492 高級ソープ ナンバーズ sage 2008/03/15(土) 23:33:29 ID:XUsYOlLf
493 高級ソープ ナンバーズ sage 2008/03/15(土) 23:34:25 ID:XUsYOlLf
494 高級ソープ ナンバーズ sage 2008/03/15(土) 23:34:59 ID:XUsYOlLf
495 高級ソープ ナンバーズ sage 2008/03/15(土) 23:35:39 ID:XUsYOlLf
496 高級ソープ ナンバーズ sage 2008/03/15(土) 23:36:22 ID:XUsYOlLf

高級ソープ ナンバーズ4


俺の名前はラッド・カルタス、陸士108部隊に所属するしがない管理局員です。
え? “んな奴聞いた事無い”って? すんません俺、地味なもんで‥‥
そんな影の薄い俺でも部隊長のゲンヤさんは良くしてくれます、まったく感謝してもしきれない‥‥ありがとうゲンヤさん。
そして今日はゲンヤさんに良い所に連れて行ってやると言われて一緒にソープに来ました。

っていうか風俗来るの初めだったりして。





「ようこそいらっしゃい♪ ナンバーズ11番ウェンディっス、今日はよろしくお願いするっス♪」


ドアを開けたカルタスを出迎えたのは真っ赤な髪をしたひどく陽気な少女だった。
底抜けに明るい雰囲気に押されて唖然としてしまうカルタスだったが、ウェンディはそんな事はお構い無しに手招きして彼を部屋の中に誘う。


「ホラホラ、なに突っ立てるっスか? はやくこっち来るっスよ♪」
「あ‥‥ああ」


ウェンディはそう言って部屋の中にあるベッドをポンポンと叩いて座るように促し、カルタスはその言葉に従ってそのベッドに腰を下ろした。
そうするとウェンディはカルタスの横に寄り添うようにチョコンと座る。


「はじめましてっス、あたしはウェンディっていうっス。お兄さんは?」
「カルタス、ラッド・カルタス」
「カルタス、ふむふむ〜良い名前っスね、ところでこの店は初めてっスか?」
「うん、まあそうだね…‥っていうかこういう店来る事自体が初めて」
「本当っスか? それじゃ、もしかして女の子とエッチした事とかも無いとか、ハハッなんちゃって、冗談っス♪」
「いや‥‥その通り、俺童貞だから‥」


ウェンディが場を和ませようと言ったジョークは的確にカルタスの急所を突いた、それはもう正確無比に。
一瞬でその場は凍りついたかの如く静まり返ってしまう。


「ご、ごめんなさいっス! あたし悪い事言っちゃって‥」
「いや、大丈夫だから‥‥別に気にしなくて良いって‥‥ホントの事だし‥(ああ、ゲンヤさん。俺、燃え尽きたよ、真っ白な灰に)」


アタフタと慌てふためいて必死に頭を下げるウェンディをカルタスが宥めようとするが、ホセ・メン○ーサとの試合後の矢吹ジョ○よろしく真っ白になった状態で言っても全然“大丈夫”ではなかった。
するとウェンディは両手を顔の前でぐっと握り締めて気合を入れる。


「いえ、お客さんに“粗相”をした落とし前はきっちりするっス! 不肖ウェンディ、今日はしっかりとカルタスさんの童貞喪失に一肌脱がせてもらうっス!!」
「は、はい‥‥お願いします」


カルタスは思わずウェンディの異様な気迫に押されてしまう。
だがウェンディはそんな事などお構い無しにさっそくベッドに座っているカルタスの前に跪いて彼のズボンのファスナーを下ろしにかかった。


「ちょっ! いきなり? まだ心の準備が‥‥」
「何言ってるっスか、男は度胸なんでも試してみるもんっスよ」


ウェンディはそう言いながらズボンの内からカルタスの肉棒を取り出す、するとそれは既に硬く怒張しており外気にあてられて熱く滾っていた。
ウェンディは嬉しそうにカルタスの肉根を握り締めて扱きながら、丹念に指で弄っていく。
弱すぎず、そして強すぎずの程好い力加減でしっかりと上下に手を動かしながらウェンディの手がカルタスの肉棒に快感を刻む。


「それにしてもカルタスさんってなかなか良いのモノを持ってるっスねぇ〜、こりゃ扱き甲斐があるっスよ」
「くっ! そ、そんなに強く弄らないでくれ! 俺もう‥‥」


女性経験の無いカルタスにウェンディの手淫はいささか刺激が強すぎたのか、瞬く間に性感を高められたカルタスは射精の絶頂感を迎えて精を吐き出した。
爆発的な勢いで発射された精液は肉棒を握っていたウェンディの手から彼女の顔や前髪までにも降り注ぎ、匂い立つくらいに青臭い白で染める。


「うわっ、凄いっスねぇ」
「ご、ごめんよウェンディちゃん‥‥我慢できなくってつい」
「気にしなくっても良いっスよ。それよりあたしの事は普通にウェンディって呼び捨てで呼んで欲しいっス」
「あ‥‥ああ」


ウェンディはそう言うと、自分の身体に飛び散った精液を指で掬い上げて口に運ぶと舌を這わせて舐め取っていく。
その仕草は陽気な彼女らしからぬ艶を持っており、ひどく淫蕩に見える。
発射したばかりのカルタスの肉棒がウェンディの艶態に反応して即座に硬さを取り戻していく。


「また硬くなってるっスね、それじゃあそろそろ本番にいった方が良いっスか?」
「えと‥お願いします」
「そんなに固くならなくっても大丈夫っスよ、カタイのはここだけで良いっスから、なんちゃって♪ あははっ、面白いっスか?」


ウェンディ満面の笑顔で絶対零度の親父ギャグ炸裂、かなり寒い下ネタだが本人はかなり自信満々の様子だった。
まあ、普通ならば絶対に引くところなのだろうがウェンディの笑顔の明るさにあてられてカルタスも思わず笑ってしまう。
そうやって笑えば彼が最初に感じた緊張は欠片も無かった、ひとえにウェンディの底抜けの明るさの成せる技だろう。


「ああ、それじゃ頼むよウェンディ」
「了解っス♪」


ウェンディは元気良く返事をするといそいそと服を脱いでいく、カルタスもこれにならって身に纏っていた衣類を脱ぎ捨てる。
一糸纏わぬ姿になってカルタスの目に映るのは均整の取れたウェンディの肢体。
巨乳とは言えないが胸には触り心地の良さそうな程好く実った果実が二つあり、腰は良く締まってくびれたラインを見せその下にある尻もまた綺麗なラインをしている、そして長い手足がより一層彼女の身体を美しく彩っている。
ウェンディのしなやかな身体が放つ美しさにカルタスは思わず見惚れた。


「あ、あんまり見ないで欲しいっス‥‥」
「えっと‥‥ごめん‥」


ウェンディは少し顔を赤くして恥らう。
その姿は先ほど巧みに手淫を行い男根を果てさせたとは思えない程に初々しく、可愛らしいものだった。
そのギャップにカルタスは胸に妙な甘酸っぱさを感じる。


「いや、よく考えたら別に見ても良いんっスね♪」


ウェンディは明るくそう言うとベッドに寝そべると大きく足を開き、自身の秘所を広げた。
それは雄を受け入れる体勢、交合を待ち望む雌(おんな)の体位。
そのウェンディの痴態にカルタスは思わず魅入られる、そんな彼をウェンディは甘く誘った。


「それじゃあ、来て良いっスよ」
「あ‥ああ」


誘われるままにカルタスはウェンディの秘所に硬くいきり立った自身の肉棒を押し当てるとゆっくりと力を込めて挿し進んでいった。

初めて味わう女体の快楽に、カルタスは思わず眉を歪め呻きを漏らす。


「くうっ! 凄い‥気持ち良いよ」
「ふぁぁっ!‥あたしも‥‥はんっ!‥すごくいいっス‥」


カルタスは言葉と共に腰を激しく動かしてウェンディの蜜壷を味わう。
対するウェンディもまた膣を貪欲に抉るカルタスの肉棒により痺れるような快楽を感じて甘い声で鳴く。
響き渡るその嬌声にカルタスに中の獣性は刺激され、腰の動きは徐々に激しさを増してウェンディの与える快感に酔いしれた。


「んはぁぁあっ!‥‥そこぉ‥だめっス‥‥ひゃんっ!‥‥そんな突いたらぁ‥」


先の発射など忘れたかのように硬くなっているカルタスの肉棒は激しい動きでウェンディの内部を容赦なく抉り擦り上げていく。
この快楽の律動にウェンディの快感も決定的な高みを迎え、絶頂へと近づいていった。
そしてカルタスが力を込めた突き上げで以って最奥の子宮口付近に亀頭の先端を叩き付けた瞬間、ウェンディを一際大きい快感の電流が襲った。


「ふあぁぁあっ!!」


ウェンディは脳を駆け巡る快楽の甘い濁流に背をのけ反らせ、全身を痙攣のように震わせる。
絶頂の快感と同時に蜜壷が一段と強く締め付けて肉棒に刺激を与え、これに耐え切れずカルタスも二度目の発射を迎えた。


「ぐあっ! 出る‥‥」


言うや否や凄まじい勢いで白く濁った精が放たれ、愛液の果汁に濡れるウェンディの膣を満たし尽くし溢れさせる。
部屋の中は男女の交わったすえた匂いが漂い、絶頂を迎えた二人の荒い息だけが響いた。


「はぁ‥はぁ‥‥すご‥熱いぃ‥」


ウェンディは息も絶え絶えになりながら甘い吐息と共に言葉を漏らす。
しなやかな肢体を汗に濡らすその姿は扇情的で、カルタスの肉欲にさらなる火を付ける。
カルタスの肉棒は二度の発射から一分と経たずに復活しウェンディの中で大きく怒張していく。


「‥また‥んぅぅ‥おっきくなってるっスね‥‥」
「ウェンディ、このまま抜かずにいくけど大丈夫?」
「んぅ‥‥別に気にせず好きなだけ動いて良いっスよ」
「いや、一応聞いた方が良いかなってさ」


カルタスのその言葉を受けたウェンディは彼の首に手を回すとゆっくりと身体を抱き寄せると、優しくそっと口付けた。
一瞬唇を重ねると、潤んだ瞳で微笑を浮かべながら彼の耳元に囁く。


「カルタスさんって優しいっスね‥‥でも本当に好きにして良いっスよ、あたしも凄く気持ち良いっスから‥」
「ああ、分かった」


二人にそれ以上の言葉はいらなかった、後はひたすらに燃えるような情欲に身を委ねてお互いの身体を貪るのみ。
こうしてカルタスは初めて抱く女の身体の味を朝まで楽しんだ。





ああ、なんというか頑張りすぎたな‥‥っていうか腰痛い。
一緒に朝までコースを選んだ筈のゲンヤさんはピンピンしてる、これで俺より年いってるってありえないな。
しかもなんか幸せそうな顔してるし、ゲンヤさんはどんな子を指名したんだろうか? 今度聞いてみよう。

でもウェンディって可愛いよな、あの子が初めてで良かった。
また今度来ようかな‥‥ん? なんかポケットに入ってる。

“ちわっす♪ これあたしのメアドっス、暇な時でもメールして欲しいっス。あとオフの日でも一緒に遊ばないっスか? お返事待ってるっス。 ウェンディより”

あれ? 何これ? もしかしてドッキリ?
俺は思わず自分の頬をつねった、凄く痛かった。


終幕。



目次:ソープ・ナンバーズ
著者:ザ・シガー

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