだ完全に決まったわけじゃねーけど、ユーノに無限書庫で働かないかって誘われたんだ。」
「じゃあヴィータちゃんもリイン達の仲間になるんですね?」
「え!? それどういう事だよ…まるで今までは仲間じゃなかったと言わんばかりのセリフじゃねーか。」

 リインの突然の意味不明な言葉にヴィータは思わずリインを睨み付けていたが、そこをアギトが説明し始めた。

「だって考えても見ろよ姉御、無限書庫で働くって事はユーノの奴と肉体関係を持つって事なんだぞ。」
「まあリイン達は無限書庫で働いて無いけどユーノさんと肉体関係持っちゃいましたけど。」
「え………それ………どういう事だよ……………。」

 二人の爆弾発言にヴィータの表情が変わった。

「お前等二人がユーノと肉体関係って…どういう事だよ…。」
「どういう事って…抱かれたって事に決まってるじゃないか。」
「リインもアギトも…ユーノさんに女にしてもらったんですよ〜。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ」

 ヴィータは声にならぬ叫びを上げた。リインとアギトの二人がユーノに抱かれていたと言うのである。
思わずヴィータは男塾みたいに手から血が流れ出さんばかりの強さで我が手を握り締めていた。

「ユーノの糞野郎…リインとアギトに手出すなんて…畜生!! あの野郎ブチ殺す!!」

 ヴィータは怒りに任せその場で立ち上がり駆け出そうとした。が、そんな彼女を止めたのは
リインとアギトの二人だった。

「ヴィータちゃんやめるです!」
「ユーノの奴を殺すなんてどういう事だよ!」
「決まってるだろうが! ユーノはお前等を手篭めにしちまったんだぞ!」

 ヴィータの目には涙が浮かんでいた。ヴィータは悔しくて悔しくて仕方が無かった。
ユーノには凄い恩義を感じていたと言うのに、ヴィータの知らない所でリインとアギトを
抱いていたと言う事実は彼女にとって裏切られたも同然だったのだから。しかし…

「お前等は悔しくねぇのかよ!!」
「何で悔しがらなくちゃいけないんですか?」
「え…………。」

 リインの意外すぎる返答にヴィータは思わず絶句した。そしてそれに追い討ちをかけるように
アギトはさらに凄まじい事を言うのである。

「あたしはユーノの奴の子供産んでもかまわねぇ。」
「何言ってるんだよ! お前ユニゾンデバイスだろうが!」
「それだけユーノの奴の事が好きになっちまったって事だよ!」
「ハァ!?」

 ヴィータは絶句した。しかしアギトが冗談を言ってるワケでは無い事がその真剣な目を見れば明らかだった。

「ちょっと待てよ! 仮にお前が本当にアイツの事が好きになっちまったとして…
お前が以前旦那って呼んでたあの男はどうすんだよ!」
「ゼストの旦那は今でもあたしにとって特別な存在だ! けど…旦那はもうこの世にはいねぇ…。
それに旦那ならあたしが何時までもこの世に無い旦那の事を想い続けるよりも、新しい恋を見つける事を
望むはず! だからユーノの奴にはあたしの新しい旦那になって欲しいんだ!」
「じゃあシグナムはどうすんだよ! アイツが死んだ後、お前はシグナムのパートナーになったんだろ!?」
「当然だろ! シグナムもあたしにとっては特別だ! けど…あたしも女だから…………
ユーノの奴はシグナムやゼストの旦那とはまた違う意味であたしにとって特別な存在なんだ…。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ」

 ヴィータはやはり絶句するしか無かった。ヴィータの知らない場所でアギトとユーノの間に
何があったのかは分からない。しかし、アギトがこうもユーノの事を想う様になってしまう程の
関係に至っていた事は、アギトの真剣なこの態度からも明らかであり、それがヴィータには
悔しくて悔しくて仕方が無かった。

「リインも! リインもユーノさんの事大好きなんですよ!」
「うるさいうるさい! お前等二人ともアイツに騙されてるんだ!! アイツこそ正真正銘の下衆だ!
そうやって甘い言葉で誘惑してお前等を弄んだ挙句にポイって捨てちまうんだ!!」
「ユーノの奴はそんな事はしねぇ!」
「それこそお前等が騙されている証拠だ! こうなったら…アイツをぶち殺す!」
「あっ! ヴィータちゃんダメですよー!」

 フェイトそんと中の人が一緒な某花な人なら「堪忍袋の尾が切れました〜」とか言う位に
完全に激怒してしまったヴィータはグラーフアイゼンを握り締め、八神家を飛び出した。
確かにヴィータが魔力を失った時点で、グラーフアイゼンもちょっと豪華な金槌程度に
なってしまったが、それでも頭部を思い切り殴れば相手に重症を与える事は可能だ。
ヴィータはそれでユーノを葬るつもりだった。

「畜生! 何が無限書庫で働いてみないかだ! そうやって甘い言葉であたしを誘って
後は手篭めにした挙句に直ぐにポイって首にして放り出す魂胆なんだろうが!
あたしはもう騙されねぇ! もう誰も信じねぇぞぉぉぉぉ!!」


 ヴィータは目から涙を飛び散らせながら力一杯駆けてユーノ邸へ向かい、
呼び鈴を鳴らしまくってユーノが玄関に出て来た所を一気に問い詰めた。

「おやヴィータじゃないか。まだ君が無限書庫で預かれるかどうかは決まってないし、
仮に決まったとしてもまだまだ研修や勤務開始日までには時間があるのだけど…。」
「うるせぇ! あたしはもう知っちまったんだぞ! そうやって優しい言葉であたしを騙して
あたしを手篭めにしちまうつもりだったんだろうが!?」
「そんな怖がらなくても大丈夫だよ。痛くしないからね。」
「ハァ!? そこは嘘でもそんな事はしないとか否定したり誤魔化したりする所だろうが馬鹿ぁ!!」

 普通こういう所を問い詰められた場合、否定したり適当に誤魔化したりする物だが、
まるで否定する素振りも見せないユーノにヴィータは逆に困ってしまっていた。

「リインとアギトから聞いたんだぞ! お前あの二人も手篭めにしてたそうじゃないか!」
「うん。僕はリイン・アギトの二人と確かに愛し合ったよ。」
「だから嘘でもそこは否定しろよ馬鹿ぁ!!」

 うろたえる様子も無くむしろ堂々としているユーノにヴィータはもうどうすれば良いのか分からなかった。

「まあ良いじゃないか。どうせ君は他に働く当てが無いからって身体を売ってお金を得ようなんて
事をしようとしてたんだから。それなら僕に抱かれる位平気だろう?」
「うわ! ヴィータちゃん自分の身体を売ろうとしてたんですか!?」
「あらら〜…身体を売るって…要するに娼婦とか売春とかそういう事だろ?
うわ〜…姉御そんな事しようとしてたのかよ…幻滅だよこれは…。」
「あっ! リインにアギト! お前等何時の間に!」

 ヴィータが後を向くと、そこにはヴィータの後を付けていたと思われるリインとアギトの二人が
ニヤニヤと笑いながらヴィータを見つめていた。

「ヴィータちゃん、そんな事してお金を貰ってもはやてちゃんは喜びませんよ〜。」
「しっかし分からねぇな〜不特定多数の男達相手にそんな事やろうなんて考えるのがアリで
ユーノに抱かれるのは何でダメなんだよ〜。」
「うるせぇ! こんな奴に抱かれる位なら不特定多数の男達に身体売った方がマシだ!
って言うかお前等何でここにいるんだよ!!」

 ヴィータは顔を真っ赤にするが、リインとアギトはニヤニヤ笑いながら答えた。

「リイン達は立会人として来たんですよ。」
「何の立会い人なんだ!?」
「まあそんな事は良いじゃないか。立ち話も何だからとりあえず中に入ろう中に。」
「あっ! こら! あたしの身体に触るな!」

 リインとアギトは一体何の立会人なのか? 謎を残しつつ、ヴィータはユーノに肩を掴まれ
そのまま抱き寄せられながらユーノ邸の中へと連れて行かれてしまった。そして連れて行かれた先は寝室。
そこでリインとアギトの二人にベッドへ押し倒されてしまう。

「わっこら! 何をするんだよ!」
「抵抗しちゃだめです! ヴィータちゃんは無限書庫に勤めるんでしょ!?」
「無限書庫に勤めるって事はユーノと肉体関係を持つって事だろ!? あたし達が立会人として
そこを最後まで見送ってやるから観念するんだ姉御!」
「立会人ってそういう事かよ! あっ! こら! 服を脱がすんじゃねぇ!」

 リインとアギトの二人はヴィータがユーノと肉体関係を持つと言う事に関しての立会人だった。
そして二人はヴィータを押さえつけて服を脱がして行くのである。確かにかつてのヴィータならば
リインとアギトの二人をまとめて跳ね除ける事も可能だったであろうが、魔力を失ってしまった
今のヴィータにそんな事は出来ず、髪を結ぶ紐を除いて全てを奪われ素っ裸にされてしまった。

「あああああ!! 見るな馬鹿ぁぁぁぁぁ!!」

 ヴィータは両手で胸と股間を必死に隠すが、それもリイン・アギトによって押さえられ
しかも両脚を思い切りM字に開かれてその全てをユーノにマジマジと見られてしまった。

「ふむ…。中々良い感じじゃないか。なら、入職試験と面接を兼ねてここでやって見るか。」
「これ以上見るな馬鹿! 見るんじゃねぇ! これは立派な幼女強姦だぞ! お前等まとめて逮捕だぞ!
そんな事になっても良いのかよぉぉぉぉぉ!!」

 ヴィータは顔を真っ赤にし、目から涙を飛び散らせながら叫ぶが、それを聞いたリインとアギトはカンカン。

「ふざけんな! 何時もあたしは大人だとか気取っときながらこんな時に子供面するなんておこがましいんだよ!!」
「そうですよ! そのくせリイン達を何時も子供扱いして! ヴィータちゃんが大人で売春まがいな事で
お金を稼ごうなんて考える事が出来るならユーノさんに抱かれる位やって見せて下さいよ!」

 何と皮肉な事だろう。何時も大人気取りだったヴィータが未だ男を知らず、
逆にヴィータが子供扱いしていたリイン・アギトが男を知ってしまっている。
これを皮肉と言わずして何と呼ぼう。

「そんな二人ともヴィータを脅さなくても…。大丈夫だよヴィータ。僕はリンディさんやレティさんや桃子さん
みたいな大人の女性も好きだから。」
「そ…そういう問題じゃ……ってうおわぁぁぁぁ!!」

 ユーノがズボンとパンツを下ろした直後、ヴィータの絶叫が部屋中に響いた。
何故ならば、ユーノの股間には巨大なる肉棒が高々と勃起していたのだから。

「なななな……何だこれはぁぁぁぁ!! 何でお前みてぇなヒョロヒョロのヤサ男がこんなバケモンみたいなの
持ってるんだよぉぉ!! ザフィーラのよりデカくてグロいってどういう事だよこらぁぁ!!」
「それほどでも…。」
「それほどでもじゃねぇ!!」

 八神家にもザフィーラと言う漢がいるのだから、ヴィータも当然男のソレを知っている。
しかし、ユーノのそれはヴィータの想像を絶して巨大かつ禍々しい物だった。
ヴィータ自身が小柄であるから、余計に大きく見えてしまうと言うのもある。
だがその直後、リインとアギトがヴィータを睨み付けていた。

「姉御てめぇ誰に向かってそんな口聞いてんだよ!! ユーノのオチ○ポ様に向かって失礼であろうが!」
「そうですよ! ユーノさんのオチン○様の神々しさがヴィータちゃんには分からないんですか!?」
「な…何を言ってるんだお前等………。」

 ヴィータは怖くて怖くて仕方が無かった。リインとアギトの二人はユーノの股間の勃起した肉棒を
『○チンポ様』と呼び、まるで神でも崇めるかの様な表情で見つめていたのだから。

「さあヴィータちゃん。ヴィータちゃんもオチ○ポ様の洗礼を受けるんですよ。」
「嫌だぁぁぁぁ!! そんなきったねぇ物挿れられたら汚れちまうよぉぉぉ!!」
「オ○ンポ様を汚ぇだと!? 姉御ふざけるのもいい加減にしろよ! あたしもリインも
○チンポ様の洗礼を受けて立派なレディーになれたんだぞ! 姉御も自分が大人だと思うなら
大人しくオチン○様の洗礼を受けやがれ!!」

 ユーノの股間の肉棒をオ○ンポ様と呼び称えるリインとアギトの目からはハイライトが消えてしまっており、
そこがヴィータをますます恐怖させていた。

「いっ嫌だ…こんな馬鹿デカイの挿ったら…あたし死んじまうよぉ…。」
「大丈夫大丈夫優しくするから大丈夫だよ。」
「ユーノさんの言う通りですよ。リインもアギトもユーノさんのオチン○様で処女失って
最初は死ぬ程痛くて股が裂けるかと思いましたけど直ぐに気持ちよくなっちゃいましたよ。」
「やっぱり痛いんじゃねーか!! あたしは嫌だ! 嫌だよぉぉぉぉ!!」

 ヴィータは必死にもがいた。ヴィータを押さえ付けるリインとアギトも困り果ててしまっており、
ここでユーノがヴィータに顔を近付けた。

「仕方が無い。ここは麻酔を使うしか無いよね。」
「まっ麻酔!?」

 痛いのを怖がるヴィータに対しユーノは麻酔を使うと言う。その麻酔とは果たして……

「ん!!」

 その直後だった。ユーノがヴィータの唇を奪ったのである。

「んん!! んん〜〜〜〜〜〜ッッッッ」

 ユーノとヴィータの唇が強く密着し、ヴィータはジタバタともがくが、ユーノはビクともしない。
そしてユーノの舌がヴィータの口の中に入り込み、その舌へ向けて絡ませて行くのだ。

「んんっ…んっ…んんん〜〜〜〜〜ッッッ」

 ユーノとヴィータの舌同士が絡み付き合うその光景にヴィータは怖くて思わず涙していた。
しかし、その後にヴィータはある変化に気付いてしまう。

「(あれ…何だ…何か変だ…だんだん身体に力が入らなく…。)」

 不思議な事にユーノと唇を合わせ、舌を絡ませて行く内にヴィータの全身の力が抜けて行き、
再び力を入れようにも入らないと言う事態に陥ってしまっていた。

「(しっかりしろヴィータ! このままじゃユーノに身体を好き勝手されちまうぞ!
気をしっかり持てよ! けど……何だか…抵抗出来ねぇ…………麻酔って…こういう事かよ…。)」

 どういう理屈なのかはヴィータには分からない。しかし、ユーノと接吻し舌を絡ませる事によって
力を奪われて行く…もしくは力が封じられていく事は間違いの無い事だった。

「んぁ……。」

 ユーノがヴィータから唇を離すと、両者の舌と舌の間に唾液の糸が繋がっており、
そのままヴィータは力無くベッドへ横たわるままだった。

「よし。今ならきっと大丈夫だよ。怖がる事は無い。」

 ユーノの魔力(違う意味で)によって抵抗する事の出来なくなったヴィータの太股を掴み、
ユーノはM字に広げながら自身の巨大なる肉棒をヴィータの未だ男を知らぬ部分へ向けて押し付けた。
ヴィータの未だ男を知らず、固く閉じられていた扉をユーノの巨大なる肉棒が強引に押し広げ
ゆっくりとねじ込まれて行き…………

「んいぃぃぃ!!」

 力を失ったと思われたヴィータが覚醒し、思わず全身を震わせていた。ユーノの巨大なる肉棒が
潜り込んだ部分から真っ赤な血が流れ出てしまっている。つまりユーノがヴィータの処女を奪ったと言う事である。
それはすなわちかなりの激痛を伴い、半ば麻酔を喰らったも同然に力を失っていたヴィータが
思わず覚醒してしまう程の衝撃だったのだろう。

「んぎ! んぎ! んぎぃぃぃぃぃ!!」

 ヴィータは目から涙を飛び散らせ、痛みに表情を歪め歯を食い縛りながら全身を震わせていた。
しかし、もはやこうなってしまっては遅い。ユーノの巨大なる肉棒はヴィータの中に深々ともぐりこみ、
しかもユーノの巨大なる肉棒の中でも特に巨大な先端部分が矢じりの様な役目をして強く食い込み
そう簡単に抜く事は出来ない。その状態でスイッチの入ったユーノが情け容赦無く突き上げて行くのだ。
まさに死のコース。こうなってしまっては誰も逃れる事は出来ない。

「んが! んが! んぎゃぁぁぁぁぁ!!」
「頑張れ! 頑張るんだ姉御!」
「ユーノさんに突かれてあえぎよがってるヴィータちゃん…凄い色っぽいですよ〜。」

 ユーノの突きにもがき全身をバタ付かせるヴィータに対し、アギトは応援し、リインはその姿に
見惚れて思わず顔を赤くしてしまっていた。

 そうしてユーノは何度も何度もヴィータを突き続けていたのだが、しばらくした後、
ヴィータも何時の間にかにそこまで大きな声を張り上げて叫ばなくなり、
むしろアンアンと喘ぐ声が目立つ様になっていた。

「そろそろヴィータのアソコもほぐれて来たんじゃないかな?」
「うっうるせぇ! ほぐれる所かてめぇの馬鹿でけぇの挿れられた時点でガバガバは確定だろうが!
絶対殺してやる…絶対ぶっ殺して…んああ!!」

 ヴィータは顔を赤くし、目に涙を浮かべながらユーノを睨み付けるのも束の間。
直ぐにユーノの突きに感じて喘ぎよがってしまった。

「表面的にはツンツンしてても何だかんだで感じてデレデレなヴィータちゃん可愛いです!」
「な? すげぇだろユーノのオチン○様は!」
「うるさいうるさい! リインとアギト! お前等も後で覚えと…あぁん!!」

 ヴィータがどんなに怖い顔をして何を言おうとも、ユーノの突きによって
感じて喘ぎよがってしまう為、全てが台無しになっていた。


「とりあえず実技試験はギリギリ合格点って所かな。次は面接を始めるよ。」
「えぇ!? 試験!? 面接!? 何を言ってるんだ!?」

 ヴィータは絶望した。ヴィータの処女を奪ったこの一連の行為も、ユーノにとっては
無限書庫入職試験の内だったと言うのである。しかし、ユーノはこう続けた。

「あれ? ヴィータ知らないのかい? これは古代ベルカの時代から伝わる由緒正しき面接方法で、
SEXしてその快感に耐えながら面接官の質問に答える事でその精神力の強さを計ると言う面接方法なんだ。
昔はこの面接方法が実質初体験になると言うケースがとても多かったそうだよ。」
「はぁ!? 何だそりゃぁ!? ふざけんな! そんなの聞いた事ねぇぞ!!」

 ユーノいわく、一見ただのエッチに見えてもこれは古代ベルカの時代から伝わる
由緒正しき面接方法なのだと言うのだが、ヴィータは知らなかった。
どうせユーノが適当に出任せを言っているのだろうと考えていた。だが…

「あれあれ〜? ヴィータちゃん知らないんですか〜?」
「はっ! 何がベルカの騎士だよ! こんな事も知らないなんて…幻滅だぜ…。」
「え!? お前等…。」

 まるでヴィータを見下す目をしてそう話すリインとアギトにヴィータはますます怖くなってしまった。
普段ヴィータの方が二人のお姉さんぶっているのに、今日は全然逆。それがヴィータの恐怖感を煽り
ヴィータの目は涙で潤み始めて来ていた。

「嘘だ! こんなのあるはずねぇ!」
「それがあるんですよ〜!」
「姉御が知らねぇだけでちゃんと古代ベルカの時代から伝わる由緒正しき面接方法なんだぞ!
古代ベルカ王の中に性王って王がいてな…。ソイツが自らの家臣候補になる女性騎士を
直接抱いて試した事が始まりなんだ。」
「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッ」

 リインとアギトにすら馬鹿にされ、ヴィータは悔しくて涙が出てしまった。
ちなみに、これは決してユーノ・リイン・アギトの三人がグルになってヴィータを騙してるとか
そんな事は無いから。断じて無いから。これは古代ベルカ時代から伝わる由緒正しき(略)

「さあそれはともかく。早速面接を始めるよ。」
「畜生! あたしだって鉄槌の騎士と呼ばれた女だ! この面接に耐え切って…あぁん!」

 せっかく格好良く決めていたのにヴィータはやっぱりユーノの突きに耐えかねて喘ぎよがってしまった。
しかし、これも所詮は序の口でしか無かった。ユーノはヴィータを情け容赦無く突き上げ、さらに
ヴィータの敏感な乳首を指でクリクリと弄り、舌で嘗め回しながら質問をして行くのである。

「貴女が無限書庫への応募を決めたのはどんな理由ですか?」
「は…はい…んぁ! ユーのぉっ! =スクライあぁ! 司書長からぁ! デスクワぁぁ! ク能力をぉ!
評価されぇぇぇ! ましたのでぇ! 応募……しまし…たぁぁぁ!!」
「はい良く出来ました。」

 ヴィータはユーノの愛撫に感じながらも必死に耐えて質問に答えた。しかしこうしている間にも
ユーノはヴィータを何度も突き上げ、乳首を弄り嘗め回して行く。それがヴィータにとって
悔しく苦しくも気持ち良く、その性的快感がヴィータの思考を妨害して行く。
これこそがユーノの狙いと知りながらもヴィータは必死に耐え続けた。

「無限書庫は今後社会においてどんな役割を担って行くとお思いですか?」
「無限書庫には…あっ…まだまだ知らない沢山の…んぁ…本が…眠って…おりっ…これらの…ああっ
隠された…過去を…知る事で…ああん…新しい…未来が…見えて来る事も…あると…思います…んぁ!」

 ヴィータはユーノの愛撫に感じながらも何とか耐えて平静を装い、ユーノの質問に答えて行く。
もう魔法は使えなくなり、騎士として戦う事は出来なくなった身であると言っても、やはりヴィータは
鉄槌の騎士と呼ばれた女なのだ。その誇りにかけてもヴィータはユーノに負ける事は出来なかった。

「無限書庫は地味だと言われていますが、貴女はどうお思いですか?」
「世間は…んぁっ……やはり…んんっ……強い魔導…師ぃっ…の方を…持て囃す…と思います…がぁっ……
縁の下の力持ちぃぃっ……無限書庫ぉぉっ……に眠る……情報もぉっ…必要だと…思いましゅぅぅぅっ!」
「凄い…ヴィータちゃんやっぱり凄いです。」
「ああ…あたし達なんか速攻でよがり狂っちまって質問に答える事も出来なかったのに…。」

 ユーノの愛撫に感じながらも何とか質問に答えて行くヴィータにリインとアギトの二人は驚きを隠せない。
それはすなわち、リインとアギトの二人はヴィータの様にユーノの質問に答える事は出来なかった事を意味する。
しかし、ヴィータも苦しい事は苦しかった。

「(畜生………ユーノの…オチン○様が気持ち良すぎて……頭が真っ白になりそうで…
上手く考えられねぇ…………。ってあたしの馬鹿ぁ…何でアイツの汚ぇのを…オチ○ポ様なんて…
あっ…また言っちまった…。と…とにかく……せめて…せめて乳首弄るのだけはやめてくれよぉ………。)」

 頭では必死に抵抗しようと考えていても、ヴィータはユーノの愛撫に完全に感じて上手く思考が出来ない。
ヴィータが両手を使ってユーノの手を掴んでユーノの愛撫を妨害しようとしても、ユーノは岩の様に動かず、
結果的にユーノのさらなる激しい愛撫を招く結果となり、ヴィータはますます感じてしまった。
その証拠に、ヴィータの目は焦点が合っておらず、口からも舌がベロンとだらしなく出てしまっていた。
余りにも強烈過ぎる快感は苦痛になってしまうと言う事だろうか。

「うわぁ! 姉御凄い顔! これが噂に聞くアヘ顔って奴かよ!」
「そう言えばリインが見守る中アギトがユーノさんと肉体関係を持った時もこんな顔になってましたよ!」

 ここで明らかになった衝撃の事実。今のヴィータの凄い顔はまさにアヘ顔と呼ばれるそれであるが、
この顔アギトも経験済みだったッー! 恐らく二人のみならずリインもアヘ顔を経験していると推測される。
そしてアヘ顔になってしまったヴィータはまるで犬の様に舌をだらんと口の外に垂らしながら
ユーノの突かれるままにただただ身体をビクンビクンと力無く動かされるのみだった。

「んひゃぁ……んひゃぁ…ひもひよふきへ…くるひい…くるひい…らめ…もうらめ…。」
「そうかい? じゃあこれが最後の質問。無限書庫で働く上でヴィータの考える抱負を聞かせてもらおうかな?」
「あらし…けんしゃく…まひょう…つかへまへんか…いっしょうへんめぇ…かんはりはいと…おもいまふ……
れも…らめ…らめ……もうらめ………ほへいひょうは…もう…あみもふぁんふぁえられ…めぇ…………。」

 ヴィータは朦朧とする意識の中、必死に答えた。それはもう言葉にすらなっていなかったが、
その苦境に耐えながらも一生懸命想いを伝えようとするその気持ちがユーノの心に強く響き、
今までニコニコ笑顔を絶やさなかったはずのユーノが初めて真剣な顔になり、その瞳からは
一滴の涙が零れ落ちていた。

「ありがとう。良く頑張ったね。君は合格だ。さあ受け取って。これが僕から君への合格通知だ!」

             びゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッッッ

「んひゃぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜ッッッッ!!」

 ヴィータの頑張りに感動したユーノは目から感激の涙を流しながら、ヴィータの中へ射精した。
そしてユーノの射精と同時にヴィータは絶頂に達して奇声を上げ、さらにユーノの射精の勢いによって
股間から精液と愛液と処女血が混じった液体を噴出しながらペットボトルロケットの様に
物凄い勢いで発射され、予めリインが開けておいた窓から何処かへ飛んで行ってしまったとさ。

「うわ〜ヴィータちゃん凄い飛びっぷりですよ〜。」
「ああ。あたし達の時よりずっと凄いんじゃねーか?」

 リインとアギトの二人は遠いお空を眺め、口々にそう言い合っていた。
と言う事は、このぶっ飛びはリインとアギトの二人も経験済みって事か!?
二人がそれぞれにユーノの膣内射精を喰らい、その勢いでペットボトルロケットの様に
精液・愛液・処女血を撒き散らしながらぶっ飛んで行く光景…さぞ壮観だったに違いない。

 ユーノの射精の勢いによってまるでペットボトルロケットの様に発射されて飛んでったヴィータは
その後、時空管理局行方不明者捜索隊(何じゃそりゃ)の決死の捜索の末、次元を超えて南米エクアドル奥地の
山中に落下し、そこで半ば野生化していた事が分かり、何とか無事保護された。

 やがて晴れて無限書庫の職員として働く様になるのだが、その時のヴィータは何処か
大人びた雰囲気を放っていた。それまでは自分で大人だと気取っていても
何だかんだで子供さが抜けていなかったのだが、今のヴィータから外見に変化が無いにも
関わらずまるで大人の風格を漂わせている。これはどうした事なのか?

「エクアドルの山はデカかったぜ。でもユーノのオチ○ポ様はもっと雄大だ。エクアドルの山々と
その身一つで対峙して来た今のあたしなら分かる。エクアドルの大自然は確かに凄かったが…
だからこそ今ならユーノのオチン○様の凄さが理解出来る。己の身を保護する物は何も無く、この肌一つだけで
エクアドルの山々の寒さを感じたからこそ、ユーノのオ○ンポ様の温かさと尊さが痛い程分かる。
エクアドルの山に生えてた木を削ってディルドーを作って突っ込んで見た事もあったけど
ユーノの○チンポ様の時の様な凄い衝撃は無かった。やっぱりユーノのオチ○ポ様は凄い。
また今度……機会があれば…やらせてくれよな…。今ならもっと上手に出来ると思うから…。」

 やはりヴィータは変わった。ユーノと肉体関係を持って女となり、さらにエクアドルの山中において
その身で体験したであろう様々な事がヴィータを大きく成長させていたのだ。
しかもユーノのソレをオチ○ポ様と堂々と呼ぶようになって…

「あたしもユーノ…いや今は司書長と呼ぶべきか……とにかく司書長の事……好きになっちまった……。
別に良いよな…こんなあたしでも…………愛してるぜ………。」

 こうして…ヴィータは無限書庫の職員と言う新たな人生をスタートさせる事となった。
ちなみにこのヴィータの変わり様…決してユーノの射精で吹っ飛んだ後の落下時において
エクアドルの山肌に頭を強打したからとかそんな事は断じて無いからね。断じて無いからね。

                      おしまい


著者:◆6BmcNJgox2

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