院試対策ゼミ
最終更新：ID:Dy7JFX8TnQ 2010年03月31日(水) 15:17:32履歴
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ゼミの概要
・基本的に総合文化研究科相関基礎科学系の院試対策
・4学期物性ゼミ形式で、解答→発表→議論→ブラッシュアップした解答の作成
・解くだけではなく背景知識の確認、話題の掘り下げなども行なう
・大体、1週間一年分くらいのまったりペースで夏学期中も続ける
相関基礎科学系大学院入試の概要
・相関基礎科学系大学院入試の科目は『英語』、『基礎科目』、『専門科目』の筆記試験と筆記試験クリア後の口述試験からなります。
・『英語』は来年から仕様が変わります。院試日程
総合文化研究科説明会：4月24日(土)
広域科学専攻入試説明会：5月15日(土)
筆記試験：去年は8月25日
口述試験：去年は9月2，3，4，5日
ゼミ日程
担当の割り振り
基礎科目
専門科目
各回のまとめ
第1回
第2回
第3回
第4回
第5回
第6回
第7回
リンク
ゼミの概要 
・基本的に総合文化研究科相関基礎科学系の院試対策
・4学期物性ゼミ形式で、解答→発表→議論→ブラッシュアップした解答の作成
・解くだけではなく背景知識の確認、話題の掘り下げなども行なう
・大体、1週間一年分くらいのまったりペースで夏学期中も続ける
相関基礎科学系大学院入試の概要
・相関基礎科学系大学院入試の科目は『英語』、『基礎科目』、『専門科目』の筆記試験と筆記試験クリア後の口述試験からなります。
・『英語』は来年から仕様が変わります。
- 英語の試験がTOEFLになります。事前にiBTのスコアを出しておくか、院試当日にITPを受験するかの二択になります。TOEFLに関する詳細は、ETSやTOEFLテスト日本事務局を参考にして下さい。英語の対策は本ゼミでは行なわないつもりです。
- 過去問はここにあります。
- H20年度より、専門語学が基礎科目(科学史・科学哲学科目)に組み込まれました。
- H16年度までは数学3、物理学3、化学3、生物学3、地学3、科学史・科学哲学1の全16問。H17〜H20年度は数学、生物学、地学が減って数学2、物理学3、化学3、生物学2、地学2、科学史・科学哲学1の全13問。H21年度以降は専門語学が科学史・科学哲学に組み込まれ、生物学、地学が減り、数学2、物理学3、化学3、生物学1、地学1、科学史・科学哲学3の全13問。
- 専門語学は扱わない方向で。
- H16年度までは数学2、物理学4、化学4、生物学1、宇宙地球科学1、科学史・科学哲学4の全16問。H17〜H19年度は数学が減って、数学1、物理学4、化学4、生物学1、宇宙地球科学1、科学史・科学哲学4の全15問。H20年度以降は宇宙地球科学が無くなって、数学1、物理学4、化学4、生物学1、科学史・科学哲学4の全14問。
- 宇宙地球科学は現行実施されないようなので扱いません。
院試日程
総合文化研究科説明会：4月24日(土)
広域科学専攻入試説明会：5月15日(土)
筆記試験：去年は8月25日
口述試験：去年は9月2，3，4，5日
ゼミ日程
| 回 | 実施日 | 内容 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 2月19日(金)13時〜 | H21年度基礎科目 | 終了 |
| 第2回 | 2月26日(金)13時〜 | H21年度基礎科目残り、H20年度基礎科目 | 終了 |
| 第3回 | 3月3日(水)13時〜 | H19〜H21年度基礎科目 | 終了 |
| 第4回 | 3月10日(水)13時〜 | 前回残った問題点の解決と担当問題の発表 | 終了 |
| 第5回 | 3月17日(水)13時〜 | 前回残った問題点の解決と担当問題の発表 | 終了 |
| 第6回 | 3月24日(水)13時〜 | 前回残った問題点の解決と担当問題の発表 | 終了 |
| 第7回 | 3月31日(水)13時〜 | 前回残った問題点の解決と担当問題の発表 | 終了 |
| 第8回 | 4月7日(水)13時〜 | 前回残った問題点の解決と担当問題の発表 | 基礎科目最終回、打ち上げ |
担当の割り振り
背景が青の問題は発表済み。×はその年には実施されていない問題。
基礎科目
| 年度 | 数学1 | 数学2 | 数学3 | 物理学1 | 物理学2 | 物理学3 | 化学1 | 化学2 | 化学3 | 生物学1 | 生物学2 | 生物学3 | 地学1 | 地学2 | 地学3 | 科学史・科学哲学1 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| H21 | 小林 | 小林 | × | 近藤 | 岩本 | 岩本 | 岩本 | 岩本 | - | 高橋 | × | × | - | × | × | 高橋 |
| H20 | 小林 | 小林 | × | 岩本 | 近藤 | 岩本 | 岩本 | 近藤 | - | 高橋 | 高橋 | × | - | - | × | 高橋 |
| H19 | 小林 | - | × | 近藤 | - | 岩本 | 近藤 | - | - | 高橋 | 高橋 | × | - | - | × | 高橋 |
| H18 | - | - | × | - | - | - | 近藤 | 近藤 | - | - | - | × | - | - | × | - |
| H17 | - | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | × | - | - | × | - |
| H16 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H15 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H14 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H13 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
専門科目
| 年度 | 数学1 | 数学2 | 物理学1 | 物理学2 | 物理学3 | 物理学4 | 化学1 | 化学2 | 化学3 | 化学4 | 生物学1 | 科学史・科学哲学1 | 科学史・科学哲学2 | 科学史・科学哲学3 | 科学史・科学哲学4 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| H21 | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H20 | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H19 | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H18 | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H17 | - | × | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H16 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H15 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H14 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
| H13 | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - | - |
各回のまとめ
第1回
今回は顔見せ＆今後の方針決定回のつもりだったが、高橋君の発表がすばらしかった。今後の方針としては、専門科目になると自分のあまりやってない科目には手が出せないので、春休み中は当面、基礎科目のみ扱っていく。専門科目に関してはゼミを立て直すべきだろう。(少なくとも、現行メンバーでの続行はしない。)簡単な問題でも、可能な限り掘り下げていきたい。化学1はともかく、科学史・科学哲学1は良い問題提起になったと思う。レジュメは最終版をまとめサイト(準備中)に掲載する予定です。
【H21化学1】
・多分、全問を通して一番簡単。
・1.4)そもそも、B2、O2に常磁性が実験的に現れるから1πuと3σgの逆転で準位が説明されるのではないか？(実験事実が先じゃないかという話。)準位の逆転の理由を記述すべきか？
・1.6)分子の結合軸の載ってるy-z平面を書くべきか？
・2.量子化学入門としての調和振動子の問題なのか、分光学としての振動を考える問題なのか？後者なら回転運動についても準備しておくべき？
・2.計算問題はオーダーがどのくらいかについても話しました。オーダーに関しては分子科学や分子分光学でも意識して問題を作っていると思う。
【H21科学史・科学哲学1】
・基本、レジュメの方を見て下さい。すごく充実しています。
・心理学は科学か？どの辺が科学らしくないか？
・社会的に科学であると認める集団と、それらの集団から科学と認められない分野による線引き。
・アドホックな説明は科学的か？
・因果性についての懐疑。
・宗教と科学のからみ。宗教と正面から対立したのはガリレオのみ？
・EPRパラドックスについて。(この話は興味があるので、このゼミの間にまとめの発表をしようと思う。/岩本)
【H21化学1】
・多分、全問を通して一番簡単。
・1.4)そもそも、B2、O2に常磁性が実験的に現れるから1πuと3σgの逆転で準位が説明されるのではないか？(実験事実が先じゃないかという話。)準位の逆転の理由を記述すべきか？
・1.6)分子の結合軸の載ってるy-z平面を書くべきか？
・2.量子化学入門としての調和振動子の問題なのか、分光学としての振動を考える問題なのか？後者なら回転運動についても準備しておくべき？
・2.計算問題はオーダーがどのくらいかについても話しました。オーダーに関しては分子科学や分子分光学でも意識して問題を作っていると思う。
【H21科学史・科学哲学1】
・基本、レジュメの方を見て下さい。すごく充実しています。
・心理学は科学か？どの辺が科学らしくないか？
・社会的に科学であると認める集団と、それらの集団から科学と認められない分野による線引き。
・アドホックな説明は科学的か？
・因果性についての懐疑。
・宗教と科学のからみ。宗教と正面から対立したのはガリレオのみ？
・EPRパラドックスについて。(この話は興味があるので、このゼミの間にまとめの発表をしようと思う。/岩本)
第2回
【H21物理1】
・(7)で計算が合わない。
→未解決。次回までに各自考えてくること。
・結局、どんな動きになるのか？
→(7)も含め、(5)以降の計算が怪しい？要再考。
【H21物理3】
・レジュメ参照。
・4学期物性ゼミでやった問題。福島先生のゼミだけ？
・初見では厳しい？
→熱力学の一般論を見ておくといいと思う。オススメは田崎本。体積に変えて全磁化を自然な変数にするのは別に突飛ではない。後半の熱効率の部分は真面目に計算するとかなり時間がかかるので、発表で話したように「Carnot Cycleだから」でお茶を濁すのがいいかもしれない。Carnot Cycleも気体の系に限定されない。
【H20科学史・科学哲学1】
・レジュメ参照。
・問題自体が微妙。何を以って「成功」というのか？
・戦争と科学の関連。
・(7)で計算が合わない。
→未解決。次回までに各自考えてくること。
・結局、どんな動きになるのか？
→(7)も含め、(5)以降の計算が怪しい？要再考。
【H21物理3】
・レジュメ参照。
・4学期物性ゼミでやった問題。福島先生のゼミだけ？
・初見では厳しい？
→熱力学の一般論を見ておくといいと思う。オススメは田崎本。体積に変えて全磁化を自然な変数にするのは別に突飛ではない。後半の熱効率の部分は真面目に計算するとかなり時間がかかるので、発表で話したように「Carnot Cycleだから」でお茶を濁すのがいいかもしれない。Carnot Cycleも気体の系に限定されない。
【H20科学史・科学哲学1】
・レジュメ参照。
・問題自体が微妙。何を以って「成功」というのか？
・戦争と科学の関連。
第3回
メンバーも固定されてきたので、今後は解決しなかった問題点だけ。
【H21物理1】
前回の問題点は解決。
【H21数学1】
誘導に載れてないのではないか？
【H21生物1】
問3未発表。
【H19物理1】
特に問題なし。
【H19物理3】
I(3)計算ミス。それに伴う(3)(4)の修正はレジュメに掲載予定。IIは発表時以上の議論が出来そうなら改めてやる。
【H21物理1】
前回の問題点は解決。
【H21数学1】
誘導に載れてないのではないか？
【H21生物1】
問3未発表。
【H19物理1】
特に問題なし。
【H19物理3】
I(3)計算ミス。それに伴う(3)(4)の修正はレジュメに掲載予定。IIは発表時以上の議論が出来そうなら改めてやる。
第4回
【H21数学2】
誘導に載れてないのではないか？
一般解を求めるのは良いが、それが正しいかどうかの議論が無い。(そして、発表の解法ではその議論が難しい。)
【H21化学2】
三角錐を二つあわせた図形は各頂点が等価ではない。どの1点が孤立電子対になればVSEPR則に即したものになるのか。
dm^3=l
電池の熱力学は一回整理した方がいいかも。
【H20化学2】
三ヨウ素イオンの二つの孤立電子対はどこが選ばれるべきか。(答えは有名だが、VSEPR則による議論はやや難しい。)
【H20生物1】
特に無いが、生物は知らない分野だと手のつけようが無い。そして範囲は広い。光合成決め打ちでいく？
誘導に載れてないのではないか？
一般解を求めるのは良いが、それが正しいかどうかの議論が無い。(そして、発表の解法ではその議論が難しい。)
【H21化学2】
三角錐を二つあわせた図形は各頂点が等価ではない。どの1点が孤立電子対になればVSEPR則に即したものになるのか。
dm^3=l
電池の熱力学は一回整理した方がいいかも。
【H20化学2】
三ヨウ素イオンの二つの孤立電子対はどこが選ばれるべきか。(答えは有名だが、VSEPR則による議論はやや難しい。)
【H20生物1】
特に無いが、生物は知らない分野だと手のつけようが無い。そして範囲は広い。光合成決め打ちでいく？
第5回
【H20化学1】
2次元井戸型ポテンシャルで、波動関数を1次元井戸型ポテンシャルの直積であるとするのは自明か？
→偏微分方程式を変数分離法で解くのは妥当か？という話に帰着する。出来れば次回に追加で話をしたい。
【H19化学1】
クーロン反発エネルギーが安定化の方向に聞いているのは何故か？
→クーロン反発項に電子遮蔽を織り込んでいるため？クーロン引力エネルギーが一定であるため、1sに2電子入った際に現れる反発項に遮蔽効果を入れざるを得ない。
【H19科学史・科学哲学】
レジュメ参照。
2次元井戸型ポテンシャルで、波動関数を1次元井戸型ポテンシャルの直積であるとするのは自明か？
→偏微分方程式を変数分離法で解くのは妥当か？という話に帰着する。出来れば次回に追加で話をしたい。
【H19化学1】
クーロン反発エネルギーが安定化の方向に聞いているのは何故か？
→クーロン反発項に電子遮蔽を織り込んでいるため？クーロン引力エネルギーが一定であるため、1sに2電子入った際に現れる反発項に遮蔽効果を入れざるを得ない。
【H19科学史・科学哲学】
レジュメ参照。
第6回
【H21物理2】
特に問題なし。レジュメ参照。
【H20数学1】
次回までに各自考えてくること。誘導に乗れてない？
【H19生物学1】
特に問題なし。レジュメ参照。
【H18化学1】
I5)解決→与えられている波動関数は動径部分のみ。
特に問題なし。レジュメ参照。
【H20数学1】
次回までに各自考えてくること。誘導に乗れてない？
【H19生物学1】
特に問題なし。レジュメ参照。
【H18化学1】
I5)解決→与えられている波動関数は動径部分のみ。
第7回
リンク
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