確証の少ない考察についてはチェックボックスで分離しています。



初登場は太一が置いてけぼりを喰らい時計塔侵入を試みたシーン。
老婆殺しと同様の手口で太一を時計に磔にする。

次いで花園が太一の話から時計塔内部を尋ねた場面。(隠し棚、覆面、ロープを確認)
遭遇した花園をナイフで刺殺し、全裸にひん剥いた姿で時計塔に磔にした。

このとき太一が名づけたのが、死神の持つ時計「デス・ウォッチ」と同じ英名を持つ「死番虫」。


花園殺しの時に鑑識が取った写真から本城志郎の居場所を辿り
息の根を止めるために幽霊屋敷を訪れたところ、沙都子達一行と体面。

本城志郎の部屋に辿り付きテツオとの格闘後、テツオを守るために飛び出してきた本城志郎と揉み合いになり
そのまま崩落した室内から姿を消す。死体も発見されなかった。
(この幽霊屋敷の間、彼の手で自ら死傷を与えた相手は少年の母と、本城志郎のみ?
 母親の背中の鋏を蹴り押し、引きぬくシーンに意味深な間がある)

太一達や丸部が浦子の元を尋ねた頃、坂井邸に忍び込みスカラベの秘密を覗き見る姿が描写されている。

スカラベの奪取を目的に、坂井邸内の人物を次々に惨殺。
テツオとの対面時に彼が漏らした女声から、麗子だと確信したのか
無機的に殺戮を繰り返す彼らしからぬ言動でテツオに執着を見せた。

時計塔地下の一斉捜索に参入し、探索途中の犯罪者達に殺戮を繰り返す。
太一たちと対面し、山科を頭から銃撃するも身を挺した彼の最後の抵抗で太一に逃げおおせられ
山科が残した銃弾により最深部で太一に顎を撃ちぬかれて地下深くに落下した。

正体は

彼の死番虫として歩みを述べるならば
藤宮たつを磔にした時点では、あくまで時計塔の秘密を聞き出すための拷問を行う強盗に過ぎなかった。
だが結果的にたつが死亡したため、秘密を知る本城の殺害を目論み、以来目的のためには殺人も厭わなくなった。

当時は、産院や児童施設が金目当てで建設され、そこで子どもたちが蔑ろにされる事態が散見された。
警官としてそういった現実を知る彼が、篤志家として知られる「藤宮たつ」の財宝を獲得し
しかるべき形で活用してやろうというのが本来の目的だった。(施設のための土地確保や、経営に関する本など)

幽麗塔での再登場時は落下による四肢欠損とともに、太一に打たれた顎をも失った姿で現れる。
両腕に武器を装填され、物言わぬ殺戮機械と化した彼の心中は定かでない。
断罪を嫌った太一に代わり、すべてを終わらせることを選んだ丸部の手によって葬られた。

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