最終更新: tsakai1969 2012年09月29日(土) 17:58:57履歴
私の研究室ではここにあげた10のスタイル(仕事に取り組む姿勢)を卒業までに身につけてもらいます。民間企業就職、大学院進学、どちらでも必要かつ有用な事柄です。
デートと同じ。連絡なしの遅刻・欠勤は、人間関係を悪化させる。こまめに連絡を入れること。メールや電話も、お世話になった人、目上の人、上司などには、たとえ返事をいらないと言われてもきちんとお礼や返答をおろそかにしないこと。
車と一緒。仕事になくてはならない道具だけど、トラブルをおこすと、取り返しのつかない事故や賠償問題になる。コンピューターのセットアップやメンテナンス、アプリケーションの使用時などで分からないことがあったら、時間を惜しまずに本やネットで勉強しよう。データのバックアップは頻繁にとること。個人情報・企業の機密情報の外部流出防止を常に意識すること。職場のメールでトラブルを引き起こさないように意識すること。職場のネットワークにウイルスを持ち込まないこと。職場利用のコンピューターでデータ交換ソフトを入れたり、不必要なアプリをダウンロードしないこと。数字の桁を間違えないこと。ブログやツイッターで違法行為(カンニングや交通違反など)、個人を特定できる情報など不用意に書かないこと。
仕事ができるようになるまで、なんでもノートに書き込み、写真やデータはノリやテープで貼り付けること。日時、作業に費やした時間、使用した薬品の詳細、上司のコメント、印象、絵、写真など。その日の行動、学んだことは、すべてその日のうちにノートにまとめておくこと。ノートはある程度空きスペースを大きめにとっておくこと。後から見返して書き込めるように。
サンプルの片付け忘れ、機械のスイッチの消し忘れなどは細かいトラブルの原因となり、仕事の効率を下げます。翌日の作業計画をシュミレートし、前日に仕込んでおいたほうがよい作業があれば仕込んでおくと、作業効率が上がります。
作業目的を理解し、仕事の重要性に順位をつけること。またプロジェクト全体の作業進行表を把握し、どの作業が全体の作業のボトルネックになっているのか考えよう。