最終更新: kinotakelegend 2016年01月10日(日) 03:56:24履歴
明日もわからぬ放浪の旅。
故郷は遠い地に置いてきた。
風の吹くままに流されてゆく。
それが私の人生だ。
今日もまた、過去を捨てる日になる。
この船の中で…。
運命の日は、今から22年と171日前。
私は、皆の期待を背負って故郷を発った。
故郷の危機を救うためだった。
たくさんの人に見送られた。
心のなかは、不安でいっぱいだった。
窓からは米粒のようにしか見えない、私の妻と子どもたち。
帰ってくるはずだった1年後に、成長した子どもたちの顔を見たかった。
上の子は、毎日新しい発見をするだろう。
下の子は、言葉を少しずつ覚えていくだろう。
そんな期待も、どこかに忘れてしまった。
ドアの外から、ズルリズルリと、何かを引きずる音がする。
私の元・仲間だ。
放射能汚染、遺伝子変異、そして死。
一連のプロセスを経た彼らは、なぜか蘇った。
そして、仲間を襲った。
やがて1つになったソレは、新たな変化を遂げた。
私の手に負えない、バケモノへと変わっていったのだ。
ソレと共存して、今日で22年と156日。
よくぞここまで生き延びてきたものだ。
出発から2週間が経った頃、我々の船は重大な事故に見舞われた。
船外に放り出された者、放射能に侵された者、窒息死した者。
私は運良く生き延びたが、事態は深刻だった。
船は操作が効かず、通信装置も息絶えた。
残ったのは、僅かな仲間と食料と電力と、壊れた船。
我々は絶望した。
生きて帰る方法はなかった。
せめて、このミッションは成功させよう。
そう誓ったのだった。
食糧危機に瀕した我々の故郷。
故郷を救うためには、他の惑星から食糧を見つけ出さねばならなかった。
せめて、目的の惑星を見つけ出し、ビーコンさえ置いておけば…。
我々の宇宙船は、故郷で唯一、他の惑星と往復できる船である。
それが壊れてしまった今、我々は移住できる惑星を見つけ出さねばならない。
そして、船内を徘徊するソレを倒さねばならない。
この船唯一の生き残りである私に課された、重大なミッションだ。
しかし、惑星も、ソレを倒す手段も見つからない。
ただ、通信装置の修理と、惑星の探査に浪費する日々。
死ぬのは簡単だが、残った人々はどうなるだろうか。
もしかしたら、故郷はすでに死の星となっているかもしれない。
しかし、私にそれを確かめる手段はない。
ただ、ほんの僅かな望みにしがみつこうとしていた。
今日も家族の夢を見た。
かつては、毎日訪れていた一家だんらんの風景。
食卓で向かい合った妻は笑みを浮かべている。
そこに抱かれた下の子と、口の周りを汚しながら食べる上の子。
家族が恋しい。
故郷が恋しい。
宇宙飛行士になんて、ならなければよかった。
いっそのこと、死んでしまえば楽になるだろう。
どうせ誰も、私のことなんて覚えていない。
あの事故の時に、既に死んだと思われているだろう。
ゴオオオオ。
ソレの咆哮が聞こえる。
食べ物、すなわち私を探しているのだろう。
いっそのこと、この身を差し出してしまうのも一興だな…。
宇宙は広い。
20年間、故郷を離れ続けても未だに宇宙の果てにはたどり着かない。
窓から見えるのは、煌々と輝く無数の星たち。
じっと見つめていると、光の中に吸い込まれそうな気分になる。
ふと望遠鏡を覗くと、偶然にも私はあるものを見つけた。
光が激しく渦を描き、その中心は暗く重たく、正しく闇そのものである。
ブラックホールだった。
人生とは何があるかわからない。
きっと私は、ブラックホールを間近で捉えた初めての人間だろう。
少し誇らしい気分になった。
いま食べている食糧は、故郷の科学の粋を結集して作り出された。
スプーン1杯分で、およそ2日分のエネルギーを摂取することができる。
私が20年間、宇宙船で生活出来ている要因はここにある。
もともと50人居た船で、非常時を想定して食糧は2年分あった。
非常時であるいま、私はそれらを独り占めしている。
なんとも贅沢な話である。
残りはおよそ50年分。
食糧よりも先に、私の命が尽きてしまいそうだ。
食料庫に向かう途中、私はとんでもないものを目撃した。
ソレが死んでいたのである。
どうやら、エレベーターに乗りそこねて首を切断したらしい。
私はほっとしたと同時に、寂しさを覚えた。
バケモノになっても、もともとは私の仲間である。
尊い命が1つ、ここで失われたのだ。
私はその亡骸を食糧が入っていたケースに収め、宇宙空間に射出した。
残念ながら私は経を唱えてやることが出来ないので、手を合わせておいた。
宇宙葬、か。
一時期テレビで話題になっていたような気がするな…。
この宇宙船は、幾つかの部屋に分かれている。
事故に遭った部分はエアロックを遮断してある。
言わば隔絶された部分なのだが、そこには家族の写真が取り残されている。
我々の寝室があった部分が事故に見舞われたのだ。
そのため、休んでいたものの殆どが帰らぬ人となった。
そして、残骸は通信用のアンテナを直撃し、コントロールも利かなくなった。
姿勢制御用のエンジンが破損したのである。
実はメインブースターは生きているのだが、それだけでは意味を成さない。
言わば無用の長物である。
修理できるのかもしれないが、私は植物学者だ。
簡単な作業はできるが、そこまでの知識は持ち合わせていなかった。
船外に漂う衛星。
いや、ケーブルで繋がれた宇宙服である。
事後、サブエンジンの修理に船外へと出た私の仲間だ。
この船は、仲間の亡骸をおよそ15年も引っ張り続けている。
幸いにも、宇宙服の外からその顔を見ることは出来ない。
しかし、なんとも気の毒な話である。
船外活動中に、ヤツにケーブルを切断されたのである。
切られた後もなんとか宇宙船にしがみついたが、船内に帰ること無く息絶えた。
その後、ケーブルが船に絡まり、現在に至っている。
今もなお私のそばに残る、唯一の仲間だ…。
ある日、レーダーに反応があった。
どうやら、食糧の存在する可能性があるらしい。
私は即座に惑星の分析を行った。
ハズレだった。
こんなことにはもう慣れている。
今まで何千回とこなしてきたのだ。
気にすることはない…。
そうだ、よくあることなのだ…。
過度な期待は禁物なのだ…。
…私は悲しみの感情を抑えきれなかった。
突然、船が向きを変えた。
重力の大きな惑星に引っ張られているらしい。
メインエンジンの出番である。
墜落することのないよう、慎重に操作して惑星を離れる。
このようなことは何度もあった。
この船は、広い宇宙を蛇行し続けているのである。
もしかしたら、故郷に再び近づいているのかもしれない。
もしそうであれば、それは最悪のシナリオだ。
我々は、食糧を見つけるために出発したのである。
成果がなければ、故郷の人々の希望を奪う事になりかねない。
私には、そのようなことは到底出来ない。
帰りたい気持ちを抑え、惑星探査に精を出すのだ…。
ザ…ザ…。
通信機からノイズが聞こえる。
おかしい。
既に壊れていて使いものにならないはずだ。
しかし、画像と音声が微かに読み取れる。
やがてそれらは、徐々に鮮明になっていく。
これは、故郷の星の言葉だ!
間違いない!
私はカメラに向けて手を振った。
もしかしたら、助けが来るかもしれない。
私が言葉を発しようとしたその時である。
再び、画面は乱れてしまった。
ほんの6秒ほどのことだった。
このようなことは、もう二度とないだろう。
私は慟哭した。
その日、私は寝付けなかった。
あの奇跡が忘れられず、悔しかったのだ。
せめて、あの映像が故郷と家族に届いていることを祈るばかりである。
私はまだ生きている。
必ず食糧を見つけるから、なんとか生き延びていてほしい。
少し、希望が湧いてきた。
また、レーダーとにらめっこする日が続くのだろう。
しかし、故郷のため、ひいては家族のためである。
私に泣き言を言っている暇はないのだ。
かすかな希望を胸に、今日も放浪の旅を続けるのである。
再び私の船は、重力に引っ張られた。
ついでに惑星の分析を行うと、なんと、食糧の反応があった。
さて、ここで私に託された選択肢は2つである。
1つは、ビーコンだけ落として次なる星に向かうこと。
これは、可能性を広げる上で重要である。
もう1つは、ビーコンとともに、宇宙船ごと星に降り立つこと。
これは、救助を待つという意味も含んでいる。
普通なら、前者を選ぶところだろう。
しかし、この間の通信がどうしても忘れられない。
私は、後者を選んだ。
もう迷いはない。
私はここで待つのだ。
そう決めた私は、この星に降り立つのだった。
星に降りた私は、再び絶望した。
この星は、私の故郷の星だ。
青く美しかった故郷の水は、赤く変わり果てていた。
確かに食糧になりそうなものはある。
しかしそれは、得体のしれない異形の生物だった。
私が20年以上旅をしている間、故郷は変化を起こしたのだ。
私のミッションは失敗に終わったのだ。
あの通信は、空間を飛び続け、偶然引っ掛かったものに違いない。
私はひどい虚無感に襲われた。
もう、何もしたくない。
ここで死んでしまおう。
私は、宇宙服の生命維持装置を切って横たわった。
空は赤く、まるで夕焼けのようだった。
私の心はズタズタに引き裂かれている。
何もかも失敗だったのだ。
しかし、明日なき旅もこれで終わる。
幸いなのは、置いてきたはずの故郷に再び戻れたということだろう…。
故郷は遠い地に置いてきた。
風の吹くままに流されてゆく。
それが私の人生だ。
今日もまた、過去を捨てる日になる。
この船の中で…。
運命の日は、今から22年と171日前。
私は、皆の期待を背負って故郷を発った。
故郷の危機を救うためだった。
たくさんの人に見送られた。
心のなかは、不安でいっぱいだった。
窓からは米粒のようにしか見えない、私の妻と子どもたち。
帰ってくるはずだった1年後に、成長した子どもたちの顔を見たかった。
上の子は、毎日新しい発見をするだろう。
下の子は、言葉を少しずつ覚えていくだろう。
そんな期待も、どこかに忘れてしまった。
ドアの外から、ズルリズルリと、何かを引きずる音がする。
私の元・仲間だ。
放射能汚染、遺伝子変異、そして死。
一連のプロセスを経た彼らは、なぜか蘇った。
そして、仲間を襲った。
やがて1つになったソレは、新たな変化を遂げた。
私の手に負えない、バケモノへと変わっていったのだ。
ソレと共存して、今日で22年と156日。
よくぞここまで生き延びてきたものだ。
出発から2週間が経った頃、我々の船は重大な事故に見舞われた。
船外に放り出された者、放射能に侵された者、窒息死した者。
私は運良く生き延びたが、事態は深刻だった。
船は操作が効かず、通信装置も息絶えた。
残ったのは、僅かな仲間と食料と電力と、壊れた船。
我々は絶望した。
生きて帰る方法はなかった。
せめて、このミッションは成功させよう。
そう誓ったのだった。
食糧危機に瀕した我々の故郷。
故郷を救うためには、他の惑星から食糧を見つけ出さねばならなかった。
せめて、目的の惑星を見つけ出し、ビーコンさえ置いておけば…。
我々の宇宙船は、故郷で唯一、他の惑星と往復できる船である。
それが壊れてしまった今、我々は移住できる惑星を見つけ出さねばならない。
そして、船内を徘徊するソレを倒さねばならない。
この船唯一の生き残りである私に課された、重大なミッションだ。
しかし、惑星も、ソレを倒す手段も見つからない。
ただ、通信装置の修理と、惑星の探査に浪費する日々。
死ぬのは簡単だが、残った人々はどうなるだろうか。
もしかしたら、故郷はすでに死の星となっているかもしれない。
しかし、私にそれを確かめる手段はない。
ただ、ほんの僅かな望みにしがみつこうとしていた。
今日も家族の夢を見た。
かつては、毎日訪れていた一家だんらんの風景。
食卓で向かい合った妻は笑みを浮かべている。
そこに抱かれた下の子と、口の周りを汚しながら食べる上の子。
家族が恋しい。
故郷が恋しい。
宇宙飛行士になんて、ならなければよかった。
いっそのこと、死んでしまえば楽になるだろう。
どうせ誰も、私のことなんて覚えていない。
あの事故の時に、既に死んだと思われているだろう。
ゴオオオオ。
ソレの咆哮が聞こえる。
食べ物、すなわち私を探しているのだろう。
いっそのこと、この身を差し出してしまうのも一興だな…。
宇宙は広い。
20年間、故郷を離れ続けても未だに宇宙の果てにはたどり着かない。
窓から見えるのは、煌々と輝く無数の星たち。
じっと見つめていると、光の中に吸い込まれそうな気分になる。
ふと望遠鏡を覗くと、偶然にも私はあるものを見つけた。
光が激しく渦を描き、その中心は暗く重たく、正しく闇そのものである。
ブラックホールだった。
人生とは何があるかわからない。
きっと私は、ブラックホールを間近で捉えた初めての人間だろう。
少し誇らしい気分になった。
いま食べている食糧は、故郷の科学の粋を結集して作り出された。
スプーン1杯分で、およそ2日分のエネルギーを摂取することができる。
私が20年間、宇宙船で生活出来ている要因はここにある。
もともと50人居た船で、非常時を想定して食糧は2年分あった。
非常時であるいま、私はそれらを独り占めしている。
なんとも贅沢な話である。
残りはおよそ50年分。
食糧よりも先に、私の命が尽きてしまいそうだ。
食料庫に向かう途中、私はとんでもないものを目撃した。
ソレが死んでいたのである。
どうやら、エレベーターに乗りそこねて首を切断したらしい。
私はほっとしたと同時に、寂しさを覚えた。
バケモノになっても、もともとは私の仲間である。
尊い命が1つ、ここで失われたのだ。
私はその亡骸を食糧が入っていたケースに収め、宇宙空間に射出した。
残念ながら私は経を唱えてやることが出来ないので、手を合わせておいた。
宇宙葬、か。
一時期テレビで話題になっていたような気がするな…。
この宇宙船は、幾つかの部屋に分かれている。
事故に遭った部分はエアロックを遮断してある。
言わば隔絶された部分なのだが、そこには家族の写真が取り残されている。
我々の寝室があった部分が事故に見舞われたのだ。
そのため、休んでいたものの殆どが帰らぬ人となった。
そして、残骸は通信用のアンテナを直撃し、コントロールも利かなくなった。
姿勢制御用のエンジンが破損したのである。
実はメインブースターは生きているのだが、それだけでは意味を成さない。
言わば無用の長物である。
修理できるのかもしれないが、私は植物学者だ。
簡単な作業はできるが、そこまでの知識は持ち合わせていなかった。
船外に漂う衛星。
いや、ケーブルで繋がれた宇宙服である。
事後、サブエンジンの修理に船外へと出た私の仲間だ。
この船は、仲間の亡骸をおよそ15年も引っ張り続けている。
幸いにも、宇宙服の外からその顔を見ることは出来ない。
しかし、なんとも気の毒な話である。
船外活動中に、ヤツにケーブルを切断されたのである。
切られた後もなんとか宇宙船にしがみついたが、船内に帰ること無く息絶えた。
その後、ケーブルが船に絡まり、現在に至っている。
今もなお私のそばに残る、唯一の仲間だ…。
ある日、レーダーに反応があった。
どうやら、食糧の存在する可能性があるらしい。
私は即座に惑星の分析を行った。
ハズレだった。
こんなことにはもう慣れている。
今まで何千回とこなしてきたのだ。
気にすることはない…。
そうだ、よくあることなのだ…。
過度な期待は禁物なのだ…。
…私は悲しみの感情を抑えきれなかった。
突然、船が向きを変えた。
重力の大きな惑星に引っ張られているらしい。
メインエンジンの出番である。
墜落することのないよう、慎重に操作して惑星を離れる。
このようなことは何度もあった。
この船は、広い宇宙を蛇行し続けているのである。
もしかしたら、故郷に再び近づいているのかもしれない。
もしそうであれば、それは最悪のシナリオだ。
我々は、食糧を見つけるために出発したのである。
成果がなければ、故郷の人々の希望を奪う事になりかねない。
私には、そのようなことは到底出来ない。
帰りたい気持ちを抑え、惑星探査に精を出すのだ…。
ザ…ザ…。
通信機からノイズが聞こえる。
おかしい。
既に壊れていて使いものにならないはずだ。
しかし、画像と音声が微かに読み取れる。
やがてそれらは、徐々に鮮明になっていく。
これは、故郷の星の言葉だ!
間違いない!
私はカメラに向けて手を振った。
もしかしたら、助けが来るかもしれない。
私が言葉を発しようとしたその時である。
再び、画面は乱れてしまった。
ほんの6秒ほどのことだった。
このようなことは、もう二度とないだろう。
私は慟哭した。
その日、私は寝付けなかった。
あの奇跡が忘れられず、悔しかったのだ。
せめて、あの映像が故郷と家族に届いていることを祈るばかりである。
私はまだ生きている。
必ず食糧を見つけるから、なんとか生き延びていてほしい。
少し、希望が湧いてきた。
また、レーダーとにらめっこする日が続くのだろう。
しかし、故郷のため、ひいては家族のためである。
私に泣き言を言っている暇はないのだ。
かすかな希望を胸に、今日も放浪の旅を続けるのである。
再び私の船は、重力に引っ張られた。
ついでに惑星の分析を行うと、なんと、食糧の反応があった。
さて、ここで私に託された選択肢は2つである。
1つは、ビーコンだけ落として次なる星に向かうこと。
これは、可能性を広げる上で重要である。
もう1つは、ビーコンとともに、宇宙船ごと星に降り立つこと。
これは、救助を待つという意味も含んでいる。
普通なら、前者を選ぶところだろう。
しかし、この間の通信がどうしても忘れられない。
私は、後者を選んだ。
もう迷いはない。
私はここで待つのだ。
そう決めた私は、この星に降り立つのだった。
星に降りた私は、再び絶望した。
この星は、私の故郷の星だ。
青く美しかった故郷の水は、赤く変わり果てていた。
確かに食糧になりそうなものはある。
しかしそれは、得体のしれない異形の生物だった。
私が20年以上旅をしている間、故郷は変化を起こしたのだ。
私のミッションは失敗に終わったのだ。
あの通信は、空間を飛び続け、偶然引っ掛かったものに違いない。
私はひどい虚無感に襲われた。
もう、何もしたくない。
ここで死んでしまおう。
私は、宇宙服の生命維持装置を切って横たわった。
空は赤く、まるで夕焼けのようだった。
私の心はズタズタに引き裂かれている。
何もかも失敗だったのだ。
しかし、明日なき旅もこれで終わる。
幸いなのは、置いてきたはずの故郷に再び戻れたということだろう…。
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2014-07-27