[666] 例えばこんな初体験? 1 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/18(月) 23:51:55 ID:7JJJgDCj
[667] 例えばこんな初体験? 2 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/18(月) 23:53:09 ID:7JJJgDCj
[668] 例えばこんな初体験? 3 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/18(月) 23:54:02 ID:7JJJgDCj
[669] 例えばこんな初体験? 4 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/18(月) 23:55:07 ID:7JJJgDCj
[670] 例えばこんな初体験? 5 ◆6BmcNJgox2 sage 2008/02/18(月) 23:56:23 ID:7JJJgDCj

高町なのはの初体験の相手はユーノ=スクライア。これに異論を挟む者は恐らくいないと信じたい。
しかし………それが余りにも意外すぎる形であった事を知る者はいるだろうか?
今回はそんなお話である。

それはジュエルシード事件が解決して一時した後のある日。当時はユーノも
フェレットの姿で高町家にペットと言う形でお世話になっており、
同時になのはの魔法の先生として魔法を教えていた。
そしてなのはとユーノが二人でお風呂に入る事も今や当たり前となっていた。
ユーノも最初の頃は温泉宿の女湯に入れられたりして戸惑った事もあったが、
とりあえずなのはの裸に対しては耐性が付き、なのはとしても姿はフェレットでもその実体は
同年齢の異性だと知っていながらユーノと入浴する事に何の疑問も抱いてはいなかった。
それだけ二人は仲が良かったと言う事である。

「ほらほら〜ユーノ君気持ち良い?」
「うん…でももっと優しく洗って欲しいかな?」
なのはは石鹸を付けたスポンジでゆっくり優しくユーノの身体を洗って行く。
フェレット形態特有のフサフサの毛並みも、今ではびっしょり濡れてしまっている。
そんな姿が普段の彼とはまた違った印象を持たせる。そう言う意味ではなのはも一緒。
普段髪をリボンで左右に結んでいる事が多いだけに、入浴時にリボンを外して
下ろした髪は実に長い髪なんだなと思わせてくれる。

入浴時である故にお互い全裸ではあるが、そこに嫌らしい物は感じられない。
本当に仲の良い者同士が仲良く入浴している。そう言う心を和ませてくれる様な
雰囲気を見せてくれていた。しかし………

「それじゃあもう一度湯船に浸かって、温まってから上がろっか。」
「うん。」
お互いの身体も洗い終えて、風呂から上がる前に再度湯船に浸かろうとした時…それは起こった。
「キャッ!」
「わぁ!」
床に石鹸の付いた場所が残っていたのか、二人は足を滑らせてしまうのである。しかも同時に。
そしてなのはは脚を大きくM字開脚させた形で尻餅を付いてしまい、その上さらに
ユーノは滑った弾みでなのはの股間へと勢い良く突っ込んで………

                   ズ ボ ッ ! !

「痛ぁ!!」
何かが物凄い勢いで突き刺さった様な音が響き渡り、直後になのはを激痛が襲い、絶叫した。
しかし、何故こうなったのか理解出来ない。そして…恐る恐る自らの股を見てみると…
「あ………あああ!!」
なのはは愕然とした。何故ならば…ユーノの頭がなのはの股間の中へ深々とねじ込まれていたのだから。
それはそれは凄まじい光景だった。大胆にも股をM字に開脚させた状態で尻餅を付いていたなのはの
股間の中にフェレット形態のユーノが頭から突っ込まれていたのだ。
これを見た瞬間はなのは本人も何が起こったのか理解は出来なかったに違いない。
「ゆ…ユーノ君!! アッ! 暴れないでぇ!!」
「んんー!! んー!! んー!!」
ユーノも戸惑っているのか、なのはの股間に頭をねじ込まれた状態で暴れる。
そうなればなのはにさらなる激痛が襲うのだ。
「嫌! やめてユーノ君! 痛い! 痛いよぉ!!」
「んー!! んんんー!!」
なのはは激痛に表情を歪め、目から涙を流しながらユーノを掴み…引き抜いた。
そしてなのはの股間から大量の処女血が迸り、ユーノの頭部もまた処女血で真っ赤に染まっていた。
「ハァ…ハァ…ハァ…。窒息死するかと思ったよ…。」
やはりなのはの膣内では息が出来なかったのか、ユーノも苦しそうに息を荒くさせていたが…
「うっ! 何ぃ? この匂い…臭っ!!」
「!!」
ユーノは悪臭を感じ、鼻を摘んでしまい………なのはは愕然と黙り込むしかなかった。

こうしてなのはは処女を失った。確かにフェレット形態のユーノの形が男性器を連想させて
卑猥だと言う者もいるが…まさか本当にフェレット形態の状態で、男性器の亀頭にも似た
その頭部でなのはに挿入して処女を奪ってしまうとは……お釈迦様やイエス=キリスト、
古代ベルカにかつて君臨したとされる聖王さえ想像出来なかったに違いない。
そしてその事を境に…なのははユーノと口を聞いてくれなくなった。

部屋に戻った後、険悪な雰囲気のままなのははベッドへ転がり込んだ。
「な…なのは……ごめん……その……。」
「……………。」
戸惑いながらユーノはなのはに謝ろうとするが…なのはは返事さえしない。
ユーノの方からなのはに近付いてみても…そっぽ向かれるだけ。
なのはは怒っていた。ただ単純に9歳と言うこの歳で処女を奪われた事だけじゃない。
その後で………ユーノに言われた事………『臭い』この一言が……なのはの心を大きく傷付けたのだ。
確かになのはは凄まじいまでに美少女だ。しかしなのははあくまでも人間であり、神様では無い。
人並みに排泄だってするし…当然臭い所は臭いだろう。それはなのは本人にも分かっている。
だが…かと言って馬鹿正直に臭いなんて言われたくは無かった。
フェレット形態のユーノが頭から自分の膣に突っ込んで処女膜貫通した事が
不幸なアクシデントだとは頭では分かっていても……その後でユーノが
『臭い』と言った事が……どうしてもなのはには許せなかったのである。

それから数日経過するが、それでもなおなのははユーノと口を聞いてくれはしなかった。
当然二人の仲も険悪なままであり、毎日行われていたはずの魔法の練習も中断されていた。
かと言って、今の状態で無理矢理魔法の練習を行えばそれは逆効果。
「(なのは…な…何とかしないと…。)」
ユーノは何とかしてこの状況を打開したかった。
ユーノは勇気を出して再度なのはにコンタクトを取る事にした。
「あ…あの…なのは…。」
「………………。」
しかしなのはからの返事は無い。分かってはいたが、ユーノには気まずい。
「その…なのは…ごめん……。」
「………………。」
とりあえず謝ってみるが……それでもなのはは返事をしない。それどころかそっぽを向いている。
「…………………。」
「…………………。」
このまま気まずい雰囲気のまま双方共に沈黙が続くのであったが………
「あああああああ!! もういい加減にしろ!! 一体何時までこういう状況続ければ良いのかい!?」
「!?」
ユーノは切れてしまった。これには思わずなのはもビクッと震えながらユーノの方を向かざるを得ない。
そしてユーノはフェレット形態から人型の姿へ戻り、なのはの頬へ思い切り平手打ちを叩き込んだのだ。
「ああそうだよ!! 悪いのは僕だよ!! なのはの初めて奪っちゃった僕が悪いんだ!!」
「んぶ! んべ! んべ!」
ユーノは号泣しながらなのはの頬に何度も平手打ちを叩き込む。もう言ってる事とやってる事が
全然違うが、今の切れたユーノに冷静な判断を要求する方がナンセンスだ。
しかし、ここで今度はなのはの方がユーノの頬へ平手打ちを叩き込んだのである。
「そうですよそうですよ!! 私のオマ○コ臭いですよ!! 私はオマ○コ臭い女の子ですよ!!」
「んぶ! んべ! んば!」
なのはまで切れ出し、半ば自虐を言いながらユーノの頬に何度も平手打ちを叩き込むのである。
こうして二人の壮絶な平手打ち合戦が始まった。ユーノが右手でなのはの左頬を叩けば
なのはが左手でユーノの右頬を叩く。もはや二人の頬が真っ赤にはれ上がってもなお
二人はバシッ! ビシッ! っと平手打ちの応酬を続けた。そして…………

「でも……僕の事…。」
「私の事…。」
「嫌いにならないで……。」
二人は互いに涙目のまま見つめ合い…抱き合っていた。
ユーノだけじゃない、なのはも怖かったのだ。ユーノの事を無視していた間も
自分はこのままで良いのだろうか? このままユーノの事を無視し続けていて良いのだろうか?
本当はアクシデントであってユーノに非は無いと言うのに、ユーノが悪いと言う事にしたままで
良いのだろうか? …と、そう思い続けていた。それが互いに切れて平手打ちの打ち合いを続けながら
本心をぶつけ合う内に…やはりお互い好きな者同士なのだと実感していたのである。
「今までユーノ君の事散々無視して来た私が今更何を言ってもユーノ君は許してくれないかも
しれないけど…これだけは分かって? 男の子には理解出来ないかもしれないけど…
女の子にとって処女って言うのは大切な物なの…。」
なのはは目から涙を流し、ユーノの肩を掴みながらそう訴える。そしてユーノも…
「僕の方こそ…そのなのはにとって大切な処女を奪っておいて…申し訳ない…。
例えアクシデントだったとしても…そんな事は言い訳にもならないと思うけど…
これだけは分かって? 僕も大変だったんだよ。なのはのアソコの中……息が出来なくて
窒息死する所だったし…頭絞め潰されそうになるし……それに…………凄く臭かったし……。」
「あああ! またそう言う事言うの!? ユーノ君!」
せっかく仲直りしそうな雰囲気だったと言うのにユーノの余計な一言が
なのはの怒りを買ってしまう。しかし……
「ああそうですよ! 私のオマ○コ臭いですよ! そんな事言うならユーノ君がフェレットさんに
戻った時にまた頭から私の臭いオマ○コに突っ込んであげるから!!」
「あああ! やめて! 勘弁してよ! 本当なのはのアソコの中って息が出来ないし、
頭絞め潰されそうになるし、何より臭いんだよぉ!!」
「そう言う事言うなら今すぐに! 今直ぐに押し込んじゃうぅぅぅぅ!!」
なのはは完全に開き直ってしまい、ユーノの頭を掴んで無理矢理自分の股間へ押し付け
ユーノも大慌てになっていた。が、今度はユーノが力任せに頭を上げ、逆になのはを押し倒す。
「なのはぁ! アソコに挿れるならこっちのフェレットに限るよぉ!! そんな事言うなら
やってあげるよぉ! 僕の猛獣フェレットでなのはの臭々のオマ○コを清めてあげるよぉ!!」
「ああん! いやぁん!」
なのはに続いてユーノも開き直った。そしてズボンの上からでも分かる程にまで
股間のフェレットさん(性的な意味で)をそそり勃たせ、なのはへ迫ったのだ。
と言っても…結局双方とも淫語連発するばかりで実際に行為に移る事は無かった。
だが…いずれにせよ先程までの険悪な雰囲気は無い。こうして自分の本心をぶつけ合う事によって
知らず知らずの内に…再び打ち解けていたのである。

「そっか……あれからもう十年以上も経つんだ…。」
「時が流れるのも早い物だね。」
『フェレットユーノが頭からなのはの股間に突っ込んで処女膜貫いちゃった事件』からおよそ十年後…
なのはとユーノはお互い年齢相応に美しく成長した裸体を重ね合わせたまま同じ布団の中にいた。

あれから色々あって…なのはとユーノの二人は結婚していた。
もしかするならば、あの事件こそがお互いをより強く意識させるきっかけになり、
またその気持ちを今に至るまで持たせ続ける結果になったのかもしれない。
そう考えると世の中何が起こるか分からないと改めて実感させてくれる。
「ねぇユーノ君…懐かしい事を思い出した記念に…久し振りにアレ…やってみる?」
「アレって?」
「決まってるじゃない。ユーノ君がフェレットさんに変身して…頭から私の中に…ズボッ!!」
頬を赤くさせながら笑みを浮かべるなのはにユーノは真っ青になった。
「いやいやいや! 勘弁してよ! アレ本当に死ぬ所だったんだよ! 息は出来ないし!
なのはのオマ○コ絞まりが良いから僕頭潰されちゃうよ! って言うか凄く臭いし…。」
苦笑いしながら言うユーノになのはの表情が豹変する。
「ああああ! またそう言う事言うの!? それを言うならユーノ君の股間の
フェレットさんだって汚くて臭くてバッチィくてえんがちょぉじゃない!」
「ああああ! そんな事言うのかい!? そんな事言うから悪魔とか陰口叩かれるんだよ!」
「酷い! そんな事言うからユーノ君だって淫獣とかロリコン司書長とか言われてるのよ!」
「このビッチ! 痴女!」
「ロリコン! 性犯罪者!」

布団の中でなのはとユーノは口げんかを始めてしまった。しかし………口で言う程
二人の間から憎しみの感情は伝わってこない。むしろ…喧嘩する程仲が良い。
そう言った表現が似合う様な…そんな清々しい雰囲気。

正式に夫婦になって…なのはとユーノの二人と言うドラマは初めて本番になったと言える。
そう言う意味ではこれからも恐らく色々な事が二人を待ち構えているだろう。
しかし……挫けそうになっても…挫折しそうになっても…何だかんだで…
二人ならきっと…大丈夫かもしれない。今はそう信じたい…。

                    おしまい



著者:◆6BmcNJgox2

コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます