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解決、未解決end

[解決、未解決end]
和菜を大切に想う故に、危険には巻き込みたくない秋五は、彼女を拒絶する
その言葉に傷ついた和菜は、飛び出していってしまう
これで良い、そう自分を騙しながら秋五は由良の捜索に当たる
一方、千里教内部で離反が発生する
幹部であった詞草時子が、度を過ぎた千里教の真実を知ろうと企てたのだ
彼女は傷を負い、本殿から逃亡する
衰弱しきった彼女を見つけた秋五は、追っ手から彼女を匿うことにする
同時期、誰に知られることも無く和菜が何者かに誘拐される
時子を匿った翌日、千里教信者のリストを手に入れた冬史と会い
リストを眺めると、そこに赤尾生馬の名を見つける
訝しむ二人は、赤尾の真意を探るべく、アトリエを訪れる
アトリエを訪ねた秋五は、赤尾に発破を掛け本意を曝け出させる事に成功するが
冬史と組み、二対一の形になるも赤尾を取り逃がしてしまう
また、アトリエには誘拐された和菜の姿もあった
離れていても和菜に危険が及ぶ、ならば傍で守ろうと考えを改める秋五
和菜を送り届けた後、秋五が自室に戻ると不意に時子に背後から強打される
「やらなければいけないことがある」そんな言葉を聞きながら意識を失ってゆく
目を覚ますと、全ては終わっていた
千里教本殿は焼失し、本殿には時子と赤尾の遺体が
本殿裏には上月由良の遺体が埋められていた
あまりに呆気無い幕引きに釈然としない秋五
だが、確かに連続殺人事件と由良の捜索は終りを迎えたのだ
由良の捜索が終わり、以前より話の出ていた海外留学に向かうことにした和菜
大切に想う彼女を見送り、秋五は覇気の持てぬ日々を送るようになる
幾らかの日が過ぎた或る日、秋五が家に戻ると何者かが家の前に佇んでいた
「ずっと、お待ちしておりました」
そこには、確かに上月由良が居たのだ -了-
2006年12月03日(日) 17:38:18 Modified by luc001




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