617 名前:大きい胸・小さい胸 1 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:01:01 ID:QVlwQIVQ
618 名前:大きい胸・小さい胸 2 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:02:06 ID:QVlwQIVQ
619 名前:大きい胸・小さい胸 3 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:02:51 ID:QVlwQIVQ
620 名前:大きい胸・小さい胸 4 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:03:53 ID:QVlwQIVQ
621 名前:大きい胸・小さい胸 5 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2009/05/06(水) 23:05:10 ID:QVlwQIVQ

 あ…ありのまま、今までに起こった事を話すぜ。キャロはエリオとくっ付くのかと思ってたら
何故かユーノと結婚してた。な…何を言ってるのか分からねーと思うが、俺も何をしたのか
分からなかった…。頭がどうかなりそうだった…。予想外とか超展開とかそんなチャチな
もんじゃ断じてねぇ…。もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ…

 と言う感じで、キャロはユーノと、エリオはルーテシアと結ばれていた。
全くこの世はこんなはずじゃない事ばかりである所から物語は始まる。

 あくる夜、キャロとユーノは一糸纏わぬ姿でベッドの上に寝転がり、愛し合っていた。
昼間は紳士淑女の二人を夜が野獣に変える。おまけに次の日は二人ともに休日であった為、
元気が続く限り愛し合うつもりでいた様だ。

「アッ! アンッ! アゥンッ!」

 ユーノと抱き合い激しく腰を動かすキャロの二つの乳房が勢い良くたゆんたゆんと揺れ、
ユーノの胸板に何度もぶつかり、乳首が擦れて行く。それがなんとも双方に不思議な感触を与えていた。

「それにしてもキャロ…本当に大きいね。」
「あっ…ユーノさん…。」

 まだ若干幼さの残る顔立ちとは打って変わって豊満なキャロの両乳房の揺れをユーノが両手で
掴んで止めていた。それにはキャロも思わずビクッと震える。

「初めて会って話をした時の君はまだあんなに小さくてペッタンコだったのに…こんな凄い事になるなんてね…。」
「アッ! ユーノさん!」

 ユーノはキャロの両乳房を握り締め、キャロの柔らかく張りのある乳肉にユーノの指が少しずつ
食い込み、そこから上下左右へと揺さぶって行く。

「アンッ! ユーノさ…! おっぱいもげちゃう…!」
「大丈夫だよ。そんな簡単にもげやしないよ。」
「アヒィ!」

 さらにユーノは人差し指をキャロの大きな乳房の中心に聳え立つ乳首へ伸ばし、その先端を突付き始めた。
ユーノの指先とキャロの乳首の先端同士が絡み合い、弄られる度にキャロの身体がビクビクと痙攣して行く。

「ユ…ユーノさっ! 乳首! 乳首らめぇぇ! くすぐったいぃぃ!」
「そうかい? なら今度はこうだ!」

 何とユーノは今度はまるで追い討ちがごとくに乳首に吸い付いたでは無いか! しかも吸い付いた状態から
その乳首に舌を絡ませ、なめ転がして行く…

「ヒィ! やめ! やめて下さぃ! そんな…赤ちゃんみたいな事ぉぉ!」
「でもキャロ。いずれ僕達の間に子供が生まれたら、キャロはこういう事を毎日しなきゃいけなくなるんだよ。」
「あ………。」

 キャロの乳房を握り締め、乳首を人差し指で弄くりながらも冷静に言うユーノにキャロの反応は止まった。
そしてユーノはなおもユーノの乳房・乳首を攻め立て弄くりながらもこう続けた。

「キャロが僕達の子を産んだら、キャロはその子におっぱいをあげなきゃいけないんだよ?
その子がお母さんのおっぱいに吸い付いても、肝心のお母さんが今みたいな拒否反応起こしてたら
大変な事になっちゃうよ。だから今の内にこういうのにも慣れておいた方が良いと思うんだ。」
「あ………。ユーノさん…ごめんなさい…。」

 ユーノの実に理に適った言葉に思わず謝るキャロ。だが、そこでユーノはさらなる追い討ちをかけるべく
フェレットに変身した。

「ユーノさん!? どうしてフェレットに!?」
「フェレットも哺乳類だよ。それにこの通り小さいからね。これからこの状態で君の乳首に
吸い付くから、それを我慢する特訓だよ。」
「は…ハイ!」

 知らず知らずの内にユーノのペースに乗せられてしまったキャロだが、いずれ子供が生まれて
その子にお乳を与える事を考えれば別に気になる事ではなかった。むしろこれも母親になる為の
試練だと考えていたのである。

「あっ! くすぐった…! くすぐったいです! ユーノさん! もっとペースを落として…。」
「ダメだよ。赤ちゃんはお母さんの都合なんてお構いなしにお乳を吸うんだから。
この位我慢出来ないと。」
「そ…そんな事言われても…くすっ…くすぐった…ああぁぁ!」

 人間より遥かに小柄なフェレットの小さな口で舌で乳首をなめ転がされると言う行為は
先程人間形態のユーノにやられた時の比では無かった。そのくすぐったさが半端では無いのである。
さらにフェレットは全身がモサモサの毛で覆われている故、ユーノが動くたびにそのモサモサの毛が
キャロの乳房の柔肌にあたってくすぐったかった…

 それから一時して、キャロはフェレットの姿のままのユーノを抱いてベッドの上に座っていた。

「キャロ…くすぐったく無かったかい? ごめん…ちょっと調子に乗りすぎたかも…。」
「構いません。いずれ本当に私達の赤ちゃんが生まれた時の為の練習になりましたから。
それに…ユーノさんがそれだけ私の事を想ってる証拠とも感じられました。」

 フェレット形態のユーノのモサモサの毛並みを優しく撫でるキャロの手に、今度は
ユーノがくすぐったさを感じる。

「ユーノさんは私の事をこうまで想ってくれると言うのに…エリオ君と来たら…私の胸を見るなり…
牛女って……………あああああ! 今思い出しただけでも腹が立って来ました!」
「あわわわわ! キャロ落ち着いて! 今は彼の事はひとまず忘れないと! 僕の立場が…。」

 ユーノの妻となった今でも、キャロにとってエリオは特別な存在だった。無理も無い。
共にフェイトそんの下で家族同然に育った身であるから。しかし、エリオはキャロを選ばなかった。
確かにそれはそれで悔しいし、腹立たしい事とも言えたが、それだけならエリオはルーテシアの方を
選んだのだと百歩譲って諦め、妥協する事も出来た。だが、本当に問題なのはエリオのキャロに
対する突き放し方にあった。

『僕は君みたいな牛女より、スレンダーなルーの方が好きなんだ。』

 エリオはフェイトそんやシグナムを初めとする巨乳女性に囲まれた少年時代を送った反動で
巨乳に魅力を感じなくなり、それによってエロけしからん巨乳に育ったキャロでは無く、
貧乳…もといスレンダーな肢体に育っていたルーテシアに魅力を感じ、結ばれていた。
しかし…幾らなんでもこの言い方は無いだろと…。いや…もしかしたら、下手に情けをかけた
突き放し方をするとキャロが諦めきれずに何処までもエリオを追い駆けるのでは? と考え、
あえて厳しく突き放したのかもしれないけど………それでももっと適切な言い方があるべきだ。
 それ故にキャロは未だにエリオを完全に許せずにいたのであった。

「やっぱり私って…私って牛女なんでしょうかぁぁぁぁ!!」
「そんな事は無い! そんな事は無いよ! 君の美しさは僕が保障する!」
「ありがとうございますユーノさん…お世辞でも嬉しいです。改めてユーノさんと
結婚して良かったと思います。」
「お世辞って…。う〜ん…………。」

 果たしてこれで良いのか悪いのか微妙であるが、とりあえずキャロは落ち着いた様だ。
だが、そこでキャロは自分で自分の乳房を握り締めながら少し困った顔をしていた。

「とは言え…まだ子供の頃は大っきなオッパイに憧れてましたけど、実際大きくなって見ると
これはこれで不便なんですよ。運動する時なんか邪魔になりますし、重くて肩がこりますし…。」
「うん…そうだね。男の僕にはどんな感じなのか分かりづらいけど…胸の大きい女性は
皆そういう悩みを抱えていると言うね。そう言えば君が昔、胸の大きくなる方法を調べて欲しいと
僕の所に初めて訪ねて来た時にそういう話をした事もあったね。」

 キャロのエロけしからん乳房。客観的に見た場合は至極美しく性欲をくすぐる代物であったが
やはりキャロ本人には様々な弊害をもたらしている様子だった。しかし、そこでユーノが
ある提案をするのである。

「そうだ。そんなに邪魔なら変身魔法の応用で胸を縮めると言うのはどうかな?
あくまで変身魔法だからその場しのぎにしか過ぎないけど、それでも多少は違うと思うよ。」
「さっすがユーノ先生! 頭良いですね! 早速やってみます。」

 ユーノの提案に基き、キャロは自身の乳房に変身魔法をかけ、そのサイズを縮めた。
みるみる内に縮んで行くキャロの乳房。その直後、キャロは思わずその場で飛び跳ねていた。

「凄いです! おっぱいを縮めるだけで凄く身体が軽くなりました! ありがとうございますユーノさん!」
「そ…そうかい…?」

 エリオと違ってキャロのエロけしからん巨乳がお気に入りだったユーノは若干残念そうに苦笑いしていた。

 そうして連休が明け、キャロは変身魔法で胸を縮ませた状態で軽やかに出勤していた。

「やっぱり身体が軽いや。胸がある無いでこんなに違うなんて…。」

 と、そこでキャロはエリオと出会う。プライベートに関してはそれぞれ異なる道を進んだ二人だが
管理局内では同じ部署に勤務している為に良く会うのである。しかし…

「エリオ君おはよう。」
「おはよう…。」

 エリオと出会うと反射的に瞳にハイライトが無くなり、明らかにイッた目になってしまうキャロだったが、
エリオの反応が少し違った。まるでキャロに見惚れている様な…そんな雰囲気。確かにキャロは
客観的に見て凄い美女と言えなくも無いが、エリオはそのキャロをかつて牛女と呼んで突き放している。
ならば何故…………と思われたその時、エリオは突然キャロに抱き付き、人気の付かない場所へ
連れ込んでしまったでは無いか!

「うおあぁぁぁぁ!! 貧乳キャロ最高ぉぉぉぉぉぉ!!」
「ちょっ! エリオ君!?」

 キャロの変身魔法で縮ませた胸にその顔を押し付け狂った様に頬擦りをするエリオの姿は
至極異様な物だったが、あえてエリオ豹変の理由を説明するとするならば…それは
キャロが変身魔法の応用で自身のエロけしからん乳房を縮めた事にあった。

 何しろエリオはキャロが巨乳に育った途端にあっさり切り捨て、比較的貧乳もといスレンダーな
肢体に育っていたルーテシアと結ばれた程の男である。ならばキャロが変身魔法で胸を
縮ませた途端にエリオがキャロに興奮し出すのは当然の話であった。

「キャロォォォ!! 貧乳キャロ好きぃぃぃぃぃ!! ハァハァハァ!!」
「いやぁぁぁ! エリオ君やめてぇぇ! エリオ君にはルーちゃんがいるでしょ!?」

 狂った様にキャロの縮んだ胸に頬擦りするエリオを何とか引き剥がそうとするが、
残念ながらキャロの力ではエリオには敵わない。

「ハァハァ! キャロォォォ!! キャロォォォ!!」
「やめて! やめて! やめてったら! エリオ君やめてぇぇ!!」

 縮ませた胸に頬擦りするのみならず、ついにはキャロの唇を奪うべく顔を近付けてくるエリオ。
キャロは必死に顔を左右に振って回避して行くが、何時まで持つか分からない。

「ダメェ! このままじゃ…このままじゃ私…エリオ君に寝取られちゃう〜! 私には
ユーノさんと言う大切な人がいるのに〜! そうでなくてもこんな所を他の人に見られたら…。」

 もしこんな状況を他の者に見られようものなら、速攻で不倫と勘違いされる。
そうなればキャロ本人のみならずユーノにも多大な迷惑がかかってしまう。それだけは
何としても阻止しなければならなかった。

「ようし! こうなったら…………。」

 この状況を打破する方法。それは変身魔法を解除する事だった。キャロの胸を縮ませていた
変身魔法を解除する事によって、瞬く間にキャロの乳房がエロけしからん形に膨らみ、
その弾力性でエリオを弾き飛ばしていた。しかし……………

「ヘッ…。」
「!?」

 キャロの乳房が通常のサイズに戻った途端にエリオは鼻で笑い、軽蔑の眼差しを送っていた。

「所詮は牛女か…。全く酷い話だね。そうやって僕を誘惑しようとした途端に牛女としての
正体現すんだから。やっぱり僕にはルーじゃないと。ルーしかダメなんだ。」
「な…………………。」

 エリオが冷静さを取り戻したのは良いが…その言い様はキャロにとって腹立たしい物だった。
正直先程の狂った様にキャロにしがみ付いていたエリオが普通に見える程である。

「エリオ君の馬鹿ぁぁぁぁ!!」

 キャロはエリオの頬へ全力全開の平手打ちを叩き込むと共に走り去った。

「やっぱり私にはユーノさん! ユーノさんしかいないんだ! エリオ君の馬鹿ぁぁぁぁぁ!!」

 その日以来キャロは変身魔法で胸を縮める事をやめた。例え重かろうが…動きにくかろうが…
あくまでもありのままの自分…その自分の巨乳と付き合っていこうと決めたのであった。

 ちなみに…後日、キャロとは反対に変身魔法で巨乳になったルーテシアが、
エリオにそっぽ向かれて困ってるとキャロに泣き付いて来たと言う事もあったが、
変身魔法解除する様に言ったら元に戻ったので無害との事。

                    おしまい


著者:◆6BmcNJgox2

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます