な行



【なんじの星は、凶と出た!】(なんじのほしはきょうとでた)
 『甲賀忍法帖』で地虫十兵衛が薬師寺天膳に言った決め台詞。掲示板などにおいて「○○の星は凶と出た」などと改変され、映画の興行収入予測などに使われることがある。アスキーアート(AA)もある。




【ニューニュー然】(にゅーにゅーぜん)
 山風が用いたとある人体器官の形容。脱力感が伴う。

【人別帖】(にんべつちょう)
 もとは名簿の意味であるが、『甲賀忍法帖』では甲賀伊賀二十忍の名を記した巻物を指し、双方の勝敗において重要な役割を帯びている。死亡した忍者の名前を血で消していくことから、この作品では「人別帖より名が消える」とは即ち死である。原作においては進行状況に応じて打ち消し線が引かれた一覧が挿入されている。『バジリスク 甲賀忍法帖』単行本では巻頭のカラーページに人別帖が入り、前の巻で死亡した者の名は濃い赤、それ以前の死者は薄い赤で消されている。同作品アニメ版のアバンタイトルにおいても人別帖が映される。なお、漫画化後はタオルやTシャツなどキャラクターグッズにあしらわれたが、趣味が悪いといえるかもしれない。

【忍法】(にんぽう)
忍法帖シリーズで忍者達が用いる術の総称。初出は戦前における吉川英治の小説である。柴田練三郎が「忍法を最初に用いたのは自分であり、山田は無断使用した」と怒ったというのは山風曰く「誤解」。







【飲めば寝るぞ】(のめばねるぞ)
山風のライフスタイル。


【のぬふ!】
 『姦の忍法帖』で使用された掛け声。腰で「の」、「ぬ」、「ふ」と書きながら叫ぶ。その語感と衝撃的な効果のためか「マラタトウ!」、「あわいよとさ!」と並び人気が高く、掲示板などで無意味に書き込まれることがある。また、ちくま文庫版同書の帯に大きく書かれており、発売時には書店で悶絶する山風ファンが数多くいたという。
2006年01月20日(金) 09:12:47 Modified by takamorikei




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