Graduate School of Science and Technology, Niigata University/新潟大学大学院自然科学研究科・植物分子遺伝学研究室

私の研究室ではここにあげた10のスタイル(仕事に取り組む姿勢)を卒業までに身につけてもらいます。民間企業就職、大学院進学、どちらでも必要かつ有用な事柄です。

1.挨拶をしよう

おはようございます、さようなら、ありがとうございます、どうもすみませんでした。

2.無断欠勤はやめよう/返答やお礼は大切にしよう

デートと同じ。連絡なしの遅刻・欠勤は、人間関係を悪化させる。こまめに連絡を入れること。メールや電話も、お世話になった人、目上の人、上司などには、たとえ返事をいらないと言われてもきちんとお礼や返答をおろそかにしないこと。

3.新聞や本を読む習慣をつけよう

社会人として生活するための情報収集、話の種の仕込み。まとまった量の日本語を読む習慣をつける。

4.最低限の英語力を身につけよう

非識字(文盲)の人が、仕事を得にくいのと一緒。目指す職種に関わらず、教養として、英検2級、TOEIC470点はとれるくらいにしておこう。

5.コンピューターを安全に利用できるようになろう

車と一緒。仕事になくてはならない道具だけど、トラブルをおこすと、取り返しのつかない事故や賠償問題になる。コンピューターのセットアップやメンテナンス、アプリケーションの使用時などで分からないことがあったら、時間を惜しまずに本やネットで勉強しよう。データのバックアップは頻繁にとること。個人情報・企業の機密情報の外部流出防止を常に意識すること。職場のメールでトラブルを引き起こさないように意識すること。職場のネットワークにウイルスを持ち込まないこと。職場利用のコンピューターでデータ交換ソフトを入れたり、不必要なアプリをダウンロードしないこと。数字の桁を間違えないこと。ブログやツイッターで違法行為(カンニングや交通違反など)、個人を特定できる情報など不用意に書かないこと。

6.手帳を持ち歩こう

目上の人/顧客から意見を聞くときは必ずメモを手に持ち、話を聞こう。携帯電話は原則マナーモードで話しの最中は取り出さない。相手の話に聞き入る姿勢が大事。

7.ノートは毎日書こう

仕事ができるようになるまで、なんでもノートに書き込み、写真やデータはノリやテープで貼り付けること。日時、作業に費やした時間、使用した薬品の詳細、上司のコメント、印象、絵、写真など。その日の行動、学んだことは、すべてその日のうちにノートにまとめておくこと。ノートはある程度空きスペースを大きめにとっておくこと。後から見返して書き込めるように。

8.帰宅前には、職場の後片付けと翌日の作業計画を確認してから帰ろう

サンプルの片付け忘れ、機械のスイッチの消し忘れなどは細かいトラブルの原因となり、仕事の効率を下げます。翌日の作業計画をシュミレートし、前日に仕込んでおいたほうがよい作業があれば仕込んでおくと、作業効率が上がります。

9.仕事の優先順位を常に意識しよう/プロジェクト全体を理解しよう

作業目的を理解し、仕事の重要性に順位をつけること。またプロジェクト全体の作業進行表を把握し、どの作業が全体の作業のボトルネックになっているのか考えよう。

10.よい暮らし・教育、安全な暮らしは、自分の行動で得るものだと意識しよう

親・上司・社会、他人の責任だと言っても、何もよくなりません。

+1.体を大事にしよう

健康でないと、最低限の筋力がないと、仕事はできません。体調を整える運動習慣、ピペットマンが握れる握力、本が持てる腕力、毎日職場に通える体力は持つように心がけよう。












































































  

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