[222] ザ・シガー sage 2008/01/27(日) 21:23:58 ID:9TzJMGb9
[223] ザ・シガー sage 2008/01/27(日) 21:25:11 ID:9TzJMGb9
[224] ザ・シガー sage 2008/01/27(日) 21:26:11 ID:9TzJMGb9
[225] ザ・シガー sage 2008/01/27(日) 21:27:18 ID:9TzJMGb9

甘党艦長と俺物語 番外編 奥様は○学生 (前編)

俺の姓がハラオウンになってもう今年で5年目、まったく年月が過ぎるのは正に“光陰矢の如し”ってやつだ。
もうすっかり家族としてこの一家に馴染んだ事に日々喜びを感じている。
でも、悩みもあるんだこれが。

この前、家の娘のフェイトがお友達を呼んでお泊り会とかしたんだが、まったく最近の中学生はあんなに凄えのか? マジで、全員発育良すぎだぜ。
そんな娘っ子達がパジャマパーティーとかしてるんですよ? そして俺も男な訳ですよ?
未成熟な果実たちの甘酸っぱ〜い香りを嗅いでたら変な気分に……いや! 俺には美人の妻がいるんだ、邪念よ立ち去れ!
でもね正直に言うとね、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ立ちました(具体的にどこかは言えないぜ?)、うんちょっとだけ。
でも年頃の女の子ってなんであんなに良い匂いがするんでしょう? だれか研究したまえ。

ところで“立った”って言ったらこの前アルフが人間形態でパンツ一丁





そこまで読まれた所でジョンの日記は引き裂かれた。
引き裂いた主はもはや説明するまでもないだろうが、彼の妻であるリンディ・ハラオウンその人である。
リンディは輝くような満面の笑顔である、だがその背後には悪鬼羅刹でもいるのかと思わせる程に凄絶な殺気の黒い炎が燃え上がっていた。

「未成熟な果実…甘酸っぱい香り…アルフのパンツ……随分と愉快な日記ねぇ〜ジョン?」

そんな言葉を漏らしながらリンディは笑顔の端をひくつかせる。
まあ無理もない、愛する夫が娘の同級生やら使い間のあられもない姿に劣情を抱いているなんて書かれた日記を読んだのだから、彼女の怒りももっともだ。

リンディは思わず力を込めてバラバラにしたジョンの日記帳を魔法で修復すると、元あった場所に何事もなかったように戻す。
表面上はいつもの穏やかな笑顔だがその腹の底は活火山の溶岩の如く煮えくり返っていた。

(まったくジョンったら! なのはさん達はおろかアルフにまで欲情するなんて、どうしてくれようかしら…)

リンディはそんな事を考えながらふと手鏡で自分の顔を見る、そして軽く溜息を吐いた。

「はぁ〜……やっぱり若い子の方が良いのかしら? そう言えば私も今年で3×才、もう40の大台が近いのよね‥‥最近少し肌の張りが落ちてるし、やっぱりもう若くないわ…」

リンディは同じ年代の奥様方が聞いたら実に妬ましいだろうセリフを漏らす。
しかしこれもまた仕方のない事だろう、まだ20代でも十分通用するような美貌を持つリンディでも一人の女である、自身の美に対する不安は決して消せないのだ。

そしてリンディは一つの決心をすると通信モニターを開いて一人の親友の下に通信を繋げる。

「こんにちは、レティ」
『あら、リンディじゃない。どうしたの?』
「実はこの前回収したロストロギアが少し必要になったのよ、都合つかないかしら?」
『ええ!? ちょっ‥‥それは流石に‥管理局の提督がロストロギアを私用に持ち出したら不味いでしょ』
「住吉の純米大吟醸」
『オッケエエエ!! 今すぐ何か理由つけてそっちに送るわ!!』

レティは酒の名前を出されただけで即座にイエスの答えを返した。
こうして一つのロストロギアがハラオウン家にやってくる事になる。






「うったわれる〜もの〜♪ おっれたっち、うったわれる〜もの〜♪ヘヘ〜イヘ〜イ」

仕事を終えたハラオウン家のお父さんことジョンは変な鼻歌を歌いながら海鳴の我が家に
帰り着く。

「ただいま〜」

そして今日も愛する妻の待つ家のドアを開ける、だがそこには見覚えのない人間が立っていた。

ドアの先に立っていたのはリンディによく似た緑色の髪の少女だった。
見たところ10代半ばの年頃で、幼さを残しながらも整った美しい顔立ちが見る者を惹きつける魅力を持った美少女である。

思わずその少女の姿に目を奪われて唖然としていたジョンだが、すぐに意識を覚醒させてドアを閉めた。

「すいません、部屋間違えました!」

勢い良くドアを閉めて、ふと部屋の表札を見るそこには見慣れた自分の家の部屋番号とハラオウンの名前が書いてある。
何度確認してもここは自分の家だ。

(あれ? じゃあ何で知らない子が俺の家に? もしかしてこの年でもうボケた? それとも幻覚?)

そんな思考がジョンの頭の中を駆け巡りひどく狼狽を呼び起こすが、彼はなんとか表面上は冷静さを取り戻してもう一度ドアを開けた。

「お帰りなさいジョン♪」

そこには先ほどの少女が満面の笑みと妻と同じ声で彼を迎えた。






「え〜‥‥話を要約すると“ロストロギア使って若返った”と?」
「はい♪」

先ほどジョンを迎えた少女の正体は無論であるが、彼の妻リンディ・ハラオウンである。
彼女は色々と裏技を使って仕入れたロストロギアを用いて娘のフェイトと同じくらいの年頃に若返った、と言うのだ。
ジョンはそんな説明を聞き、半ば呆れた顔をする。

「しかし何でまたそんな事を‥‥」
「それは日記に‥げふんげふんっ!」
「日記?」
「い‥‥いえ、たまにはこういうのも面白いと思って‥‥ホホホ」
「はぁ‥‥そうなんだ」
「それじゃあ、晩ご飯の支度するわね♪」

リンディはそう言うとパタパタとスリッパの音を立ててキッチンへと消えた。
ジョンはそんな彼女の後姿を見ながらふと邪念を思う。

(ああ〜オッパイ小さくなっちゃったなぁ‥‥でも年頃の少女というのも中々に乙なもんだぜ‥‥いや! なに考えてんだ俺!? 相手はフェイトくらいの年だぞ? 邪念よ去れ! アイアム正常! ロリコンチガウヨオレノーマルヨ)

もちろんだが、しばらく彼の脳裏から邪念が消える事はなかった。





「お待たせジョン♪」

テーブルにつきテレビを眺めていたジョンの下にリンディが夕食を乗せた盆を持って現われる。
それだけならば、まあ普通の食卓だったろう‥‥だが問題はリンディの服装だった。

「へっ!?」

リンディのエプロン姿を見たジョンは呆けたように口を開けて目を丸くして驚愕に固まる。
順当に考えれば裸エプロンというのが第一の予想に来るだろう、だがジョンとリンディはそんなプレイなど既に数え切れぬ程に行っているのでそれで驚きはしない。

リンディはあろう事かエプロンの下にセーラー服を着ていたのだ。


10代半ばに若返ったその身体でセーラー服の上にエプロンを装着したリンディの姿は輝くような魅力に満ちている。
いつもの豊満に熟れた艶めかしいボディラインでなく緩やかな凹凸をした身体に、細く締まったすらりとした肢体、まだ幼さを残したあどけない顔に宿る笑顔は正に華といえるものだった。
そんな彼女にはセーラー服はいささか似合いすぎる代物である、破壊力を魔法に例えるならエクセリオンバスターACSに匹敵するだろう。

ジョンはそのセーラー服美少女奥様の破壊力に完全に思考をフリーズさせる。
リンディは思いもよらぬその効果に内心でほくそ笑みながらテーブルに食事を並べていく。

「どうしたのジョン? ボーっとしちゃって」
「いや、あんまり似合ってるんで‥‥っていうかどうしてそんな服持ってんの!?」
「この前通販で♪」
「はあ‥‥そうっすか‥」

そんな会話をしながら二人は夕食を終える。




そして食後のひと時を居間のソファに腰掛けてテレビをゆったりと観賞しているのだが、ジョンはテレビどころではなかった。
リンディはいつもなら隣に座って身体をそっと寄せてくるのだが今日は一味違う、彼女はその少し小さくなった身体でジョンの膝の上に乗っていたのだ。

お陰でリンディの頭が邪魔になりテレビが見難い事このうえないのだが、ジョンはそれどころではない。
眼前からはリンディの髪が果実の如く甘い香りを放つ。それも年頃の少女になったせいか、いつもより少し甘酸っぱいような芳香でもってジョンの鼻腔を刺激する。
さらに膝の上に乗せられたリンディの柔らかい尻の感触が否応無く官能をそそるのだ。

ジョンは必死でこの誘惑に耐える。
いつものリンディならば即座にその場で押し倒して犯すところなのだが今の彼女は年頃の少女である。
いくらジョンでもそんな少女を犯すのは気が引けるのだろう。
彼は意外に紳士だった。



「ええ〜っとですね‥‥姫、大変言いにくいのですが、あなた様のドタマが邪魔でテレビが見れねえでございますから、ちょっとどいて頂くと幸いなんですが」

ジョンは緊張の為か口調がおかしい、リンディはそんな狼狽する彼に嬉しそうな笑顔で返した。

「良いじゃない、これくらいの体格なら問題ないでしょ? それとも私が膝に乗るの嫌?」
「いや……そういう訳じゃ…」

リンディは身をよじり振り返る、普段でもそれなりにある身長差がさらに開き、上目遣いになった潤んだ瞳がジョンの目を捉える。
そして摺り寄せられる未成熟な、だがそれでいてしっかりとした起伏を持った身体が柔らかい感触でジョンの肌を刺激する。

リンディは誘っているのだ、特に言葉にした訳ではないが明らかにジョンに対して情交の誘惑を仕掛けている。
熱を帯びて潤んだ瞳と押し付けられる柔らかい肢体がその証拠だ。

「ねえジョン‥‥そろそろ、シない?」
「えっ!? でもそれは‥」
「私って魅力無い?」
「いや、そう言う訳じゃないけど……さすがにその状態は色々と問題あるんじゃ…」
「でも“未成熟な果実”も良いんでしょ?」
「うん、まあ確かにそんな事を日記に書いたけどさぁ、さすがに実際喰うとなると問題がね……あれ? なんで俺の日記の内容を!?」
「まあ、それは置いといて…」
「置いとかないでよ! 重要だよそれ! ……っていうか子供達が帰って来るし、まだ時間早いし…」
「今日はみんな帰ってこないわよ♪ だからほら、我慢なんてしないで良いのよ?」

リンディは甘い吐息と共に妖しく誘惑しながら硬くなり始めたジョンの股ぐらにそっと指を這わせる。
そして手慣れた絶妙な力加減で服の上から彼の肉根を焦らすように刺激しながら着ているセーラー服の胸元を肌蹴させて服の下の肌をちらりと見せる。
そこには美しい白い肌の緩やかな起伏を持つ乳房、そして綺麗な桃色の頂が見えた。

「し、し、し、下着付けてないぺたっやちょじょ!!」

セーラー服美少女小悪魔に理性を攻撃されるジョンは舌をかんでまともに言葉を出すことも出来なくなりつつあった。
狼狽するジョンの様をリンディは楽しそうに眺める、そして耳元に近づけた唇からまるで糖蜜でも溶かしたような甘い囁きをかけた。

「だってサイズが全然違うんですもの、しょうがないでしょ? それに上だけじゃなくて下もね…」

そう言いながらリンディは短いスカートの端を摘んでほんの少し持ち上げる、そこには締まった細く美しい太股と何も着けられていない付け根があった。

「ほら、早く来てぇ」

甘い吐息と猛毒のような誘惑の言葉そして若く瑞々しい発展途上の肢体、その全てがかもし出す魔性にジョンの理性は遂に決壊する。
気付いた時にはリンディの身体はソファの上に押し倒されていた。

続く。



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目次:甘党艦長と俺物語
著者:ザ・シガー

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