子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

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現代ジャズ解体新書 ~村上春樹とウィントン・マルサリス (廣済堂新書)

 


目次

まえがき 3

第1章 『彼らはスウィングするためにやってきた』の「彼ら」とは誰なのか 11

 「燃える」「燃えない」そして「分別不可」 12
 分岐点としてのウィントン・マルサリス 14
 ウィントンの「新しさ」その三大要素 17
 「非ジャズ的要素」からの出発 20
 他人事のジャズ 22
 時代とジャズ受容の乖離 25
 『彼らはスウィングするためにやってきた』の「彼ら」とは誰なのか 27
 純粋音楽としてのジャズの時代 32

第2章 村上春樹の現代ジャズ論『誰がジャズを殺したか』を考える 39

 ジャズ評論家が無口になった理由 40
 ジャズ業界が村上春樹に背負わせたもの 42
 可能性としての「ジャズ・イズ・デッド」 44
 村上春樹の現代ジャズ論『誰がジャズを殺したか』を考える 48
 「ウィントン・マルサリス」という問題 54
 「つまらなさ」の正体 67
 『ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?』 73

第3章 ぼくたちは「ジャズの歴史」から何を学び、何を学ばなかったのだろう 79

 ビジネスとしての「ジャズはむずかしい」 80
 マンガのような「ジャズの歴史」 82
 ジャズはニューオーリンズで生まれ・・・・なかった 85
 「ジャズの歴史」が終わったあとに 92
 ジャズ誕生の地を探せ 101
 残された手段は解体か建て替えか 107
 21世紀の「ジャズの歴史」とは 110

第4章 ジャズ再構築としての「ビバップ/新伝承派/ヒップホップ・ジャズ」 115

 ジャズ回春作戦 116
 マイルスが見た未来とマイルスに見る未来 121
 マイルスとウィントンの異なる仮想敵 126
 仮説「ウィントンはヒップポップから生まれた」 130
 「新伝承派」というネーミングの矛盾 133

第5章 スタンダード・タイム(標準時)なき時代のジャズの現在と未来 141

 忘れられた現代ジャズの出発点 142
 消えたスタンダード・タイム(標準時) 144
 「これはジャズではない」の正当性 146
 「新しいジャズ」が「新しくない」理由 152
 「ジャズ時間」の異常性 154
 ウェイン・ショーターにみるジャズの本質と本音 158
 今は昔「みんなのジャズ」 161
 マッドリブの「不快なる異物感」 164
 分化・分裂するジャズ・ミュージシャン像 170

第6章 ジャズの未来はどっちだ!?対談:中山康樹×柳樂光隆 177

 Part1●ジャズ評論家って、ナニ? 178
 Part2●過去から現在へ、現在から過去へ 186
 Part3●ジャズの未来はどっちだ!? 193
 Part4●ジャズ喫茶を知っている・知らない子供たち 204

あとがき 214

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