483 ：鬼作 ：2005/04/02(土) 23:49:32 ID:sk+hjmkV
兄貴二人に比べてどこか甘くユーモラスな一面もあるが、しかし十分に鬼畜で気さくな鬼作さんが、
持ち前の口の巧さで製薬会社に就職し(選択肢ミスると就職できずに即ゲームオーバー)、
業務成績を上げ出世しながら(定期的に監査が入り、ノルマを満たせなければクビ=ゲームオーバー)、
ＯＬ二人、取引先医院の看護婦、上司の娘、上司の嫁、秘書、社長の娘を盗撮写真で脅してヤる話。
臭作と同じく、脅す時に写真のインパクトが足りないとゲームオーバー。
エンディングは社長になったり刺されたり、まあ色々あったと思う。
で、一年内に全員を落として最後までヤってクリアすると裏モード出現。

484 ：鬼作 ：2005/04/02(土) 23:50:52 ID:sk+hjmkV
「鬼作の魂を救え」で始まるこのモード、だいたいは本編と同じだが、誰かを凌辱するとバッドエンド。
いつからか女の子(一桁ロリ)が鬼作の部屋に住み着くようになる。
女の子は恐る恐るながら鬼作になつくが、鬼作は女の子を疎んじて邪険にする。
そんな関係が半年以上続き、いくつかの小さな事件を経るうち、
表面上の態度は変わらないものの、鬼作はしかし確実に情を移していた。
ある日、姿が見えなくなった女の子を探しに出た鬼作が見たのは、河で溺れる女の子の姿だった。
泳げもしないのに反射的に河に飛び込み女の子を助け、溺れる鬼作さん。
河から引き上げられた時には、彼は既に事切れていた。

スタッフロールと共に夕暮れの河原を走る自転車の影法師。漕ぐ鬼作さん、後ろに乗っている女の子。
そして自転車は、いつしか地を離れ、空へ……

485 ：名無しさん＠初回限定 ：2005/04/03(日) 00:21:12 ID:Eh3NSqZZ
蛇足。多少解釈の別れる所なので話半分に。

前提として、臭作もそうだが鬼作はあくまでゲームのプレイヤーが操る存在。
何もしなければＨシーンは三人称だが、
鬼作を気絶させプレイヤーが体をのっとり、二人称のＨをすることも可能。
コレをヤりすぎると裏入れないんだっけか。臭作ではコレやらないと入れないけど。

裏モードの女の子は根が兄らより優しい鬼作の良心のようなもの、
または優しいながら悪事を働いてきた鬼作の無理を癒すための存在で、
外見には生まれて来るはずだった彼の妹のイメージが投影されていると思われる。
(普通に妹の霊だったのかもしれない。なんにせよ実在？はしない)

とまれ、それを最後に文字通り命がけで助けることで、彼の魂は救われた。
作中で悪事の指示を出した(しかし鬼作の魂を救った)プレイヤーを置いて、
彼は女の子と共に天へ還っていった。
エンディングテーマである「芋虫」は、家庭環境故の彼の生きざまを自嘲するものか、
それとも、それを見送り地を這うプレイヤーを歌ったものか……


やっべ思い出したら涙が出てきた。