多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

紀神

ゴシップの神

一応は古き神、エーラマーン。検閲する神
彼は仲間はずれにされる事が多く、よく落ち込んでいるという。
この事から、「エーラマーンみたいな顔するなって」という慰めの言葉や、
「あいつ、エーラマーンになってるぞ」という喩えが生まれた。

性質

エーラマーンのゴシップなんてもんを論述証明できたとしたら、
そいつは大魔術師なんてもんじゃない。
そいつは【噂】の【紀】を突破して、【超論理】たる【紀】に到達したんだ。
それは既に紀人・・・・・・新しき神だよ。

エーラマーンの創造説

エーラマーンはありもしない世界の噂話を捏造しまくった。
どんなホラ話であっても、信じるものにとっては真実だ。
塵理論的な見地からいって、十分なデータの揃った世界はもはや「存在する」。
そういうわけで生まれたのがこの世界だ。

この説によればエーラマーンは「ゆらぎ」そのものであり、
古き神たちはみな、もともとはエーラマーンの写像だったとされる

つまりこういうことだ。

F:エーラマーン→古き神

であると同時にF=エーラマーン

すなわち

エーラマーン:エーラマーン→古き神

つまりエーラマーンをエーラマーンに代入することによって古き神を生じると

しかも〈写像〉の説の一つによると、〈写像〉が正確に作られているならば

エーラマーン:エーラマーン→古き神=エーラマーン

ですらある。
この多重構造こそ永劫線の源だとか言っている人もいるけれど信憑性は低い

姿

多くの翼を持つ姿で描かれる。
しかし、定まった姿を持たないとも言われており、その実態は謎に満ちている。

行い

虚言の王とシプトツェルムの調伏

虚実の権化【虚言の王】も真実の伝達者【シプトツェルム】も、
ゴシップの神エーラマーンには敵うべくも無い。
真実か虚実か確定しない【噂】とは、【紀なる情報】そのものであるからだ。
嘘と知らずに嘘を言うもの、嘘だと思いつつ真実を話すもの、偽証が偽証にならず、証明すれども証明できない。それが紀神の【噂】なのだ。
エーラマーンによってその存在範囲を極端に狭められ、
虚言の王は矮小な存在に落ちぶれ、シプトツェルムは一地方のみに存在する
限定的ネットワークと化した。

虚言の王とシプトツェルムが対峙した或る時、噂神エーラマーンが徐(おもむろ)に中に割って入り、
双方の語る言葉に対して、其の言葉に関する噂を喋り始めた。
噂は真実を曖昧に、虚実を鮮明に。
或いは逆(さかしま)に。
膨大な紀述は言語なる虚言の王を、情報たるシプトツェルムを調伏した。

「エーラマーンが割って入った」というのは勿論比喩である。
実際に割って入るのは彼/彼女の知り合いの知り合いだったり、
友達の友達の友達の恋人の親戚だったり、
彼/彼女の存在そのものが噂でしかないからである。

祭儀神

祭儀神エーラマーン

あるいは、エラマン。 エアルマンとも。

固有文化が文化圏から外へ伝播する際、その媒介となる要素のモデルをミームと言う。
古代の神学者たちはこのミームを神になぞらえてエーラマーンと名づけた。エーラマーンという文字列はミームのアナグラムが変化したものである。
その性質から、神というよりは妖精小鬼?などといった俗界に隠れ潜む霊的な存在として捉えられることも多い。
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