「ウルトラマンG：第8話本編」より

昆虫怪獣
マジャバ

【INDEX】

・データ ・プロフィール ・ストーリー ・小ネタ ・アイテム

◆Data

呼称：	マジャバ【MAJABA】
登場作品：	ウルトラマンG(1990) 第8話『姿なき復讐 ―昆虫の叫び―』
別名：	昆虫怪獣
身長：	78m
体重：	7万5千t
出身地：	ジョンソン農場
分類：	地球怪獣、
共演怪獣：	ウルトラマングレート

◇演：
◇デザイン：吉田穣

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◆Profile

ジョンソン農場で密造されていた強毒性農薬「オルガノPCB」の影響で突然変異を起こしたイナゴが怪獣化したもの。
オルガノPCBの毒成分を栄養にして、脱皮を繰り返しながら巨大化していった。
両手の大鎌と口から吐く毒ガスが武器。ハマーでも追いつけない程の猛スピードで空を飛びながら、飛行機や自動車を襲撃する。
本来イナゴは草食性だが、これも突然変異の影響かチャールズによれば食性も肉食になっているとのこと。

雄と雌の2匹が出現しており、雄はハマーのミサイル攻撃によって撃墜。
雌は巣でタマゴを守っていたところに、UMAの攻撃を受け、ウルトラマングレートと対戦。
グレートを苦しめたが、ハマーから発射されたオルガノPCBの中和剤を浴びて倒れた後、グレートのディスクレーザーでタマゴ共々消滅した。


◆サンドマン
演：ピーター・タン（声：神山卓三）

ジョンソン農場で働く太っちょの農夫。人と会話をするのが苦手で、精神疾患による入院歴があることが示唆されている。
雇い主のジョンソンからはぞんざいな扱いを受けているため自己肯定感が低いが、実際はかなりの行動力の持ち主。
調査に来たジーンにマジャバがセスナを襲う絵を描いた紙を渡し、UMAの面々が再調査に訪れた際にもおびえながら彼らに協力。
マジャバの巣を発見した際には隙を見計らって単身巣に乗り込んでマジャバの卵をたたき割るなど奮戦した。
事件解決後はUMA基地にも招待されており、その勇気を大いに称賛されている。

◆ジョンソン
演：ドン・バーガー（声：今西正男）

ジョンソン農場の農場主で、今回の事件の元凶。広大な農地で効率よく農作をするため、禁制品であるオルガノPCBを密造していた。
オルガノPCBの密造が外部に漏れるのを嫌ってか、マジャバの襲撃で墜落したセスナを間に合わないといって見捨てたり、
UMAの聞き取り調査にも知らぬ存ぜぬでシラを切ろうとしたうえ、再調査にきたUMAに対してライフルを発砲して追い払おうとした。
サンドマンにライフルを渡して自身はトラックで逃走。その後の行方は残念ながら不明となっている。

◆Story

広大な敷地のジョンソン農場で、何者かによって農薬散布中のセスナ機が墜落させられる事件が発生した。調査におもむいたUMAだが、農場主のジョンソンはどうもUMAを遠ざけたい様子であった。一方、ジーンは会話が苦手な農夫のサンドマンから巨大な「昆虫」がセスナを襲うイラストを手渡され、UMAでも農場に秘密があると判断。調査に出かける。ハマーの中でウルトラマングレートがジャックに語りかける。「大地の悲鳴が聞こえるか」「敵は大地に死をもたらそうとしている……！」

◆Trivia

• 吉田譲による元デザインは成田亨の画集にあったドラコの最初のデザインそっくりであった。

• この回よりタイトルが『新ウルトラマンG 必殺！怪獣大決戦』に変更されている。だがゴーデスとの戦いが終わったのは本作ではなく前回（7話のガゼボ戦）である。

• 島本和彦の漫画版『ウルトラマンG』では幼体が仮面ライダー風の顔にされているお遊びがある。

◆Item

• バンダイ グレートモンスターシリーズ マジャバ
• バンダイ ウルトラ怪獣シリーズ マジャバ

写真
「■■■：▲▲▲▲▲」より

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