ムジカ・ノヴァ

◆【ここは『ムジカ・ノヴァ』を愛する者が集い、読み、書き加えるページです。】

( 1984.08.26 放映　第18話「 Wonderland (ワンダーランド)」/Robotech版 55. “ Dana in Wonderland ”より。）

★本編第23話「ジェネシス」。撃たれたムジエに気付いて振り向く。

（「超時空騎団サザンクロスII・スター・ダスト」ANL1031・LPレコードジャケットより）

《ムジカ・ノヴァ》【Musica-Nova】　

《ムジエ/Musiere》【海外版：Allegra-Nova】
★本編第20話「デイドリーム」。ムジカが出奔した為に『不完全者収容施設』に入れられたことで、感情を露わにする「ムゼル」をたしなめる。

《ムゼル/Muselle》【海外版：Octavia-Nova】
★本編第23話「ジェネシス」。臨終を看取るムジカの頬を撫でながら。

本編22話「カタストロフ」（ Robotech版での　Episode 58. "The Final Nightmare".)

ご注意：他人の著作物を引用する場合は、このように引用元の明記をお願い致します。(...【ウィキの書き方】より抜粋）　

シャンタール・デージピセル器楽奏者

ムジカ・ノヴァ

【INDEX】

ムジカ・ノヴァデータ
ムジカ・ノヴァプロフィール
ムジカ・ノヴァストーリー
ムジカ・ノヴァウンチク
ムジカ・ノヴァアイテム
ムジカ・ノヴァ音楽
ムジカ・ノヴァメモリー

◆【ムジカ・ノヴァデータ】　　

◇呼称：ムジカ・ノヴァ　【Musica-Nova】　（「ムジカ・ノーヴァ」とも）　
◇登場作品：超時空騎団サザンクロス(1984)
◇通称：ムジカ　（海外版では「ミュシカ」とも発音。）
★Pacifier ：Musica/Musie/Musel (eng. Musica/Allegra/Octavia)
Pacifier ⇒　なだめる人［物］, 鎮定［平定］する人, 調停［仲裁］者
◇身長：？cm　（地球人類よりは平均して長身である）　　　
◇血液型：？
◇体重：？kg
◇年齢：人類で云う17歳相当
◇階級：バッキ人（貴族階級）シャンタール（音楽奏者＆歌手）
◇他共演：ムジエ・ノヴァ、ムゼル・ノヴァ、サイフリート・ヴァイス、ボゥイ・エマーソン
◇主な搭乗機：民間人の為無し。但しゾル艦内のホバーカートは上手に操縦していた。（18-19話）
◇声優：日髙のり子
◇注記：ムジエ・ノヴァは海外版では【Allegra-Nova】、ムゼル・ノヴァは同【Octavia-Nova】

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◆【ムジカ・ノヴァプロフィール】　　

★ゾル人は市民階級以上の者は全てが三位一体（人工的な「一卵性三生児」）の姿で生活する。

彼女は生粋のゾル人で、バッキ人（びと）（貴族クラスの市民階級）のシャンタール（音楽家の意味→ラテン語の「歌い手」から）であり、ゾル人の人格分担である「情報・判断・行動」のうち、情報を担当する。
ムジカは、判断・行動を担当するムジエ、ムゼルと共に『３人で１個人』として行動する。
なお、本編をみる限り、姉妹間でも完全に対等な関係ではなく、ムジカは他の二姉妹から妹分的な扱いを受けている。
海外ロボテック版ではオリジナル三姉妹のオリジナル「ムジカ」が欠損（死亡）したために、新たに製造されたクローンであるとして、ムジエ・ムゼルとの力関係の差の整合性をつけていた。
ムジカは「日髙のりこ」の声優デビュー作である。

（海外版での「Comico」社漫画版の描き下ろしポスターより））

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◆【ムジカ・ノヴァストーリー】　　

★第７話「ラビリンス」に於いて第15分隊のゾル艦侵入の際にボウイと出会い、当初は音楽家同士として、次第に男女の恋愛感情の相手として意識し、ゾル人の間に定められていた禁忌を犯してしまう。
第14話「Iron Lady(アイアンレディー」に於いて、協同生活者として上層部が決めた、バイオロイド士官『ファイド/ファイダ/ファイズ；eng．Bioroid Pilot；Faido/Faida/Faizu 』を拒否した為に、科学技術官「Vieda(ヴィーダ), Viera(ヴィーラ),Viea(ヴィーア：女性体)」に厳しく叱責され、失神してしまう。
最終的に、ゾルの人々を裏切る形でムジカが出奔したことで第２０話「デイドリーム」に於いて、ムジエ、ムゼルは不完全者の収容施設に入れられることになってしまい、更に最終話でムジエを失ってしまったことで、ムジカは思い悩むことになった。

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◆【ムジカ・ノヴァウンチク】　　

　　
★「マクロスII」の「イシュタル」でも踏襲された、歌姫が『敵にも文化があることを知って周囲の反対を押し切って敵軍の元へ向かい、両者の架け橋となる』王道パターンの先駆を作ったともいえる。

★三位一体は、日常生活では単に一卵性三生児以上の意味を持たないが、人生の重大決断などでは「情報・判断・行動」の役割をそれぞれが分担し、慎重に決定をするとのこと。
（チーフ・ディレクターの長谷川康雄氏の言）

★海外ではその異民族的エキセントリックさからファンも多く、サザンクロス関連のファンアートのページには必ず1枚は彼女の絵ある。また「ムジカ・ノヴァ」と他の姉姉妹だけにスポットを当てた【Musica Shrine】なるページもあり、彼女等の画像や歌詞や旋律の多くも、こちらのファンページに収録されている。
※2008年10月31日、「リーマン・ショック」に伴うAOL廃業により、残念ながら永久閉鎖されました。

現実世界の一卵性三生児の例。

エリカ、ニコル、ジャクリン・ダーム
（Erica, Nicole and Jaclyn Dahm)

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◆【ムジカ・ノヴァアイテム】　　　

【ガレージキット】

★調査中

◆【ムジカ・ノヴァ音楽】　　　　

１：　『MUSICA』
- （歌: 日高のり子、作詞: 竜の子プロ文芸部、作曲: 檀雄司、編曲: 檀雄司）
- ムジカのハープ状楽器「デージピセル」の伴奏と共に唄われる即興の望郷歌。

２：　『いのちのはな・生命の花/（乙女達）』
- （歌: 日高のり子、作詞: 竜の子プロ文芸部、作曲: 檀雄司、編曲: 檀雄司）
- ゾルの民族歌。
- なお、本編２０話～最終話まで通して流れたこの歌「生命の花」だけは、これまでのどのサウンドトラックにも未収録であり、何らかの形での再収録が望まれるところである。
- メロディのみはサントラの「２０. ソルズ・トラディション」(Zor's Tradition )にて伺い知ることが出来る。

その貴重性にかんがみ、下記に歌詞や実際の演奏を記す。なお、海外版は曲そのものが差し替えられている｡
海外ファンの間でも、日本語のオリジナルの曲の方が良い出来との評価があることを付け加えておく。

【生命の花】（日本語版/ニコニコ動画）	http://www.nicovideo.jp/watch/1226291964
【The Flower Of Life】（英語版）	http://jp.youtube.com/watch?v=OEvrgABj8rA
【Flira of livra】（スペイン語版）	http://jp.youtube.com/watch?v=iVFyBF39zYA

※英語版の演奏は、その筋では有名なjoany Hary氏によるもの。

英語版歌詞へのリンク
http://members.aol.com/VFNghtmare/FoLlyrics.html

望郷～命の乙女（花弁）ら【完全版】
作詞：詠み人しらず。一説「クレア・チュール」
作曲：不明（古代歌）
遙か時の彼方～　咲き誇る乙女らよ～♪
畏れよ～その～　青き智恵（ちえ）の術（すべ）を～
大地つくりしものよ　　星降る夜の乙女～
称えよその～　命～♪　永久（とわに）～老若（ろうにゃく）～ ♪
♪～闇より　出でし者よ～　♪～光の花となりて～♪
導けよ～至福の地へ～ ♪
歌え今♪～　命～♪　一つの～源～♪
♪：ヴィブラート　/　～：詠唱部

（1987年出版Donning Companyの“ Artbook - Robotech Art 2 ”扉絵「Ms.Colleen Doran」氏の作品より）

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◆【ムジカ・ノヴァメモリー】　　

●ムジカ関連についての脚本、演出、音楽は比較的良好なのに対して、特に表情などの作画が悪く、本編でキャラクターを活かしきれていないと感じる。もし、リメイクの機会があるなら、キャラクターデザイン含め、これらの問題点を検討願いたい。

●似たような展開は超時空要塞マクロスII(1992)のイシュタルにも見られたが、敵側の侵攻理由に必然性や説得力があり、内容としては、本作品に分があるように思える。

●三人娘の配置も、敵方も、ボウイとムジカのロマンスも設定は面白そうなのに見せ方が悪かった。　版権の問題は本当に痛い。おかげで誰もリメイクに手を付けなくなった。●

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【関連項目】

・ボゥイ・エマーソン	・サイフリート・ヴァイス
・コズミック・ハープ	・アズシャール級・母艦
・サイフリート・ヴァイス	・チャ・チャ
・ヴァリヴェール恒星系	・プロトカルチャー (資源)
・インビッド	・バイオロイド