78 名前: Pray (1/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:41:33 ID:KhHfkzA0
79 名前: Pray (2/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:42:17 ID:KhHfkzA0
80 名前: Pray (3/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:43:33 ID:KhHfkzA0
81 名前: Pray (4/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:45:12 ID:KhHfkzA0
82 名前: Pray (5/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:46:38 ID:KhHfkzA0
83 名前: Pray (6/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:47:53 ID:KhHfkzA0
84 名前: Pray (7/7) [sage] 2007/09/22(土) 05:49:22 ID:KhHfkzA0

 昼の太陽の光が燦々と降り注ぐ機動六課の医療室。
がらんとした部屋に簡易なベッドと、窓際にいくつかのぬいぐるみとコーヒーメーカーが置かれた小さな白い棚があった。
保健室よろしく、コーヒーメーカーから立ち上る湯気がゆらゆらと揺れている。
城の主である自称金髪碧眼の女医、シャマルは、いつも通りに白衣でコーヒーを嗜んでいたが、今日は珍しく客人があった。
小さな椅子に座った小さな客人。
雑っぽい桜色の髪だが、幼さと相まってかえって顔立ちを引き立てていた。
陸士制服姿の彼女――キャロがいつまでも口を開かないので、先生もそっと椅子を引いて隣に座る。
「――で、キャロちゃん、どうしたの?」
「……」
返答に困るのか、返事を持たないのかわからない沈黙。
反応のしようがなく、コーヒーを微かに陽に揺らす。
「ん〜、いくらシャマル先生でもぉー喋ってくれないとーわかんないわよ」
「あ、あの…」
「ん?」
ようやく口を開いた彼女の頬は、髪の色に負けないぐらい真っ赤になっていた。
「えっち、したいんです」

〜おしながき〜
とにかくエリキャロが書きたくてやった、反省はしてる(ちょ
属性[エリ×キャロ][ひたすらエロ][過激かも]
vはハートマークと思ってください〜では続きっ

「――――はい?」
チュンチュンとかワンワンとかニャオーとかいくつ擬音が入ってもいいぐらいたっぷり間があってから、
何事?と首を傾げた。
「あ、あの、その」
「ん〜、エリオ君と?」
「は、はい…」
恥ずかしさを押し隠すように俯いてしまう彼女を、優しくなだめてみようと試みる。
「ん〜、気持ちはわからなくもないけどーまだちょっと早いかな?」
「はい、私もそうは思うんですけど…正直、怖いんです…」
「出動が?」
「はい…いえ、あの、隊長さんたちが信用できないとかそういうことではないんですけど」
「うん、うん。まあわかるけどね」
スカリエッティ一味の一連の事件はつい最近のことだが、確かにあんな経験をしてはそんな発想に至っても無理はない。
当のシャマルも軽症とはいえ傷を負っているのだ。
「その、いつ怪我してしまうとか、死んでしまうとか、そんなことばっかり考えてしまって…」
「そっかあ…確かにそんな薬もなくはないんだけどねー…」
「えっ」
「んー、でもーそうねえ、はやてちゃ…八神部隊長に聞いてみるわね。いい?」
「は、はい…お願いします」
目を閉じて、おそらく念話を始めたであろうシャマルを不安そうに見つめる二つの瞳。
もちろん、はやての名前を出したのは穏当に事を済ませようとした配慮だったのだが――
「ええっ!?」
念話のはずが、思わず外に声が出る。
「は、はい…」
最後の会話を終えて、ゆっくりと開かれる瞼。
「ふぅ…びっくりだわ」
「え?えっと?」
「胸が大きくなるんやったら、なんでもばんばんやらしたりー、だって」
意外な結果に小さく喜ぶ。
「ほんとですか?!」
「ただし、本気やったらなーって、言ってた」
「……」
「どうする?」
優しく問いかけるシャマル。少なくともそこに作為や悪意はない。
僅かに逡巡する瞳。だがすぐに強い意志に取って代わった。
拳を胸の前に作って、はっきりと答える。
「お願いします!」
 首尾よく先生から薬を奪取することに成功したキャロは、午後の訓練後には、
風呂あがりのエリオを見事に自室に引っ張ってきてしまっていた。
無論、真っ赤になりながら、であるが。
普段絶対見せない短パンTシャツも兎も角であるが、今からやろうとしていることがそれ以上に羞恥心を煽っていた。
ベッドに両隣で仲良く座ったものの、うん、うんとしか生返事をしないキャロにさすがに相方も怪訝そうにしている。
もちろんエリオはここまできても何をする気なのか、想像できようはずもない。
ついに意を決したのか、がばりと隣りのくだけた赤髪の少年に抱きついた。
「きゃ、キャロ?!」
無言でぎゅーっと抱きつかれる。
最初は驚きと恥ずかしさで赤くなっていたエリオだが、切なげに体を寄せられて、何かを感じ取ったのかそっと頭に手を置いた。
「…大丈夫?キャロ」
何か嫌なことでもあったのかな、訓練がきつかったのかな、とか彼は考えてみるがここまでさせる何かに思い当たる節はない。
「あのね、エリオ君」
「?」
「エリオ君と繋がりたいの」
「え、え?繋がりたいって、あれ?…え?」
彼はついこの間はやてとシャマルにノリノリで教えてもらった性教育を思い出す。
実際は、主に喋っていたのは部隊長の方であったが、というかマシンガントークで嬉々としてほとんど一人で喋っていたのであるが。
挙句性交まで許すとは。
セクハラ部隊長ここに極まれり。
「でも、僕達じゃまだ無理なんじゃ」
「だから…これ」
手の平に載せられた小さな錠剤。
「私が飲んでキスすれば、エリオ君もできるようになるって…言ってた」
正確には服用した側の唾液を嚥下させる必要があるのだが、一応オブラートに包む辺りはシャマルらしい。
「んー、嫌じゃないけど…慌てなくていいんじゃないかな。えと、そのキャロのことずっと大切にするから」
何気に凄いことを言いながら、本気で彼女の為を想って感情を押し止めようと試みたたしなめは、
むしろキャロにとっては火に油、ガソリンスタンドにタンクローリー、なのはさんにレイジングハートであった。
簡単にいうと、あどけないを欲情をくすぐったのである。
感情の波に任せてつたない仕草で、そっと唇を押し付ける。
「きゃ、キャロ」
「お願い…」
めいいっぱい潤んだ瞳と切ない声で、愛しい人に懇願されて断れる奴がいたら教えて欲しい、とエリオでも感じずにはいられなかった。
「うーん…しょうがないかなあ…」
やった、と歳相応に小さく喜ぶと、ぱくっ、っと何の躊躇いもなく薬を飲み込む。
飲み込んだ後は、抱きついたまま彼の体に顔を押し付けていたが、すぐに効果が出始めたのか頬ずりを始めた。
あまりのくすぐったさに、他にできることはないかと問いかける。
「どうしたらいいかな?」
「ほっぺに触って欲しいかも…」
真っ赤になってそんなことを言われてする方まで真っ赤になりながら、そっと手を伸ばす。
「ふあっ!」
びくびくっ、と抱きついた人が驚くぐらいの勢いで震えるキャロ。
「きゃ、キャロ?」
「ううん、平気だから…そのまま…」
「う、うん…」
小さな体を震わせて、大好きな人の掌の感触に浸りきる。
「あぅ…壊れそうだよ…」
何度も頬ずりを繰り返しながら、開いた瞼は、差し出される唇と共に閉じた。
キスで応えると、ぎゅっと抱きつかれる。
「んんっ」
お互いを感じるように、ゆっくりと温もりをなぞっていく。
(なんでこんな甘いのかな…)
思念通話という魔導師常備のスキルも、恋人達にとっては、キスをしながら会話できちゃう便利な道具に成り果てるしかなかった。
(そう…?確かに気持ちいいけど)
(うん、甘いよ)
口付けを繰り返し、求め合う。
ちゅ、ちゅと小さな音をたてるたびに、お互いの小さな手に力が篭る。
(エリオ君…好きだよ)
(キャロ…)
ふっと離れると、薬の配下にありながらも、儚げに照れて微笑む可愛らしい少女の笑顔があった。
その笑顔に、今度はエリオが幼い情欲をくすぐられたのも無理はない。
応えるようにしっかりと唇を塞ぐ。
自発的に求められて、自然に欲求が加速していく。
(ちょっと舌を入れて)
(こ、こう?)
そっと舌先を含ませる。
「んー、んー♪」
それはすごく気持ちよさそうに身を振るわせる。
(すごいいい…)
キャロも舌を差し出して絡ませ合うと想像以上の快感に止まらなくなる。
ぐちゃぐちゃと音をたてながら貪るようにエリオを吸い始めた。
「んー、んー」
(きゃ、キャロ)
(ごめん、とまんない)
唾液をも吸い尽くす勢いの深いキスに戸惑いながらも、キャロのなら――としっかり抱き止め続ける。
息が続かなくなってやっと離れてくれたが、余裕で絡み合った液体が糸を引いた。
終わりかと思ったら再突撃される。
「んー、んー♪」
(もう)
(きもちいいよぅ…とけるよぅ…)
初々しい恋人らしく、粘膜の交わりにどっぷり浸かり欲求が底なしになっていく。
気づけば歯の裏からのどの奥まで押し付け合い、舐めあい、遠慮なく溶け合っていく。
「んーvんーv」
(私、変かな)
(大丈夫だよ。キャロは全部可愛いから)
(うん…ありがと)
お互いの口の中がざらざらする頃には、否が応でも溶け込んだキャロの口の粘液のせいか、
エリオの下半身もそれなりに出来上がっていた。
小さい手がそこに伸びると、一瞬びくっと体が震えたが、あっさりと受け入れられる。
「おっきくなってるね…脱いじゃおっか」
「う、うん」
本当に裸になってしまうのは一瞬で、何もまとわぬ動物としての姿でそっと寄り添う二人。
子供である上に、一緒にお風呂まで突撃する仲のこの子達は傍目から見てもごく自然で違和感がなかった。
勿論、当人達にも抵抗がないのは言うまでもない。
「エリオ君、あったかーい」
きゅ、っと遠慮なく抱きつく。
「そ、そかな…?」
「うん…えへへ」
お腹とか背中とかさすられて、正直エリオには快感とかいう次元に辿り着けるわけもなく、くすぐったいだけだった。
「くすぐったいよ、キャロ」
「あはは」
苦笑いにつられて、一緒に微笑む。
そして、結構じゃれあってからようやく、少しだけ大きくなったエリオの男根に触れた。
ふわりと柔らかく、少しだけ冷たい指先を片目だけ閉じて受け入れる。
「う…」
「これなら…できるかな…」
裸体の小さな少女が、座ったままのエリオに向かい合って跨った。
自然と口付けをかわし、互いの背に腕が回る。
(ちょっと指で触ってみて…私の中入れると思うんだけど)
(…うん)
そっと真っ白であどけない太ももの内側に指先が滑り込む。
「あふっ」
幼い襞に触れられて、離れた口から甘い声が漏れた。
じゅく、じゅく、と知ってか知らずか小さく濡れた音と共にかきまぜられる。
「あっ、あぅ…いい…きもちいい…」
「これなら…平気かな?」
「…うん、しちゃうね」
目で先端を追いながら自分の中心へと導きつつ、ゆっくりと腰を下ろしていく。
キャロは途中まで繋がった段階ですでに小刻みに体を震わせながらも、大好きな人の瞳の奥をじっと見つめる。
「いくよ」
「うん」
何も考えずに、一気に根元まで中に入れた。
「ぃいっ!?」
増大途中であったのが幸いしたのか、さほど太くもなかった為にその行為自体は上手く行ったが、痛みがないわけもない。
少なくとも涙目になるぐらいには抵抗があったらしく、こらえるようにしっかりと首に抱きつく。
「…大丈夫?」
「な、なんとか…」
薬のおかげか痛みの引きは早く、うっとりと彼の胸に堕ちていく。
「嬉しい…」
「そう?」
「うん…動いてみるね」
「う、うん…」
跨られている側の方が正直不安がっているにも関わらず、
痛がっていたはずの人の方が積極的に先に進むのは性別の為せる業であろうか。
少しずつ、腰を上下させ始めるキャロ。
「やふ、や…これいい…」
「キャロ…」
ほんの少しの赤い液体と混じりあった愛液が、徐々に大きくなっていく男根を濡らして淫靡なてかりを増していく。
「はうぅ、や、あっ!」
じゅ、じゅ、じゅっと鳴る自分の行為の音にすら酔いしれながら、快感の階段を登る。
「い、いい、きもちいい」
享楽の声をはばかりなくあげながら、速くなっていく腰の動き。
「あっ、あっ、あっ、あっ、あっ、や、や、や、や」
そして情動が飽和するまでは、さほど時間はかからなかった。
「や、いぁっ…………!!」
びくびくびく、とひときわ大きく振るえ、体の力を抜きしなだれかかる。
された側はそれなりに気持ちよかったはずだが達するまでには至らず、果てた恋人を優しく抱きとめた。
「はぁ…はぁ…」
「大丈夫?」
「うん…」
全身を預けたままお互いの鼓動を感じて静かに動かずにいたが、薬の効果か否か繋がって中に入ったモノは
衰えるどころか本格な大きさになり始めていた。
感情も体も、当然キャロの方はまだまだ物足りない。
「まだ…してもらっていい?」
「うん…」
いいのかな…と内心思いつつも、応えたい気持ちは裏切れない。
あろうことかキャロは、濡れた秘部を見せるように膝を立てベッドにうつぶせになり、首だけで後ろを向いて彼を誘った。
「触って…」
「う、うん」
小さく可愛らしい花びらが濡れた液体と共に息づく様子は、少し肉体的過ぎるリアルさを持っていたが、
嫌悪を抱くほどでもなく優しく指を這わせた。
「ああ…いい…」
まるで積年の恋人としているかのような、うっとりとした声を漏らす。
容姿とのアンバランス差は、さすがのエリオでもぞくぞくとした情動に目覚めざるをえなかった。
ちゅく、ちゅく、とゆったりと指を動かしていく。
「やふ、あーvあーv」
指にあわせてなだらかに動く白く小さなお尻。
快感に任せてさらに要求は信じられない程加速する。
「こっちも…触ってみて」
白い手で指し示されたのは、小さく黒い菊門。
促されるまま開いた手の指をずぶっ、と差し込んだ。
「あはゃぁっ!?」
動かせばいいのかな、と何も考えずに造作もなく指を動かすエリオ。
だがそれは激しい刺激となり、脳髄に嫌というほど響いていく。
「はぁvいいっ、すごいっv」
そのまま行為を続け、愛液も塗りつけ両方の穴までしっかりと濡れきってベッドに染みが出来る頃には、
息も絶え絶えと言わんばかりのキャロは肩で息をしていた。
空気にさらされて、待ちぼうけをくった膨れ上がったモノはその少女の様子すら無視して、後ろから遠慮なく貫く。
「はあっう!?」
そして、簡単に2、3度動いただけで、蓄えられた精は初めて道を通って、中へと注ぎ込まれた。
「あ…あ」
びくびくと震える中に入ったたくましいそれと、内部を満たしていく熱い液体に酔いしれながらシーツをぎゅーっと握りこんだ。
「はぁ…はぁ」
「エリオ君のいっぱいはいってきたよ」
「う、うん」
そうは言われても、なんと反応してよいやらわかるはずもない。
引き抜かれると、残念そうに体を返して今まで自分の中に入っていたものを愛おしそうに見つめると、小さくキスをした。
「まだおっきいね」
「うん…まだできるのかな」
「もうちょっとして欲しいな…あ、そうだ」
「?」
「錬鉄…召還」
「え?」
部屋の天井に展開される魔法陣。
ちゃら…と伸びた2本の鎖が、キャロの上げた両の手首を拘束した。
膝を軽くついた姿勢で、切ない瞳で占有欲を刺激する。
「エリオ君の、好きにしていいんだよ」
「キャロ…」
キスをしながら抱きしめると、じゃりっと耳障りなほど鎖の鳴る音が耳につく。
(フェイトさんの真似っこ)
(あはは…)
こんなこと真似していいのかなと素直に疑問を抱きつつも、自分だけのものになりたいという感情は、
年齢を問わず嬉しいものには違いなかった。
(入れるね)
(うん)
彼からの申し出に心から喜びながら、繋がりやすいように脚を開いて、そしてゆっくりと繋がっていく。
「はぁ…」
ベッドの支えがなくなり腰が宙に浮くと、小さい手は鎖を鳴らしながらぎゅっと握った。
ずり、ずりっ、と動かされる度にぎち、ぎちっ、と鎖の軋む音が響く。
「いい、いいよ…」
ずっ、ずっ、ずっ、ずっ、っとテンポよく体を突き上げられる。
「はぁ、あ、あ、あ」
ある瞬間に集中力が途切れ、鎖が消えるとどさりとベッドに落ちた。
エリオは驚くこともなく、そのまま覆いかぶさって行為を続けていく。
振られる腰は、キャロの意識を少しずつ白く犯していく。
「あっ、あっ、あんっ、あっ、あっ」
ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ
「えりおくん、えりおくん」
「キャロ…」
「は、あ、い、好き、好きだよ!」
「うん」
浅く深く、しっかりと抱き合ったまま続けられた繋がりは、終焉へと向かっていく。
ずっ、ずっ、ずっ、ずっ…
「あ、も、もう、だめ…や、あっ」
「くっ」
「えりおくぅううううううううううううううううううううううん!」
「うあっ」
ほとんど同時に身を震わせて、吐き出す感触と中を満たされる感触にどこまでも堕ちていく。
「はぁ…」
「はー…」
ようやく薬の効果も切れたのか、自然と入っていたモノも小さくなり、抜けた。
それでもまだ惜しむように、お互いに体の前面をぴったりとくっつけたまま離れない。
「はぁ…よかった…」
「よかったのかな…これで」
「うん、あのね、シャマルさんも言ってた」
「え?なんて?」

「キャロちゃんと同じぐらいの頃にね、はやてちゃん、死ぬような思いしてるの。
そして…実際死にかけたのね。だから、キャロちゃんの想いを叶えてあげたいんじゃないかな、って思うの」

「そっか…」
「だから、本当に良かった」
「うん。キャロが望むことなら…なんでも叶えてあげたいしね」
「ありがとう」
小さい口付けで応える。
しかし、無理矢理繋がった反動からか、キャロの瞳が闇に落ちた。
「…エリオ君」
「うん?」
「私もう、いつ死んでもいいし…エリオ君に殺されたって構わないよ」
寂しい言の葉に対して、真っ直ぐな眼差しを返す。
「あのね、キャロ」
「うん」
お互いの瞳の奥を見つめ合う。
「ほんの少しでいい、キャロが笑ってくれれば」
そっと手で頬に触れる。
「この世の全てが敵だって、君だけの盾になる」
「エリオ君…」
「100年の時をループしても君を迎えに行くよ」
「うん」
「愛してる」

そっと触れ合ったとても優しく静かな口付けは、誓いへと変わり、そして想いへと溶けていった。

著者:どっかのゲリラ兵

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