ゆらぎの神話百科事典

累卵の記述項
B-18あるいは2-18氷柱。「つらら」ではなく、「ひばしら」と読む。

相当に古い姉妹であったが、第一次図書館襲撃事件で戦死する。


女の子のかけら?を集めて肉体を構成された、ahz?（ahzhaldarnawt）の最高傑作。
魔神の壁?に挑んだ英雄イア＝テムを見て胸を打たれたahz?は彼の遺志を継ぐ英雄を生み出すため、
万年雪?に埋もれていたキュトスの肉片を核にして魔女を生成した。
女の子のかけらは集えば氷の結晶になる。
女の子の氷によって構成された肉体の持ち主。それが氷柱。


ロマンと夢を操り、結晶化させる能力を持つ。
能力作成はahzによるもの。女の子から夢を抽出し、夢の剣にして戦う。
その夢の性質によって剣の能力も変動する。
ディスペータと親交のあったahzは彼女の剣として働くことが出来る魔女を生み出し、当時の姉妹では強壮を誇っていたコキュートスの後釜に氷柱を据えた。
意思や感情らしきものは無く、ただ目覚めの時にahzに刷り込まれた「ディスペータは絶対」というプログラムにしたがって動く。
彼女にとってディスペータは全てであり、ディスペータだけが彼女の存在を成り立たせている。

氷柱はディスペータの剣となり彼女に長く仕えたが、戦いの果て、とある紀人との一騎打ちに挑んで敗北、消滅した。

薊氷柱（あざみひばしら）