パソコンにインストールだけの気軽なボランティア!BOINC国内チーム、Protein structural analysis room Japan 。そして、国内からの医学・生物系プロジェクトの活性化へ向かって!

(注意!:ここに書かれている内容は該当するプロジェクトサイトを翻訳し分かりやすく書いたものであり、プロジェクト主体の意図するものと若干表現が異なることもありますのでご了承ください)


■プロジェクト名

■プロジェクト運用主体

カールスルーエ研究所 (ドイツ・カールスルーエ)
http://www.fzk.de/

■使用プラットフォーム 

 (Last modified 22:08 PM UTC, January 10 2008)
Windows
 4.19以上
Macintosh OS X (10.3 or higher)
Linux

■推奨環境

CPU : Pentium 500 MHz以上
メモリ : 256MB以上

■POEM@HOMEについて

POEM@HOMEとは?
蛋白質は知られている全ての生命の細胞を司るナノスケールマシンです。
それは立体構造に様々な機能を持つ、驚くべき10万個にも及ぶ原子によって構成された生体高分子であります。
代謝・光合成・酸素輸送・ニューロンといった脳内プロセス・免疫反応など、これら蛋白質の持つユニークな機能・効率は、どんな人の手によるものも及びません。また現在数千もの病気と関連した蛋白質も特定されてきましたが、その多くの構造はわかっていません。
蛋白質を制御し設計するためには蛋白質のその構造に注目し研究してゆかなければなりませんが、特定の蛋白質のアミノ酸配列情報がわかっているとしても、実験によりその構造を知ることはとても困難です。
そこでこのプロジェクトに参加することにより、あなたは以下のようなことを計算科学によるアプローチにより貢献できるのです。

・アクティブな蛋白質立体構造を予測する
・蛋白質同士が相互作用する際の信号プロセスメカニズムを研究する
・蛋白質の異常や集合による病気を研究する
・生命に不可欠な重要な蛋白質の立体構造に基づいた新薬を開発する

POEM@HOMEはこれらのことを研究するためにワールドワイドな分散コンピューティングに適した新たなアプローチを実行してゆきます。そのアプローチとは1972年のノーベル化学賞受賞者アンフィンセンによる熱力学仮説(アンフィンセンのドグマ)をコンピュータ上で再現・立証することです。
POEM@HOMEに参加することにより、これらサイエンスミステリーの謎解きの手助けとなってくださることを望みます。
POEM@HOMEは生体高分子の構造ならびに機能を研究し人類の英知を広げるべく開かれた非営利プロジェクトです。POEM@HOMEにより判明した実績はPOEM@HOMEボランティアの名を冠した上で論文を国際的な学術誌に発表します。
アンフィンセンのドグマとは?
自然界に存在する全ての蛋白質が持つ自由エネルギーは最小であり熱力学的安定状態であるという仮説。蛋白質の立体構造(三次構造)を人為的に崩し配列構造(一次構造)としても、一定の条件を満たすことによりその配列は自発的に元の立体構造に戻る。つまり配列構造さえあれば必然的に自由エネルギーが最小である立体構造へと自然に決定される。生命現象を担う蛋白質のその立体構造が物理化学の観点から導き出せることを説いた。限りなく定説に近いものとみられる仮説であるがまだその証明はなされておらず、近年計算科学を用いたアプローチにより研究されている。ちなみにアンフィンセンはこの"アンフィンセンのドグマ"によりノーベル化学賞を直接受賞したわけではなく、酵素(リボヌクレアーゼ)のアミノ酸配列構造を初めて特定したことで受賞している。

このページへのコメント

6w1i2N Thanks-a-mundo for the blog article.Much thanks again. Much obliged.

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Posted by check this out 2013年12月20日(金) 19:49:03 返信

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