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施術理論

**益山式マッサージ技術・理論

益山式マッサージの特徴について

益山式マッサージの特徴は、「癒しと症状の回復をめざしたタッチセラピー」といえます。
癒しとは「こころとからだのリラクセーションとリフレッシュ」のことです。
症状の回復とは「良性の筋肉疾患からおこる、痛みやコリからの解放」を意味します。

つまり益山式マッサージのメリットは、
「痛みやコリが楽になるだけでなく、こころも癒され元気になる」ことです。

その痛みとこころの解放させる施術ポイントは「筋硬結(きんこうけつ)」とよばれる筋肉組織内に発生する良性のしこりです。

筋硬結の特徴は「硬くて、押すと痛みを発し、関連痛と呼ぶ離れた場所に痛みや違和感を発生させる」ことです。
たとえば肩こりの場合、僧帽筋(上部線維)に筋硬結がみられます。
「こりっ」としたバンド状の塊が触れられます。押すと痛みを発するだけでなく、人によってはこめかみや後頭部に痛みや違和感、しびれ感という関連痛を感じることがあります。
(関連痛は感じるときと感じないときがあります。)

筋硬結を施術することで得られるメリットがあります。
1、痛みやコリが解消する
2、免疫力や治癒能力が高まり健康維持に役立つ
3、動きや行動の制限が取れて、活動性が高まる

特に3の活動性の向上は重要です。

たとえば、中国を発祥とする東洋医学の概念に「ツボ」があります。
ツボとは「経穴(けいけつ)」とも言われ、最近の研究ではツボ=筋肉硬結という説も出てきました。
しかし、ツボ・経穴は筋肉組織のない場所にも存在するため、その説には疑問があります。

中国発祥の4000年の歴史は、ツボを結ぶ人体に流れる12本の線、経絡(けいらく)を発見しました。
経絡の存在を科学的に説明したデータはありませんが、ツボや経絡への刺激によって内臓が活性化し健康つくりに役立つことは周知の事実です。

確かに経穴や経絡によって「五臓六腑」を調整し、症状回復に寄与することは理解できます。
しかし、現代の中国の高度経済成長には経穴や経絡へのアプローチだけでは間に合いません。

なぜなら現代の多くの中国人は古来からの「生きるための健康=内臓の健康」だけでなく、「生活して食べて、生存するための能力」を必要としているからです。

生活して食べて生き抜く=こころと身体の能力作りの方法として「マッサージ療法」があります。
コリをほぐして、血液の循環を改善することで身体だけでなく精神の安定にも効果が認められています。
しかし、中国のマッサージ療法は4000年の歴史が繁栄されていない現状があります。

それは筋硬結へのアプローチではなく、神経を興奮させる刺激の入れ方だからです。

※中国式マッサージは交感神経型

人はストレスを感じると交感神経が優位に働き、防御します。
血管が収縮して、脳の血流が落とし、手足に汗をかきながら「敵の襲撃」に備えます。
全身の血管して、筋肉は硬くこわばります。

呼吸が浅く、肩がいかり、猫背になっています。
これによってより交感神経が興奮しやすくなり、ストレスに対応しやすくなるのです。

しかも中国の独特の1、気質2、体質3、環境がより交感神経を興奮させます。
交感神経型の人が多いため、神経をより興奮させる刺激が好まれるのです。

従来の中国では、神経を興奮させて攻撃性をたかめる交感神経型の刺激でよかったのです。
しかし、近来の高度経済成長の中国では「攻撃性」に疲れた人が大半です。


益山式マッサージの大きな特徴は2つ、

1、酸欠で興奮した脳の血流をあげて脳波をリラックスモードに安定化させる。
2、筋硬結をゆるめることで、脳内ホルモンを放出させ副交感神経を優位にする。

です。
1の脳内の血流をあげるポイントは後頭部にあります。
後頭部を解放することで、血流が増加し、交感神経の興奮による脳の酸欠を和らげます。
それによって興奮したベータ脳波から、リラックスしたアルファ波、瞑想の時に発生する半覚醒したシータ波を誘発させます。

特にシータ波では感情のブロックや記憶の浄化に効果が高いといわれています。
波形の早いアルファ波やシータ波の発生には普通ヨガや呼吸法など、かなり訓練しなければ習得できません。
しかし益山式マッサージの独自のタッチと技法は短時間で脳波を変えることが可能となります。


2の筋硬結の研究はすすみ、筋硬結を刺激することで脳内ホルモン「βエンドロフィン」や「セロトニン」の放出が高まることが証明されています。
これらは副交感神経を優位にするホルモンであり、全身の血管を拡張させリラックスを誘発します。
しかも交感神経のスッキリ感が7〜15分に対し、筋硬結の刺激による副交感神経のリラックス感は7〜10時間続くのです。それだけでなく、免疫力をつかさどるNK細胞の活性化もみとめられています。





















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2008年06月22日(日) 15:39:27 Modified by masuyamahiroshi




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