タイムスリップ・コンビナート-文春文庫

たいむすりっぷこんびなーと

絶版または重版未定 ※電子書籍 2013年3月29日発売



文藝春秋｜1998.2｜419円｜178P｜4-16-759201-0
カバー／ミルキィ・イソベ
第111回芥川賞受賞作「タイムスリップ・コンビナート」
「下落合の向こう」「シビレル夢ノ水」
ラリイ・マキャフリイとの「あとがきに代わる対話」を収録

「BOOK」データベースより：
海芝浦に向かう「私」を待ち受けるのは浦島太郎、レプリカント、マグロの目玉…。たどり着いた先はオキナワか?時間と空間はとめどなく歪み崩れていく。言葉が言葉を生み、現実と妄想が交錯する。哄笑とイメージの氾濫の中に、現代の、そして「私」の実相が浮び上がる。話題騒然の第111回芥川賞受賞作の他、二篇を収録。

※「タイムスリップ・コンビナート」のみ『笙野頼子三冠小説集』に収録

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ebook

電子書籍版｜2013.3.29｜440円（税込）｜165P｜ 9784167592011

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Audible版｜2019.11.8｜3000円（税込）｜5時間23分｜ B0812TM8FM
ナレーション:村上 麻衣
出版社:Audible Studios
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links

• Dalkey Archive Press: RCF Vol. XXII, no. 2（巽孝之、ラリイ・マキャフリイ、シンダ・グレゴリーが共同編集したThe Review of Contemporary Fictionの"New Japanese Fiction"特集号（2002年夏季号）のページ。本誌には下記のインタビューと「タイムスリップ・コンビナート」の英訳が収録されている）
  • Larry McCaffery, Sinda Gregory, Mari Kotani, and Takayuki Tatsumi, "This Conflict between Illusion and Brutal Reality:An Interview with Yoriko Shono"（文春文庫『タイムスリップ・コンビナート』巻末の「ラリイ・マキャフリイとのあとがきに代わる対話」のオリジナル）
• 木村カナ「バッドトリップ・コンビナート」-海芝浦訪問記
• 「タイムスリップ・コンビナート」の舞台-異類感想記

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references

• reference/book/笙野頼子　虚空の戦士
• 池田朋子、吉田浩士、大力由佳、大貝彰「非線形写像法を用いた小説に書かれた場面の空間イメージの分析−『タイムスリップ・コンビナート』（笙野頼子作、1994）を分析対象として」（『日本建築学会計画系論文集』、537、2000.11）
• 疋田雅昭「移動する時空　あるいは　残された断片―笙野頼子「タイムスリップ・コンビナート」論」（「武蔵野大学日本文学研究所紀要」第6号、2018.03）

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reviews

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• 毎日新聞2018年4月7日(土)松田青子エッセイ「文学逍遥」