ゲームの作り方。フリーゲームや販売ゲームを作りたい人に向けて、開発方法や無料ゲーム素材屋リンク集など。

ゲームの制作に行き詰まった場合。まあ、一番大切なのは諦めない事だ。

最初から全く手が付かない

技術はある場合

まずは制作する理由を明確にしてください。
次に時間を確保してください。そして常にゲーム制作の事だけを考えるようにしてください。学校の授業やバイト先の仕事は手を抜きます。
ゲームを作るという意思に欠ける場合には、ゲームが完成する事はあり得ないので、制作は諦めてください。

技術がない場合

ゲーム制作ツールをダウンロードし、サンプルゲームなどに手を加えて楽しんでください。

ゲームの制作目的を再確認してください。目的が無いと何事もうまくゆきません。

物語が全く書けない(物語重視ゲーム)

物語を作る技量がない

まずは物語を完成させる技量を身に付けてください。
物語の完成はゲーム制作技術とは関連性が低いので、物語だけを公開する状況でも成立します。
重要な話をします。ゲーム制作には興味が無く、小説家やシナリオライター志望という人も、この日本にはたくさんいます。
しかし、ほとんどの人は、物語を完成させる事なんてできません。これをまず知ってください。
まずはゲームに関係なくてもいいので短編の物語(ショートストーリー)を完成させてください。
完成というのが大きなポイントです。壮大な長編で、出だしだけの物語なんて必要ありません。
物語が完成したら、試しに制作した物語をゲーム化してもいいし、ゲームのために新たに物語を作ってください。

物語を作る技量はある

まず、本当に物語を作る技量があるのかを確認してください。
それまでにショートストーリーのような短編物語を完成させた事はありますか?
ないならば、物語を作る技量はないわけで、この項目ではなく別の所を読んでください。
物語を作ろうとするのではなく、漫画やアニメを見たり、ストーリー性のあるゲームをプレイしてみてください。
ネタが補充されたり意欲が湧く事があります。

まずは500〜1000字程度の物語概要(プロット)を作ってください。プロットには結末まで含みます。プロットを作れない人はゲーム制作を諦めるか、シナリオは他の人に委託しましょう。

最初の冒険・章・ステージくらいは制作できたが、次から手が付かない。

物語の全般の粗筋(ゲーム全体のステージ構成)が決まっている

恐らく、味方、敵、アイテムなどのパラメーター設定や、マップ作成が面倒なのでしょう。
いっその事、最初の冒険くらいの物語を後1つだけ作ってエンディングというゲームにしてください。
もちろん、「第一章完結。二章は後日作成」なんて宣言をしても、まず続きは作れないので、本当に完結してしまうのです。
要するに、元の物語が長過ぎたのです。

ゲームとして作った所までのみ物語(ステージ構成)が決まっている

既にゲームを作れる事は把握したわけで、物語やステージ構成の完成を急いでください。

物語重視ゲームならば、最初の冒険を実現の時点でエンディングまでの粗筋は決めておいてください。

相当に開発は進んだが止まってしまった

ポジティブ系

・制作中のゲームのライバルを設定してください。「このゲーム・物語に勝つために制作を開始したんだ」という目的の再確認となります。
・毎日、1イベントやシナリオ1行でもいいので作ってください。
・ゲームを起動し、音楽を聴くだけでもいいので実施してください。
・香りを活用してください。
・サウンドを活用してください。……好きなゲームミュージックを聴きながら
・ドリンクを活用してください。……コーヒー、ハーブティー
・ドラッグを活用してください。……ビタミン剤、栄養ドリンク
・お金を使って気分転換してください。……旅行、ハイキング、観戦、遊園地、グルメ

ネガティブ系

・ゲームを一気に縮小してください。例えば全10章のつもりで5章まで終わったのならば、6章で完結させてください。
・お金を使って続きを他人にやらせてください。お金が無いならバイトでもしてください。バイト先が無いなら、親の手伝いとかで小遣いを貰ってください。

破綻処理

・元々、実力が無いのだと諦めてください。完成させている人の凄さを思い知ってください。
・ゲーム作りを諦められないのならば、既に完成させた処理を活かしつつ、相当に規模の小さいゲームを作ってください。
 例えば、壮大なRPGの中で、サブゲームとしてパズルゲームや調合のシステムだけはできているとします。その場合、パズルゲームや調合のシステムだけを使って1つのゲームを完成させてしまうのです。

物語はバッチリ作ったが、ゲームが作れない

・小説サイトでも開設して人気者になってください。
・素材はシッカリ用意し、他の人にシステム周りを依頼してください。

企画はバッチリ作ったが、ゲームが作れない

・企画が完璧に作れてもゲーム作りの作業は1%くらいしか進んでいません。
・企画がバッチリだからこそ、難しいとか面倒という理由でゲームが作れないのです。企画を削ってでも、最初のステージくらいは作ってください。
・物語重視作品の場合には、次に物語をバッチリ作ってください。

まずバッチリにすべきは企画ではなく物語。余計な企画はむしろゲーム制作を阻害する。

キャラクターが全く作れない(イラストではなく人物設定)

・身近に実在する人物をモデルにしてください。
・自分の理想をモデルにしてください。
・ドラえもんの、のび太、静香、武、スネ夫、出来杉、ジャイ子、ドラミをモデルにして性格付けをしてください。もちろん、名前はオリジナルで。ドラえもんはあくまで一例なので、好みに応じて、ルパン三世でもこち亀でもセーラームーンでも。
・長所ばかりではなく、欠点を設定してください。
・アバター、モンタージュ、福笑いのようなシステムで、容姿をまず作ってください。
・人物素材や顔グラ素材のサイトを周り、お気に入りを見つけ、その様相から性格を作ってください。

制作のパートナーが見つからない

まず、仕事あります掲示板や自分のサイトで人材を募集しても、多くの場合に反応はありません。こちらから声を掛けるのが本筋です。
相手がホームページやブログを運営して更新もあるのに、壊滅的にアクセスの無い運営者が狙い目です。絵描きさんの場合、PIXVに登録していないならば完璧です。
(管理人の実話ですが、1日の訪問者が当Wiki管理人くらいしかいないサイト運営者の人に声を掛けたら、実にいい作品を幾つも作ってくださいました。)

お金は掛けたくない

・無償の仕事をしますと宣言している人にアクセスしてください。ただし、「できれば有償」と書いている人は、それなりの実力があるはずで、他から有償が来ると途端に冷たくなるので注意。
・イラストが欲しいならば、最低水準を満たす程度の技量の人(ちょっと下手な人)を見つけてください。ただし、更新は頻繁で、時間のありそうな人です。間違っても上手いイラストを描く人に声を掛けてはいけません。
・音楽が欲しいならば、色々な人に少しずつ依頼しましょう。ただ、ゲーム制作において全曲オリジナル音楽にする利点は極めて小さいです。
・プログラマーと友達になりましょう。ただし、すぐに実現するとも思えないし、友達になれる事は確定要素ではありません。もちろん、更に作業を引き受けてくれるとなると……。お金を掛けたくないという精神を見直すべきでしょうか。
・シナリオライターならば、仕事募集の宣言が無くても、小説サイト運営者に頼めば実現するかも知れません。
・ボイスならば、仕事を希望している人がたくさんいます。こちらから声を掛ければ容易に見つかる事でしょう。

お金は掛けてもいい

・お金があるあなた! パートナーが集まり、あなたのできる分野の腕次第で、いいゲームができそうです。
・お金が無いならばアルバイト(親の手伝い)でもしてください。なんと、金策がゲーム制作の進行を促進するのです。ゲーム業界でも、開発が進行する根源はもちろんお金です。

お金を掛けると意外な効果が発生する。完成させないと損だと認識しやすく、完成に対して支援となる。結果的に完成率が向上。
教訓:開発ツールは無料でいいが、開発にお金を掛けると完成率が急上昇。

以上では相手が見つからなさそう

一人で作れるようになってください。

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