ボジョレー・ヌーヴォー

ボジョレー・ヌーヴォー11月17日午前0時解禁!!



 ボジョレーとは、フランス南東部に位置するブルゴーニュ地方のボジョレー地区のこと。ワインの産地名で、その産地やその産地のワインそのものを指す。「ボジョレー」と名乗ることができるワインは、ガメイ(又はガメ)という品種のブドウを使った赤ワイン、シャルドネという種を用いた白ワインに限られ法律で定められている。ボジョレー・ヌーヴォーとは、ガメイで作られた新酒の赤ワインを指す。「ヌーヴォー」とは新酒という意味。ボジョレー地区以外でもフランスでは「ヌーヴォー」として何種類か決まったワインを製造することができる。

 ワインは、秋(9〜10月)に収穫したブドウを使用し醸造され、翌年以降に飲まれることが一般的だが、ボジョレー・ヌーヴォーはマセラシオン・カルボニックという発酵時間が短い特殊な製法で作られる。このヌーヴォーは、そもそも当地の農民が収穫を祝ったことから始まった。その関係で、毎年、11月の第3木曜日に飲むことが決められている。今年は、時差の関係で日本がフランスよりも早く、世界で最初に味わえることになった。渋みが少なく、口当たりの良い軽めのワインとしてワイン初心者におススメの一品。

 ボジョレーの中でも、より高品質な物が作られるという北部の村で収穫されるブドウから作られた物は「ボジョレー・ヴィラージュ・ヌーボー」と名乗ることができる。ちょっと贅沢な味わいを堪能できる。

 
※今年の輸入量は昨年に比べて6割増で過去最高の勢い。
 税関によると、約92万5000本が13日までに輸入される見込み。

ボジョレ・小ネタ
2005年12月02日(金) 18:14:15 Modified by winedictionary




スマートフォン版で見る