56 司書長の異常な愛情1/3 sage 2008/03/08(土) 19:20:42 ID:j7MwuYSH
57 司書長の異常な愛情2/3 sage 2008/03/08(土) 19:21:48 ID:j7MwuYSH
58 司書長の異常な愛情3/3 sage 2008/03/08(土) 19:22:16 ID:j7MwuYSH

 夜空に瞬く星々と月の明かりが、淡く差し込む部屋の中に、水音と、くぐもった振動音が、忙しなく
響いていた。水音のする方を優しげな眼差しで見つめる青年が、彼の股ぐらに顔を埋める少女に声をか
けた。
「そんなに美味しいかな、スバル?」
 声に含まれる感情から、青年――ユーノ・スクライアは今、実に愉快な気分であることが推し量れる。
それを理解したスバル・ナカジマは、ユーノへの口淫を止めぬまま、念話でもって答える。
「はい……私、先生のオチンチンが大好きです……あ、またエッチなお汁でてきましたぁ……。先生、
また私に出しください……顔でも胸でも口でもどこでもいいですから、私に出してぇ……」
 彼女を知る人が聞けば、その耳を疑うような事を、スバルは平然と答えた。
 そして、今のスバルの格好もまた、普段の快活で、健康美の塊そのものと言える彼女とは思えないも
のだった。下半身に身につけているのは、オーバーニーソックスとガーターベルトだけ。良く晴れた青
空の様な色だが、それが余計に扇情的だった。
 そして首には――翡翠の鎖。その鎖――出力を抑えたチェーンバインド――は、ユーノの左手の人差
し指に繋がっていた。
「スバル、そんなに僕の精液が好き?」
 ユーノのその問いもまた、彼の言動とは思えないものだった。
「大好きです。先生が大好きです……だって私、先生だけものですから……先生が大好きだから」

 ――先生だけの雌奴隷にさせていただいたんです。
 
 こんな言葉を聞いて、なのに、ユーノの反応は、仲の良い姉妹から親愛の情を伝えられた程度の感情
はあるだろうが、実に平然としたものだった。
 彼はスバルの頭を優しげに撫で、答えた。
「アハハハ、スバルは素直で良い子だね、僕もスバルが大好きだよ?」
 その言葉に、スバルは口淫を止め、ユーノを見つめる。その表情は可愛らしい少女、恋する乙女のそ
れである。
 だが――その眼は、雌そのものだった。
「ほ、んとうに?」
 スバルの問いかけは、歓喜に打ち震えていた。至上の幸福を味わった人の声音だった。
「僕がスバルに嘘なんかつくわけないよ――ね、ギンガ?」
 そう言って、ユーノは先ほどから、くぐもった振動音のする方へと目を転じる。
 そこに居るのは――乳房と性器を露わにされたボンテージ姿のギンガ・ナカジマだった。いや、それ
だけでは無かった。彼女は後ろ手に縛られ、ギャグボールを噛まされていた。首には、スバル同様に、
翡翠の鎖がユーノの左手の中指に繋がっている。
 そして、振動音の正体は、彼女の性器の周りに付けられたローターだった。
「ユーノ先生……!」
 ギンガの念話には、恨みも妬みも欠片も感じられない。
「もう、我慢できません!私にも、私にも先生にご奉仕させてぇ、くだ、さいぃ……!」
 熱砂の中で水を求めるような、渇望だった。
 苦しげな表情のギンガに対し、ユーノは、妹に我儘を言われた、という程度には困った表情である。
「どうしようかな、スバル」
 ユーノに問いかけられたスバルは、淫蕩な声と、嬉しげな顔で告げる。
「私も、ギン姉と一緒に、先生にご奉仕したいです」
 ユーノは満足げに頷いた。
「スバルは本当に良い子だね」
 そういって、ユーノは左手の中指を折り曲げ、ギンガを己の傍らへと近づけた。
「スバル、ギンガの口と腕のそれ、外してあげて」
 自分の姉を縛り付けていた拘束具に、何の疑問を持たず、むしろギンガに少し羨望の眼を向けつつ、
スバルはギンガの口と腕を自由にしてやる。それが終わると、ギンガはスバルに感謝を述べた。
「スバル、ありがとう……」
「ううん、いいよそんなの。それより一緒に先生にご奉仕しよう、ね?」
 期待を込めて、姉妹はユーノへと視線を向ける。ユーノはやはり楽しげだった。
「じゃあ、二人に気持ち良くしてもらおうかな?」
 その言葉を聞いただけで、姉妹は恍惚とした表情になった。
 スバルとギンガは、ユーノの亀頭を舌で愛撫する。零れ落ちていく彼女達の唾液が、ユーノの男根を
怪しげに鈍く光らせる。
「せんせぇの……カウパーと、スバルのつばぁ……ん、美味しいぃ……」
 ユーノの陰嚢を左手で弄び、右手で己の秘所を慰めつつ、ギンガは淫蕩な声を上げる。
「ギンガ、我慢させてゴメンね?」
「そんなぁ、こと、ん、ない、れふぅ……あふぅ、んん……」
「ん、ふあぁ……せんせぇ……す、きぃ……ちゅ、ふぅ……ギン姉も……すきぃ」
 いってスバルはユーノへの手での奉仕を休め、男根を乳房で挟み、ギンガへと口づける。
「あ、んん……スバ、ルゥ……だめ、せんせいに、して、あげなきゃぁ……」
「うん、だからぁ、ギン姉もぉ……おっぱいでぇ……ん、ちゅぅ」
 そして、ギンガも乳房でユーノの男根を挟む。姉妹の唇は離れ、また彼の亀頭へと、舌を伸ばす。
 ユーノは楽しげに姉妹の奉仕を見やり、スバルに声をかける。
「スバルは本当にギンガが好きなんだね、妬けちゃうなぁ」
「そんなぁ……わらひはぁ、せんせぇも……ギン姉も……だいすきなんです……んん」
「私も、スバルが大好きよ……もちろんユーノ先生も……ふ、ぅん……大好き、愛してます……」
「嬉しいな、二人とも。……じゃ、そろそろご褒美、欲しいよね?」
 その言葉とともに、姉妹の乳房と口での愛撫が、一層激しくなる。
「はい、くだ、さぃ……せんせぇ、精液、ちょうだぁ、い……は、ああ!」
「スバル?あ、ひゃう!」 
 姉妹の突然の嬌声の理由は、ユーノのチェーンバインドが、まるで蠢く触手のように、彼女たちの性
器を刺激し始めたからだ。
「僕だけしないのも、不公平だもんね」
「あ、あ、あぁ!せん、せぇ!ユーノ、せんせ!イ、イっひゃ、イっちゃう!」
「駄目だよ、僕より先にイったりしたら……あげないよー?」
 ユーノの意地悪な子供のような声。その顔も、言葉も、一切の狂気を感じさせない。
 だから、歪んでいた。
「ん、はぁ!が、がまん、しなきゃだめ、スバル、いっ、一緒に、せんせぇと、一緒に、イこ?」
 ギンガの声も苦しげに響く。それに対してユーノの答えは――。
「んー、ギンガにはさっき意地悪しちゃったから……」
 二人の頭を撫で、彼は答える。
「一緒に、イこっか?」
「は、はぃ!ください!精液ください!」
「イかせてください!せんせぇ、イかせてぇ!!」
「じゃあ、出すよ、全部飲んでね」
 そして姉妹の性器に、潜り込んでいたチェーンバインドが、二人の膣内を蹂躙すると同時に。
「イ、くぅぅぅ!あ、あぁ!!」
「は、ああ!」
 姉妹は絶頂に達し、ユーノの男根から、大量の精液が迸る。姉妹の顔を、唇を、乳房を。垂れ落ちて
いくそれは、姉妹の体を汚していった。だが、スバルにとっても、ギンガにとっても、それはご褒美だ
った。
「ふふ、ありがとう、スバル、ギンガ。凄く気持ちよかったよ。二人は?」
 平然としたユーノの問いかけ。スバルとギンガは、頬と体を桜色に染めて、至福の表情と声で答える。
「さいこうです……ありがとうございます……」
「わたしたち……せかいで、いちばん、しあわせです……せんせい……」
 くくく、と笑うユーノは、本当に本当に楽しげだった。
 夜はまだ長い。
「じゃあ」
 ユーノは、また指を持ち上げ、姉妹を抱き寄せる。
「二人の喜ぶこと、もっとしてあげるよ」



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目次:司書長の異常な愛情
著者:kogane

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