book/猫キャンパス荒神
小説神変理層夢経2 猫文学機械品 猫キャンパス荒神
しょうせつしんぺんりぞうむきょう2 ねこぶんがくきかいひん ねこきゃんぱすこうじん発売中
河出書房新社|2014.12.25|2300円(税別)|256P| 978-4-309-02350-2
装幀●ミルキィ・イソベ(スチュディオ・パラボリカ)
付物デザイン●林千穂(スチュディオ・パラボリカ)
初出:
書き下ろし:猫キャンパス荒神、「今まで」
書き下ろし:「謹告」
「猫キャンパス荒神」前篇(「すばる」2012年3月号)
「猫キャンパス荒神」後篇(「すばる」2012年4月号)
「変わり果てた世間でまだひとつのことを」(『境界を超えてーー比較文明学の現在(第12号)』立教比較文明学会紀要2012年2月)
書き下ろし:講義形式の後書きって何よあんたなんか、にわか教授の癖に
帯より抜粋:
(表)−縦書き分−
幸福になることは
復讐である
怒りを忘れぬことは
未来への道である
二〇一〇年九月十七日、
愛猫ドーラ逝く−−−−
悲しみで「死んだ」笙野の
ワープロの中、
荒神様は
自力で生き続けた
「静かすぎる」極限ポリフォニー、
ここにはじまる!
(裏)−横−
母系が断絶した、来歴も嘘だった、伴侶猫を失った、自分の正体は
人間ではなく金毘羅であった、そのときすでに国は滅んでいた。
別人になりたかった。−−極限まで脅かされた小説の中の「私」。
それでも作家の「文学機械」は動き続ける。
−縦−(ふきだし左側から)
小説の書き方教えてやってほしい
お勤めは生まれて初めて初老作家
でもあの大学院教授は深海生物なんだよ
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河出書房新社 内容紹介ページ
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2018年10月24日(水) 15:54:58 Modified by adrmaster