説明できないほどに理由はある。

 まだまだいける。

 そもそも「ファイブマン」とは?
 『地球戦隊ファイブマン』(ちきゅうせんたいファイブマン)は、
1990年(平成2年)3月2日から1991年(平成3年)2月8日までテレビ朝日系列で毎週金曜日17:30 - 17:55に全48話が放送された、
東映製作の特撮テレビドラマシリーズ、および作中で主人公たちが変身するヒーローの名称。
「スーパー戦隊シリーズ」第14作目にあたる。


 あらすじ
 宇宙航行が可能となった時代。生命が死に絶えた星に緑を蘇生させる研究をしていた星川博士は、家族で地球を離れ惑星シドンで現星人と共に植樹作業をしていた。ある年、ようやく碧が芽生えた日に全銀河の星々の支配を企むエイリアン軍団・銀帝軍ゾーンの襲撃を受ける。星川夫妻はサポートロボットのアーサーG6と5人の子供達を住居としていた宇宙船に避難させ地球へと帰還させるが、彼らは生死不明となってしまう。
 それから20年後、両親と離れ離れになった五人の兄妹同じ小学校の教師となっていた。ある日、ゾーンは1000個目の星として地球の侵略を開始。総攻撃を仕掛けるゾーンは、星川五兄妹の勤めるニュータウン小学校をも破壊してゆく。だが突然現れた3体のマシンが、ゾーンを阻止し始めた。 戦闘機を次々と撃墜され唖然とするゾーンの面々の前に、マシンから降りた5人が姿を現した。強化スーツを纏った彼らは自らをこう称した。「地球戦隊ファイブマン」と。それはゾーンがいつか地球を襲撃するだろうと考え、侵略に備えアーサーG6とともに密かにトレーニングを積んでいたあの五人兄弟だった。


 本作の概要
 本作の特徴
 この作品の特徴は、
・スーパー戦隊シリーズ初の兄妹同士による戦隊である。
・同理由により、スーパー戦隊シリーズ初の戦隊ロボ同士も兄弟関係。
・メンバー全員が小学校の教師という設定である。これに伴って子ども絡みのストーリーも多く登場した。
・男性用のVチェンジャーブレスと女性用のVチェンジャーコンパクトと、メンバーがそれぞれ異なった変身アイテムを用いる。追加メンバーや、『炎神戦隊ゴーオンジャー』のように基本メンバーでも加入が遅かったメンバーの変身アイテムが異なることはあるが、男女で異なった変身アイテムを使用しているのは2010年現在本作が唯一。
・敵キャラクターとして「悪の戦隊」とも言うべき「銀河戦隊ギンガマン」が登場した。
 ・・・等の試みが挙げられる。
 また、第2話で変身する際に本名も名乗った他、次第に変身後も本名を呼び合うようになったが、これはシリーズ初のことだった。本作品では一般人でも、教え子や学校関係者など、主に彼らと接触のある者は彼らの正体を知っており、従来の「ヒーローは一般人には正体が不明」という不文律を破る試みも行われた。
 また巨大ロボ戦においても大きな変化が起きており、5人が変身しない、あるいは変身が解けた状態で操縦するといった新演出が織り込まれた。過去のシリーズにおいて合体・変形前のメカを操縦するシーンが断片的にはあったが、巨大ロボを操縦するケースは本作が初めて。また、回によってレッド以外の戦士がメインパイロットになったこともあった。
 アイキャッチは画面右下に表示される「ファイブマン」のロゴのみであり、全編を通してこのような形態だったのはシリーズで唯一となる[2]。第10話までは、CM前に大写しのロゴが表示されてから右下に収まり、CM後に右下のロゴが再び大写しになって本編に戻るというアニメーション効果もあった。
 また前作『高速戦隊ターボレンジャー』まで中央に大きく表示されていたオープニング・エンディングのスタッフおよびサブキャストの表記がこの年から右下寄せになった。ただし、『恐竜戦隊ジュウレンジャー』『五星戦隊ダイレンジャー』は主題歌の表記のみ中央に表示されている。監督表記は第6話までは同じく右下寄せの表示だったが、第7話から中央下部に表示するようになった。さらに、第11話からは文字が大きくなった。フォント(ゴナ)は『超力戦隊オーレンジャー』までは変わらず(激走戦隊カーレンジャーでは、ゴナのイタリック体が使用されていた)。
 また次回予告は、担当する者が他作品と比較して頻繁に変更されている。第3話までは本作品のナレーター・小野田英一がそのまま担当していたが、第4話から23話まではドンゴロス役の声優がドンゴロスとして担当(ドンゴロスの声優変更時期と重なったために、第4話は神山卓三、第5話以降は加藤治)、第24話からは5くん人形の声優陣が担当した。更に第36話の予告からは変身メンバーを演じる5人が交代で務めるようになった。また第44話の予告は、例外的にアーサーG6の声を担当した松本梨香が行なった。

 キャスティング
 前々作、前作と続いた歌手系の起用ではなく、文学座や倉田プロモーションなど劇団・アクション団体からの起用を中心とした。ナレーターは、『超新星フラッシュマン』に次いで小野田英一が2度目の登板を果たしている。
 中盤より登場した敵幹部「初代艦長シュバリエ」にはかつて『超新星フラッシュマン』でグリーンフラッシュ・ダイを演じた 植村喜八郎が起用されており、『超新星フラッシュマン』で女幹部レー・ネフェルを演じた萩原佐代子(『科学戦隊ダイナマン』のダイナピンク・立花レイ)とともに、戦隊シリーズ内においてヒーローと悪役とを演じた稀有な例となっている

 諸問題
・視聴率面
前作同様に、当時幼年層から若年層に絶大な人気を誇っていたフジテレビ系の裏番組、『らんま1/2熱闘編』との競合により視聴率面では苦戦を強いられており、当時の最低視聴率を更新し続けるという状態に陥った。
 長期シリーズの宿命として、シリーズそのもののマンネリ化が極度に達していたことも視聴率の低下に拍車をかけた。実際、当時の東映スタッフの間には「戦隊シリーズはあって当然、空気のようなもの」という感覚が蔓延しており[3]、メインライターである曽田も満身創痍で苦しみながら本作品を執筆したことをインタビューにて語っている。
 こうした視聴率の低下は中盤にて顕著となり、第26話では1.8%にまで低下し、当時としては過去最低の数字を記録している。とはいえ、シュバリエが登場した第28話以降は急激な上昇を見せており、第3クール以降(第27 - 48話)に限れば平均視聴率は7.8%、第31話では金曜の17時30分台に放送された戦隊の中では最高となる13.3%を記録している。
・玩具面
 玩具の売れ行きも好調とは言い難く、特徴の1つでもあった「男女で異なる変身アイテムの使用」も裏目に出る結果となった。特に後半にバンダイから発売された「DX大型基地マックスマグマ」が各地で大量の在庫の山を築いたのはその極みともいえ、前作『ターボレンジャー』における同様の巨大基地玩具「DXターボビルダー」が好調な売れ行きを示したのとは対照的な結果となった。あまりの不振ゆえ破格的な値崩れが起こったが、それでも在庫を捌くことは出来ず記録的な赤字が発生、東映だけでなくバンダイとしても苦い思い出が残ることとなった。
 この原因として、バンダイはファミコン・ゲームボーイ・スーパーファミコンといった家庭用ゲーム機の年齢層が低下したことによるバッティングのためと説明している。

 本作の評価
 以上に挙げられた問題点の数々が、スタッフの間に戦隊シリーズに対する強い危機感を抱かせる結果となった。当時の戦隊制作現場について東映の白倉伸一郎は「『ファイブマン』から『恐竜戦隊ジュウレンジャー』のころまでは戦隊シリーズは毎年打ち切り覚悟で制作されていた」と近年証言しており、本作の視聴率低下がシリーズ打ち切りの危機を招いたことは事実のようである。その危機感から翌年の『ジェットマン』にて雨宮慶太らをはじめとする新規スタッフの起用や、様々な新要素の本格的な導入が試みられる契機ともなった。
 当時の高齢層から否定的な意見が出た一方で、作品の放送から時間を経たことで、声優の沖佳苗など、当時幼児層だった者の中から、作品好きだったことを公言する業界人も出てきている。


 主な登場人物
 地球戦隊ファイブマン
 クレジット順は出生順とは異なり赤・青・黒・桃・黄の順番となっている。
文矢とレミが20歳で教師を務めていたり、小学校で担当教科制が導入されていたりするなど、本作の作品世界での教育制度は現行のそれとはかなり異なるようである。
 星川 学(ほしかわ がく) / ファイブレッド
 長男(第1子) / 理科教師
27歳(1963年10月5日生まれ)。兄弟の父親代わりとして皆を支えてきたため、責任感が強くリーダーシップも抜群であり、他の兄弟や生徒からの信頼も厚い。しかし、幽霊だけは大の苦手(第41話)。剣道が得意で、個人武器としてVソードを使用する。
「学」という名前は「科学'」からであるが、弟妹らの教科も包括した名前とも取れる。
 星川 健(ほしかわ けん) / ファイブブルー
 次男(第2子)。 / 体育教師
25歳。人にも自分にも厳しい熱血漢であり、武器に頼るより肉体を駆使するべきという信念を持つが、その信念をあえて曲げたこともある(第37話)。子どもに勇気を教えるため、変身せずに銀河闘士を倒したこともある(第21話)。スポーツ万能で特に柔道を得意とする。個人武器はツインアレイ。
名前は体育と関連の深い「健康」(もしくは「保健体育」)から。
 星川 数美(ほしかわ かずみ) / ファイブピンク
 長女(第3子) / 算数教師
23歳。皆の母親代わりであり、学と同様、兄妹の保護者のような存在。そのことが不満を鬱積させ、危うく敵の罠にかかりかけたことも。嫌いな動物はカメレオンで、見ると金縛りになってしまう程(第41話)。コンピュータのような冷静な判断力と分析力でリーダーの学をサポートする。特技はフェンシング。個人武器はキューティーサークル。
名前は担当教科と同じ「算数」から。
 星川 レミ(ほしかわ れみ) / ファイブイエロー
 次女(第4子) / 音楽教師
20歳。三男の文矢とは二卵性双生児である。絶対音感を持ち、性格は明朗活発。兄弟の中では末っ子にあたるせいか、やや子どもっぽい面が多い。また、料理や掃除といった家事は全く出来ず、もっぱら数美やアーサーに任せている。カンフー術など足技を中心とした格闘技を非常に得意とする。文矢とともに写真でしか親の顔を知らないことにコンプレックスを抱えており、第31話ではタヌキツネギンが生み出した母親の幻に惑わされてしまった。個人武器はメロディタクト。
名前は「ドレミファソラシド」からとったものと思われる。
 星川 文矢(ほしかわ ふみや) / ファイブブラック
 三男(第5子) / 国語教師
20歳。兄弟の末っ子でレミとは二卵性双生児。宇宙のあらゆる言語を理解できるほどの語学の天才。空手も得意にしているが、音痴であり人前では基本的に歌わない。双子の姉であるレミとのコンビネーションは抜群で、魂と肉体が交換されてしまったときは物ともせずに活躍する。個人武器はパワーカッター。
名前は「文学」から。

 銀帝国ゾーン
 銀河宇宙の征服を目論む混成エイリアン軍団。銀河皇帝メドーの下、今まで999個の星を滅ぼしており、地球を1000個目の標的に選んだ。銀河戦艦バルガイヤーを根拠地とし、多脚形態に変形する戦闘機バルゴールを繰り出す。共通通貨として「ドルエン」という単位が使用されており、日本円に換算して1ドルエン=約100円となる。


 ファイブマンの戦力
 共通装備など
・Vチェンジャーブレス・Vチェンジャーコンパクト
 ファイブマン の5人が装備している変身用のアイテム。男性(学、健、文矢)がVチェンジャーブレス、女性(数美、レミ)がVチェンジャーコンパクトを使用する。
一旦、Vチェンジャーを腰に引き、「ファイブマン」の発声とともにVチェンジャーを掲げて変身するが、「ファイブマン」の発声は2人以上で同時に変身する場合だけであり、たとえ複数いる場合でも、個人がそれぞれ順番に変身したり一人で変身する際には、それぞれのコード名(学であれば「ファイブレッド」)を発声して変身する。内部には変身に用いる膨大な量のエネルギーが蓄積されており、使い切った場合はチャージが必要となり、チャージには一定の時間を要する。
・Vパワーグリップ
 5人全員が所持しており、主に各々の武器に装着して使う。また、これをベルトのバックルに装着することで、エネルギーを全身に纏って敵に体当たりする技ができる。
これは、学がサザエマジロギンを倒すときに用いた。しかし、使用者が重傷を負う技であり、多用はされなかった。奇しくも、この直後に、ファイブテクターが開発された。
・ファイブラスター
 5人共通の装備。Vサーベルに変形させて使うこともできるレーザー銃。銃のグリップ(剣の柄)の部分がVパワーグリップであり、これを個人武器に合体させてパワーアップさせる。
・ファイブテクター
 後半より登場した。健が完成させた強化プロテクター。肩、手、足にセットする。全身をエネルギーで包んで体当たりする攻撃が可能。

 個人武器
・Vソード
 ファイブレッドの個人武器となる直線的なデザインの諸刃の剣。厚さ3cmの鉄板も切り裂き、剣先で触った物体の分析が可能。エネルギーをスパークさせて敵を切り裂く「Vソードアタック」という技があり最終決戦では、シュバリエを倒した。伸縮自在で、Vパワーグリップを外すとVシャトラーという短剣になる。Vソードの刃部分は小型短剣のVサーベルになる。
・ツインアレイ
 ファイブブルーの個人武器。刃のついた円盤をVパワーグリップで結合させた鉄アレイ状の武器。戦車も粉砕する威力がある。Vパワーグリップを外すとヨーヨー(ツインヨーヨー)や爆弾付きフライングディスク(ツインリスビー)となる。
・パワーカッター
 ファイブブラックの個人武器。刃のついたナックルパーツ(ブラックジョー)とVパワーグリップを合体させたナックルパーツ。直径2cmの鉄棒も切断する。回転しながら敵を切り裂く「スピンカッター」という技がある。カッターディスクという小型手裏剣を射出することもできる。
・キューティーサークル
 ファイブピンクの個人武器となるフルーレ状の武器。厚さ1.5cmの鉄板も貫く。必殺の突き「サークルフィニッシュ」を繰り出す。フルーレの鍔の部分は変形して小型コンピュータ・サークルピュータとなり、探査機能の「ファイビックスアイ」が使用可能となる。
・メロディータクト
 ファイブイエローの個人武器。打撃武器として使用する他、敵を縛るリボンを射出する。連続で殴りつける「ドレミ拳」、リボンからエネルギーを流し込む「メロディーパワー」という技がある。Vパワーグリップを外すと、敵の戦闘意欲を下げるメロディーを奏でるイエローフルートになる。

 合体技など
・ブラザーアタック
 最初の必殺技。ファイブレッドの「兄弟戦士ブラザーアタック!」の合図の後、ファイブイエローのメロディータクト(で敵を縛る)→ファイブピンクのキューティーサークル→ファイブブラックのパワーカッター→ファイブブルーのツインアレイ→ファイブレッドのVソード(Vソードアタック)の順で連続攻撃を行う。
各メンバーの個人技を必殺技にまで昇華させたコンビネーションである。
ただ放送時間の都合からか、途中から4人がそれぞれの武器を一斉に浴びせた後にレッドがVソードでとどめをさすというパターンに変更された。
・アースカノン
 アーサーG6が変形した必殺バズーカ砲。アーサーG6に秘められていた変形機構が事故で解放されて使えるようになった。
ファイブレッドの呼びかけに応えてアーサーがマグマベースから出動、移動中にアースカノンに変形。
「レディ」「ターゲットロック」「ファイア!」の流れの後、アーサーが「ゴー!」と叫びながら摂氏10万度の火炎砲を発射する。かなり重いため、五人そろっていないと使用できない。
・スーパーファイブボール
 後半でアースカノンを破られたために登場した新必殺技。
『ゴレンジャー』のゴレンジャーストーム、『サンバルカン』のバルカンボールのようなボール型爆弾を相手にぶつける必殺技。
5人のエネルギーをボールに充填しながらパスし、5人目となった者(誰でも可)が敵に向かってプロテクターが装着されたボールをぶつける。初登場時はブルーが止めを刺した。


 メカニック
・ホークアロー
 5人のオフロード用スーパーバイク。最高時速は330km/hで、ホークカノンという武器が装備されている。
・マグマベース
 全高:50m
 最高速度:800km/h
 ファイブマンの基地。星川兄弟の地球での自宅でもある。
かつて星川博士が地球を離れる際に建造した宇宙船で、シドン星を脱出する際にも使用された。3連装の巨砲を始め、多くの火器を持つ。
また、恒星間通信が可能な「銀河ワープ通信装置」も備えている。

・スカイアルファ
 全長:25.5m
 重量:83t
 最高速度:マッハ4
 ファイブレッドが搭乗する大型戦闘機。武器として機体上部から発射する5連ビーム砲の「アルファレーザー」を装備している。ファイブトレーラーの先端部、ファイブロボの頭部、胸部になる。
『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にも登場。ジェットホークとの絶妙のコンビネーションで、ガオレンジャーを援護した。
・キャリアベータ
 全長:22.9m
 重量:147t
 最高速度:420km/h
 ファイブブラックとファイブイエローが搭乗する巨大戦闘車。攻撃の際は屋根を開いてベータランチャーを出現させ、そこからミサイルを発射する。ファイブトレーラーの荷台部、ファイブロボの腹部、背中、足になる。
・ランドガンマ
 全長:12.3m
 重量:38t
 最高速度:700km/h
 ファイブブルーとファイブピンクが搭乗する高速戦闘車。高い機動力を発揮し、車体上部のガンマカノンで攻撃を行う。ファイブトレーラーの砲台部、ファイブロボの腕になる。
・ファイブトレーラー
 全長:34.1m
 重量:268t
 最高速度:390km/h
 スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマが合体したトレーラー。レーザー砲を装備。
・ファイブロボ
 全高:36.5m
 重量:268t
 出力:180万hp/t
 スカイアルファ、キャリアベータ、ランドガンマが「合体! トリプルジョイント!」の掛け声で合体した巨大ロボ。元々は星川博士が宇宙開拓用に開発した非戦闘用ロボットだが、兄弟が地球に帰還した際、対戦闘用として改造された。兄弟ロボの兄である。
 歴代スーパー戦隊の1号ロボの中では最小サイズで、他の戦隊の小型ロボ程の大きさしかない。ただし、後の『スーパー戦隊ワールド』では撮影の都合上、ジェットイカロスや大獣神と同じ程の大きさになっている。
武器は両腕のツインカノンと異次元から現れる剣「超次元ソード」。「銀河に一つのこの星を守りたまえ!」「正義の剣を受けてみろ!」など、話数によって異なる台詞(レッド以外が言うこともある)とともに放つ超次元ソードによる剣技(技名は特に設定されていない)を必殺技とし、斜めから横一線に敵を斬り裂く。ソードの刃の上部を分離させた二刀流で敵を斬るバージョンもある。

・スターキャリア/スターファイブ
 全長:33.5m(キャリア)、全高:39.8m(ファイブ)
 重量:292t
 出力:160万hp/t
 子供たちとはぐれた星川夫妻が地球へ帰還するために開発した宇宙航行用変形ロボ(マックスマグマの仕様から、元々製造予定のあった機体を作製したと思われる)。ファイブロボとは地球時間で製造年月日が20年離れた弟である。「変形! スターラウンド!」の掛け声でスターファイブに変形する。完成後グンサーによって強奪され、仕事の都合で偶然地球に持ち込まれた。
ブーメランとしても使える盾のスターシールドと2丁の「スターガン」を武器とし、片方のスターガンから放つスターハングビームで敵を捕縛してからもう片方のスターガンで止めを刺す「ハングビームエンド」と、スターガンを合体させて二連装にし、直接敵を撃つ「ファイブビームエンド」が必殺技である。

・スーパーファイブロボ
 全高:52m
 重量:560t
 最高走行速度:850km/h
 最高飛行速度:200km/h
 出力:320万hp/t
 ファイブロボとスターファイブが「合体! スーパーブラザージョイント!」の掛け声で合体した超巨大ロボ。シリーズ初の4体合体ロボである。合体シーンは、スターキャリアが直接パーツに分離するパターンとスターファイブがパーツに分離するパターンがある。まず、スターファイブの足がブラックの「レッグアーマー、OK!」のコールとともにファイブロボの足に合体。続いてブルーの「アームカバー、OK」のコールとともにスターファイブの補助翼と着地脚部分がファイブロボの両腕を覆い、最後にレッドの「ヘッドギア、OK!」のコールでスターキャリアの機首、スターファイブの胴体、ヘッドギアが装着される。拳を飛ばすジェットナックルが得意。第37話では拳の代わりにファイブテクターを装備したブルーを発射する「人間大砲」を使用した。頭部からは、スーパーファイブロボビームや妨害電波ビームを放つ。また第24話ではヌンチャク、第42話では超次元ソードを使用した。両足の高速ジェットで加速し、全身のエネルギーを右拳に込め、体ごと飛び込む「スーパーベクトルパンチ」を必殺技とする。黒ゴルリンとの戦いでは右パンチを決めた後、続けて左パンチを決めるダブルスーパーベクトルパンチが使用された。最終決戦では名称不明の炎のようなエネルギーを纏った体当たりを行った(かなりの危険な技であることがレッドによって言及されている。ファイブテクターアタックにも酷似)。

・マックスマグマ
 全高:77.6m
 重量:2980t
 マグマベースにスーパーファイブロボが「合体! マックスクロス!」の掛け声で合体(格納)した人型巨大要塞。必殺技は全身に装備されたビーム砲を一斉に発射する「ダイヤモンドマックス」。両肩からの一斉砲撃「マックスストーム」も強力。元々基地である構造上歩行が出来ないが、ホバー状態での移動を行ったことがある。
最終回にて破壊されており、前作の高速戦隊ターボレンジャーのスーパーターボビルダーのように絶対無敵とは行かなかった。


 (参考)

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