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夢幻夜想曲

973 :名無しさん@初回限定 :2005/05/20(金) 12:24:21 ID:7GI1C/Jl
夢幻夜想曲(1/4)

えー、最初に断っておきますが、相当昔の作品でこちらの記憶もあやふやなので、
かなり嘘を書くと思います。知っている人がいたら訂正ヨロ。

[プロローグ]
大自然の中で自己を見詰め直す旅に出た主人公は、突然嵐に巻き込まれて崖から転落し、瀕死の重傷を負う。
そして気付けば怪しげな洋館の中に。館の女主人の献身的な介護により一命を取り止め回復する。
(瀕死の相手に「生きようとする力を引き出すため」と言って騎乗位を仕掛ける!)

女主人曰く、「ここは現実世界とは時間も空間も異なる閉じられた世界。現実世界に絶望した者、
現実世界での居場所を無くした者、生きる気力を無くした者が迷い込む、無限の迷宮」とのこと。
一度立ち入ったら二度と抜け出せず、代わり映えのしない日常をただ過ごしていくだけ、と。
「貴方はほんの少し人生の歯車が狂ったために、本来訪れる必要の無いこの世界に迷い込んでしまった。
 だけど貴方は生きる力に溢れている。貴方なら元の世界に戻れるかも……」

[本編]
取りあえず館と敷地内を探索。館の住人は何故か女性が多い。当然、主人公とは違って、皆何らかの
トラウマや苦しみを抱えている。彼女達と心を通わせ、愛を交わすことにより、彼女達の心の傷は癒され
笑顔を取り戻す。女の子によっては別人のように明るくなることも……
攻略順は固定で、1キャラ攻略するごとに章が変わり、偉人の名言が示される。
女の子全員を救済(と言うか攻略)したところで、今まで一度たりとも開くことのなかった、屋敷の門が
主人公のために開け放たれていく……
女主人によれば、誰か一人だけ一緒に連れて行けるとのこと。
「人が一生を掛けて幸せに出来るのは、せいぜい一人だけ……」なんて台詞がいい味出してます。

と言うことで、以降は女性キャラごとの話と、連れて出た場合の後日談を簡単に。


975 :名無しさん@初回限定 :2005/05/20(金) 12:25:21 ID:7GI1C/Jl
無幻夜想曲(2/4)

[人魚姫] 何故か敷地内の井戸に居住。井戸の底はちょっとした海洋洞窟みたいになっているが、
結界があって抜け出せないとのこと。アンデルセンの童話では最後消滅する人魚姫だったが、
消えたくない、生きたいと強く願ったらここに囚われたらしい。
結局、王子様の子供を身ごもっていたことが判明。無意識のうちに母性本能が働き、
消滅を頑なに拒んだ、ということらしい。いつしか結界が解けて人魚姫は海に帰っていく。
このキャラにエンディングはない。トラウマや束縛・苦悩から解放され、自由になる、
明るくなる、生まれ変わる、などのこの作品のテーマを象徴するような役割か?

[摩耶] 何かにつけ「だから男は駄目なのよ」と男性に食って掛かるキャリアウーマン。
秘湯めぐりか取材かなにかで運悪く洋館に迷い込んでしまう。脱出手段を求めて悪戦苦闘中。
男に噛み付くのは負けず嫌いなせいである他、上司にセクハラされたり女は馬鹿だ、系のことを
言われ続けたから?だったっけ?
でも一線交えた後は角が取れて魅力的な女性に変身。

[美和子] いつもオドオドしているソバカスメイドさん。屋敷の住人の世話をしてくれる。家事全般完璧。
かつて奉公に出された先で夜な夜な旦那様に調教されていた。が、鞭の味を覚えてしまった彼女は、
旦那様が亡くなった後、泣きながら街をさまよい、いつしかこの屋敷に。
旦那様に対する執着が旦那様の亡霊を呼び、屋敷でも毎夜のように調教されている。
いつも長袖なのは調教の痕跡を隠すためだとか。
主人公によって執着から開放された後は、別人のように明るくなる。
後日談では主人公と一緒に居住中(多分結婚してる)。すっかり過去から開放され明るいキャラに。
要領が良くて家事がすぐ終わるので、最近パートに出始めたとか。

976 :名無しさん@初回限定 :2005/05/20(金) 12:26:51 ID:7GI1C/Jl
無幻夜想曲(3/4)

[深沙緒] たまたま洋館を見付けてしまい、悪戯心で侵入したら閉じ込められる羽目に。
どうやっても出られず、いつしか外の世界へ帰ることなど出来はしないと思い込んでしまう。
多分小学生のときに閉じ込められ、本来なら高校生ぐらいだが、文字通り体は大人かつ精神は子供のまま。
主人公は学校に行けない深沙緒に勉強を教えるが、ついでに性教育も施してしまう(ペッティング止まりだが)。
後日談では、深沙緒が大検?を受けるため、マンツーマンで勉強中。「あの勉強の続きも教えてね、お兄さん」
なんて言われてしまう。

[沙里] 毎夜、来るはずの無い青年(恋人)を庭で待ち続ける吸血鬼。昼は花の中でお休み中。
何故青年が来なくなったのかは忘れました。赤紙召集で戦死したが、その事実を沙里は決して受け入れなかった、
ような気もします。後は沙里が相手の命を吸ったか、吸血鬼と人の寿命の差か……
もしかして吸血鬼でなかったかも。永遠に待ち続けるために、人であることをやめてもののけになった、だったかも。
主人公と結ばれた後は、花の中に閉じこもりっきりで登場しなくなります。
エピローグでは人間になった沙里が主人公の子供を抱いてます。

[雪菜] 人見知りする自殺未遂少女。特に男性を見ると極端に怯える。
ようやく主人公と多少打ち解けてきた頃、何故か館にいる草山(呑む打つ買う系の駄目男)に襲われ、
目覚まし時計で殴ってKO。その直後にトラウマを思い出す。雪菜の父はアル中で、ある日ついに父親に襲われた
雪菜は、思わず父を鈍器で撲殺してしまう(それで自殺未遂をして館に来た)。
忘れていた事実を思い出した雪菜は投身自殺を図ろうとするが、間一髪主人公が救出する。そのままエチィへ。
後日談で二人は教会で挙式中。実は雪菜の父は健在で、例の事件の後、一切酒を絶ち、真人間として更正
していたのだった。主人公はこっそり雪菜の父を教会に招待していたのだ。

それにしてもこの草山ってオッサン、何で洋館にいるのか分からない。現実世界にいられない程失敗したんだっけ。
多分酒臭いとかオヤジくさいとかの理由で苗字を付けられた可哀想なキャラ。男物のコロンを付け過ぎ、だったかも。

977 :名無しさん@初回限定 :2005/05/20(金) 12:32:27 ID:7GI1C/Jl
無幻夜想曲(4/4)

[由羅] 敷地内の土蔵にこもっている少女。主人公が入ってくるのは許すが、決して土蔵から出ようとはしない。
現実世界にいた頃の時代設定は明治か大正か? 由羅は名家の生まれで、美男の兄を敬愛していたが、兄は恐らく
結核を患い土蔵に隔離されていた。近づくなと親に言われながらも、足しげく土蔵に通う由羅。
そしてある日ついに二人は禁忌を冒す。事が終わった後は、血の海の中で息絶えた兄と、これも血にまみれて
泣きじゃくる由羅の姿があった。妹に対する執着が元で、兄は死後、鬼に生まれ変わり、由羅と共に
二人して閉じた世界&土蔵に囚われる。王道通り鬼を退治し、由羅を開放する主人公。
エピローグでは、由羅は親戚のおじさんの養女となり現実世界に復帰。
でも人目もはばからず、主人公を「お兄様!」と呼んでしまう(由羅の中ではお兄様=敬愛する人、だから)。

[亜瑠沙] 金髪でフリルな服装のロリ亡霊。実体化したり、時にフランス人形の中に入ったり。
幼い容姿に似つかわしくない方法で主人公を誘惑する。自らの幼い裸体に蜂蜜をぶっかけたり、美和子を縛って苛めたりと。
亜瑠沙は裕福な家庭に生まれたが体が極端に弱く、ずっとベッドの上で過ごしてきた。年齢に不釣合いな誘惑手段は
病床で読んだ恋愛小説から得たものだった。本当の恋愛を知らないまま、大人になる前に他界してしまったことが
心残りで亡霊化(確か魂はフランス人形に宿っていたかと)。主人公と結ばれて、(選択肢によっては)成仏してしまう。
エピローグでは、外の世界に出ることを恐れた亜瑠沙は写真立てまたは絵本(どちらか忘れた)の中に
入り込んでしまう。主人公は世界中を旅し、名所で写真立てまたは絵本を開いては、亜瑠沙に世界を見せてあげるのだった。

[女主人] 実は女主人も連れ出し可能。「私は変化を恐れ、拒み、現在の状況から抜け出せなかった弱い女……」
とか言ってます。現実世界では普通に主人公と恋人 or 夫婦をやってたような?

[赤頭巾] どうにも話が思い出せない……狼を追っ払った後、主人公自身が送り狼になるとか、
そんなベタな話だったかも……人魚姫同様、赤頭巾もエピローグなしだったと思う。

以上終わり。
2006年12月08日(金) 18:56:42 Modified by luc001




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