次回予告

第1話「ファーストキス」 <小夜>
沖縄色の空と、アメリカ色の空。二つの空を持つ街、コザ。平和な日常、変わらない明日、それが私、音無小夜の全てだった。けれど、終わりは突然訪れる。チェロの奏でる旋律と共に……。
BLOOD+ 第1話「ファーストキス」。音無小夜の今が始まる……
第2話「魔法の言葉」 <小夜>
小夜、戦って。あの人はそう呟いた。彼の口付けと共に、流れ込み熱い血が、私を戦いの中へと躍らせる。私が変わる、変わっていく。手にした刃の重みが私を戦いへと誘(いざな)う。次回、BLOOD+「魔法の言葉」。助けてカイ!
第3話「はじまりの場所」 <ジョージ>
一年前のあの日……、目覚めたばかりのお前は、冷たく重い雨の中に居た。お前の目を見た時、俺は誓ったんだ。お前を娘として育てようってな……。
次回、BLOOD+「はじまりの場所」。お前は、俺の娘だ
第4話「アブない少年」 <カイ>
泣き虫フォレスト。少し前まで、奴は誰からもそう呼ばれていた。軍が合わねぇって理由だけで、好きな女を捨てて故郷に帰る様な奴だ。そんなフォレストに何があったかは分からねぇ。ただ、奴は俺の親父を襲い、小夜を泣かしやがった。
次回、BLOOD+「アブない少年」。もう許さねぇ!
第5話「暗い森の向こうへ」 <デヴィッド>
ジョージ、お前は今、どこに居る。その行方は、米軍基地を経由した事を最後に消えていた。そして小夜は、一つの答えを導き出す、翼手と戦うために。
次回、BLOOD+「暗い森の向こうへ」。これが我々の居る世界だ
第6話「おとうさんの手」 <小夜>
私が望む事……、それは、家族がひとつ屋根の下で暮らして行く事。そんな明日を取り戻すため、私はヤンバルの森へ飛び込んだ、おとうさんを助けるために。でも、待ち受けていたのは、血に飢えた翼手の群れ。戦わなければおとうさんが……
次回、BLOOD+「おとうさんの手」。待ってて、おとうさん!
第7話「私がやらなきゃ」 <ハジ>
戦いの最中、ジョージを失った小夜。残された言葉、「明日のために今日を生きろ」。その言葉を胸に、小夜が再び立ち上がる。小夜戦って、貴方の明日のために。
次回、BLOOD+「私がやらなきゃ」。それが、貴方の望みなら
第8話「ファントム・オブ・ザ・スクール」 <ジュリア>
リセ・ドゥ・サンク・フレシュ。フランス統治時代の修道院を基に建てられた、ベトナムの女学校。小夜は季節外れの転校生として送り込まれる。新しい環境、新しい友人、つかの間の平和。そして小夜に忍びよるファントム。
次回、BLOOD+「ファントム・オブ・ザ・スクール」。ここに何があると言うの?
第9話「それぞれの虹」 <リク>
ベトナムで、小夜姉ちゃんを捜す僕とカイ兄ちゃん。どこを捜せばいいの? 本当に小夜姉ちゃん、見つけられるのかな? 僕もう沖縄に帰りたいよ……。そんな僕達の前に現れたのが、松葉杖をついたムイって名前の女の子だったんだ。
次回、BLOOD+「それぞれの虹」。ごめんムイ、僕、何にも知らなかったから……
第10話「あなたに会いたい」 <ルイス>
なあデヴィッド、来週小夜がリセの研修旅行で、ハノイに行くって聞いてるか? 何でも、戦争博物館を見学するらしいんだ。小夜が、あん時の事を思い出すかもしれないが、ファントムって奴も気になるよなあ。
次回、BLOOD+「あなたに会いたい」。なあ、俺も1個、食べていいか?
第11話「ダンスのあとで」 <ミン>
ねぇ小夜、聞いて聞いて! 明日は年に一度のパーティがあるんだよ。どんなパーティかって? 皆おしゃれなドレスでバッチリ決めてダンスするんだよ。相手? カッコイイ男の子も来るんだって!。でも、私の狙いはもちろん、庭師のファントム!。あっ! 小夜、何で笑うのよ〜。
次回、BLOOD+「ダンスのあとで」。ねぇ、私達、友達だよね?
第12話「白い霧にさそわれて」 <ヴァン>
デルタ67。僕が売り出そうとしているこの製品も、次のステップに来てるっていうのに、ソロモンは全く関心がないようなんだ。本当に困った人だねえ。もう少し、僕の事を見ててくれてもいいと思うんだけど。
次回、BLOOD+「白い霧にさそわれて」。梅味、君も欲しいのかい?
第13話「ジャングル・パラダイス」 <カール>
小夜、君はいつまで偽りの姿のままなのか。僕はこんなにあの日の君を待っているというのに。聞こえるだろう? あの歌が、叫びが、そして銃声が!。さあ、一緒に戻ろう、あの日の君と僕へ。
次回、BLOOD+「ジャングル・パラダイス」。小夜! Let's DANCE(レッツダンス)!
第14話「さいごの日曜日」 <香里>
私の親友は、同じ陸上部の音無小夜って子です。本当はインターハイも狙える記録出せるのに、本番に弱いっていうか、いつも肝心な所でダメっていうか、それにいくら食べても太らない所が羨ましいかなって。でも、今はもう居ません。居ないんです。
次回、BLOOD+「さいごの日曜日」。おかえり、小夜
第15話「おいかけたいの」 <岡村昭宏>
有給使ってベトナムまでわざわざ出向いたってのに、持ち帰れたのが、67年物の怪しげなワインと、ピンボケ写真だけ。ちっ、全く情けねえ。だけどよ、この写真に写ってる小夜って子、30年に親父が撮った写真の子に、似ているな。
次回、BLOOD+「おいかけたいの」。小夜って、何者なんだ……
第16話「シベリアン・エクスプレス」 <小夜>
吹きつける風は冷たく、にび色の空から落ちる白い雪が、私達を出迎える。ここはロシア、冬の大地。私自身が何なのか、何のために戦うのか、それを確かなものにするために、シベリアの大地を西へと走る。
次回、BLOOD+「シベリアン・エクスプレス」。私、もう立ち止まらない
第17話「約束おぼえてる?」 <ハジ>
それは遠い昔の物語。白い雪が吹きすさぶ中、オレンジ色の炎が小夜の寝顔を照らす。小夜は何を夢見るのか、私に出来るのは、その眠りを見守る事。それが小夜に従う者として、至福の時なのだから。
次回、BLOOD+「約束おぼえてる?」。小夜、私は忘れません
第18話「エカテリンブルグの月」 <カイ>
小夜もリクも無事だった。明日には、エカテリンブルグに到着するらしい。けど、デヴィッドの野郎は、強引に俺をテッド探しに連れ出す。なのにやらされたのは、細切れになった手紙の復元や、乗って来た車の見張りだけ。こいついつまでも俺をガキ扱いしやがって。
次回、BLOOD+「エカテリンブルグの月」。いい加減、俺を認めやがれ!
第19話「折れたココロ」 <エリザベータ(アンシェル)>
小夜、アナタは何故戦うの? アナタが戦うのはあなたの意思? それとも命じられてるから? アナタ自身が何であるかも知らずに戦っている現実、 それは本当にアナタのための戦いなのかしら? 私がそれを教えてあげる。
次回、BLOOD+「折れたココロ」。血に従い、そして行きなさい、アナタの誕生の地に
第20話「シュヴァリエ」 <ソロモン、アンシェル>
ソロモン「兄さん、僕は小夜とワルツを踊りました。よく分からないんですが、心惹かれるモノを感じました。けれど兄さん、兄さんは彼女を殺す事に決めたんですね。僕達が、1つの血を、5つの体で分かち合うデーヴァのシュヴァリエだから……。次回、BLOOD+」
アンシェル「『シュヴァリエ』。全てはデーヴァのために」
第21話「すっぱいブドウ」 <モーゼス>
月を見るたび思い出す。僕達の命に、限りがあるという事に。朝の光を恐れ、体に刻まれる死の印に怯え、冷たい宵の闇に震える。その呪縛を断ち切るために、僕達は、火と氷の国から抜け出したんだ。生きる事、それを得るために……。
次回、BLOOD+「すっぱいブドウ」。小夜、お前は僕達が殺す
第22話「動物園」 <小夜、ハジ>
ハジ「小夜……アナタの全てはココからはじまった……。そして全てを知るために……アナタはココまで来た。この門を開くのはアナタの意志……そして私は……それに従います」
小夜「ハジ……私、もう逃げない。だから、一緒にこの門を開けて。次回、BLOOD+」
小夜・ハジ「動物園」
小夜「ハジ……私全部思い出したよ」
第23話「ふたりのシュヴァリエ」 <ソロモン、ハジ>
ソロモン「残念ですが、兄さんがアナタを殺そうとしています。でも、僕はアナタを死なせたくない。アナタが、僕達と共に歩む事を望めば……兄さんきっと分かってくれるはずです。アナタが苦しむ事なんて何一つないんです。だから……僕と一緒に…… 次回、BLOOD+『ふたりのシュヴァリエ』」
ハジ「小夜! 行くな!」
第24話「軽やかなる歌声」 <小夜、ディーヴァ>
小夜「蘇る過去……蘇る記憶……。響き渡る歌声と、響き渡る叫び……。散り行くバラと咲き誇る炎……。繰り返される惨劇が、私の心と意識を揺さぶる……。そして目の前に立つあの姿……あれがディーヴァ……私の妹……。次回、BLOOD+『軽やかなる歌声』」
ディーヴァ「いらっしゃい姉様、うふふふふ」
第25話「赤い盾」 <ジョエル>
ゴルドシュミットの家督を継ぐ者は、ジョエルの名と赤い盾の長官としての役目を引き継ぐ。ただ、僕は家督を継いだつもりは無い。ジョエルの中にわずかに残っていた、良心と責任を引き継いだだけなんだ。
次回、BLOOD+「赤い盾」。デヴィッド、僕は君を信じてる
第26話「サヤに従うもの」 <リク、カイ>
リク「ねえ、僕どうなっちゃうのかなあ? いっつも小夜姉ちゃんの事が気になるんだ。それに、お腹もすかないし、夜になっても眠れない。ただ時々、凄く喉が乾いて……でも水を飲んでも全然ダメなんだ。ねえ兄ちゃん、どうしてかなあ?」
カイ「次回、BLOOD+『サヤに従うもの』」
リク「カイ兄ちゃんって……、温かいね」
第27話「パリジュテーム」 <イレーヌ>
太陽の光が届かない場所、キルべド。いつからそこにいたのか分からない……。覚えているのは……拘束具の感触と、この世に関する知識と、翼手と戦う技だけ……。そして私達は……立ちあがった……明日を求めて……
次回、BLOOD+「パリジュテーム」。カイ……ありがとう……
第28話「限りあるもの」 <真央、岡村>
真央「カイを求めて三千里。沖縄からパリまでやってきて、しみったれた中年男とカイを探し続けてきた私。でも、やっと! やっと会えるのね! カイ!」
岡村「お、おい! 寝ぼけて抱きつくなって! それにな、俺はまだ中年じゃねえぞ」
真央「うっさわねおっさん」
岡村「おっさんじゃねえって!」
真央「次回、BLOOD+『限りあるもの』。カイ! 何があったわけ?」
第29話「呪われた血」 <ハジ>
私が好きなのは、夜の町でした。人々が寝静まった町を、夜通し歩くのです。休まず、1人で……。そこにアナタの声が聞こえなくても、姿が見えなくとも、不思議と、アナタを感じる事が出来たのです。
次回、BLOOD+「呪われた血」。アナタのシュヴァリエは、いつもそばに居ます。それを忘れないで
第30話「ジョエルの日記」 <ジョエル>
この中には、ジョエルの名を受け継いだ者の意志と、ボルドーに動物園が作られた時からの、ジョエルの記憶がつづられている。翼手との血塗られた戦いの記憶と一緒に……。
次回、BLOOD+「ジョエルの日記」。僕で全てを終わらせるために、僕はジョエルの名を継いだんだ
第31話「壊れゆく盾」 <コリンズ>
人を越え、自然界がもたらした新たな種の可能性がある翼手を、一部の人間のエゴのために滅ぼすことが果たして許されることなのか。そうした自然の摂理を壊す盾こそが悪だとは思わないかね?
次回、BLOOD+「壊れゆく盾」。もうじき赤い盾は崩壊する。翼手達の総攻撃を受けてね
第32話「ボーイ・ミーツ・ガール」 <リク、ディーヴァ、カイ>
リク「僕たちの前に現れたディーヴァ。僕は、小夜姉ちゃんのシュヴァリエなんだ。僕がやらなきゃ、僕が頑張らなきゃいけないのに……」
ディーヴァ「ふふ、やっと会えた」
リク「次回、BLOOD+『ボーイ・ミーツ・ガール』」
カイ「リクゥゥゥ!!」
第33話「信じるチカラ」 <カイ>
小夜とディーヴァは暗い海の中へと消えていった。そして1年、俺達の傷が癒えようとも無くしたものが戻ってくることはなかった。赤い盾は崩壊し、霧深いロンドンに翼手の影が暗躍しはじめていた。俺は今日も翼手の姿を追いつづける、小夜が戻ってくることを信じて……。
次回、BLOOD+「信じるチカラ」。小夜、どこにいるんだよ
第34話「俺たちのいる世界」 <デヴィッド、カイ>
デヴィッド「小夜は帰ってきた。研ぎ澄まされた刃の様になって、翼手と再び戦うために。そして、戦う意志のある者は、彼女と再び歩み始める。だが俺はどうだ、俺の手にあるのは戦うための武器ではなく、現実に背を向けるための酒だけだった……。次回、BLOOD+『俺たちのいる世界』」
カイ「なあジョエル、俺はどこに行けばいい?」
第35話「希望のない明日」 <ルルゥ>
あたいたちどうなっちゃうんだろう。せっかく小夜があたいたちの前に現れたってのに、モーゼスは挨拶しようともしないし、遊びに行こうと思っても、カルマンは小夜に近付くなって言うし、ダーズもグドリフも、ソーンが表れて大変なのは分かるけど、このままじゃあたい、悲しくなっちゃうよ……。
次回、BLOOD+「希望のない明日」。あたいも、思い出ってのになれるかな……。
第36話「すれちがう想い」 <ネイサン>
あの歌声は奇跡の歌声。私達の芸術を、出来るだけ多くの人間たちに聞かせてあげたい、それが私の夢。ジェイムズ、あなたもそう思うでしょ? だから、邪魔する小夜を貴方の手で消してくれないかしら。私が素敵なステージを用意してあげる!
次回、BLOOD+「すれちがう想い」。さあ、ステージの幕開けよ!!
第37話「狂おしいまでに」 <カール>
小夜! 今宵十六夜の輝きの中、ラストダンスを踊ろうじゃないか! 全てを失った僕に残されたのは、君へのこの想いだけ。もう誰にも止められない止まらないんだ! そしてこの想い、キミに届け! Let's DANCE(レッツダンス)!!
次回、BLOOD+「狂おしいまでに」。さぁ行こう! 二人だけの世界へ!!
第38話「決戦の島」 <ジェイムズ>
この世に敵と呼べるものがあるとするならば、それは小夜。貴様とそれに組みする者達。愛するディーヴァにあだなす者達を、我が力を持って排除する。我々翼手の世界が広がることを、なんぴとたりとも止められはしないのだ。
次回、BLOOD+「決戦の島」。我が命、ディーヴァのために。
第39話「魔法の言葉をもう一度」 <カイ>
俺さあ、全部終わったら沖縄に帰るよ、親父の後を継ぐんだ。真っ黒に日焼けして、雨が降ったら昼寝して、歌って踊って、今日を一生懸命生きるんだ。なあ小夜、俺たちの居る場所はやっぱりあそこなんだ。沖縄があるからどこに居ても平気でいられるんだよな。
 次回、BLOOD+「魔法の言葉をもう一度」。一緒に帰ろうぜ。
2006年07月02日(日) 10:22:27 Modified by bloodpurasu




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