掲示板・スレッド詳細
セヤナー虐待シチュ
846.名無し - 18/05/03 17:26:40 - ID:9XNP3fhLUg
「オナカ スイタ… ゴハン…」
食事を求め、都会の片隅を彷徨う元飼いセヤナーがいた。
去セヤ剤の服用を拒否し、増殖し、子セヤナーを作ったことで飼い主の逆鱗に触れ、家から追い出されたのだ。
その時に生まれた子セヤナーは怒り狂った飼い主に踏み潰され、今は一匹で路地裏のゴミ捨て場を物色している。
他の野良と違い、元飼いセヤナーの特徴として、髪飾りに最新の飼いセ用タグが施されており、旧式のものに比べてタグの根元にランプが灯っている。
「エビフライ♪」
ゴミ捨て場の横に無造作にエビフライが放置されており、目の当たりにした元飼いセヤナーはそれに向かって這い進んでいくが、あらぬ方向に全身が投げ飛ばされた。
「イ イタイ!」
理解が追いつかない元飼いセヤナーは見回すとそこにメカセヤナーがそこにいた。
メカセヤナーに恐怖を感じた元飼いセヤナーは一目散に逃げようとするが内蔵のワイヤーで取り押さえられてしまう。
「ウマイー シ… ア… ワ…」
その最中、目の前にあったエビフライを他の野良が食べてしまうが、直後、口から体内の中身を吐き出しつつ脱色していく惨状を目の当たりに元飼いセヤナーは絶句してしまう。
数分後、拘束が解け、その場を逃げ出すが、今度はメカセヤナーも後を付いていくのだった。
その時から、元飼いセヤナーとメカセヤナーの一匹と一体の生活がはじまった。
元飼いセヤナーの迂闊な行動で、毒餌型やコーティング型のセヤコロリの餌食になろうとしてしまうが、都度、メカセヤナーに投げ飛ばされ、取り押さえられることで危険を回避することができた。
「アリガトナ♪」
次第に元飼いセヤナーもメカセヤナーに心を開き、食事の生ゴミを分け与えたり、公園の公衆便所の片隅で身を寄せ合い眠りに入っている。
元飼いセヤナーに施されている最新の飼いセ用タグはメカセヤナーに対する識別信号を発するランプが内臓されている。
しかし、そのランプも短くて5日、長くても一週間しか続かない。
その間に電池の交換が求められる。
ランプが点いている間、メカセヤナーから飼いセヤナーとして護衛対象として扱われる。
しかし、ランプが消えれば、メカセヤナーは“仕事”に戻るだけだ。
「セーヤ セーヤ♪」
メカセヤナーに寄り添い安堵の寝息をたてている元飼いセヤナーは自身の飼いセ用タグが弱々しく点滅しているのをまだ知らない。
コメントー
2018-08-01
2018-02-17
2018-01-22
2018-01-21