フランス文化館

フランス文化といえば『マリーアントワネット』ではないだろうか?  マリーアントワネットといえば、フランス国王ルイ16世の王妃である。彼女は、誰よりも早くトレンドを取り入れお金を使い込んだ女性である。
 マリー・アントワネットが幼少期を過ごしたオーストリアには当時から入浴の習慣があった。母マリア・テレジアも幼い頃から彼女に入浴好きになるよう教育している。入浴の習慣がなかったフランスへ嫁いだ後も彼女は入浴の習慣を続けたと言われている。また、入浴することにより、体臭を消すという目的が主だった香水にも影響があった。マリー・アントワネットは、当時のヨーロッパ貴族が愛用していたムスクや動物系香料を混ぜた非常に濃厚な香り(香りというよりは臭いという表現がふさわしい)よりも、花やハーブなどの植物系香料から作られる軽やかな香りの現代の香水に近い物を愛用し、貴族たちの間でも流行した。
2007年01月23日(火) 16:06:17 Modified by season9peace




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