540 名前:僕が世界征服を目指した理由 1 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:08:18 ID:0zhTYmvn
541 名前:僕が世界征服を目指した理由 2 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:09:22 ID:0zhTYmvn
542 名前:僕が世界征服を目指した理由 3 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:10:14 ID:0zhTYmvn
543 名前:僕が世界征服を目指した理由 4 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:11:08 ID:0zhTYmvn
544 名前:僕が世界征服を目指した理由 5 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:11:58 ID:0zhTYmvn
545 名前:僕が世界征服を目指した理由 6 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:13:00 ID:0zhTYmvn
546 名前:僕が世界征服を目指した理由 7 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:14:12 ID:0zhTYmvn
547 名前:僕が世界征服を目指した理由 8 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:15:28 ID:0zhTYmvn
548 名前:僕が世界征服を目指した理由 9 ◆6BmcNJgox2 [sage] 投稿日:2008/05/17(土) 20:16:58 ID:0zhTYmvn

なのはは恐るべき悪の科学者ジェイル=スカリエッティの秘密研究所への潜入に成功した。
目的はスカリエッティ一派に捕まり捕虜にされていると思われる味方の局員の救出や
その他の情報収集。上手く行くならば研究所そのものを爆破すると言った物だった。
どう考えても教導隊のなのはがやるような任務では無いのだが…細かい事は言いっこ無しだ。

「よし! 上手く潜入出来た!」
研究所内の通路の壁に身体を寄りかからせながら注意深く進んで行く。とりあえず現時点では
恐らく研究所内の各所に設置されていると思われるセキュリティー設備は動いていない。
それはまだなのはが潜入している事に気付かれていないと言う事を意味する。
ならば気付かれる前に一刻も早く捕虜にされた局員を救い出す。なのはは慎重に急いでいたのだが…

「う!」
通路の先の広い部屋に出た時だった。突如として自分が出て来た通路への出入り口が閉じ、
正面通路への扉もまた閉じられた。それだけでは無い。今なのはのいる全周囲が黒く光る特殊金属で
覆われた広い部屋の壁の各所から何十にも及ぶ数の銃身が現れ、なのはへ狙いを定めていたのだ。
「……………………!!」
思わず絶句してしまうなのは。だが、そこで何処からかアナウンスが響き渡った。
『ハッハッハッ! 君がこの研究所に潜入した事に気付かないとでも思ったかね?
それでだ。この状況。君にも理解出来るだろう? まず武器を捨て、手を上げたまえ。』
「う………………。」
残念ながら今の状況では流石のなのはも何も出来ない。下手な事をすれば自身を取り囲んだ
何十にも及ぶ銃身から放たれた銃弾に蜂の巣にされてしまうかもしれない。
故に大人しくレイジングハートを床へ置いた。しかし………
『他にも武器を隠し持っているのでは無いかね? つまりだ。他の身に付けている物も
全て捨ててもらおうか?』
「え!?」
なのはは思わず頬が赤くなった。つまり、武器のみならず着ている衣服…それも
下着や髪飾りにいたるまで全ても捨て、全裸になれと言っているのである。
「そ…そんな事出来るわけ…。」
なのはが顔を赤くさせながら反抗しようとした時だった。なのはの足元に一発の銃弾が撃ち込まれた。
「…………!!」
なのはは硬直した。そう、この通りあちらは何時でもなのはを撃ち殺せる事を意味しているのだ。
『どうした? 早く脱ぎたまえ…。』
「わ…分かったよ! 脱げば良いんでしょ!? 脱げば!」
もうこうなったら大人しく脱ぐしか無い。罠と分かっていても…このまま脱がなければ撃ち殺される。
だがここでアナウンスの声の言う通りに脱げば…結果は同じかもしれない。だが、逆転の隙は生まれる。
そこに賭ける。それ故に…なのははまず最初に自身の髪をツインテールに結んでいたリボンを外した。

なのははその後も次々と着ていた物を脱ぎ、床へ置いて行った。靴…胸のリボン…上着…スカート…
ニーソックス…なのはが脱げば脱ぐ程白い裸体が露となって行く。
そしてついにはなのはが身に付けていた物は胸を覆う純白のブラと股間を覆うパンティーのみだった。
「……………………。」
なのはは悔しさに耐えながらも手を後ろへやり、ブラジャーをゆっくりと外した。
ブラが床へ落ちると共に、それまでブラによって固定されていたなのはの豊満な美乳が弾んだ。
最後に残るはパンティーのみ。それにさえなのはは手をかけ、下ろそうとするが……
「…………………………。」
なのはは下ろせなかった。ここでパンティーを下ろし、全てを晒してしまったら
取り返しの付かない事になってしまいそうな気がする。そこが怖かったのだ。
『どうした? 最後の一枚が残っているぞ。早く脱ぎたまえ。』
アナウンスは無情にもパンティーの着用さえ許さない。このままでは本当に撃たれる。
「う! うあああああああ!!」
なのはの目からは大粒の涙が飛び散り、部屋中に大声を響かせながら一気にパンティーをズリ下ろした!
「ほら…全部脱いだよ…。これで良いんでしょ………。」
なのはは恥かしさに頬を赤くし、顔を引きつらせながらも何処かでカメラを通して監視していると
思われるアナウンスの主に対し、自身がもはや何も身に付けていない一糸纏わぬ生まれたままの姿で
ある事をアピールした。
『フフフフ……美しいぞ。』
全裸体のなのはは美しかった。顔は言うまでも無く、豊満な乳房…細く括れたウエスト…
実にバランスの取れた尻や脚など、まさに美としか言い様の無い程の代物であった。
だが、アナウンスがなのはの裸体の美を褒めれば褒める程なのはは恥かしくなり、顔が赤くなる。
『フフ…その美しさに免じてお前に生き残るチャンスを与えよう。』
「え!?」
アナウンスの予想外の言葉になのはも思わず驚く。そこでなのは正面の通路への壁が開く。
『この通路を通って来るが良い。それと…もう一つ特別サービスだ。君が先程捨てたデバイス…
それのみ持って行く事を許そう。もっとも、この研究所全体に展開された強力なAMFによって
魔法はまともに機能しないがね。だが棍棒としての使い道はあろう?』
そこでアナウンスは終了した。なのはは恐る恐るレイジングハートを拾い上げるが、
なおもなのはに狙いを定めていた銃身が発砲する事は無かった。
「どう考えても罠……と分かっていても今は行くしかない…。」
なのははレイジングハートを片手に、乳房と股間を手で恥かしそうに覆い隠した状態で歩き出した。

やはりなのはの予感した通り敵の罠だった。何故ならば通路を一時通った後で敵の襲撃があったからだ。
日本刀の様な刃物を持った危なそうな中年の男。
「美しい…ドクターの言った通りの美しい娘では無いか。」
「くっ!」
いかにもエロそうな男になのはは思わず自身の乳首と股間を覆い隠していた手の力を強める。
だが、男は構わずに刃物を振り上げ襲い掛かって来たのだ。
「お主の様な美しい裸体をこの手で切り裂く事こそ我が生き甲斐なり!」
「うっ!」
男はエロいのでは無かった。美しい娘を刃物で斬り殺す事が好きな危ない男だったのだ。
故に今のなのはは男にとって恰好の獲物。なのははレイジングハートで何とか刀を受け止めるが、
研究所全体に展開されたAMFの影響で魔法が殆ど使えない現状ではやはり力で敵うはずが無く、
かつ全裸であるが故の恥かしさから良い動きも出来ない為に押し切られ……
さらに次の瞬間男の膝蹴りがなのはの下腹へ命中した。
「がはっ!」
防御魔法は愚かバリアジャケットさえ無い状態で直接下腹を蹴り上げられたなのはに
かかる衝撃は凄まじい。忽ちなのはは尻餅を付いてしまい…………
「おっと動くな!! 動くとお前のお股から斬れちまうぜ!?」
「!!」
なのはが尻餅を付いた直後、それによって開かれた股間の正面の床へ男が刀を突き立てていた。
そして刃をゆっくりとなのはの股間の割れ目へ近付け……当てた。
「うっ!」
「お嬢ちゃんは良く頑張ったここまでだな……。だがここでもうゲームオーバーだ。
何故なら今からお嬢ちゃんの女の裂け目から斬り裂かれ…腸をぶちまけながら死んでいくのだ…。
フッフッフッフッフッフッフッフッ…………。」
男はいかにも危ない顔でなのはを見つめていた。そして男の握る刀はなのはの股間の割れ目へ
切れるか否かのギリギリの所で当てられている。この状態ではいずれ本当に割れ目から斬られる。
だが、かと言って何かしてもその表紙に斬れるかもしれない。それも嫌だ。
「(い…嫌…こんな形で…こんな形で死ぬなんて…嫌…。まだ処女なのに…。)」
恐怖の余りなのはの目に涙が浮かんだ。だがそれと同時に………

                    プシャァァァァァ!!

「んああああ!! 何だ!! 臭い!!」
なのはは失禁してしまった。だがそれが事を良い方向へ運ぶ。なのはの股間から勢い良く
放たれた聖水はモロに男の顔面を直撃。不意を突かれた男は大きく怯んだのだ。
「い! 今だぁぁぁぁ!!」
今しかチャンスは無いとばかりになのははレイジングハートを手に取り、その先端を
男の首元へ突き立てた。
「ぐはっ!」
男はそのまま動かなくなった。魔法効果は一切無く、ただ単にレイジングハートを
相手の首元へ突き立てるだけの攻撃。精々相手を気絶させる程度の意味しか無い。
だがそれで十分だった。如何に犯罪者相手とは言え可能な限り殺めたくは無いなのはに
とって、相手を気絶させるだけでよかったのである。
「ふぅ…オシッコに救われる事になるなんて…。」
なのはとしては恥かしいが…同時に嬉しかった。

この後も様々な障害がなのはの前に立ちはだかった。ロープで瞬時にSM的になのはを縛り上げた者、
無理矢理三角木馬に跨がせムチで打った者、処女を奪おうとした者、浣腸しようとした者などなど
半ばセクハラも混じっている様な刺客も多かったが、普通に兵隊的な者もいた。
次々襲い掛かる敵に対しなのはも良く戦った。しかしやはりどうにも不公平な感は否めない。
相手は超合金並の強度を持ち、かつ全身を覆っても楽々動き回れる程軽量で、かつAMF効果も持った
特殊FRP製のパワードスーツで身を固めていると言うのになのはは一切の防御装備は持たず
生まれたままの全裸体。当然防御力には差がありすぎるし、何よりも恥かしい。
だが、戦いを繰り返す内にそれさえどうでも良くなっていた。例え乳首や股間の女性器、アナルを
見られようとも今のなのはには恥じらいを感じる余裕さえ無かったのである。
恥じらいを持って良い動きが出来ず、そのまま殺されてしまう位ならばいっそ恥を…女を捨てる。
気付いた頃には全裸であろうとも、一切恥じらいを感じる事無くバリアジャケット装着時と
何ら変わらぬ戦いを見せるなのはの姿がそこにあった。

「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。」
幾多の戦いを乗り越え、なのはの疲労は限界に近くなっていた。もはや全身が吹き出た汗で
ぐっしょりと濡れており、息も絶え絶え。なおかつ全身に生傷が目立つ。なのはのあんなに
美しかった真っ白な素肌は、今や多数の切り傷…擦り傷…アザ…等々様々な傷で痛々しい物に
変わっていた。だが、むしろこの程度の傷で済んだと言う事も出来たかもしれない。
何しろ全裸体で幾多の敵と戦って来たのである。そして……なのはの全身の傷は確かに痛々しいが…
同時にそれが美しくもあった。
「ハァ…ハァ…ハァ…ハァ…。」
なのははそれでも前進をやめなかった。なのはは何としてもスカリエッティに捕らえられた
味方を救わねばならなかった。その中にはかつてなのはが教導した教え子も沢山入る。
だからこそ…だからこそ…この手で救わなければならない。なのはの額から流れた一滴の汗が
顎から乳房へと落ち、乳房の膨らみを通って乳首へと流れ、乳首の先端から床へ落ちる。
なのはは通路の奥にあった扉をゆっくりと開けた。

「!」
最深部へ到達した時、なのはは恐ろしい物を目の当たりにした。
それはなのはのかつての教え子であり、スカリエッティに捕らえられてしまった
多数の女性武装局員…………の成れの果ての姿だった。
腕や脚を切断され、その頭部と胸・胴体部分のみが機械に組み込まれていると言う
今の傷だらけのなのはがどうでも良くなる程の痛々しい姿。
特に女性の子宮の部分には何やらチューブやその他様々な機器が組み込まれている様子だった。
「そ…そんな………ひ……酷い………。」
なのはは絶望の余りその場に倒れそうになったが、レイジングハートで何とか支え、
倒れる事は免れたがやはり絶望した事に変わりは無かった。
無理も無い。なのはが救おうとしたかつての教え子達は全て…この様に改造されてしまっていたのだ。
「はっはっはっはっ!! どうかね? この兵士生産用生体プラントは!!」
「!?」
突如部屋中に響き渡った男の声。その方向を向くとスーツの上に白衣を羽織った一人の男の姿。
彼こそあのジェイル=スカリエッティその人だった。

「ジェイル=スカリエッティ!!」
思わず疲労さえ忘れて叫んでしまうなのは。だがスカリエッティは余裕の笑みを浮かべ…
「これが何か聞きたいかね? 何なら説明してあげよう。」
と、頼んでもいないのに説明を始めてしまった。
「これは先程言った通り兵士生産用の生体プラント。排卵を促進させ自動的に受精、
そして強化子宮で急速成長させ出産。その後さらに別所の強化施設で強化を施した後で
各世界の軍や時空犯罪組織等様々な顧客へ送られるのだよ。君が先程まで戦った兵達も
元々はこのプラントによって製造された物だ。」
「な………………。」
淡々と言うスカリエッティになのはは絶句した。確かになのはの出身世界において
その昔女性を子供を産む機械とのたまわった政治家がいたが、スカリエッティはそのまま
捕らえて捕虜にした女性局員をそのまま子供を産む機械に改造してしまっていたのだ。
「な…何でこんな事を…何で態々捕らえた女性を改造しなければならないの!?
単純に兵士を大量生産したいならクローンで良いじゃない! あ…いや…クローンもダメだけど…。」
ショックのあまり支離滅裂(?)な事を叫んでしまうなのは。だがスカリエッティの表情は変わらない。
「確かに当初はそうしていたさ。しかし…それを進めている内に気付いたのだよ。クローンよりも
女性の子宮の方が遥かに効率良く、かつ安定した生産が可能だとね。だから私はこの様に
捕虜にした女性を改造し、生体プラントにしたのだよ。」
「ひ…酷い………。」
「何が酷い物かね! 私は彼女達に幸福を提供してあげたのだよ! 子供を沢山産む事こそ
女の幸せ! だからこそ私はここで彼女達に思う存分子供を産ませているのだよ!」
もはや狂っているとしか思えないスカリエッティに対しなのはも反論しようとした時…
なのはは思わず後ずさった。
「ま…まさか私も改造しようと言うの…?」
そう。なのははそれを予感していた。既に沢山の女性局員が子供を産む機械に改造されてしまったのだ。
ならば今更なのはを改造しないはずは無い。だが………
「残念ながらそれはもう間に合っているんだ。確かに単身ここまで来る事が出来た程の実力を持った
君を改造すれば優秀な兵士を何十人何百人と産む事も出来るだろう。だが、今は丁度需要と供給の
バランスが取れている状態でね、これ以上増やしては生産過多になってかえって効率が悪い。
だから君を改造する気は無いよ。考えても見たまえ。私が君を改造するならば態々今までに至る様な
まどろっこしい事はせず、研究所内に潜入した時点で瞬時に捕らえ、手術室に運んでいた所だよ。」
「………………。」
とりあえずスカリエッティになのはを改造する意思は無いと分かりやや安心するなのはだが…
「しかし…だからと言ってここで帰す気も無いよ。」
「!?」
「私は君の戦いをずっと見ていた。君は実に素晴らしい。強さと美しさを高水準で兼ね備えた
究極の女性だ。君程の女性は全次元中探し回っても見付かる物か。だからこそ私は考えた…。」
そしてスカリエッティは不敵にもなのはへと歩み寄り、その乳房をグイッと掴んだ。

「あっ! そう言えば私全裸だったの忘れてた!」
ここで自分が全裸だった事を思い出し、思わず恥じらいも思い出してしまうのだが…
次の瞬間スカリエッティの指がなのはの乳首を摘んでいた。
「アッ!!」
「君を改造するのは実に勿体無い。どうだ? 私の妻にならないか? そして私の子を産んで欲しい。」
「!!」
スカリエッティの予想外の行動になのはは思わず驚愕した。何とプロポーズして来たでは無いか。
「だっ誰が!!」
無論なのははそれを拒否する。それにはスカリエッティも残念な表情を取る。
「そうか……余り乱暴な事は嫌いなのだがね…無理矢理にでも手篭めにして産ませるしか無いか…。」
「え!? キャァァァァァァァ!!」
兵士生産プラント中になのはの悲鳴が響き渡った。スカリエッティがなのはを押し倒したのである。
その動きは確かになのはなら避けられたかもしれない。しかし激戦で疲労が蓄積した今のなのはは
それを避ける所かスカリエッティを振り払う事さえ出来なかった。
「や…やめ! んぶっ!!」
スカリエッティはなのはの唇を奪った。さらに舌を無理矢理口の中へ滑り込ませ、舌同士を絡ませる。
「ぷはっ!」
「んぁ…。」
何とか口が離れた後も舌と舌とを伝って唾液の糸が繋がる程だったのだが、そこでスカリエッティが
なのはへ訪ねた。
「君の名前は何と言うのかね?」
「た………高町……なのは………。」
「そうかそうか。ならば………今日から君はなのは=スカリエッティだ。分かったかね?」
スカリエッティは本気だった。本気でなのはを自分の妻として入籍させるつもりだった。
「だ…誰が! 誰がお前なんかと…嫌ぁ!!」
なのはとて必死に拒否しようとした。しかしスカリエッティは間髪入れずにその太股を掴み、
大きくM字に広げると共に己のモノをなのはの股間へ押し付けたでは無いか。
「さて……行くぞ。我が妻なのはよ…。」
「だから誰がお前なんかと…………痛ぁぁ!!」
スカリエッティの硬く勃起したモノがなのはの処女を容易く貫き、激痛を与えていた。
「嫌ぁぁぁ!! 痛い! 痛い! 痛いぃぃぃぃ!!」
破瓜の痛みに耐え切れず、思わず泣き叫ぶなのは。今までの戦闘のダメージ等問題にならない程にまで…
「痛いかね? だが大丈夫だ。死にはしないし…直ぐに快感へ変わるのだよ!」
泣き叫ぶなのはにも構わずスカリエッティは腰を動かし始めた。そしてモノがなのはの
膣内をピストン運動のごとく激しく抜き挿されて行くのである。
「んぁ! いだ! いだぁぁぁぁぁ!!」
スカリエッティが腰を動かすと共になのはもまた腰を突き動かされ、研究所中に
なのはの喘ぎ声が響き渡った。

一時して…まだスカリエッティはなのはを突き続けていた。だがただ突いているだけでは無く、
その顔を豊満な乳房へ埋めて見たり、美乳を揉み解したり、乳首を摘んだり吸い付いたり…
並行して様々な愛撫をなのはに対し行っていた。
「んあ! あっ! 嫌! んはぁぁぁ!」
「どうかね? なのは君…気持ち良いだろう? 管理局など寿退職して私と生涯を共にする伴侶と
なれば、この様な快感を毎日でも感じる事が出来るのだぞ。」
「嫌! そんなの嫌! 嫌ぁぁぁぁ!!」
なのはは必死に抵抗しようとした。しかしカラダがまともに言う事を聞かず、その上スカリエッティが
愛撫をすればする程カラダが熱くなって行くのだ。そして…最初の頃はあんなに痛かったと言うのに…
スカリエッティの突きに快感を感じるようになってしまっていた…
「(ダメ! ダメだよ! 気をしっかり持たなきゃ! 相手は犯罪者なんだから…。)」
なのはは顔を左右に振って気を保たせようとするが、やはりスカリエッティの突きは止まらず…
「ん! んはぁ!!」
またもなのはは喘いでしまった。だがそれだけでは無い。何か変な感触を…
身体の奥底から何か今まで感じた事の無い感触が沸き起ころうとしていたのだ。
「あ…あ……あ……あ……。」
「フフフ……身体は正直だ。君が頭ではどんなに私を拒絶しようとしても…身体は違う。
君の身体は私を求めている。私の子供を産みたがっているのだよ。そして今にもイこうとしている。」
「そ…そんな事無い! 誰がお前なんかと! 誰が…………んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
なのははイッてしまった。なのは自身にはそれが何なのかは分からない。
だが、取り返しのつかない何かをしてしまった事だけは理解出来た。
「やはりイッたか…。ようしならばそろそろ良いだろう。行くぞ! 受け止めたまえ!
私の精を! そして最高の子供を産むのだ!」
「あ! 嫌! 嫌! 嫌ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

            どびゅっ! びゅっ! びゅっ! びゅっ…………

なのはの叫びも空しく、スカリエッティの精液がなのはの膣内へぶちまけられた。
しかしその時だった。なのはがスカリエッティに犯され、あろう事か膣内にまで出されると言う
悔しさと怒りがそれまでAMFに抑えられていた彼女のリンカーコアをオーバーロード、
大爆発を起こさせ、スカリエッティの身体を吹飛ばしていた。
「な!? ぐはぁぁぁぁ!!」
それまでなのはの膣内に奥深くまで沈み込んでいたモノが勢い良く引き抜かれ、
向こう側の壁に叩き付けられるスカリエッティ。そしてリンカーコアのオーバーロードのせいだろう。
非殺傷設定さえOFFになっており、そのせいでスカリエッティはもはや血まみれになっていたのだ。
「がはっ……最後の最後で…油断したか………こ…この傷ではもう私も長くないな……。」
口から大量の血を吐きながらスカリエッティはなのはを見つめた。
「なのは君…急いで逃げたまえ…。この研究所は………私が死ぬと同時に大爆発を起こす様に
プログラムしてある…。そして私はもう直ぐ死ぬ…。だが君だけは死なせたく無い…。
君は生き残り…我が子を産んでくれたまえ…。」
「ちょっちょっと待って……じゃ…じゃあ彼女達は……彼女達はどうなるの!?」
なのはは生体プラント化された女性局員達を指差し叫ぶ。
「無駄だよ。どの道彼女達を元に戻す事等出来ない。彼女達と繋がっている機械は生命維持装置も
兼ねている故…あのままで無ければ生きられない。いずれにせよ君が彼女達を救う事等不可能だ。」
「そ…そんな…。」

なのはは絶望した。そしてスカリエッティが死ぬ事で本当に研究所が爆発すると言うのなら…
それはなのはが彼女達を殺した事になる。それはなのはにとって耐え難い物だった。
「だが君にはまだ五体があるでは無いか…だから逃げたまえ。逃げて…私の子供を産みたまえ…。」
「だから…誰がお前なんかの子供を………うっ!」
なのはは必死に立ち上がろうとしたが…立ち上がれない。戦闘での疲労の上にスカリエッティに
犯され、長時間のSEX…。完全に腰が抜けてしまっており、M字に開かれた脚を閉じる事さえ
出来なかった。それを見たスカリエッティも一瞬呆れるが…
「仕方が無い。」
そう言って何やらリモコンを捜査すると、何処からかカプセルの様な物が現れ
なのはの身体を包み込んだ。そしてカプセルはなのはを乗せ、発進したのだ。
「え!? あ! 待って! まだあの子達が!」
強制的に乗せられた脱出カプセルの中でもなおなのはは生体プラントに改造された
かつての教え子達を心配していたのだが…その直後…研究所は大爆発を起こした。

なのはが目を覚ました時、そこは管理局の医務室だった。
なのはを乗せたカプセルは管理局の近辺へ漂着していたのだ。
だが、なのはは涙するしか無かった。スカリエッティに捕まった仲間を救う為に
研究所へ潜入したと言うのに…誰一人救えず、自分一人だけが生き残った。
とりあえず管理局は捕虜がスカリエッティに改造されてしまった時点で
一思いに殺してやった方がむしろ幸せであり、間違った行動では無かったと
してなのはを不問にすると言う非情な態度を取ったが、なのはは自分が許せなかった。
何としても救いたかったと言うのに…誰一人救えなかった自分の無力さに…。

しかし一時して…さらなる衝撃がなのはを襲う。それはなのは自身の身体にあった。
そう。なのははスカリエッティの子供をその身に宿していたのである。
初めてのSEX…そして初めて妊娠した際の相手が時空犯罪者。
それによってなのはが受けたショックは凄まじい。無論周囲は中絶を勧めた。
だが…なのははそうしなかった。
「どうして!? 相手はあのジェイル=スカリエッティなんだよ!」
誰もがそう問いた。だがなのはは………
「誰が好き好んであんな男の子供なんて! …って以前の私なら躊躇せず中絶してたと思う…。
けど…今はその気になれない。だって救える命を救えなかったから…命を無駄に失わせてしまったから…。
だからもうこれ以上無駄に命が失われるのを見たくない! あんな男の子供でも命は命…。
あの時救えたかもしれない無駄に命を失わせてしまった贖罪もかねて…私はこの子を産むよ。
そしてどんな事があっても守って……立派に育てて見せる………。」
なのはは目に涙を浮かばせながら自身の下腹を摩った。本当なら時空犯罪者で、自分の教え子達を
情け容赦無く改造し、かつ自分を犯した男の子など持っての他。しかし今のなのはにはそれが
出来なかった。どんな形でも命は命。だからこそ、なのははスカリエッティの子を産む決意をしていた。

この後…なのはは一人の男の子を産み、ナイルと命名した。だが世間の目は冷たかった。
生まれた時点で『凶悪時空犯罪者の子供』と言う烙印を押されていたナイルは周囲から
様々な迫害を受けた。母なのはもまた『管理局のエースでありながら時空犯罪者の子を産んだ女』と
蔑まれ、迫害される様にもなった。そのせいでなのはは酒に溺れ、荒れる様になる。確かにナイルを
乱暴、虐待する様な事は無かったが…代わりにナイルを苛めていた子を親ごと頭冷やすと言った事を
度々起こし、管理局が何度注意しようとも辞めなかった為、ついには管理局を解雇されてしまった。
そしてもっと静かに暮らせる場所を求めミッドを去る母子だが、そこでも世間の目は厳しい。
ナイルの亡き父ジェイル=スカリエッティ自身かなり有名であった為、どの世界でも
母子は迫害を受け、ついには管理局時代に身体を酷使していた事に加え酒に溺れ、なおかつ
迫害によって受けた心労が祟り…なのはは病気になり、ナイルを残して亡くなってしまった。
唯一の味方を失い途方に暮れるナイル。だがそこで思わぬ助け舟が現れる。
それは皮肉な事にも現地に棲む時空犯罪者達だった。世間では悪魔の科学者と蔑まされている
スカリエッティも時空犯罪者界ではある種カリスマ。それ故にナイルは彼らの保護と
高度な教育を受け、なおかつそこで顔も見た事の無い亡き父ジェイル譲りの才能が開花し
まだ若いながら父を超える事も夢では無いと称される程の悪の科学者へ成長する。
残念ながら彼を保護した時空犯罪組織は後に管理局に壊滅させられてしまったが、
ナイル自身は脱出し、各時空犯罪組織を転々としながら様々な研究開発を行った。
そうしている時に彼に一つの転機が訪れる。ふとした事から偶然古代アルハザード遺跡の一つを
発見するのである。既にナイルはアルハザードに関してして『かつてアルハザードは
胸から火を吐く青銅の巨人を使って外敵の侵攻を防いだ』と言う神話を聞いた事があったのだが、
その遺跡から神話を裏付ける証拠を発見するのである。それは胸から火を吐く青銅の巨人の正体。
そう、それはまさしく様々な世界で研究が行われながら未だ形になっていないとされる『巨大ロボット兵器』
遺跡の中にはそれが今直ぐにでも稼動させる事が可能な状態でウヨウヨと並んでいたのである。
ナイルはその巨大ロボットを自身がそれまで培った技術の粋を尽くして改造。
機械の獣…『マシーンビースト』と命名し、自らの尖兵とした。また、遺跡内には
アルハザード人と思しき一組の男女のミイラも発見され、その左半分と右半分を
組み合わせた形で蘇生させ、自らの幹部とした。その後も様々な方法で配下を増やし、
いかなる世界の軍隊も敵わぬ強大なマシーンビースト軍団を作り上げたのである。
そして…過去様々な強者が挑みながらも成し遂げられなかった世界征服に向けて動き出す。
自分と…亡き母を無情にも迫害した世界に復讐する為に…。
「マシーンビースト軍団出動せよ!!」
マシーンビースト軍団を指揮するナイルの胸には赤い宝石…亡き母唯一の遺品が輝いていた。

                      おしまい


著者:◆6BmcNJgox2

このページへのコメント

人質いるやないか

それにしてもマジンガーネタとはwww

0
Posted by 1 2013年02月25日(月) 01:10:02 返信

あのなのはが、銃でおどされて全裸ありえない、人質がいたらどうか知らないがでも素っ裸でレイジングハートをふりまわすなのはさんてありかも

0
Posted by ヨッシー君 2009年03月02日(月) 13:33:30 返信

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