作品名作者名カップリング作品発表日作品保管日
無題106氏(10スレ目)マオ×アニー2004/12/202004/12/21


「ねえ、アニー」
「あ、おはよう。マオ、どうしたの?」
宿屋の別室のアニーの部屋にマオが訪れた。
だがそこにいつものような、彼の笑顔と元気はなかった。
「マオ……どう、したの?」
「あのさ、アニーはお医者さんを目指してるんだよね?」
「う、うん……」
「最近、ボクの体がおかしいんだ」
「えっ?」
そう言ってマオがおもむろにアニーの前で、自分のはいていたショートパンツを脱ぎ始めた。
「ちょ、ちょっと!? マオ……やっ……」
「最近、朝起きるといつもボクのココがこんなに大きくなって……ねぇ、アニー……ボク、病気なのかな」
アニーは顔を真っ赤にして、手で顔を隠してしまう。
しかし、そっと指の隙間からマオの勃起したモノを見つめていた。
「あ、あのね、マオ……」
「うぅ……アニー、頼むよ、ボクだって恥ずかしいんだから……」
「マ、マオはね……その、いたって健康よ。だから、あのっ……お願いだからズボンをはいて……」
「健康なワケないじゃない!? 最近、毎朝だヨ!? それに、アニーちゃんと見てもないし、触診だってしてないじゃないか!」
「しょ、触診って……イヤ、恥ずかしい……」
そう言って、アニーはさらに耳まで真っ赤にして、マオから顔を背けてしまう。
そんなアニーの様子にマオもより不安を掻き立てられ……
「うぅ……じゃあ、いいよ……せめて、どうすれば元通りになるか教えてよ」
「ど、どうすればって……その……手……で擦ったり……わ、私ったら何言って……」
「手……? え、えっと……こう? って、ちゃんと見てよアニー! ボクわかんないよ」
「も、もう! 知らないわよ……」
マオが拙い手でそっと自身のモノを擦り上げていく。
アニーもマオに促されて仕方なく、マオの行為を見届けることになった。

「ねぇ、アニー……治る気配ないよ……むしろさっきより大きくなっちゃったじゃないか!?」
「そ、そんなこと言ったって……」
「もう、アニーがやってよ。ボク……怖いしよくわからないもん」
「えっ……」
マオの突然の言葉に、アニーは戸惑いを隠せず、大きく目を見開いた。
思わず大きく脈打つ少年の肉棒が視界に入ると、アニーはすぐにそれから目を離す。
「何言って……」
「手で擦ればいいって言ったのはアニーじゃないか!」
「た……確かにそうかもしれないけど……」
「アニーが治してくれないなら、毎晩アニーが眠る前に怖い話をしに来るよ!?」
頬を膨らませながら涙ぐみ、アニーに訴えるマオ。
「そんなっ……そんなコトされたら私っ……」
アニーも少し身を震わせながら、少し瞳に涙を溜めた。
「じゃあ、早く何とかしてよ……何とかしてくれたら、もうこれからアニーに絶対怖い話しないからさ」
「えっ……ホント……?」
「うん、約束するヨ」
「じゃ、じゃあ……約束よ……」
アニーがそう言い放つとマオの前で膝立ちになり、すっ、と細い両腕を伸ばし、繊細な指でマオのモノを包み込んだ。

ピクッ、とその瞬間マオの小さな体が震えた。
(あ……これが、男の子の……)
ポーッとアニーは、顔から蒸気が出ているかのように、自分の顔が熱くなるのを感じた。
「んっ! ア、アニーの指、すごく柔らかくて、ひんやりしてる……」
「マオも……すっごく熱いよ……」
ゆっくりと、熱を確かめるように、アニーが上下に指を動かし始めた。
拙いながらも、懸命に優しくマオを擦り上げるアニーの指先。
「ねえ……ど、どう?」
アニーがマオの様子を、上目遣いで伺う。
しかしマオはぴくん、と幼い表情にシワをよせるばかり。
ようやく言葉を紡ぎだしていく。
「うん……なんか、すごく……っ……でも、またおっきくなって……!」
「だ、大丈夫よ。マオ……確か、これでいいの……でも、すごいビクビクしてる……」
「ねぇ……アニー、それにボクまた怖くなっちゃった。なんか、ヘンな汁みたいなのがボクから出て……」
少年の若い先走り液が、アニーの指を汚している。
アニーはその液体を指に絡めて、潤滑油として指の動きを加速させた。

「ねえ、ボク……病気じゃないんだよね……?」
「もう……さっきも言ったじゃない……マオは健康よ」
「うん……でも……」
マオの不安な表情は消えない。
「じゃあ……マオが病気じゃないって証拠……見せてあげよっか……?」
それを見かねたアニーが大きく出る。しかしその表情はどこか、恥ずかしげに赤く染まっていた。
「ホント!?」
「でも、約束……守ってね?」
「うん!」
「じゃ、じゃあ……いくよ」
ぴちゃっ……
マオの股間から響く水音。
「うわぁっ……! アニー、そんなっ、汚いヨ……っ、くぅ……」
「んっ……、んんっ……、ちゅぅ、ちゅるっ……」
確かに動かぬ証拠だ。病原体の媒介を自らの体内に入れるなど、ありえないのだから。
アニーの小さなかわいらしい口が、マオの怒張の先端部に吸い付いていた。
男性器がどのような快楽を受容するのか、過去に読んだ医療書で、赤面しながら読み耽ったのを覚えている。
「んむっ……ふぅぅん……ぴちゃ…くちゃ……」
口腔内では、先端部の周りを舌が踊り狂っている。
舌がじくじくと滲み出る先走り汁を絡めて、肉棒にまぶしては喉を鳴らして飲み込んでいく。
やがて、ゆっくりとアニーの顔全体が前後に動き始めた。

「ぁ、ああぁっ……アニー……、ボク、おかしくなっちゃ……」


マオの膝ががくがくと力なく震えているのが、アニーにも理解できた。
昔読んだ書によるともうすぐ……
そう思うと、アニーの小さな唇がきゅぅっ、とマオを締め付けた。
「……ちゅるるっ、ちゅうぅぅっ!!……ぢゅる、じゅるっ……!」
「あ、アニー……吸い過ぎっ……!! ボク、もうなんか来ちゃぅっ……!!」
アニーの口内でびくびく震えるマオの肉棒。
マオの体の力がすっと抜け、体を二度三度震わせるとアニーの処女口腔内が大量の白濁液に犯されていった。
びゅるっ……びゅっ……どぷ……
「んんっ!? んむっ!! やあっ……熱……! ん、あぁ……、はああぁっ……」
アニーが精液の熱さと量に驚き、未だ放出を続ける若い肉棒を口内から離してしまう。
当然、アニーの髪や顔、衣服などは余すところなく白濁色に染まっていった。
「あ……ん、こんな……に……」
男性のむせかえるような匂いに翻弄されながらも、アニーはぽうっと自らが受けとめた白濁を見つめていた。
「ハア……ハア……ア、アニー、ゴメンね」
「んっ……い、いいのよ……」
「あっ! 治ってる! アニーの治療おかげでボクのココ、元通りになってるよ!」
「そ、そう? あの……よかったわね……」
「うん! これからまた朝起きてココがおかしくなってたら、アニーの所に来るね!」
「ええっ……ちょ、ちょっと待って……マオ、あっ!」
そう言い終えると、マオはすぐさま服を着直して部屋を出ていってしまった。
そしてその日のうちにアニーはまたマオに怖い話をされて、身を震わせながら頬を膨らませるのだった。
「……もう!!」
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