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ミニマム・アクセス【minimum-access】

1993年12月にガット・ウルグアイラウンドの交渉が終わりました。世界の農産物貿易に関する自由化が議論され、日本は、それまで輸入を自由化していなかった米について、立場を迫られました。そして、関税による輸入自由化ではなく、米は関税化の例外という立場を選びました。その結果、1995年から2000年まで、日本の米の最低輸入義務(ミニマムアクセス)が決められました。
1995年には、精米ベースで379,000トンが最低輸入義務となり、年々、その義務は増加して2000年には758,000トンを輸入しなければなりません。
ちなみに、1995年の国内生産量(玄米ベース)が10,750,000トンです。精米ベースに換算すると輸入量は4%近くになります。2000年には、8%近くになるのではないでしょうか。
2001年以降については、WTOにおいて協議されることになりますが、いずれにしても、国内の生産を減反で押さえ込みながら、無理矢理に輸入枠を広げ、自給率を下げていく方向にあることは間違いありません。

提携米ネットワーク
2007年04月22日(日) 14:48:07 Modified by mizunobara




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