1

秋の神を犯した。
別に誰でもよかったんだ。
ただその時の俺は悪いことが重なり続けて自暴自棄になっていた。
生きていても仕方がないと心の底から思い込み、死ぬ事だけを考えていた。
そして山に入った。
里の人間に惨めな自分の死体を見られるのが嫌で、何でもいいから妖怪に食って欲しかった。
そこで秋の神を見つけた。
美しい秋神達は何やら口喧嘩をしているようで、2人別々に歩き出した。
去っていく尻を見て、どうせ死ぬなら女を犯してからでもいいかと思った。
問題はどちらにするかだが、姉の方を選んだ。
人里はクソみたいな所だが豊穣神に何かあって罪のないガキまで腹を空かせるのは忍びない。
そこまで考えて死んだ後の事を考えるなどバカバカしいと頭を振るが、別にどっちでもいいんだ。
理由は何でも一度決めたのなら、そうしようじゃないか。

2

道に迷ってしまったんです、助けてください。
そう言うと秋神は素直に信じ込み、もう暗いからと俺を自分の家に連れ帰った。
妹のほうがいたらどうしようかと思ったが不在のようだ。
それとなく尋ねてみると眉を顰めた後で、今日はどこかに泊まってるんでしょと強引に話を打ち切られた。
帰らないというなら都合がいい。
俺は秋神の料理を堪能し、風呂に入るとあてがわれた寝室で横になり、頃合を見計らい秋神の部屋を訪ねた。
秋神は眠っており、寝言で妹の名を呼んでいた。
妹の心配をしている場合じゃないんだがな。
ゆっくりと布団を剥ぎ取り、寝巻きを脱がせていく。
別に起きても構わなかったのだが、ぎゃあぎゃあ騒がれても面倒だ。
うまいことまんこを露出させるといきり勃つちんぽを突きつけ一気に貫いた。
当然も秋神が目を覚ましたが構わず腰を振り抜く。
何事か言われる前に口を手で多い塞いでしまう。

3

俺は元々死ぬ気だったんだ。
最期の記念に女を犯せりゃ誰でもよかったんだ。
運が悪かったと思って諦めてくれやと一方的に言い切るとそのまま腰を打ち付け続けた。
秋神は涙を流して抵抗していたが、次第に抵抗をやめてしまった。
それを好機とより深くに子種をばら撒いてやろうと深くちんぽを突き刺す。
せっかくだ、孕め。
遠慮なく子宮に精子を詰めてやりながら命令した。
秋神の膣内は具合がよく、そのまま4度、5度と中出ししてやった。
放心する秋神からちんぽを引き抜くと破瓜の血がついているのに気づく。
思わぬ初物食いにもう2、3度犯してやろうかとした所で玄関から音が聞こえた。
こんな夜中に挨拶もなくやってくる者がいるだろうか?
はたしてそれは妹の秋神であった。

4

妹神は姉の様子を見に寝室の扉をゆっくりと開けて驚いたようだ。
そりゃそうだ、姉が犯されてそのまま放り出されていりゃあ妹なら驚くもんだろう?
慌てて姉に駆け寄り涙混じりの声で姉の安否を確認している。
やかましいな、声を聞きつけて誰かきたらどうすんだ。
妹神は陰に隠れて機をうかがっていた俺に気付けなかった。
後ろから頭を掴むと姉の頭のすぐ隣に押し付けて黙らせる。
そして姉に言ったのと同じ事を言ってから、帰って来なけりゃ犯されずにすんだのにな笑ってしまった。
猛然と抗議と怒りの声をぶつけようとする妹神を押さえつけたまま強引に服を剥ぎ取った。
遠慮も躊躇いも一切ない動きに怯んだ隙に挿入してやった。
妹も処女だったようなので、無事に女になった事を祝ってやった。
泣きながら放心する姉に縋りつき嗚咽を漏らす妹神の子宮にも精子をバラ撒いた。
姉に劣らぬ名器だったのでそのまま何度も中出しを続けた。

5

2人のまんこを堪能し続け、気づいた時にはとっくに日が昇っていた。
妹神はとうに泣き叫ぶ元気も失せ、姉と同じく放心して仲良く並んでいる。
破瓜の血と愛液と精液で汚れたちんぽを姉の口で勝手に綺麗にしてから考える。
自分もやはり1個の生命として子を成しておきたい気持ちはある。
目の前には具合のいい穴が2つ。
死ぬ前にこいつら2人共孕ませておくか。
そう勝手に決めると今日からこの家で寝起きしてお前ら孕ませるから、と一方的に伝える。
反応が無いのでまんこにちんぽを突っ込んでやりながらはいと言えと強制する。
2人は泣きながら小さな声ではい、と返した。
さっさとそう言やいいんだよと何度目か忘れた射精をくれてやってから風呂に入って寝た。
その夜、目を覚まして勝手に姉妹の食卓に混ざりながらよく俺を殺さなかったなとどうでもよさそうに聞いた。

6

実際いつ死んでも構わない。
極上の女の初物を2つも頂いたのだ。
男としてそれだけで産まれた価値はあった。
秋神達はどうやら俺が本気で死ぬつもりなのを察してどうにか助けてやろうと思ったそうだ。
慈悲深くて涙が出る。
それでもやる事に変わりはないんだがね。
秋の間中俺は姉妹を犯し抜いた。
家の中から出ることはなく、勃起したら手近にあるまんこにちんぽを突っ込んでは子種を撒いた。
神だから人間の精子じゃ妊娠しないか?と聞いてみたが2人にもよく分からないらしい。
穴は凄く使えるのに使えん奴らだ。
さっさと孕まないかな。
孕んだら心置きなく死ねるんだが。

7

姉のほうは比較的早くに自身の状況を受け入れた。
熱心に奉仕されるのは悪い気分ではないので、こちらも相応に優しく対応することにした。
妹のほうは強情だったが姉が目の前で堕ちていくのを目の当たりにして心が折れたようだ。
それでもこちらは嫌々やっている感が拭えなかったので好きにさせてもらった。
乳は妹のほうがでかいので頻繁にパイズリを命じた。
目的は孕ませることだったので最後にはまんこの中に射精してやるのだがね。
乳のでかさでは妹に劣る姉の方はやたらと口付けをねだってきた。
正直面倒な時もあったが多少のわがままは許容してやった。
寛大なご主人様でよかったな。
そうして2人を抱く内に2ヶ月が経過した。
早秋に2人を見つけた事もあり秋の3ヶ月をフル活用出来たのは珍しく運が良かった。

8

3ヶ月目にもなると2人とも随分とこの生活にも慣れたようで自ら求めてくることさえあった。
そして図々しくも昼間は仕事の手伝いをするように命令しやがる。
まあ、ヤる以外に特にやる事もないので暇つぶしとして適当に手を貸してやった。
時に里の人間に一緒にいるのを見つかった事もあった。
どうやら俺は秋神の仕事の手伝いとして奉仕している立場という事になっているらしい。
無論、それが建前なのは分かっていた。
しかしそれを聞いた日にはどちらが真の奉仕者か子宮を小突きながら教え込んでやった。
美しい秋神姉妹に奴隷宣言をさせるのは何度やっても気分がいい。
最近は身体も慣れてきたのかすぐにイキ狂うようになって面白くて仕方がない。
そうして俺は人生最後の3ヶ月を面白可笑しく生きてやった。

9

結局秋神達は秋の間には孕まなかった。
少なくとも妊娠がはっきりと分かるような状態にはならなかった。
そして2人は冬にはどこぞへか行かねばならんらしい。
普段は別にそうでもないらしいが、今秋は俺に散々犯されたから神の国で養生するんだと。
つまらん結果になったが別にいいか。
良い死に場所はないかと訪ねながらお前らには俺の死体見せてやってもいいぞと最大限の愛情表現。
2人共もう慣れたもので馬鹿な事言ってないで来年孕ませにこいと延命命令。
慈悲深くて涙が出る。
今回は本当に。
仕方がないから次の秋まで待っててやると言い捨てて里に帰った。
人里は相変わらずクソだったがクソ以下の俺には上等なのだろう。
2人を待つという生きる理由もあったので以前は死ぬ程辛かった生活が意外と苦にはならなかった。
そうしてまた秋が来た。

10

2人は妊娠していた。
まさかお前らが浮気するとは思わなかった。
お前の子だよと張り倒された。
秋の終わり頃、ちょうど別れ際に着床したらしい。
そう…じゃあ心残りないから死ぬわ。
責任とれやと張り倒された。
そうして秋神の家に半ば拉致されるように連行されて籍を入れさせられた。
重婚していいのかと聞いたが今更気にするような玉かと呆れられた。
別にいつ死んでもいいんだからもう少しこいつらと生きてみてもいいかと気持ちを切り替えていく。
その日は初夜?という事もありまんこから精子が溢れる程に射精してやった。
産んだらまた仕込んでやるからな。
好きにしたらいいじゃない。
その後本当に2人目を仕込んでやったのは言うまでもない。
こうして俺はしわくちゃのジジイになるまで秋神姉妹と一緒に生きた。

11

なんか…死なないんだけど?
あれから何十年が経ったか。
普通は腰も曲がり髪も白くなって然るべきだろうに一向に老ける気配がない。
神相手にあれだけの狼藉働いて普通に死ねると思うな。
可愛い我が子をあやしながら妹神に睨まれた。
ずっと若いままだったのに今更過ぎない?
孫を抱く姉神に苦笑される。
どうやら俺の死亡プランは完璧に秋神姉妹に破壊されてしまったようだ。
自殺は出来るんじゃない?
やめてよね、今更貴方無しの生活とか嫌よ?
軽口を叩く愛すべき2人の嫁と多くの家族に囲まれて、俺の命は続いていくのだった。

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