多人数で神話を創る試み『ゆらぎの神話』の、徹底した用語解説を主眼に置いて作成します。蒐集に於いて一番えげつないサイトです。

レストロオセの四十四騎士のひとり。魔獣使い。
オーデン・ヌベル著『悪魔の図鑑』によると爵位は大公。悪魔師団、一万以上とも二万以上とも囁かれる大群団を率いる異獣大公として有名。
暴君ビシャマルの愛妾として後宮に侍るが、呪祖レストロオセの虜となり、ビシャマル暗殺の手引きをした。
外の皮は慈愛に満ち溢れた聖女の様だが、その中身は「悪徳の為に地を奔放する、地獄でもっとも淫らで醜悪なものである』と同族に言わしめるほど。
性愛と豊穣の黒山羊、『怪物達の母?』と呼ばれる女神と関係を結び、彼女が産んだ幾多の子供の中には彼の仔の姿も。
実際に軍ではなく群、下僕であり部下であり子供である悪魔/異獣/怪物の世話を見る彼は意外と子煩悩なのかもしれない。

同四十四騎士、愛情と不和を操る催眠術師ミシャルヒとは一見反りが合わないかと思えば意外とそうでもない。
二人の関係はまるで恋に悩む乙女と囃し立て慰める親友的な役割。

術者は多大な恩恵を与えられると同時に色々と大事なモノを散らされてしますという話は後を絶たない。

キュトスの姉妹との関係

「は?アヌンの『地獄門』ネクロゾーンを目の仇にしてる理由?
ああ、それ、ネクロゾーンの【地獄】への門が刻まれてるでしょ?
あれね、元々アヌンから奪い取ったものなんだよ。更に自分の子供まで呼び出されて腹が立つ。
まあ、奴が子煩悩という証かもね。」

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