完全に自己満足の漢字学習wiki by 丞相 since 2011

2011/04/24 ページ開設
2014/11/22 ページ名変更 「気になる文章一覧」→「読書メモ」


いわゆる読書記録的なメモ。
気になった部分などを抜粋して列挙。
今後、より深く調べていく上で重要な資料になることを願う。
  • 各著書の情報は、著書名(『』印)、主な著者、出版社の順で表記。
  • 各著書の名称は、必ずしも正式名称であるとは限らない。便宜上略称を用いている場合があります。


『現代日本の異体字 ―漢字環境学序説―』 笹原宏之 他 三省堂

  •  漢字は、それぞれの字に形(ケイ)・音(オン)・義(ギ)の三つを備えている。 ≪p.9 L1≫
    •  具体例:「」という漢字の場合
    •  〔形〕…「」という文字としての形
    •  〔音〕…「サン・セン」といった文字が有している音(おと)
    •  〔義〕…「やま(※英語でいうmountain)」という意味
  •  意味のうち、読みとして定着したものを訓という。 ≪p.9 L3~4≫
    •  読み方としての訓は訓読みなのであろう。 (2011/04/24)
    •  読みとして定着していないものは訓ではない、という解釈で良いのだろうか。 (2011/04/24)
  •  𠀋」(丈)は「戈」からの類推により生じた字体か。 ≪p.30 L9~10≫
    •  大熊肇氏の『文字の骨組み』に詳細が書いてあったはず。(2011/04/24)

『訓読みのはなし 漢字文化圏の中の日本語』 笹原宏之 他 光文社新書

  •  ※※※

『文字の骨組み 字体/甲骨文から常用漢字まで』 大熊肇 他 彩雲出版

  •  ※※※

『大人の漢字 再入門』 宮腰賢 他 インデックス・コミュニケーションズ

  •  」がもっぱら人について用いられるようになったために、「うかがう。ようす」の意は、さらにニンベンを加えて、「」で表すようになりました。 ≪p.75 L2~L3≫
    •  上の文の『ニンベンを加えて』の部分は、「候」の第三画目の「|」を指している。本来ニンベンであったものが、縦棒のような「|」に変形しているので、文字の成り立ちが分かりにくい。(2011/05/01)
    •  ニンベンが縦棒「|」に変化しているとのことだが、それと類似した縦棒は「修」「篠」「悠」などにも見られる。何か関係があるのだろうか。要調査。(2011/05/01)
  •  のどの、口を大きく開けると見えるところが「」、その奥の見えないところが「」です。 ≪p.75 L6~L7≫
    •  このような区別があったことに大変驚いた。なぜそのように区別しているのか、もっと詳しく調べたい。(2011/05/01)


コメントをかく


「http://」を含む投稿は禁止されています。

利用規約をご確認のうえご記入下さい

メンバーのみ編集できます