確証の少ない考察についてはチェックボックスで分離しています。

個人的に好きな台詞です。あしからず。


5巻

「どんな孤独な人間でも、
 秘密を抱えた以上に孤独になることはできないーーと。」
(死番虫…麗子と自身の共通点を示し、秘密を抱えた同士としての共感を求めるシーン)

7巻

「……そう!物語で語るのもいいなぁ。
 そこに人間が描けていれば、人の心を打つはずだ。
 もっと自由に性を考えてもらえば、誇りがあるとわかってもらえるはずだ。」
(山科…財宝を手に入れた場合の使い道について、目的のために出版社を作ると答えたシーン)

8巻

「あの一瞬、僕も……怪物だった。君の背負ってるものの大きさは知らないけど、
 僕が背負ってしまったものより、重くなきゃいいな。」
「……悔しいな。ーーー僕はずっと、君みたいな男になりたかった。」
(天野太一&テツオ…テツオに自らが犯した人殺しを告白し、それでも前に進む決意を見せるシーン)

9巻

「……野望や、欲望とかじゃない。
 むしろそういう汚いものに踏みにじられてきたーー
 俺と お夏との愛の、儚い抵抗なんだよ。」
(丸部…他者を愛することによってしか生きていけない自身の弱さとその儚さを曝すシーン)
「お夏、沙都子さん、そして……僕。誰もいなくなるからね。
 これからは、寂しくなるからね。その傷は、たぶんずっと残ると思うから。
 忘れないで。お父さん。」
(テツオ…丸部の心の弱点を見抜き、共には生きていけぬ親子としての離別を告げるシーン)
「自分の手だけは決して汚さず、キレイな体で生きてきたけど、初めてをお前にやるよ。」
(丸部…玲との親子の会話の後、幻影を追い続けるのをやめ死番虫に銃口を向けるシーン)

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