確証の少ない考察についてはチェックボックスで分離しています。

・何故第一幕で天野は吊るされなければならなかったのか?


犯人の死番虫は後に花園の死体を磔にしている。このことによって時計塔周辺は厳戒態勢となり
宝物探しのリミットが迫る彼にとっては警官のみが出入りをが容易になる環境を作りあげるのに成功した。
太一を吊るし上げて殺すことで死体発見後に同様の影響は見込めただろうが
花園の際には麗子の疑念があったためにその場で惨殺した?

時計塔の止め方を知るものが(死番虫から見て)赤の他人が磔にされ殺されるのを止めるために
リスクを犯してまで自ら時計塔と止めるのを期待したというのは考えにくい?

※花園に関しては「顔を見せた(見られた)」という死番虫の発言もある

・お夏は何故、塔地下の最深部にいたのか?

「一人で宝を探しに来たが、誰かに閉じ込められたかした」と丸部は推察している。

疑問点としては(を探しに行く必要性が何故あったのか⇔茲量震晶颪魴箸┐討い燭海

仮にスカラベが複数個存在するとすれば元も子もないが(特に作中で記述はない)
仮に1セットのみが存在すると仮定したならば
お夏がスカラベを嵌め塔の内部に赴いた最中、外部からスカラベを外されて取り残されたことになる。
この時、最深部から脱出できるはずの小箱は持参していないことになるはずである。

第三者が塔の財宝(その存在を少なくとも知っている人物)を目当てに事を運んだと考えると
お夏が失踪した当時(物語開始から25年ほど前)、作中人物で唯一時計塔に近い環境にあり
お夏以降のスカラベセットの所持者であった浦子(スカラベの所持者に関しては他に記述なし)は
限りなく黒に見える。(作中ではあえて誰が真犯人とは明言しないようだが)

更に言えば、その目的に関しても20年前から共産主義者として活動していたとされる彼女が
その数年前から共産主義に傾倒し資産家の資産を狙ったというのはそれなりに真実性があるように思える。

ここまで来たが真犯人が誰かという問題自体は作者が取り扱うように瑣末な問題なのかもしれない。
お夏が何故塔内部を訪れたのかという本題に移る。

罠に装飾にと趣向を凝らし設計した伊兵衛の目論見は果たして知るべくもないが
彼と彼に通ずるお夏は時計塔内部の事情に詳しく、容易に探索できたと考えるのが自然。
外部からスカラベを外されたり、深部に到達しても帰れなくなった場合に必要な箱を持参しなかった彼女。

臍帯箱のようなものの中に、娘の命名書を入れ最深部で骸と果てたお夏。
その目的とは・・・。

丸部の推察に関しては「玲」の命名書を秘匿しようとしている点もあるため
素直に答えを述べていると捉えるべきではないのだろうか。

・浦子が今になって動き始めた理由


前項でも述べた部分に重なるところもあるが浦子が時計塔攻略をようやくにして始めた理由に関して。
(仮に浦子がお夏を閉じ込めてスカラベを奪取し、塔の財宝獲得を目指していたとするなら)

浦子はその著作からして時計塔の秘密に関しては聞き及んでいただろう。
そしてスカラベが財宝の秘密であることを長い年月をかけて解明した。

塔内の罠の存在は当然知っていたはず。
浦子がお夏を幽閉し財宝を狙っていたならば、少なくとも1度は攻略に乗り出したととれる。
(お夏が内部で死に絶えたであろう頃合いまでは見計らった場合、その内に弾圧を受けた可能性…?)

お夏幽閉からの数年後に弾圧を受けるようになり期を逃していた彼女が
共産主義者としての活動が膨れ以前から手元にあったカードを切り始めたということか。

スカラベの活用で、勝手知ったる伊兵衛やお夏は塔内の探索を容易にできたという可能性も想像できる。
共産主義者としての弾圧なども受け時期を失っていた浦子がいよいよスカラベの秘密を解き
活動資金のアテとして確保に動き始めたという可能性も考えられる。

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