オオバヤシャブシ    Alnus sieboldiana

科目:カバノキ科
漢字表記:大葉夜叉五倍子


H23.3.24(岩出)

R6.3.21(朝久田)枝の先から葉芽、雌花序、雄花序の順に並ぶ。

R6.3.21(朝久田)

R6.3.27(原ヒジヤ池奥)

R6.3.27(原ヒジヤ池奥)

R6.3.27(原ヒジヤ池奥) 雌花序が一か所から2本でている。

【コメント】
  • 高さ10m程度にまで生長する落葉の小高木である。葉は長さ6〜12cmで、卵形〜長卵形。
オオバヤシャブシは福島県から和歌山県までの太平洋岸に分布するが、ヒメヤシャブシと同様に空中窒素の固定能力があるので、治山や肥料木として用いられた結果、温暖な地方では広く植栽されている。法面などの緑化に播種されることも多い。花は3月から4月にかけて、葉の展開前に咲く。雄花序は長さ4〜5cmで頭は垂れ下がり、雌花序は長さ2センチ程度の楕円形で雄花序より上部に1つが斜め上を向いて咲く。雌花は、雄花よりも枝先に近いところに咲くのが特徴。
果穂は10月〜11月に熟し、長さ2〜2.5cm。種子(堅果)は長さ約4.5mmで広い翼があって風で散布される。
類似の種にヤシャブシがある。ヤシャブシは雌花序が1つの花柄から2つ付くものが混ざる点で区別される。


【撮影記】
23.3.24(岩出) 
R6.3.21(朝久田)
R6.3.27(原ヒジヤ池奥)
ヤシャブシとオオバヤシャブシの区別を曖昧のままにしたまま、ヤシャブシとしてアップしていた。改めて確認したところオオバヤシャブシと確認。

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