現代思想*笙野頼子
『現代思想』2007年3月号 特集=笙野頼子*ネオリベラリズムを越える想像力
げんだいしそう発売中
青土社|2007.03|1300円|246P|978-4-7917-1161-1
目次:
■連載――人間原理のパラドクス 第5回「論理で終末を予測」できる時代1 三浦俊彦
■連載――家族・性・市場 第18回 労働を得る必要と方法について 立岩真也
特集=笙野頼子 ネオリベラリズムを越える想像力
【笙野頼子】
■ネオリベ迷惑を考えるお茶会 極私と無政府@だいにっほん
/笙野頼子+白石嘉治+入江公康+矢部史郎+山の手緑+松本麻里+水島希
■極私と宗教 自己に内在する唯一絶対の他者vs.「一」 の多様性と可能性について /笙野頼子+安藤礼二
■夜の河をけして越えぬために -「友達」 と一緒に生きて伝えるための、全人的報告-
/笙野頼子
【エッセイ】
■「カニバット」 から吹く暴風/星野智幸
■魔術的な言語、言語の魔術/佐藤亜紀
【ネオリベラリズム】
■「金毘羅」 の未来、あるいはネオリベラリズムの終わりを生きるために/白石嘉治
■死者は 「かわりに思い出してください」 と呼びかけた/佐藤泉
■抵抗する〈習合〉の形 新たな“身分制”のなかで 「祈る」/入江公康
【作品を読む】
■「ない」 ものたちの最終戦争 笙野頼子は何と戦っているのか?/清水良典
■アヴァン・ポップ神話体系/巽孝之
■国家に抗する 「私」 笙野頼子試論/新城郁夫
■〈習合〉というジャンル? 『金毘羅』 小考/松本潤一郎
【フェミニズム】
■ウラミズモが国家であることの教訓 ネオリベとフェミの接触を断ち切る/新田啓子
■おかあさんとブスと言語/松本麻里
■ウラミズモの裏地/水島希
【「私」から】
■脳内彼女の実況中継 テクスチュアル・ハラスメントはまだまだ続く/小谷真理
■一人称の圧倒/五所純子
■儚(はかな)い者たちと相互扶助 笙野頼子 『だいにっほん、ろんちくおげれつ記』/渡邊英理
■怨念の労働 都市を漂う 「セーフセラー」 の叛逆に向けて/栗原康
■本当の労働実話/山の手緑
【ブックガイド】
笙野頼子作品ガイド まつろわぬ 「私」 の居場所/鈴木とりこ
笙野頼子の年表
■研究手帖 ゲーデルとアメリカン・フットボール/高橋昌一郎
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青土社|『現代思想』特集=笙野頼子
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