104 名前:計画通り(ニヤリ) [sage] 投稿日:2010/08/18(水) 00:03:05 ID:IIVU0RMo

「ここは…どこ?…えっと、ついさっきまで戦ってたはずなんだけど…」
そうなのははつぶやいた。
「野戦病院よ。前線で倒れてるのをスバルが助けてくれたの」
「そっか、後でスバルにお礼を言いに行かないと」
話し相手はシャマル。彼女は魔法医療について右に出る者がいないほどの実力者であった。
彼女はなのはがよく無茶をする人間であることをよく知っていたので、
「今はまだだめ。1週間くらいはおとなしくしてないと」
「はーい」
というわけで1週間ほど寝込むことが確定してしまった。

フェイトは淡々と事件の後始末を開始した。ティアナも一緒だ。
「この証拠品の処理はどうしましょう。フェイトさん」
「とりあえず、普通にやればいいと思うよ」
「なんかこれ、危なそうなものなんですが」
「確かに危ないね、厳重な封印処理を施さないと」
そういうと、フェイトは封印魔法を施し始めた。そして割合すぐ封印が完了した。
なぜ封印がある程度素早くできたかというと、彼女は9歳のとき、ジュエルシードをなのはと取り合っていたからだ。
それがきっかけで、今、管理局にいるわけなんだが。

「ったく、またなのはの代わりに回るのかよ。うちの身にもなってみろよ。砲撃なんてできやしない」
「まあいいじゃないかヴィータ。お前も一人前の教官として認められるようになってるんだから」
「だな。とはいえめんどくせー」
ヴィータとシグナムは普通に会話していた。なのはの一時離脱に伴い、教官資格をもっているヴィータはまた代理で教官に駆り出される羽目になったのだ。
この時はどうせ2週間もすれば戻るだろうと彼女は考えていたようだ。だが、状況はのちに一変した。


2週間がたっても3週間がたっても、なのはは戻ってこなかった。

理由は明白だった。ザフィーラがなのはを襲撃していたからだ(性的な意味で)。
そんなことすればはやてから制裁が来るだろうと普通は思うのだが、はやてはユーノをもらうためにこういう策略を使ったのだ。
もちろんけがをしたことは偶然だったが、後ははやての計画通り(ニヤリ)だったのだった。
獣から襲われて鬱になるはずのなのはだったが、慣れてしまえばあとは快感の連続。結局なぜかザフィーラと結ばれた。

後日、悲嘆にくれるフェイトがいたのだがそれは別の話…。

THE END


著者:107スレ103

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます