子育ての失敗を広く浅く、ゆるやかに追跡。

 ここでは音楽教育に用いた教則本、楽譜、書籍、CD・DVDなどを紹介します。

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『耳で考える ――脳は名曲を欲する』(角川oneテーマ21 A 105)

 


目次

まえがき 2

第一章 なぜ大人は音楽で感動するのか 15

脳の邪魔をしないのが名曲? 16
映像より音楽が先に脳に飛び込む 18
目と耳の情報を統合する機能 20
虫は融通が利かない 23
遺伝子に任せておけないことをやるのが脳の役目 26
言葉で表現できない感覚「クオリア」 29
感覚が落ちている32
内なるもう一つの目? 35
触覚や嗅覚も二重構造 38
音楽で人が感動しやすいわけ 40
メロディーは時空の記憶装置 42
聴覚と論理性―音楽は論理的 44
論理の基本は疑問形 47

第二章 感性の土壌 49

木の文化を見直そう 50
かつてのような技術もなくなった 52
個性はからだにあり 53
匂いはあるのが当たり前 55
味覚の記憶 57
日本人は構築力がない! 58
アルファベットと漢字の違い 61
為すべきことの意味 63
ハーモニーVSヘテロフォニー 67
どこにも顔がない音楽 69
空気が変われば感性も変わる 72
日本にいると湿気てくる 74
自分で動け! 76

第三章 いい音楽とは何か 79

作曲の胆も閃きにあらず 80
偶然をつかまえる力 82
創作の二面性 85
そこに運動性だけがある 87
モーツァルト効果の眉睡 90
赤ちゃんは胎内で何を漢字とっているのか 92
時間軸上の構造物としての普遍性 95
音楽の刷り込み 98
人の情動を煽る音楽 101
文章のリズム、譜面のリズム 103
生物の基本は螺旋活動 106

第四章 意識は暴走する 109

現代音楽の歴史は脳化への道だった 110
現代は意識中心主義 113
言葉が伝えたもの 116
志向性と感覚 118
緊張感のメリット 121
ゴールを意識するとモチベーションは下がる 124
集中力の最後の糸 126
情報化と情報処理の違い 128
呪いの言葉が社会に満ちている 130
真っ赤なウソが日本にも 134
日本人の特質 136
確かなウソに人は夢中になる? 139
現実を豊かにするために言葉がある 140

第五章 共感性と創造 145

効果音も肉声で 146
他者と「合わせる」力 147
真似から対話が始まる 150
絶対音感 152
一緒に歌うことの意味 154
生きるためにリズムを揃える 156
どっちもあり 158
他者との同調システム、ミラーニューロン 160
肥大した脳みその使い方 162
時代の共鳴 164
偶然の重なり 166
オリジナリティは共感性の中にある 169
必然の答え探し 171
主人公が勝手に動き出す 174
何が起こるかわからないことにことこそ面白い 176

第六章 人間はみな芸術家 179

自分の一生は坂野上気品である! 180
スタイルを変えつづけること 183
出でよ、ボケたふり老人! 185
自然な融合社会 188
おかしくしているのは健康な人のわがまま 191
悪いのは自分じゃない? 193
共同体に求めるもの 194
平成・参勤交代のすすめ 196
野生の感覚 199

あとがき 202

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