このサイトは、アドヴィックス常呂カーリングホールで行われる大会・イベントや常呂倶楽部リーグ戦の模様を伝えていきます。

 常呂町におけるカーリングは、北海道とカナダ・アルバータ州の姉妹提携を縁に行われた「カーリング講習会」により導入され、昭和55年(1980年)1月にビールのミニ樽を利用した手作りのストーンにより、その歴史が始まりました。新しもの好きの町民は、翌月には協会を組織し、スケートリンクの片すみでプロパンガスボンベを利用した鉄球を作るなど活動と普及に乗り出しました。 
 昭和56年(1981年)2月に、元世界チャンピオンでカナダ・アルバータ州在住のウォーリー・ウースリアク氏による指導者講習会を開催し、屋外のスケートリンクの一角に2面のリンクを造成し、本格的な普及を始めるとともに第1回NHK杯カーリング大会を14チームの参加により開催しました。
     

 昭和58年の常呂町開基100年を記念し、百年広場が造られるとそこをメインに4シートの屋外リンクを造成し、NHK杯の開催時はさらに6シートの特設リンクを駐車場に造成して大会を開催しました。
         

 昭和62年(1987年)には、「はまなす国体デモンストレーション行事」として「カーリング競技」が常呂町で開催されることが決まり、その施設として国内初の「屋内カーリング専用リンク」の建設が着工され、翌63年(1988年)1月に5シートの「常呂町カーリングホール」が完成、平成元年(1989年)2月に全道から男子32チーム、女子12チームが参加して国体が開催されました。
               

 カーリングホール完成後は、競技力も向上し、
常呂町の選手が多くの国際大会に出場するようになり、北海道大会、全日本大会が開催されるとともにパシフィック選手権などの国際大会も開催されました。


 平成2年(1990年)から、小学校において冬の体育の授業でカーリングが取り入れられ、現在では中学校・高等学校の常呂自治区内のすべての学校において行われています。また、市内の小中学校や道内の高等学校においても体験研修にカーリングホールが利用されています。
 
 常呂カーリング倶楽部(旧常呂カーリング協会)には、毎年、中学生から70歳代のお年寄りまで、約40チーム200人が競技登録を行い、11月から3月までのシーズン中、夜毎カーリングを楽しんでいます。このカーリングホールは、年齢、職種を超えた老若男女が集い、情報交換や社交場として利用されています。
 
 このような活動は、オリンピック選手の輩出に結びつき、平成10年(1998年)の長野冬季オリンピックには、5名(男子3名、女子2名)、平成14年(2002年)のアメリカ・ソルトレークシティーオリンピックには、4名(女子)、さらには平成18年(2006年)のイタリア・トリノオリンピックには「チーム青森」に所属した3名(女子)が日本代表選手として常呂町から誕生しました。

          

 平成17年(2005年)4月には、映画「シムソンズ」制作の打診があり、旧常呂町は全面的にバックアップすることを約束し、同年10月から12月にかけてカーリングホールを中心に町民の多くがエキストラやボランティアで協力する中、常呂町において完全ロケが行われました。


 この映画は、平成18年(2007年)2月に公開され、トリノオリンピックの日本女子チームの活躍とともにカーリングの認知度を高めるとともに「カーリングのまち、常呂」を全国に紹介しました。
 同年3月、常呂町は北見市・端野町・留辺蘂町と合併し、新北見市において「北見市常呂町カーリングホール」として引き継がれました。また、平成19年(2007年)4月から指定管理者制度により、特定非営利活動法人常呂カーリング倶楽部が管理・運営に携わることになりました。

 平成25年、日本初のカーリングホールはその使命を終え、通年型の6シートを備える新たなカーリングホールに生まれ変わりました。新カーリングホールは、ネーミングライツ・パートナーを得て、「アドヴィックス常呂カーリングホール」の名称で平成25年11月に開館しました。
 

コンテンツ

大会&イベント情報

イベントカレンダー 公式大会
    • 2024アドヴィックスカップ
   8月22日〜25日
    • 第15回全日本大学対抗カーリング選手権大会
   9月12日〜15日
    • 第45回NHK杯カーリング選手権大会
    • 第39回オホーツクブロックカーリング選手権大会
    • 第33回オホーツクブロックジュニアカーリング選]]
   11月25日〜26日

メンバーのみ編集できます