ヴァン・アルジャーノ

ヴァンはフランスのマルセイユ出身、5人兄弟の末っ子。
ぜんそく持ちで、体が弱く、兄弟からもいじめられていた……。
そうした境遇で、自分を守るために勉強し大学まで進んだ。
ヴァンのある種屈折した性格は、こうした部分からきている。
大学卒業後、製薬会社サンク・フレシュ・ファルマシーのスポンサード企業に就職、その後、「デルタ計画」の戦略担当官に任命された。
今の直属の上司は、サンク・フレシュ・ファルマシーのCEOであるソロモン
人間を翼手化してしまうような恐ろしい所業も、元来屈折し人間不信である性格のヴァンだからこそ抵抗なくやれる、そういう意味でヴァンは、上司の命令を忠実に実行するサラリーマンと言える。
飴を舐めているのは、単なる甘党だからではなく、緊張しがちで気が弱い性格から自分をリラックスさせるため、コミュニケーションツールとして飴を利用している。
着ているスーツはブランド物(フェラガモ)。
スーツはいつも同じように見えるが、同じような色、タイプを何着も持っている。

米軍ヤンバル自然環境保護センターから、マウスを逃がしたためにアドバイザーとして沖縄に呼ばれ、来ていた(沖縄編)。本社から次の現場に向かう様に指示があり、沖縄からベトナムへ(第6話)
フェイズ2のデモをソロモンに見せるためにベトナムで動き、後半はソロモンとカールと共に動き、実験農場で知らない事を色々知る事となった(ベトナム編)

会いたがっていたサムライマン(小夜)とリセのダンスパーティーで初遭遇(第11話)。
ソロモンにサムライマンの話をする(第12話)
サムライマンが小夜だと分かる。ヘリでソロモンと共に実験農場を後にする。ヘリの中で赤い盾の事をソロモンから知らされ、デルタ67を投与されなくても翼手化する者(カール)を知る(第13話)

ソロモンの指示でアイスランドに行く事が決まり(第20話)、アイスランドのキルベドを調査(第21話)。
アイスランドで、コリンズに電話で協力を願う(第25話)
すでにデルタ計画も第3段階に入ろうとしている。もう自分がする事は無いとソロモンの下からアンシェルの下へ。
コリンズのD塩基とアンシェルが持つキルベドでの研究結果をもとに、デルタ67の副作用のゾアントロピーを解決させようとしている。
元々、ゴールドスミスホールディングスの人間(第29話)
ジュリアに「私たちを使って、何をしようとしているの?」と問われ、「尊敬するコリンズ先生の名を歴史に刻みたいだけ」と答える。
美しくて聡明であり、在学中にコリンズ教授の研究室にまで入ることが出来たジュリアに嫉妬していた。アンシェルとコリンズを合わせるためのセッティングに苦労したが、アンシェルは途中で緊急の用事が出来たと去ってしまった(第31話)。

「貴方が見てくれとせかす時は、見ずとも素晴らしい結果が期待出来る」ソロモン談(第12話)


【イメージ】

「及川光博」
外見は、知的でスマートなインテリというイメージ

【登場】

第1話〜第7話、第8話、第11話〜第13話、第20話、第21話、第25話、第29話、第31話
2006年05月14日(日) 10:56:04 Modified by bloodpurasu




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