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Musical
『舞姫』−MAIHIME−
〜森鷗外原作「舞姫」より〜

作品概要

 明治の日本文学の第一人者、森鷗外の代表作「舞姫」のミュージカル化。愛する女性と祖国との板ばさみの中、悲劇へと向かっていく主人公の心の葛藤を描く。

森鴎外の代表作をミュージカル化。愛する女性と祖国との板挟みのなか、悲劇へと向かう主人公の心の葛藤を描く。2007年花組宝塚バウホール千秋楽。原作は森鴎外。脚本・演出は植田景子愛音羽麗野々すみ花 他。明治の時代。太田豊太郎(愛音羽麗)はエリート官僚としてベルリンに国費留学する。ヨーロッパの空気は豊太郎に”自由と美”の精神を目覚めさせる。しかしそんな彼の言動は狭い日本人社会の反感を買ってゆく。豊太郎はある日、私費留学生の画家、原芳次郎(華形ひかる)に出会い、己の芸術を追う彼の生き方に憧憬を覚える。そして彼に運命の出会いが訪れる。金髪の美しい少女、踊り子のエリス(野々すみ花)。2 人は心寄せ合うようになるが、この交際は中傷の的となり、帰国命令を拒んだ豊太郎は免官処分を受ける。免官を知り失望した母は自害し、自責の念に苛まれる彼は、祖国への思いとエリスへの愛の間で苦悩する。そんなある日、旧友の相沢謙吉(未涼亜希)がベルリンへやって来る…。

スタッフ

公演記録

あらすじ

 日本が近代国家建設に向け、西洋の大国に懸命に追いつこうとしていた明治の時代。武家の長男として生まれ、幼い頃から厳しく育てられてきた太田豊太郎は、周りの期待を一身に浴びエリート官僚としてベルリンに留学することとなる。
 初めて触れるヨーロッパの空気は豊太郎に“自由と美”の精神を目覚めさせ、彼の中の“眠れる獅子”を呼び起こす。しかし、そんな彼の言動は、狭い日本人社会の反発を買い、豊太郎は次第に孤独感を募らせていく。ある日、私費留学生としてベルリンに滞在していた原芳次郎という画家に出会った豊太郎は、日本という狭い世界にとらわれず、己の芸術を追う芳次郎の生き方に憧憬を覚える。 
 そして、そんな豊太郎に運命の出会いが訪れる。街角で泣きじゃくる金髪の美しい少女エリス・・・。彼女はヴィクトリア座の踊り子で、父を亡くし金銭的に困っていたが、豊太郎によって窮地を救われる。豊太郎の優しさに心動かされ、次第に彼を慕うようになるエリス。そして、豊太郎も今まで知らなかった熱い激しい想いが、自分を変えていくのを感じる。
 しかし、そんな二人の交際の噂が人々の中傷の的となり、豊太郎は免職処分となって国からの援助を断ち切られる。そして、日本にいる母の死の知らせが・・。全てを失った豊太郎に救いの手を差し伸べたのは、旧友の相沢謙吉であった。相沢の紹介で新聞社の仕事を始めた豊太郎は、エリスの家に移り住み、新しい生活を始める。数ヶ月が過ぎ、エリスが妊娠したことが分かるが、二人は、不安定な生活の中で、将来への一抹の不安を隠しきれなかった。才能ある優秀な豊太郎が、このような経緯で官職を失い、将来の展望もないまま異国で一人いることを案じた相沢は、彼に大臣の天方伯爵を引き合わせる。豊太郎の才能を高く買った天方伯爵は、彼を日本に連れて帰ることを提案する。日本への郷愁と祖国への使命感に、心が揺れ動く豊太郎。それでも豊太郎がエリスと別れることはできないと考えた相沢は、エリスに全ての事情を話し、手切れ金を渡そうとする。そして、相沢のこの友情が、二人を取り返しのつかない悲劇の淵へと追い詰めることとなるのであった。

登場人物

主な配役

主な配役出演者
太田豊太郎愛音羽麗
エリス・ワイゲルト野々すみ花
天方伯爵星原美沙緒?
ローザ・ワイゲルト光あけみ?
太田倫梨花ますみ?
太田清舞城のどか?
相沢謙吉未涼亜希
原芳次郎華形ひかる
ドクトル・ヴィーゼ紫峰七海
マチルダ・フォン・ヴィーゼ舞名里音?
岩井直孝日向燦
黒沢玄三白鳥かすが
丹波照磨夕霧らい
大河内勲祐澄しゅん
フラウ・シュミット愛純もえり
マリィ華月由舞
ホットワイン売り/青木英嗣彩城レア
アーニャ瞳ゆゆ
ケティ白姫あかり
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